PS2版Fate stay/night[Realta Nua]がとうとう4月19日に発売されました。19日は時間が無かったので、本日20日に買いに行ったのですが、どこも売り切れで焦りました…正直、ここまで市民権を得ているとは思いませんでした
諦めかけたところに、PSPのトラぶる花札道中記の同梱された特別版が唯一残っている店があって速攻ゲトしました。う~ん…Fate恐るべし…
ということで、PCゲームをプレイしてから数年。小説Fate/Zeroも発売されて個人的にFate熱が再燃していることもあってFate stay/night[Realta Nua]発売記念として以前やったインタビュー形式でFateについて語ってしまおうと思います。
―Fate stay/nightとの出会いは?
いつ頃かは記憶していませんが、模型誌かトイサイトで見たグッドスマイルカンパニーのトレーディングフィギュアを見たのが最初ですね。セイバーの鎧姿のかっこ良さに痺れました。ですのでPCゲームが発売されてから随分たった後だと思います。
―普通には手に入れられないゲームだと思うんですが…
ハハハ
そうですねぇ…今は気になったものがあれば即座にPCで検索できるので、Fateがいわゆる18禁PCゲームだというのはすぐに知ることができたのですが、それ以上に色々なレビューサイトでの評判と公式HPでの絵と設定に惹かれるものがあって通販でこっそり購入しました(笑)
―今までは同様のジャンルのゲームの経験や知識はありました?
いえ、初めてプレイしたPCゲームです。いや初めてはファイナルファンタジー11ですね。テキスト方式で読み進めていくゲームとしては初めてです。いわゆるコンシューマ機のゲームでもその手の類のゲーム、例えば「かまいたちの夜」とかもやったことは無かったです。
―プレイされた感想は?
そうですね…18禁ゲームということで、要はそういうシチュエーションに持っていく為に気に入ったキャラクターのご機嫌を取るゲームなのかと思いきや、いきなり魔術師だのサーヴァントだのが出てきて、最初のアーチャーとランサーの戦闘シーンで速攻打ちのめされました(笑)
文章で読み進めていくゲームではあるのですが、その表現の巧みさと戦闘のエフェクト、そして一番圧倒されたのが効果音ですかね。いわゆる小説に音が加わるとこれほどまでに圧倒的な臨場感が生まれるのかと感動しました。
但し、他の同じようなジャンルのゲームをプレイしたことが無いので、それがFateだけの特徴なのか、全てにおいて内包にている特徴なのかは判断できませんが、プレビューサイト等での評判を見る限りは、Fateは特に抜きん出ている存在のようですね。
後はもう時間の許す限りPCのモニターの前に座ってマウスをカチカチやってましたね(笑)物語が進むにつれて過激さを増していくサーヴァント同士の戦闘シーンや主人公である衛宮士郎(えみやしろう)の内面の葛藤に息が詰まる思いでした。
正義の味方とか世界を救うとか物語にはよく出てくる言葉ですが、その本質と苦悩をあそこまで見せ付けられると自分の中での正義の定義も揺らいでしまいそうでした。
今まで触れたどの小説や映画、ドラマ、アニメと比べてもこれほどまでに胸に迫ってくる作品に出会ったのは初めての体験でした。そんな中で正に最強の敵と戦う寸前にいきなりああいうシーンがあって、あぁそういえば18禁だったんだ…って(笑)既にゲーム始めて十数時間(多分)経った後ですよ?!
もうすっかり忘れてましたよ(笑)
―性的描写のシーンは必要だと思いますか?
う~ん、、、物語のシチュエーション的に、未熟な魔術師である主人公の士郎が、パートナーであるセイバーに魔力を供給することができずに、もうセイバーが消え入りそうな状況で魔力供給の最終手段としてサーヴァントであるセイバーと交わるという流れはまぁそれほど違和感はなかったですが…正直、必要以上の性的描写やグラフックは見ていて恥ずかしかったです(汗)フルボイス仕様でなくて良かったなと(笑)
但し、インディースであった発売元のTYPE-MOONが商業的に成功する媒体としては、とっつきやすいジャンルだったのかも知れないので、一ユーザーである自分がとやかく言うことではないかと。
物語や世界観、キャラクターなどはエロ要素がなくても十二分に通用すると思うので、その期が熟してのアニメ化やFate stay/night[Realta Nua]なのだと思います。
―ではFate stay/night[Realta Nua]は肯定派ですか?
