白い彗星の艦長室のひとり言

ガンプラをはじめとして、各種トイ、話題のアニメについて盛り上がりましょう。

リボルテックヤマグチ 新劇場版エヴァンゲリオン 零号機編

2007-08-29 03:06:08 | ガンダム・模型情報
先日の初号機編に続いて、同時発売の零号機です。


初号機と同じようにというか、初号機より大胆にカラーリングが変更された零号機です。
反面、細かい部分がちくちく変更されている初号機に対して、カラーリングのみの変更に見えます。
但し、このフィギュア自体は初号機と同じく大幅にTV版からアップデートされています。



映画を見る前なのでなんとも言えませんが、この黄色い零号機が活躍するのは起動実験での暴走とヤシマ作戦でのシールド防御だと思います。
以後はTVシリーズと同じく、装甲変更されて青いカラーリングになるんでしょうね。

起動実験での零号機は、初号機とはまた違った暴走っぷりで、初号機が残忍というか暴力的なのに対して、零号機はヒステリックな感じとでもいうのか、頭抱えて壁(の向こうにいたゲンドウ)をボコスコ殴りまくっているのが印象的でした。




「なんてこった、PK外しちゃったぜ!!」
とか言っている訳ではなく(前もやったなこのネタ…)、暴走時の苦しげなポーズです。新規の手首のおかげでTV版よりポーズが決まります。



零号機にはパレットライフルやマゴロク・E・ソード、カウンターソード、そして新設定のガトリングガンが付属しますが、いずれも零号機の為というより初号機の武器庫といった感じです。初号機で紹介したのでここでは省いて武装セットのESVシールドです。

正式名称は“エヴァンゲリオン専用単独防御兵装(Enchanted Shirld Virtue)”略してESVシールドです。
TVシリーズでは急遽決まったヤシマ作戦の為にNERVが徴収したシャトルの底を使って急造した盾でしたが、新劇場版の方はエヴァンゲリオン専用となっていることから元々構想にあった物であろうと推測できます。
映画でどのように描かれるかが楽しみです。

初号機編でも書きましたが、谷明氏による原型で幾重にも重なり合った装甲を見事に再現してあります。
また、全塗装仕上げになっているのも質感を大きく向上させていて、特にイエローオレンジはとても発色が良く仕上げもキレイでした。(1ヶ所だけ塗装飛びがありましたが)

ESVシールドのデキが素晴らしいので余計に同じように全塗装仕上げされた零号機が欲しくなってしまいます……



ESVシールドの裏面です。
裏面もかなり複雑な形状になっていて、メインのグリップの他にサブブリップが3ヶ所、地面に固定する為のアンカーも装備されています。



TV版との比較です。
零号機本体はともかくというか、ESVシールドが大きすぎて新劇場版は隠れてしまってます
いかにも急造品というTV版のシールドもセンスあるなぁと思っていましたが、やはり立体栄えするのは新劇場版の方ですね。



正式なポーズは不明ですが、盾を構えるとこういう感じになるんでしょうか。
グリップが複数付いているので、色々なポーズ付けに貢献してくれそうです。
これが初期型?零号機の一番の見せ場でしょうからね。




最後に初号機と組み合わせてのヤシマ作戦の再現です。
この状態で飾るにはけっこうなスペースを取るので場所の確保が大変です。
あくまでイメージなので、スクリーンでどのように描かれるか今から楽しみです。いい意味で裏切ってくれるのを期待しています。


ということで、映画公開に先駆けてのレビューでしたので、実はあまり派手なポーズは意識的に控えています。
付属品には空中に浮かせてディスプレイできるパーツも付属しているので、映画を見た後に改めて色々ポーズ付けしてみたいですね。




P.S
ここのところ、エヴァの話題を聞く時は大概パチンコの話だったりするのがちょっと複雑だったりします(笑)


リボルテックヤマグチ 新劇場版エヴァンゲリオン 初号機

2007-08-28 02:18:57 | ガンダム・模型情報
先日お伝えした通り、海洋堂のリボルテックシリーズで発売された新劇場版のエヴァです。
お盆明けには届いていたのですがけっこうなボリュームで撮影に時間が掛かってしまいました。

新劇場用にカラーリングが変更された初号機及び零号機と、新劇場版第一弾となる序編でのクライマックスを飾ると思われる“ヤシマ作戦”で使用されるポジトロンライフルとEVSシールドがセットになった武装セットでの発売です。
完成品トイとしては、バンダイからもハイコンプロシリーズで初の非ガンダムアイテムとして初号機が発売中、零号機も9月下旬頃に発売になるのでお好みでチョイスすると良いと思います。

自分はハイコンプロを買っていないので詳しいことは言えませんが、店頭で見る限りは非常に小さい割りに(ガンプラでいう1/200サイズ)各関節可動で、付属品が充実していてリボルテックで別売のポジトロンライフルや各種アイテムを収納できる兵装ビル!!まで付いています。
にも関わらず、自分がリボルテックをチョイスした理由は、シリーズを通して買い続けているということの他に……続きは後ほど(笑)



初号機です。新造形された部分が多くTV版からアップデートされていますが、一番嬉しいのはエヴァらしいグワっと開いた手首パーツとお馴染みのスタンドが採用されたことです。
エヴァはメカというよりキャラクターフィギュアに近いフォルムをしていて、靴底の接地面積が非常に小さいので、初期アイテムでスタンドの付属していなかったTV版は立たせるのに非常に苦労しました。

手首は何故これがTV版には付いていないのか謎ですが、非常にエヴァらしい力強い造形です。その他の手首はTV版と同じですが、謎の指差しパーツは無くなりました。



暴走状態の再現は頭部パーツを丸ごと差し替えることで再現できます。通常版ヘッドもですが、後頭部のエリマキ状のパーツ裏は新設定である赤で塗られています。



パレットライフルは造形的にはTVシリーズと同じですが、塗装が変わって少し質感が良くなりました。



TV版との揃い踏み。一見してカラーリング以外は大差ないように見えますね…
カラーリングと言えば、初めて新劇場版のカラーを見たときは何で緑の部分が増えたんだろうと疑問でしたが、主題歌を歌う宇多田ヒカルさんのCMで流れていた夜間戦闘シーンを見て納得。夜の闇に緑色の発光部分がとてもキレイで印象に残りました。

エヴァの生みの親であるデザイナーの山下いくと氏のイラストを見ると、腹部以外は昔から緑の部分が多めだったので、TV版のカラーリングは作画軽減のために意図的に塗り分けを減らしていたんでしょうね。

ちなみにツノの緑ラインが2本に増えているのが2号(弐号機じゃないよ)みたいでちょっと笑えます。



新劇場版で新たにデザインされたガトリング砲は零号機に同梱されています。
どのようなシチュエーションで使用されるか不明ですが、どうやら初号機が使用するようです。まぁガトリング砲は漢の武器ですからね(笑)
ムクでとても重いので構えさせるのは大変です。写真も写っていないところでアンビリカルケーブルの端っこを手で押さえてます……



リニューアルされたプログナイフとその収納状態はパーツ差し替えで再現できます。新劇場版エヴァのウリの一つですね。



プログナイフは大型化されてフォルムも凶悪な感じになりました。
新劇場版ではプログナイフが外装の一部を兼ねているようで、ナイフを装備すると肩の装甲に穴が開きます。このギミックもパーツを取り外すことで再現できます。



プログナイフの刃は高周波振動していて、目標に接触するとグラインダーのような火花が散るというのはTV版にもあった設定ですが、今回その火花を再現するエフェクトパーツが付きました。



写真の左奥からTV版、中央はゲーム版F型装備用、そして新劇場版のプログナイフそれぞれ。
F型用はともかく、TV版と比べて新劇場版がかなり凶悪なフォルムになったのが良く分かります。




劇中には未登場のマゴロク・E・ソードとカウンターソードも新造形で付属しています。山下いくと氏のイラストで描かれたオリジナル武器なのですが、立体栄えする為か過去にもバンダイのプラキットにも付属していたお馴染みの武器です。
新劇場版には登場するんですかね??