まだプレイしていないので何とも言えませんが、Fateの魅力ってエロ描写よりも、過剰ともいえる“生”と“死”というものの描写や選択肢を間違えるサクっと○んでしまうBAD ENDへの恐怖(笑)だと思うんですが、そこら辺まで薄まっているとちょっと嫌だなぁ…
不謹慎かもしれませんが、きちんと分別が付けられる大人に限定した娯楽というものもあって良いと思うので、あまり薄まって欲しくないというのが本音です。
後は、アニメ版の声優さんによるフルボイス仕様ですが、フルボイスになることで自分の心地よいテキストが流れる速さが規制されてしまうのかなといった不安も少しあります。
セリフだけボイスが入るのか、モノローグとかナレーション的な部分までボイスが入るのかまだ分かりませんからねぇ…
―アニメ版はどうでした?
アニメになると聞いたときは、あの戦闘シーンがアニメーションで見られるのかと楽しみにしていましたし、放送中も欠かさず見ていました。
感想としては、原作のゲームがセブンスターだとすれば、アニメ版はマイルドセブン・スーパーライトかなと(笑)
どっちが良いとか悪いとかではないですが、アニメは全体的にプロモーションビデオ的というか、ダイジェスト要素が強いかなと。まぁ2クール24話のアニメでは他のルートの要素を含みつつもセイバールートである“Fate”編をなぞったに留まりましたが、ゲームは少なく見積もっても3倍のボリュームがありますからね…
単純に比べられるものではないと思います。
アニメ版のオリジナル要素として、セイバールートでは無かった凛と士郎の学校での戦闘シーン、「これじゃ何とかに刃物だ…」「言うにことかいてそれかーーーー!!」のシーンや、アーチャーバーサーカーでゲーム版の“Fate”では描かれなかったアーチャーの活躍が見られたのが良かったです。アーチャーのキャストである諏訪部さんのUnlimited Blade Worksの詠唱がカッコ良過ぎでした。
それと何と言ってもアニメ版最大の魅力はやはり中田譲治さんが言峰綺礼を演じているところですね(笑)
―声優さんの話題がでましたが、イメージ通りでした?
一番最初に聞いたときは少し違和感があったかも知れませんが、今ではすっかり馴染んでしまいました。今では川澄さん以外のセイバーは考えられないし、Fate stay/night[Realta Nua]をプレイした後は特にそうなるでしょうね。
今では小説のFate/Zeroを読んでいるときも川澄さんや中田さんの声に脳内変換されています(笑)
つい最近『空の境界』のドラマCDを手に入れて聞いたのですが、荒耶宗蓮の声も中田譲治さんだったので、これまたピッタリだと(笑)
PCゲームをやっていた時は、勝手に役ごとに声優さんのイメージを当ててプレイしていたのですが、その時から言峰綺礼のイメージは中田譲治さんだったので、考えることは一緒だと(笑)セイバーは誰だったかな…多分、横山 智佐さんだっと思います。剣を振りかざして「ハァァァーーーーー!」って叫んでいるイメージで
と言って思い出しましたが、ジャンルは少し違いますが『サクラ大戦』はプレイしてました(笑)
―TYPE-MOON作品の独自の世界観には戸惑いませんでしたか?
一見さんお断りな雰囲気はありましたが、エクスカリバーやギルガメッシュという単語はファイナルファンタジーで馴染みがありましたし、他にも女神転生シリーズやオウガバトルシリーズ等、自分が今までプレイしてきたゲーム等の剣と魔法の世界や子供の頃読んだ英雄譚がベースにあるので比較的すんなり入れたというか、もっともっと詳しく知りたいと思えました。
ここでもネットを駆使してTYPE-MOONさんの用語辞典等を入手して勉強しましたね。それによって同じ世界観である『空の境界』もすんなりと読むことができました。今は普通の書店でも奈須きのこさんの著書が平積みになっているので、TYPE-MOONの世界観が一般化しているのかも知れませんね。模型誌等読んでいても常にFate関連の新製品がリリースされてますし。
―他のTYPE-MOON作品、例えば『月姫』はプレイされましたか?