上のはTV版に付属していた物で、今回の新劇場版に付属している物とは大きさや形状が異なります。
個人的にはTV版に付属している日本刀のような曲刀が好きなのですが、今回の直刀の方がメカっぽくてエヴァには合っているかな。



新劇場版の目玉、リニューアルされたポジトロンライフルで正式名称は“戦略自衛隊技術研究本部 大出力型第二次試作自走460mm陽電子砲”というそうです。
TV版のポジトロンライフルは無くしてしまったので比較できませんが、一つのキャラクターとして成立するほどのデザインになっています。

この新劇場版ポジトロンライフルの原型を担当されたのは、『ファイブスター物語』に登場するモータヘッドの造形で有名な天才原型師 谷明(たに あきら)氏です。
冒頭で振ったリボルテック版を購入したもう一つの理由がこれです。谷明さんの造形物は、通常では大変高価なガレージキットを購入して組み上げる腕が無いと堪能できないのですが、完成品として入手できるのは非常にありがたいです。
まぁワールドタンクミュージアムでもっと安価に谷造形を楽しめるのですが、このポジトロンライフルの複雑なデザインを谷氏がどう料理するのかが非常に興味をそそられた訳です。

案の定、後で紹介するEVSシールドと合わせてエヴァ本体よりも存在感のある逸品でした。エヴァ本体が成型色を生かした部分塗装仕上げなのに対して、この武装セットは全塗装仕上げになっているのもポイント高いです。
同じリボルテックシリーズの一つで以前紹介したセイバーとセイバーオルタも全塗装仕上げでとても質感が高かったので、シリーズを通して全塗装にしてくれるとありがたいのですが、低価格を一つの売りにしているリボルテックなので通常アイテムでの実現は難しいですかね

とは言えエヴァ本体も山口勝久氏が原型を担当していて、バンダイ製エヴァには無い独特の筋骨隆々のマッシブなフォルムが楽しめます。
特徴的な蛍光グリーン部も発色、色味共に良いアクセントになっています。

バンダイの場合は、設定画を遵守したCAD設計なので味わいと言うか作家性が低いのに対して、海洋堂のリボルテックシリーズはマスモデルには違いないのですが、作家性を楽しめるところが特徴で、自分の購入理由にもなっています。

例えて言えば、バンダイのラインナップの中でもカトキハジメ氏がプロデュースするGFF(ガンダム・フィックス・フィギュレーション)やジオノグラフィティではアイテムに合わせて最も相応しい原型師が原型を担当していて、中国で大量生産されたマスモデルでありながら、ガレージキットのような作家性を少し楽しめるアイテムになっているのと同じ感じです。



新劇場版ではポジトロンライフルを使用するときに換装されるG型という新装備が設定されました。

プログナイフを収納した基本装備のB型、マグマ内での活動時に使用された耐熱・耐圧スーツであるD型、そしてゲームに登場したF型に続いて今回のG型装備とこれからも色々な特殊装備が増えると嬉しいです。

G型装備は端的に言えば狙撃用のスコープのようで、右肩のパーツを付け替えることで再現できます。取り外しはタイトで軸を破損してしまう可能性もあるので少し暖めてから行うと良いと思います。
写真は収納状態なので、更にパーツを付け替えることでスコープの展開状態を再現します。



映像は未見なので詳しくは分かりませんが、TV版同様このように寝そべって狙撃するのは間違いないと思います。
第5使徒ラミエルの射程外からそのコアをATフィールドごと突き破るために、日本中から電力をかき集めて放つ超長距離からの一点射撃ですね。



長くなってしまったので、零号機とESVシールドは後日にして、最後はTV版、F型装備、新劇場版の揃い踏みです。
こうして見ると、F型はフォルム、色味ともに大きくイメージが異なりますね。単独で紹介してなかったですが、刺々しいフォルムとリボルテックエヴァ一のボリュームはかなり高ポイントですよ

BANDAI 人造人間エヴァンゲリオン初号機 その1

2007-08-25 02:30:55 | ガンダム・模型情報
バンダイから発売された新劇場版仕様のエヴァンゲリオン初号機のキットです。
TOP写真のパッケージ前に写っているエヴァ本体は商品とは関係ありません

このキット、グレード名はありませんし、エヴァ自体に明確な身長設定がありませんのでノンスケールです。
ですので商品名が分かりにくいのですが、『汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機』ってことになるんでしょうか……

TVシリーズがオンエアされていたころは、複数の仕様で商品展開していたのでLMとかLMHGとかPGとかののグレード名が付いていたのですが、この新キットは以前のLMHGに非常に近い商品内容になっているようです。

LMHGの特徴として、システムインジェクション成型されて切り離すだけで可動する腕が付いていましたが、この新劇場版にも更に改良されて採用されています。


小さいエヴァ初号機が抱えているのがランナー状態のエヴァ腕パーツです。
黒い成型色なので分かりにくいですが、ランナーの状態で既にヒジの関節機構が仕込まれていて、更にその上からゴム(っぽい素材)で覆われているというバンダイ脅威の成型技術をいかんなく発揮したパーツです。

エヴァンゲリオンを商品化する際には必ず関節の再現方法が問題となりますが、人造人間という設定上、ガンダムのような独立した関節ブロックがあると違和感がでてしまうのですが、設定に忠実に造形してしまうとヒジが曲がらなくなるというジレンマを解決してしまうスグレ物なのです。

とは言え、7~8年前に発売されたLMHGで既に標準装備されていた物なので大きなインパクトは無いかもしれませんが、逆に言うとエヴァの腕を再現する為にはベストな仕様ということですね。欲を言えばヒジ以外の例えばヒザ関節にも採用して欲しかったところです。



この7~8年の間に進化したポイントとしてPET素材(ペットボトルの原料)を使用したエフェクトパーツがありますが、この新劇場版にもATフィールドを再現したパーツが付属していて、更に中央に穴が開いているのでATフィールドを中和、侵食している状態を再現することができます。

こういったオマケ要素のエフェクトパーツは、プラバン等で自作できないこともないですが、多くのユーザーが無塗装でプラモを楽しむ現在においては非常に有効なプレイバリューだと思います。(ターンAガンダムにも月光蝶付けて欲しかった…)
ちなみにATフィールドの奥に薄っすらと見えている初号機は海洋堂のリボルテックシリーズで発売された新劇場版のエヴァ初号機です。
サイズ的にはこちらの方がピッタリな感じで、いちユーザーならではのバンダイと海洋堂の夢のコラボです(笑)