いいえ、月姫は未プレイです。吸血鬼物は『BLOOD』や『ヴァンパイア戦争』など好きなジャンルなので、月姫も画集とかで登場人物や大筋の世界観は知りましたが、今ではプレイしたくても簡単にソフトが手に入りませんからねぇ…
アニメ化された『真月譚 月姫』は見ましたが、それだけで月姫の魅力を堪能できるとは思っていないので、TYPE-MOONさんには是非リニューアル版の月姫をリリースして欲しいです。これはマジでお願い(笑)
『空の境界(からのきょうかい)』は映画化決定の折に増刷された講談社ノベルのものを読みました。つい最近まで『そらのきょうかい』と呼んでましたが(笑)
―原作者の奈須きのこさんについてはどのような印象ですか?
自分の中の天才クリエーター十傑には確実に入っていますねぇ…自分にとっての天才とは、ただ単に絵や文章がうまいだけではなく、世界観を構築できるというか持っている方です。本当はその世界観自体を作り出しているんだけど、まるで他次元にそういう世界があって、まるでそれを見てきたかのように書ける人です。
例えば永野護さんはジョーカー太陽星団の生みの親ですが、生み出しているというよりはジョーカー星団を見てきて描いているみたいでしょ?
同じような感覚を奈須きのこさんにも感じます。これはやはりお二人とも固有結界のスキルを有しているのでしょう(笑)
―武内崇さんについてはいかがですか?
比較的少ない線で魅力的な絵を描く人だなぁ…と。華やかなヒロイン達の絵より、言峰綺礼とか荒耶宗蓮といったちょっとクセのある男性の絵が好みです。
汗臭過ぎない筋肉の描写も好きですね。
―好きなキャラクターはいますか?
言峰綺礼とか荒耶宗蓮はもちろんですが、大勢の方と同じようにアーチャー(ギルじゃない方)も好きです。
ヒロインでは、セイバーのような清廉で凛々しいタイプが好みですが、実世界では凛のような気位が高くて奔放で実はどこか抜けているといった女性に振り回されている感があるので、実際には凛がタイプなのかも知れません(笑)たがいに頑張ろうゼ…士郎。
―最後にFate/stay nightの今後に期待する事は?
FateとしてはFate stay/night[Realta Nua]でひとまず区切りだと思うので、展開と言っても…Fate stay/night[Realta Nua]が初めてFate/stay nightをプレイしたときの衝撃を超えてくれればと。
後は現在展開中のFate/Zeroの続きを早く読みたいのと、ネットラジオFate/stay tuneが長く続いて欲しいな(笑)
その後は是非『月姫』のリニューアル版をお願いしたいですね。もちろん完全新作も楽しみにしています。
諦めかけたところに、PSPのトラぶる花札道中記の同梱された特別版が唯一残っている店があって速攻ゲトしました。う~ん…Fate恐るべし…
ということで、PCゲームをプレイしてから数年。小説Fate/Zeroも発売されて個人的にFate熱が再燃していることもあってFate stay/night[Realta Nua]発売記念として以前やったインタビュー形式でFateについて語ってしまおうと思います。
―Fate stay/nightとの出会いは?
いつ頃かは記憶していませんが、模型誌かトイサイトで見たグッドスマイルカンパニーのトレーディングフィギュアを見たのが最初ですね。セイバーの鎧姿のかっこ良さに痺れました。ですのでPCゲームが発売されてから随分たった後だと思います。
―普通には手に入れられないゲームだと思うんですが…
ハハハ
そうですねぇ…今は気になったものがあれば即座にPCで検索できるので、Fateがいわゆる18禁PCゲームだというのはすぐに知ることができたのですが、それ以上に色々なレビューサイトでの評判と公式HPでの絵と設定に惹かれるものがあって通販でこっそり購入しました(笑)
―今までは同様のジャンルのゲームの経験や知識はありました?
いえ、初めてプレイしたPCゲームです。いや初めてはファイナルファンタジー11ですね。テキスト方式で読み進めていくゲームとしては初めてです。いわゆるコンシューマ機のゲームでもその手の類のゲーム、例えば「かまいたちの夜」とかもやったことは無かったです。
―プレイされた感想は?