キットの中身を見る限りは、従来のLMHGの設計を踏襲していながらも、その殆どが新規設計パーツになっているようです。
自分は最初LMHGに新規パーツを加えて新劇場版を再現しているキットだと思っていたのですが、模型誌で確認する限り完成後の全長も一回り大きなキットのようです。
もし、旧キットの一部変更でしょ?って敬遠している方は一度店頭で確認してみると良いと思います。
MG(マスターグレード)まではいきませんが、合わせ目等は極力でないパーツ設計になっているので、無塗装派の方にも満足いくキットだと思います。

成型色がちょっと個人的にはイメージと違っているので、自分は塗装仕上げにしたいと思っていますが、最終的な仕上げはやはり映画を見てから決めます。
予告映像などで大まかなイメージはできているのですが、こればっかりは大スクリーンでのエヴァの活躍を目にしてから作りたいですからね~




キットの完成及びここで紹介できるのは少し先になると思いますが、新劇場版のエヴァにはプラキット以外にも各社から完成品トイが発売される(されている)ので、お手軽にそちらをチョイスするのも手ですね。
写真は今回もチラっと登場していますが、海洋堂のリボルテックシリーズで、新劇場版の初号機、零号機とヤシマ作戦を再現する為の武器セット(ポジトロンライフルとシールド)です。
こちらは近日中にUPする予定です。

他にもバンダイからはHCM-Pro(ハイコンプリートモデルプロ)や魂SPECでリリースされますし、ソフビ魂というグレードでソフビ製の使徒が発売されるのも非常に楽しみです。使徒はバンダイのプラキットでも以前発売されましたが、やはりあの独特の生物感を出すのは怪獣などの特撮商品でも定評のあるソフビが合っていると思います。

各種商品も充実してきて、劇場公開も後1週間余りに迫ってきた新劇場版ヱヴァンゲリヲンです。
導入部である1作目はともかく、2作目、3作目そして完結編とどうなっていくのかまったく分かりませんが、もう一度あのヱヴァ世界に巻き込まれるのが楽しみです。


P.S
ヱヴァンゲリヲンというのは映画の題名だけの表記で、その中に登場するのは従来通りエヴァンゲリオン表記なんですかね?
キットの表記を見てふとそんなことを思ったりしました……

MG №100 ∀ガンダム写真館 その2

2007-08-23 23:08:12 | ガンダム・模型情報
前回UPしそこねたMGターンAの残りの写真です。

前回の記事を見ても随分とターンAを絶賛している自分ですが、初見の際は大多数の方と同じく「なんじゃこりゃ??」でした(笑)

今ほどアニメとか見ていない時期だったのですが、永野護さんの『ファイブスター物語』を読む為にNEW TYPE誌だけは毎月読んでいて、その紙面に『富野新ガンダム登場!!』の見出しと共に掲載されていたのがシド・ミードさんのコンセプトイラストでした。

チークガードというか、まんまヒゲといえる独特のアンテナ?形状もさることながら、正面から見たときのまん丸な頭や足首のデザインが特に受け入れられなかったのを思い出します。

自分はアニメメカを見るときにまず手首と足首に目が行くのですが、特に足首についてはここでは語りつくない程こだわりがあり(何か変態っぽいな…)永野さんやカトキさんのファンになったのも足首のデザインからだったりします。
その足首フェチの自分にとって、ターンAだけではなくミードMS全てにおいてその足首のデザインが???だったのです。

そんな印象もあってか、TVのオンエアが始まっても大した興味が沸かずスルーしていたのですが、映画版がレンタル店に並んだ頃になって遅ればせながらようやく見ました。

その中で描かれていたターンAは、とても生き生きと動いていて主人公のロラン・セアックのイメージとも重なって、エルガイム以来久しぶりにアニメメカを美しいと思いました。
ストーリーも序盤はガンダムと思って見なければまぁいけるかな程度だったのですが、ディアナ様が黒歴史の秘密を語るあたりから、なるほどそういうことかと一気にファンになってしまいました。

そんなこんなで、今では映画版『地球光』と『月光蝶』のDVDを年に1回位は引っ張り出して見てしまう程のターンA好きです。
特に『月光蝶』のラストで月の繭をBGMに繰り広げられるエピローグというか後日談の描写が好きです。

富野監督の作品と言えば、終盤に多くの主要キャラクターが死んでしまうことが多いですが、ファーストガンダムのラストと同じような清清しい感じをターンAのラストから感じます。
反面、一番嫌いなラストシーンはTV版Zガンダムです……


ターンAガンダムの印象も、富野監督がインタビュー等で語るようなメカとしてのリアル感というのは正直感じないですが、ファーストガンダムから数百年~数千年を経過した世界での未知のテクノロジーで作られているメカとして素晴らしいデザインだと思います。
従来のガンダムを始めとするリアル系と言われるロボットアニメに登場するメカがミリタリーテイストをその根本に持っているのに対して、ミードさんによるターンAのデザインは、モーターショー等で展示される自動車メーカーのコンセプトカー(ショーカー)に通じるカッコ良さといった感じですかね。

そんなミードさんのデザインですが、高尚過ぎて自分にはまったく細かい形状を把握できないのですが、今回のMG化に際してバンダイの開発チームとカトキハジメさんによって素晴らしい立体資料にまとめられていると思います。
例えるなら、難解な純文学をマンガやラノベレベルに翻訳してくれている感じですかね?え?例えが分かりづらい??



前置きが長くなってしまいましたが、前回のラストに掲載したミードイラストポーズを別角度で写したものです。
カッコ良く見えるポーズや角度が著しく限定されるデザインの多い中、どの角度から見ても破綻していないのは流石だと思います。



高出力モードのビームライフルです。キットはスライド金型を多用したパーツでライフルの伸縮ギミックを再現しています。
オートモードでのこの一撃で月と地球との戦乱の火蓋が切られたんですね…



別角度から。
ライフル自体が大きいのと、保持力がない手首で中々うまく構えさせることができませんでした。劇中のポーズを再現するには研究が必要ですね。



通常モードのビームライフルです。先端の赤い三角はトキントキンに削ってみました。ライフルは中央に合わせ目のくる昔ながらの分割で、赤いパーツの後ハメ加工も思いつかなかったのでそのままにしてあります。
シールド裏はアニメや設定画を参考に塗り分けてみました。



シールドは少し小さく感じますが形状は素晴らしいです。
設定には無いですが、付属の転写デカールの中からホワイトドールマーク?を貼ってみました。このマークはロランのパイロットスーツにも描かれているマークですが、ホワイトドールというよりはウルトラマン○ロウにしか見えな……

そういえば、このキットにはコーションデカール(注意書き)が一切付属していないんですよね。ターンAの設定を考えれば納得なのですが、ちょっと驚きました。



キットにはガンダムハンマー?も付属しています。
このハンマーはTVシリーズで1回しか登場していないと思いますが、黒歴史の設定を裏付ける印象的な武器です。
ランナーのタグを見る限り、ターンA専用パーツという訳ではなさそうなので、噂のアイツのver.2.0にも付属する予感。



ハンマーは鎖共々フレームと同色のガンメタで塗りましたが、鎖部分を塗るのはとても苦労しました



ターンAで一番最初にカッコ良いと思ったのがビームサーベルの描写でした。
基本的には『逆襲のシャア』から始まった切りつける時にビームが伸びるタイプなのですが、ビーム刃の部分が従来の物より細くなっていて、いかにも切れ味が良さそうです。
キットでも細いサーベルが再現されていますが、もう少し長い方が好みかな。
ペーパーでパーティングラインを処理した後、ガイアの蛍光ピンクでコーティングしてあります。



別角度から。イメージはウィルゲム発進時の対ウォドム戦です。



シールド+ビームサーベルです。
ターンAはシンプルで変形合体等のギミックを持たないので、サーベルを装備した接近戦が良く似合います。



以上、2回に渡ってお送りしたMGターンAでした。
キットはとても良くできていて、パーツ数も多くは無いので手軽に楽しめると思います。
頭部とビームサーベルに目立つ合わせ目があるので接着して処理しておきたいところですが、構造上マスキング処理が必要になるのでマスキングの嫌いな自分は今回スルーしてしまいました。
それだけが唯一心残りではありますが……


番組放送中のプラモデルを始めとするキャラクター商品の売れ行きは目を覆いたくなるほど散々だったらしいですが、10年経ってそのデザインも見直されていることですし、MGターンAの売れ行き次第ではターンA以外のミードMS、特にターンXのMG化にも是非期待したいですね

次回は多分このターンAの横に並べることのできるアイツを…
でも新映画版としてリニューアルされるアイツも捨てがたい……

MG №100 ∀ガンダム写真館 その1

2007-08-22 06:07:28 | ガンダム・模型情報
マスターグレード(以下MG)もついに記念すべき100体目であるターンエーガンダムが先日発売されました。

バンダイの方でも100体目予想キャンペーンとかやっていて、ネットでも色々な予想が飛び交っていましたが、大方の予想に反して節目となる100体目に選ばれたのがコイツでした。

個人的はRX-78のVer.2.0なんかがくるといいなと思っていましたが、ターンエーの世界観やチャレンジングなデザインなんかを考えると、100体目としてこれ以上は無いチョイスだったと思います。
既に発売されて暫く経つので、無塗装派の方は完成させている方が多いと思いますが、自分も手に入れた直後に仮組みを始めて、あまりの楽しさに1日で組み上げてしまいました。



前回のゲルググの最後にちょろっと載せていたのでご覧になった方もいらっしゃると思いますが、無塗装でパチパチっと組んだだけですが、とっても良くできていて(キットがね)一通りギミックの確認や各種ポーズを付けたりして楽しみました。
ガシガシ動かしても塗装剥げとか気にしなくてもいいのがパチ組みの良いところですね。



ひとしきりパチ組みを楽しんでから、一旦バラバラに分解し(不毛だ…)、ゲート跡の処理やヒケの処理などいつも通りの下処理を施し、塗装したのがコイツです。
お盆休みを挟んでいたのですが、いつもより短期間で完成したのはデザインがシンプルなのと、前回のゲルググのような魅せる為の内部フレームが存在しないからですかね。まぁ、いつも以上にアドレナリンが出まくっていたのもあると思います(笑)

塗り分けパターンはほぼ設定を踏襲しているので、上の無塗装パチ組みとさほど変わらないですが

一応いつも通り黒立ち上げからのグラデ塗装しています。
基本となるホワイトは、ベースグレーの上からクレオスのクールホワイトで立ち上げてますが、ターンエーは全身にディテールが走っているのでグラデーションは控えめにしました。
今回使用したクレオスのクールホワイトは、低価格ながら発色がとても良く、隠蔽力も申し分ないスグレ物でした。色味もクールホワイトの名前が示す通り黄味や緑味のない純白に見えます(厳密には違うんでしょうが)。

更にターンエーの設定であるナノスキンによる自動修復装甲を再現するのに、ベタではありますがパールホワイトによるコーティングもしました。
写真では分かりづらいですが、遠目で見ると純白で近くに寄るとパールの粒子が確認できる2WAY仕様です(笑)

今回久しぶりにガンダムタイプのMSを組んだのですが、ガンダムタイプのトリコロール塗装はいつも悩みます。
ガンダムの印象を決定付ける胸のブルーは、最近流行のコバルト系ブルーに白を加えて明度を上げた物ではなく、インディブルー系をチョイスしました。
具体的にはガンダムカラーのブルー11に目分量でドボドボっとブルー12を加えて作った物です。比率的には7:3か6:4位ですかね?いい加減でスイマセン…

胴回りや足先の赤は、いつもは単品売りもしていて入手しやすいガンダムカラーのレッド1を使うところですが、今回はGP02用に含まれているレッド11を使いました。蛍光色に近い非常に発色の良い赤で、いいアクセントになりました。

黄色は以前RX-78を塗った際に調合した残りなので詳細は覚えていないのですが、イエローに黄燈色、白を適当に混ぜた物です(テキトーだなぁ)
各色は発色を良くする為に一旦ホワイトで立ち上げてから塗ってます。



ターンエーは背面の立ち姿もスマートでかっこいいですね~
設定身長は20メートルでRX-78ガンダムより大きいのですが、腰周りは1/144サイズ位しかなくて、そこから伸びる脚がまた尋常でない長さで、まるでCLAMP先生が描く人物のような人間離れした体型を誇っています。さすが外国生まれのガンダムだけありますね……

スラスターベーンや各関節のメカ色は、ガイアカラーのEXシルバーに同じくガイアのEXブラック、クリアーブラックで調色したオリジナルのガンメタです。
既存のガンメタと比べると顔料系のブラックを混合している為か、ちょうど鉛筆の芯のような鈍い鉛色になりました。
いつもよりギラギラ度は低めですが、スケール感やパールホワイトの装甲とのマッチングは高くなったかと思います。

足元の牛は、キットの成型色に黒のポスカで適当に模様を書いただけの手抜きです……
ライトでてかっちゃっているので、つや消しコートくらいしておけば良かったですね



バストアップです。
おヒゲは先端にいくにしたがって薄く鋭く削ってみましたが、ここまで寄ると分かりゃしません
実際には効果抜群なので必須工作ですね。
目の周りは従来のガンダムタイプから進化していて、クリアイエローの目の裏からホイルシールを貼り、目の周りのクマドリも別パーツになっていてとても質感が高いです。
但し、個人的な印象としては目の色はオレンジで回りは黒ではなく白の印象があるので塗り替えてあります。ちょっと奥目なので見え辛いですが……

額の∀マークはキットに付属している転写デカールを使いました。凹モールドに貼るので少々難易度が高いですが、しっかと位置決めしてやればモールド内に収まります。失敗しても予備があるのが心強いです(笑)



更にどアップ。
う~ん…目の周りは分からないですね
肩の装甲にちょっとパール効果が見えますかね
それにしても、ちょんマゲに立派なヒゲと外国人が思うニッポン風味ってヤツでしょうかね。



胸部ハッチフルオープンです。
ヒンジも目立たないし良くできてます。上から二番目のベーンは特にヒンジが極小でヘタりやすいので取り扱い注意です。
ターンエーの立体物には必ずこの胸部ミサイルが再現されていますが、劇中で使うシーンってありましたっけ
(空っぽのコンテナに預かった核ミサイルを詰めてはいましたけどね)



背部のハッチは月光蝶用のナノマシン散布口であることが今回判明しました。
非常に残念なことにこのキットには月光蝶エフェクトパーツは付属していないので、腕の立つ猛者は自作しちゃって下さい。

全身に刻まれているモールド(特に腕)はスジ彫りと段落ちモールドが複雑に絡んでいるので事前にケガキ針でケガいておくとスミがキレイに入ります。
といっても膨大な量になるので、小さいケガキ針でコリコリやっていると非常に空しくなるので要注意です