そうですね…18禁ゲームということで、要はそういうシチュエーションに持っていく為に気に入ったキャラクターのご機嫌を取るゲームなのかと思いきや、いきなり魔術師だのサーヴァントだのが出てきて、最初のアーチャーとランサーの戦闘シーンで速攻打ちのめされました(笑)
文章で読み進めていくゲームではあるのですが、その表現の巧みさと戦闘のエフェクト、そして一番圧倒されたのが効果音ですかね。いわゆる小説に音が加わるとこれほどまでに圧倒的な臨場感が生まれるのかと感動しました。
但し、他の同じようなジャンルのゲームをプレイしたことが無いので、それがFateだけの特徴なのか、全てにおいて内包にている特徴なのかは判断できませんが、プレビューサイト等での評判を見る限りは、Fateは特に抜きん出ている存在のようですね。
後はもう時間の許す限りPCのモニターの前に座ってマウスをカチカチやってましたね(笑)物語が進むにつれて過激さを増していくサーヴァント同士の戦闘シーンや主人公である衛宮士郎(えみやしろう)の内面の葛藤に息が詰まる思いでした。
正義の味方とか世界を救うとか物語にはよく出てくる言葉ですが、その本質と苦悩をあそこまで見せ付けられると自分の中での正義の定義も揺らいでしまいそうでした。
今まで触れたどの小説や映画、ドラマ、アニメと比べてもこれほどまでに胸に迫ってくる作品に出会ったのは初めての体験でした。そんな中で正に最強の敵と戦う寸前にいきなりああいうシーンがあって、あぁそういえば18禁だったんだ…って(笑)既にゲーム始めて十数時間(多分)経った後ですよ?!
もうすっかり忘れてましたよ(笑)
―性的描写のシーンは必要だと思いますか?
う~ん、、、物語のシチュエーション的に、未熟な魔術師である主人公の士郎が、パートナーであるセイバーに魔力を供給することができずに、もうセイバーが消え入りそうな状況で魔力供給の最終手段としてサーヴァントであるセイバーと交わるという流れはまぁそれほど違和感はなかったですが…正直、必要以上の性的描写やグラフックは見ていて恥ずかしかったです(汗)フルボイス仕様でなくて良かったなと(笑)
但し、インディースであった発売元のTYPE-MOONが商業的に成功する媒体としては、とっつきやすいジャンルだったのかも知れないので、一ユーザーである自分がとやかく言うことではないかと。
物語や世界観、キャラクターなどはエロ要素がなくても十二分に通用すると思うので、その期が熟してのアニメ化やFate stay/night[Realta Nua]なのだと思います。
―ではFate stay/night[Realta Nua]は肯定派ですか?
まだプレイしていないので何とも言えませんが、Fateの魅力ってエロ描写よりも、過剰ともいえる“生”と“死”というものの描写や選択肢を間違えるサクっと○んでしまうBAD ENDへの恐怖(笑)だと思うんですが、そこら辺まで薄まっているとちょっと嫌だなぁ…
不謹慎かもしれませんが、きちんと分別が付けられる大人に限定した娯楽というものもあって良いと思うので、あまり薄まって欲しくないというのが本音です。
後は、アニメ版の声優さんによるフルボイス仕様ですが、フルボイスになることで自分の心地よいテキストが流れる速さが規制されてしまうのかなといった不安も少しあります。
セリフだけボイスが入るのか、モノローグとかナレーション的な部分までボイスが入るのかまだ分かりませんからねぇ…
―アニメ版はどうでした?
アニメになると聞いたときは、あの戦闘シーンがアニメーションで見られるのかと楽しみにしていましたし、放送中も欠かさず見ていました。
感想としては、原作のゲームがセブンスターだとすれば、アニメ版はマイルドセブン・スーパーライトかなと(笑)
どっちが良いとか悪いとかではないですが、アニメは全体的にプロモーションビデオ的というか、ダイジェスト要素が強いかなと。まぁ2クール24話のアニメでは他のルートの要素を含みつつもセイバールートである“Fate”編をなぞったに留まりましたが、ゲームは少なく見積もっても3倍のボリュームがありますからね…
単純に比べられるものではないと思います。
アニメ版のオリジナル要素として、セイバールートでは無かった凛と士郎の学校での戦闘シーン、「これじゃ何とかに刃物だ…」「言うにことかいてそれかーーーー!!」のシーンや、アーチャーバーサーカーでゲーム版の“Fate”では描かれなかったアーチャーの活躍が見られたのが良かったです。アーチャーのキャストである諏訪部さんのUnlimited Blade Worksの詠唱がカッコ良過ぎでした。
それと何と言ってもアニメ版最大の魅力はやはり中田譲治さんが言峰綺礼を演じているところですね(笑)
―声優さんの話題がでましたが、イメージ通りでした?