胸の十字は差し替えることで白十字にもできます。個人的にはこちらの方が好みかな~



ターンエーは少し離れて見ると、胸が青一色でのっぺりしているのでこの白十字の方が見栄えがいいように思えます。
多分作画が大変なのでオミットされたと思うのですが、実はこの白十字が描かれたミードさんのイラストってあまり記憶に無いんですよね
一番最初に発表されたときのイラストでしたっけ



胸のコンテナはとても精度が良くて気持ちよくスライドします。
牛も乗せてみましたが、本来はミサイルパーツを外して乗せるのが正しい牛の乗せ方ですね
牛のエピソード(TVでは「ローラの牛」の回)は映画ではカットされていたのが非常に残念です




ここからようやくポーズ集になります。
これは個人的にターンエーガンダムの中で一番好きなシーンで、ロランがいがみ合う地球とムーンレイスの間で葛藤し、自身がムーンレイスだと打ち明けるところです。
「僕はムーーーンレイスなんですよぉぉぉーーーー!!」
「僕は二年前、月から来ました…でも月の人と戦います。けれども地球の人とも戦います。人の命を大事にしない人とは僕は誰とでも戦います!」
う~ん…名セリフだ



この意味不明なポーズは、OPで主要登場人物がしているポーズですね。腕を上げるときに肩の装を巻き込んで逃がすのが良く分かるかなっと。



これはパッケージ横にもあるお馴染みのポーズですね。
再現するにはスタンドが必須なので、バンダイから発売されているアクションベース(白)を使ってます。
取り付けは一般的な股間ではなく背中になるので(専用パーツ付き)ちょっと勝手が違いますが、スタンドがあればポージングの幅がグッと広がります。
流れるような脚のラインが抜群です(こうやって書くと何かイヤラシイですが)



これもまぁお馴染みで、説明書にも載っているミードさんのイラストポーズですね。ビームライフル初登場です。
この何気ないポーズの中にも、従来のモデルでは再現できなかった新要素が詰まっています。


ということで、気合が入りすぎなのか武器を撮る前にもの凄いボリュームになってしまったので各種武装は近日中にUPします。

「次回のターンエーガンダムは、コレン、ガンダムと叫ぶ。その声は風に乗った……」

魂SPEC 人造人間エヴァンゲリオン初号機 シンクロ率400%バージョン 限定版

2007-08-20 22:00:36 | ガンダム・模型情報
先日の記事で話題にしたアレが届きました。

『魂SPEC 人造人間エヴァンゲリオン初号機 シンクロ率400%バージョン』という発売中の魂SPECエヴァ初号機をベースにTVシリーズ第拾九話「男の戦い」に登場したシンクロ率400%をたたき出した暴走状態の再現と、第二拾話「心のかたち人のかたち」に登場したゼーレによる封印状態の再現が可能になるパーツを同梱した限定バージョンです。

YAHOO!JAPANによるエヴァンゲリオン特集ページの中で期間限定で購入可能だったアイテムで、TOP写真にあるようにYAHOO!JAPAN×BANDAIのコラボ商品となります。
既にオークションでは購入価格の倍位の価格で取引がされているようですが、自分は転売目的で購入したわけではないのでサックリと開封しちゃいます(笑)



このモデルは、素体となるフィギュアに外装を被せていく仮面ライダーなどの変身物トイに多い形態となってます。
中の人はライダーにも多い頭がとても小さいアンバランスな体型ですが、このエヴァの場合、ライダーのようにマスクを被せるのではなく頭部は付け替えなので、もう少し大きく頭部を造形してもいいのでは?と思います。
暴走状態での発売なので、通常タイプの左腕は付属していません。胸部にはむき出しになったコアがクリア素材で再現されています。



頭部は第二拾話「心のかたち人のかたち」に登場する包帯でグルグル巻きにされた状態です。何かとっても怖いデス……



「動け動け動け動け動け動け動け!今動かなくちゃ何にもならないんだよ!」

暴走前の沈黙状態を再現する為の頭部も付属しています。
左腕は第19使徒ゼルエルの目からビームで千切れた状態ですね。
脚の関節はとても良く曲がるので、膝立てもスムーズに決まります。

話は脱線しますが、携帯のバッテリーが切れてしまったときに「完全に沈黙!」と言ってみましょう(笑)周囲のエヴァ好き度が計れます。



アップにすると、目の奥が真っ黒なところとか胸のコアがむき出しになっているのが確認できます。



上半身の装甲は樹脂製ですが、太ももの一部、膝下がダイキャスト製いわゆる超合金製になっているので、重心が安定していてエヴァ物のフィギュアの中では抜群の安定感があります。
エヴァは長身で靴が小さいので殆どの物は立たせるのに苦労するんですよね……



電源切れで沈黙状態のコクピットでシンジの「ここでやらなきゃみんな死んじゃうんだよ!もう…そんなのイヤなんだよ!!」という問いかけに答え、エヴァの中に眠るシンジの母ユイの魂が目覚める…

沈黙状態から復活しゼルエルの腕を引きちぎり、自らの腕に当てた瞬間……再生した腕は爪まであり人間のソレと見間違うほどの生々しいモノでした。
初見の時は、エヴァがメカではなくて生体兵器のようなモノだと徐々に気づきだした頃でしたが、この腕とくに爪には大変驚かされました。
このカットでは見えませんが、爪は白のポスカでちょいちょいと塗ってみました。



チャンチャララララ…チャンチャララララ♪チャンチャラララ…
チャーラーラーラーラーラーラーラーラーーー♪チャーラーラーラーラーーー♪
というお馴染みのBGM(笑)をバックに煽りで描かれるエヴァ初号機は丸目とむき出しのこれまた人間臭い歯で咆哮を上げるという衝撃的なものでした。

暴走状態の頭部に変更しましたが、なんともキモイ……とてもロボットアニメの主役メカには見えませんね
まぁそこがエヴァの最大の魅力ですが。



「信じられません!初号機のシンクロ率が400%を超えています!!」
「やはり目覚めたのね……彼女が……」

リツコさんの言う彼女とはシンジの母親で初号機の機動実験の際にエヴァに取りこまれてしまったユイのことですが、その言葉とは裏腹に初号機の動きは本能的で動物的な生理的に非常に不快な動きでした。
ウホウホ言いながら四つんばいで歩く姿は主役メカにあるまじき醜態でしたが、エヴァの本性が人間のコントロールできるモノではないという事が痛烈に描かれている名シーンだと思います。

モデルでは頭部の可動域の問題で四つんばいポーズは取れませんが、それなりに頑張って気色悪さを再現してみました。



もう何とも言えない怖さが炸裂です……



普段やっている、いかにロボットをカッコよく立たせるかという技法の全く逆で、いかにカッコ悪くと立たせるかというテーマで立たせてみました。
腰の辺りのヒケ具合が何とも(笑)




覚醒した初号機は、右腕を一振りするだけで使徒をATフィールドごと切断し、更に信じられない行動として戦闘不能となった使徒をバリバリ貪り喰い始めます。

「使徒を喰ってる……!?」
「S2機関を自ら取り込んでいるというの!?」

エヴァにはなかった内蔵動力源であるS2機関を使徒を捕食しることで取り込んだ初号機のボディは膨張していき、耐え切れなくなった装甲版が次々と破損していきます。

「拘束具が……」
「拘束具?」
「そう。あれは装甲板ではなくエヴァ本来の力を私たちが押さえ込む為の拘束具なのよ。」



「私たちには、もうエヴァを止めることはできないわ……」
「初号機の覚醒と解放…こいつはゼーレが黙っちゃいませんな。それともこれもシナリオの内ですか?碇司令」

と加持さんが言う割にはあっさりと初号機は活動を停止して次回にはゼーレによる封印を受けてしまうのですが(笑)この辺は貞本さんよる漫画版の描写のほうが良かったですね。新劇場版では暴走したエヴァを取り押さえるところとか見て見たいです。




ということで、魂SPECの通常版は持っていないので比較はできないんですが、こういうトイで特に重要な装甲の取り付け、取り外しのし易さはとても優秀で、動かしているうちにパーツがポロポロ取れてしまうこともないですし、逆に一度取り付けると外せないということもありません。

大きさは海洋堂のリボルテックシリーズより一回り大きい1/100ガンプラサイズです。
リボルテックのF型装備のエヴァ初号機と並べてみました。



1/100のザクと比べるとこんな感じです。
エヴァは身長設定が明確にはされていなく、ウルトラマンと同じという曖昧な設定しかされていません。これは、シーンごとに最適な大きさで描写する為にあえて曖昧にしているからだそうですが、スパロボに参戦するときに大まかな設定として40メートルから200メートルの間とされたそうです。


色々弄ってみての感想は、股関節が少しユルい気がしますが保持力は概ね良好で、可動範囲も広いのでポージングが楽しいです。
一部のガレージキットやカピセルフィギュアを除けば、この暴走状態を再現できるトイは他にはないので希少性も高いと思います。
まぁ、オークションで高値で購入する程ではないと思いますが、今度でる新劇場版を購入してみるのもいいかと思います。

今日明日には海洋堂のリボルテックシリーズで新劇場版エヴァがリリースされますし、今月末にはバンダイの新キット発売と劇場公開に合わせてエヴァ関連トイも盛り上がってきていますので、これからも色々紹介できたらいいなと思ってます。

ガンダム00 キャスト発表~

2007-08-20 01:00:20 | ガンダム・模型情報
久しぶりの更新になってしまいましたが、みなさま夏休み、お盆休みは満喫されましたでしょうか?

自分は岐阜県にある素敵なコテージでちょっと優雅な時間を満喫してまいりました


ところで、今週末は幕張メッセでキャラホビ2007が開催されていたようで、地方在住の自分はそういったビッグイベントには参加したことがないのですが、今はネットですぐに情報が入ってくるので便利ですね~

キャラホビでの一番?の話題と言えば、今秋放送開始のガンダム00のキャストが発表されました。
既に公式HPでもキャストが紹介されているので、興味のある方はそちらへどうぞ。

ここではメインのカンダムマイスター4名について紹介します。


刹那・F・エイセイ(宮野真守)

主人公の刹那は宮野さんでしたね。現在一ニを争う人気声優さんなのでやっぱりねといった感じです。個人的にも主人公は宮野さんか福山潤さんかなと思っていたのですが、福山さんだとサイライズのもう一つの人気ロボットアニメであるコードギアスと被ってしまいますね…
宮野さんは、個人的に見ていたアニメではデスノの夜神月が一番印象的ですかね。
現在放送中の『エルカザド』でもエル・エーという妖しげな役を演じていて、清水愛さんと一緒にパーソナリティを務めているネットラジオ『週間エルカザド通信』ではその弾けっぷりに毎週笑わせてもらってます。
女性人気もかなりある声優さんだと思うので、今回のガンダム主役でますますブレイク必至ですな。


ロックオン・ストラトス(三木 眞一郎)
チーム最年長の兄貴分らしいロックオンは、声優会でも兄貴格の三木さんでした。主人公サイドのこのポジションといえば、子安武人さんや置鮎さんが浮かびますがお二人とも既にいくつものガンダム作品に出演されているので、三木さんは順当ですね。
個人的にはスパロボOGで毎日のようにお声を聞いているし、頭文字Dの巧海など好きなキャラを多く演じられている大好きな声優さんの一人です。


アレルヤ・ハプティズム(吉野 裕行)
この辺からすでにキャラの名前が覚えられませんが変形タイプのガンダムに乗る人ですね。
吉野さんはあまり詳しくないですが、最近見ていたアニメでは『BLOOD+』に宮城カイ役で出られてましたね。カイは無鉄砲で熱い役でしたが、アレルヤはどうなんでしょうかね。


ティエリア・アーデ(神谷 浩史)

一番意外だったのがこのティエリアですかね?(神谷さんスイマセン
眼鏡を掛けた美少年のティエリアですが、神谷さんが演じるということはクールで主人公をちょっと皮肉っちゃうようなタイプなんですかね。
神谷さんは個人的には見ていないのですが、SDガンダムでキャプテンガンダム役を演じていたり、ガンダムSEEDの外伝であるスターゲイザーではファントム・ペインのヴェルデ・バスターのパイロット役をやっていたりと意外とガンダムに縁があるんですね。
自分もっぱらネットラジオの『おしゃ木』で小野坂昌也さんに唯一対抗できる毒舌キャラとしてのパーソナリティな部分が大好きです(笑)
そいうえば、神谷さんがバイクで大事故に遭われた時に、バスターのパイロットを代役したのが宮野真守さんでしたね。
他には『Fate/stay night』でワカメこと間桐シンジ役が印象的でした。あのネチナチぶりが今回の00でも発揮されるのでしょうか。


他のキャラクターを見ると石塚運昇(マクロスプラスのガルド)さんや大塚 周夫さん(0083のシナプス艦長)といった超ベテランの方のお名前も挙がっていてオンエアが楽しみです。
ナレーションをされていた古谷徹さんの名前がないのですが、古谷さんはナレーションだけを担当されたのですかね…?
てっきりSEED DESTINYでの池田秀一さんのように大物キャラ役で出演されると思っていたのに

他にはパイロットフィルムを見たときから出るのは分かっていたのですが、今までは声優さんが兼ね役として演じることが多かったハロに単独で声優さんが充てられているので、今度のハロは割りと重要な役で喋りまくる………のかも??


2007.8.19追記

このキャスト発表会の模様がGyaOにてフルで見られます(約60分)
冒頭でガンダムマイスター4名のキャストが登場したときのキャーーていう歓声を聞く限り、このガンダム00も女性人気がかなりでそうですね。

そして、キャスト発表会の最後にはナレーション担当として古谷徹さんも登場し、ガンダムに掛ける思いを熱く語っておられます。
今回のナレーションという立場での参加を決められた背景も語っておられるのですが、水島監督の代表作『鋼の錬金術士』のファンだったこと(笑)
アムロ以外のキャラクターでガンダムに関わることはしないと決めていたが、ナレーションであるという事と、昨年のDESTINYにライバルの池田さんがデュランダルで出演したこともあり引き受けられたとの事でした。
特に池田さん絡みのエピソードはユーモアを交えてお話されているので必見です。

ひとり言

2007-08-10 21:27:43 | 日記
今日、1本の電話があった。
電車で移動中だったので躊躇していると切れてしまったのだが、ディスプレイには見覚えの無い番号と市外局番が。
何だろうと思いつつ、駅に降りてダイヤルしてみる。

「お電話ありがとうございます、○○です」
駅の喧騒で聞き取れなかったのだが、どうやら個人ではないらしい。

「すみません、携帯にこの番号で着信があったのですが、今どちらに掛かっているのでしょうか?」
と聞いてみる。

「はい、ガイナックスと申します」
「は? ……」
ガイナックスといえば個人的にひとつしか思い浮かばないが、あのガイナックスから自分に電話が掛かってくるとは到底思えない。

「ガイナックスさんですか?」
「はい。ガイナックスご存じないですか?」
いや、ある。あるのだが人でごった返す駅の真ん中で、あのエヴァンゲリオンのガイナックスですか?とは聞きにくい。

「えっと、着信があったのですが、どういったご用件でしょうか?」
「こちらからお電話させて頂いたのですね? そうですね…弊社は通販もやっているのですが、通販に申し込まれたことはございますか?」

通販?ガイナックスで通販??
確かに自分は楽天やアマゾンの通販を良く利用しているがガイナックスに通販を申し込んだ覚えは無い…
やはり自分が想像しているガイナックスとは別のガイナックスなのだろうか?
もしや何やら怪しい会社でボったくられようとしているのか俺は…何て思っていたら、電話を掛けた本人を探すとのこと。そして1~2分後電話に出た方が…

「魂スペックの限定版エヴァ初号機の発送日が決まりました。8月16日頃の発送となります。到着日のご希望はございますか?」

と明るい声で仰った……
そうか、そういえばもう随分前にYAHOOのエヴァ特集ページで魂スペックの限定商品「シンクロ率400%エヴァ初号機」を注文していた。
もうすっかり忘れていたというか、ガイナックスに注文している認識も一切無かった(笑)

聞けば注文時に入力したアドレスにメールが届かなかったので、わざわざ電話で知らせてくれたらしい。
とても親切な会社だと思いつつ、ガイナックスってそんなこともやっていたのかと認識を改めさせられる出来事だった。
いやだって、あのガイナックスから電話が掛かってくるなんて思わないでしょ?普通??



と、こんな出来事があったからと言うわけではないですが、新劇場版のヱヴァンゲリヲン(ガイナックスは関係ないみたいだが)の特集が掲載されているニュータイプ誌を買って帰った。

表紙にはデザイナー山下いくとさん書き下ろしのヱヴァ初号機が。そして緒方恵美さん、林原めぐみさん、三石琴乃さん3人のメインキャストのインタビューが掲載されていました。

新劇場版については、自分が知る限り新録なのかどうか不明でしたが、どうやらインタビューを見る限り、新たにアフレコが行われたらしいです。
新たな展開が明言されているのだから、考えてみれば当たり前と言えば当たり前あなのですが、前作から既に10年ほど経過しているし、ヱヴァの魅力の一つとしてあのギリギリ感というか、スタッフもキャストも限界まで搾り出しましたといったような雰囲気がフィルムに込められていたような気がするので、10年を経てベテランの域に達したキャストが演じるヱヴァってどうなのかなと思ったりしました。

キャストのみなさんも同様の思いがあったようですが、そこはプロとしてそれぞれのアプローチで新たなヱヴァにチャレンジされたようです。

予告編を見る限り、10年前から格段に進化したCGとの融合でビルがニョキニョキ生えてくる第3新東京市や、使徒の独特の質感等、まったく新しい手触りのヱヴァが描かれるようなので、9月1日の公開が待ちきれないですね。


そして映画と言えばもう1本、というかもう7本?
原作と同じ7章からなるストーリーを7本の映画として公開される予定の、奈須きのこ原作『空の境界』の続報も掲載されていました。

原作の持つ独特の雰囲気や猟奇的な表現がどのように劇場アニメーションになるのかとても楽しみです。
というか、そのまま映像化してしまったら確実にR-15指定、いや18禁になってしまうような……

そしてついにキャストも発表になりました。
主人公 両儀式(りょうぎ しき)には坂本真綾さん
もう一人の主人公というべき黒桐幹也には鈴村健一さんと、なんともデスティニーな配役(笑)
自分的にはかなりツボな配役です。そういえば鈴村さんは『新月譚 月姫』で式と幹也のイメージを足して作られたとされる遠野志貴役も演じられてましたね。

その他のキャストは
蒼崎橙子(あおざき とうこ) 本田貴子さん
黒桐鮮花(こくとう あざか) 藤村歩さん
巫条霧絵(ふじょう きりえ) 田中理恵さん
浅上藤乃(あさがみ ふじの) 能登麻美子さん

と3章までの主要キャストのみなさんが発表されています。浅上藤乃の能登さんはイメージにピッタリです。できれば橙子さんは喜久子さんに……いや個人的に大好きなので……

そして忘れちゃいけない荒耶宗蓮(あらや そうれん)は……

中田譲治さんです

いやぁ…もうキターーーって感じで軽く狂喜乱舞ですよ。
TYPE-MOON作品には譲治さんは欠かせないですね。勿論、原作を読んでいるときも脳内で譲治さんの声を当ててましたとも

公式HPでは予告編も見られるので興味のある方はどうぞ。
独特の世界観が良く再現されていると思います。

ただし……どうやらテアトル新宿での単館ロードショーみたいなんですよね…田舎モノが見ることができるのはどうやらDVD発売まで待たなくてはならないようです




MG シャア専用ゲルググVer.2.0製作記 完結編

2007-08-09 18:31:59 | ガンダム・模型情報
ゲルググVer.2.0もついに完結編となります。(って言っても殆ど製作記じゃなかったですが…)



バストアップです。
殆どストレート組みなので特筆することはあまりないのですが、モノアイはHアイズ+丸型バーニアでモノアイシールドはオミットしました。シールド付けると殆どモノアイが見えなくなってしまうのと、ジオン後期のMSのスリットが細いのはシールドなしでも被弾性を高めるためかな?っとちょっと思ったので。

頭部は旧MGの縦に長い形状とは違い、良い感じに潰れてます。旧MGのシャア用と量産型の中間位ですかね。


胸や腰の無数のスリットは全てきれいに抜けていて素晴らしい金型技術ですね。フィンは一枚一枚お約束の薄々攻撃をしてあります。
自分はこういう部分を削るときは彫刻等を使ってカンナ掛けの要領で行います。
但し1ヶ所手を付けると全てやらなくてはいけなくなるのでご注意を。



肩部の三角部分には旧MG同様にバーニアらしきものが付いてます。
設定画にはないディテールなので賛否両論というか否定的な意見の方が多かったと思いますが、今回のVer.2.0のように内部構造と合わせて見せられると個人的にはアリだと思います。
HGUCはツルンとしてたので物足りない印象でしたからね。ここは好き嫌いが分かれる部分でしょうね。

一応中のディテールはメッキシルバーで塗ってあるのですが、完成後は殆ど見えないっス




胴体周りのバランスは旧MGとさほど変わらない気がします。分割可能なスカートはピッタリ合わせることができるので、ゲルググのスカートが分割できるなんてけしからんという人は接着するのも手ですね。

個人的にはベストバランスだと思っているHGUCのゲルググと比べるとまだまだ細すぎる印象です。

指はいつも通りボディ同色です。まぁ…こだわりですね。



脚部は旧MGで不評だった甲の高さと、装甲の薄っぺらさが改善されています。
装甲には複合素材を示すギザギザが凸モールドで再現されているのですが、個人的には凹の方が良かったかな。テクニックのある方は彫りなおしたほうが精密感が出る部分でしょうね。

足首の構造はザクVer.2.0をほぼそのまま継承しているので、甲の装甲も連動して可動しますし、つま先とかかとも分割できます。
但し、ゲルググの場合はあまりそれが生かされるポースが取れないのが残念です。

膝関節はゲルググの特徴であるギザギザの蛇腹が二重構造として再現されていて、更に膝を曲げると連動可動するという優れものです。
曲げ角は最近のMGと思えない程小さい物ですが、これはデザイン状しかたかないでしょうが、足の重さと相まってアクション性が低い原因となってしまってます。



先程の膝関節が良く分かるポジションですね。
スカートの中の5連バーニアも確認できます。このチラリズムがたまんないですよね~なんて日常生活では口にしてはイケマセン…



シャアザクVer.2.0との比較です。単体で見ているとボディのボリュームが足りないかなと思ったゲルググですが、さすがにザクと比べれば素晴らしいボリューム感です。

フォルム以外には随分と赤(ピンク)の色味が違いますね。
今回のゲルググはシャアザク2.0と同時に発売された新色のシャアザクカラーをほぼそのまま使用しています。
シャアザクにはちょっと似合わないかなと思いとっておいたのですが、ゲルググには良い感じでハマっていると思います。
最近流行の明度の高いピンクで、ほとんどフレッシュ(肌色)に近い色味に感じました。

ちなみにシールドのふちはギャンのシールド用、中心部はガンダムMK-IIティターンズカラー用を使いました。



競合機であるギャンとのツーショットです。
ゲルググはディテールてんこ盛り、ギャンはシンプルなので並べて飾るにはちょっとしんどいですね。
気のせいかギャンの方がカッコ良く見えちゃったりします




ゲルググに関しては、派手なポーズを付けて飾るよりそのフォルムやディテールを楽しむものだと思ったりするのですが、まぁそれだけでは寂しいので一応いくつかポーズ付けしてみました。

薙刀はストレートなサーベル状のものと写真の薙刀状のものと二種類入っていて、その形状はともかくクリアイエローという成型色がなんとも地味なのでTV版を意識したブルー系で塗ってみました。



一応クリアイエローも。MGはどんどん進化を遂げていますが、ビームサーベルはあまり進化しないですねぇ…
サーベルはパーティングラインを消した後、クリアイエローでコートしてあります。柄の部分はガイアカラーのスターブライトゴールドです。




ビームライフルは指二本掛け。さすが分かっていらっしゃる
と言っても、HGUCは1本だったし実は初再現

この角度では見えませんが、ライフルにはMIP社のロゴマークがデカールで再現できます。MIP社は水陸両用MSやMAを開発したメーカーで、メガ粒子砲の技術では一日の長があったということで、ジオン初の携帯型ビームライフルとして採用されたということです。

これでゲルググはジオニック、ツィマッド、MIPとジオン軍需産業のTOP3の技術の粋を集めて作られた最高峰のMSに成り得たんですね。




「シャア!引けぇぇぇぇーー!! 今の貴様の任務はガンダムを倒すことでは無いはずだ」
「味方が苦戦しているのを見逃す訳にはいかんのでな」
「私なりの戦い方があるからこそガンダムを引き込んだのだ」
「フッ。任せたよマ・クベ大佐。来るぞ!!」

背景は脳内変換でテキサスコロニーの荒地にして下さい




「もう剣を引けーーー!! 卑怯な手しか使えないお前はすでにパワー負けしている!!」
「シャアを図に乗らせないためには、ガンダムを倒さなねばならんのだよ!!」

「大佐は何で助けてあげないのかしら?」

「ウラガン、あの壺をキシリア様に届けてくれよ。あれは…いい物だぁぁぁーー!!」


ということで、シャア専用ゲルググVer.2.0でした。ゲルググは大好きなMSだけあって辛らつなコメントも書きましたが、そのボリュームと重量感は完成させればとても満足いく物だと思います。
個人的にはベストフォルムのゲルググはHGUCですが、MGの膝関節や脚の二重装甲は組んでいてとても楽しかったです。

そういえば、背中に背負っているシールドは取り付け部が折りたたみ式になっていて背中から腕に持ちかえるギミックもあったのですが、塗装が剥げそうでしたので紹介できませんでした。無塗装はの方は是非楽しんでみて下さい。





次回予告?!

「みんなーーーー!このキット、とってもいいキットだぞーーーー!! 早く組んでみてーーーーー」

MG シャア専用ゲルググVer.2.0製作記 その3

2007-08-08 23:39:07 | ガンダム・模型情報
紆余曲折ありましたがゲルググ完成しました

作ってみた感想としては、従来プラモデルというのは外見だけを再現した極端に言えばハリボテというか見える表側だけあれば良いという書割のような物だったわけですが、このゲルググVer.2.0は完成後には見えなくなってしまう装甲の裏側とか内部フレームに掛ける情熱が素晴しく、完成度は一級品だと思います。

但しその反面、アクション性は低くポリキャップを使用している腰部、股関節等は重くなったパーツを保持しにくくなってしまってます。

旧MGでは機体のボリュームに対して関節部の軸の径が細すぎる為、膝からカックンと後ろに仰け反ってしまってましたが、2.0では膝関節はABS樹脂製のかなりタイトな関節になり、膝カックンすることはまず無いと思いますが、かなり径が太くなったにも関わらず、股関節、腰関節についてはまだまだ不十分のようです。
制作方法や個体差もあると思いますが、1/100スケールでゲルググのような重MSを再現するのはマスバランス的に難しいのかな??



前回より少し装甲を増やしてみました。
こうやってちょっとづつ装甲を付けていくのが楽しい~です
まぁ、個人的には一度装甲を全部取り付けてしまうと二度と外すことはないので、一度限りのお楽しみですが。



ピンボケで尚且つ低い解像度で撮ってしまったので非常に見にくいですが、背中にジオニック社とツィマッド社のロゴが仲良く並んでいます。
設定的には基本構造をジオニック社が、腰や脚のバーニア等ドムを彷彿とさせる部分はツィマッド社の協力を得ているようです。

MSイグルーでのいがみ合いを見ると両者が協力関係にあったとは思えないのですが、ツィマッドとしては次期主力MSコンペティションに提出したギャンのデキが今一つだったので、どっちに転んでも自社の技術力を誇示できるようにしたのかな?とか考えると面白いです。
まぁ戦時下(しかも劣勢)では企業の都合なんか問答無用なんでしょうけどね。



更に装甲を足していくとこうなります。
このくらいは完成後でも簡単に取り外せるんですけどね



脚部のフレアは二重構造になっていて、トラス状のフレーム部はガンメタルで塗り分けてみました。
また、下側の装甲カバーの裏面は雑誌作例でもありましたがシルバーで塗ってあります。個人的にはF1マシンのアンダーパネルのような耐熱シートを張り込んであるイメージです。まぁ、完成後は殆ど見えませんが



ついでに腰アーマーの裏面も。
こちらもトラス状の補強フレームが入った二重構造になっていてとても質感高いです。一度はめ込んでしまうと多分取れなくなってしまうので、塗り分けたい方は要注意です。
お尻のアーマー裏はバーニアがある部分なので程よいキツネ色に。



もの凄い情報量ですね~
ゲルググVer.2.0はこういう部分を楽しむキットかもですね。



全ての装甲を取り付けて完成~
凄いボリューム感です。



背面から。やっぱり一年戦争後期のジオンMSはたまらないっス
これでコテンパンにされてしまう大佐のヘタレ具合もたまらんっス

という訳で、次回は完結編となります。