一番最初に聞いたときは少し違和感があったかも知れませんが、今ではすっかり馴染んでしまいました。今では川澄さん以外のセイバーは考えられないし、Fate stay/night[Realta Nua]をプレイした後は特にそうなるでしょうね。
今では小説のFate/Zeroを読んでいるときも川澄さんや中田さんの声に脳内変換されています(笑)
つい最近『空の境界』のドラマCDを手に入れて聞いたのですが、荒耶宗蓮の声も中田譲治さんだったので、これまたピッタリだと(笑)
PCゲームをやっていた時は、勝手に役ごとに声優さんのイメージを当ててプレイしていたのですが、その時から言峰綺礼のイメージは中田譲治さんだったので、考えることは一緒だと(笑)セイバーは誰だったかな…多分、横山 智佐さんだっと思います。剣を振りかざして「ハァァァーーーーー!」って叫んでいるイメージで
と言って思い出しましたが、ジャンルは少し違いますが『サクラ大戦』はプレイしてました(笑)
―TYPE-MOON作品の独自の世界観には戸惑いませんでしたか?
一見さんお断りな雰囲気はありましたが、エクスカリバーやギルガメッシュという単語はファイナルファンタジーで馴染みがありましたし、他にも女神転生シリーズやオウガバトルシリーズ等、自分が今までプレイしてきたゲーム等の剣と魔法の世界や子供の頃読んだ英雄譚がベースにあるので比較的すんなり入れたというか、もっともっと詳しく知りたいと思えました。
ここでもネットを駆使してTYPE-MOONさんの用語辞典等を入手して勉強しましたね。それによって同じ世界観である『空の境界』もすんなりと読むことができました。今は普通の書店でも奈須きのこさんの著書が平積みになっているので、TYPE-MOONの世界観が一般化しているのかも知れませんね。模型誌等読んでいても常にFate関連の新製品がリリースされてますし。
―他のTYPE-MOON作品、例えば『月姫』はプレイされましたか?
いいえ、月姫は未プレイです。吸血鬼物は『BLOOD』や『ヴァンパイア戦争』など好きなジャンルなので、月姫も画集とかで登場人物や大筋の世界観は知りましたが、今ではプレイしたくても簡単にソフトが手に入りませんからねぇ…
アニメ化された『真月譚 月姫』は見ましたが、それだけで月姫の魅力を堪能できるとは思っていないので、TYPE-MOONさんには是非リニューアル版の月姫をリリースして欲しいです。これはマジでお願い(笑)
『空の境界(からのきょうかい)』は映画化決定の折に増刷された講談社ノベルのものを読みました。つい最近まで『そらのきょうかい』と呼んでましたが(笑)
―原作者の奈須きのこさんについてはどのような印象ですか?
自分の中の天才クリエーター十傑には確実に入っていますねぇ…自分にとっての天才とは、ただ単に絵や文章がうまいだけではなく、世界観を構築できるというか持っている方です。本当はその世界観自体を作り出しているんだけど、まるで他次元にそういう世界があって、まるでそれを見てきたかのように書ける人です。
例えば永野護さんはジョーカー太陽星団の生みの親ですが、生み出しているというよりはジョーカー星団を見てきて描いているみたいでしょ?
同じような感覚を奈須きのこさんにも感じます。これはやはりお二人とも固有結界のスキルを有しているのでしょう(笑)
―武内崇さんについてはいかがですか?
比較的少ない線で魅力的な絵を描く人だなぁ…と。華やかなヒロイン達の絵より、言峰綺礼とか荒耶宗蓮といったちょっとクセのある男性の絵が好みです。
汗臭過ぎない筋肉の描写も好きですね。
―好きなキャラクターはいますか?
言峰綺礼とか荒耶宗蓮はもちろんですが、大勢の方と同じようにアーチャー(ギルじゃない方)も好きです。
ヒロインでは、セイバーのような清廉で凛々しいタイプが好みですが、実世界では凛のような気位が高くて奔放で実はどこか抜けているといった女性に振り回されている感があるので、実際には凛がタイプなのかも知れません(笑)たがいに頑張ろうゼ…士郎。
―最後にFate/stay nightの今後に期待する事は?
FateとしてはFate stay/night[Realta Nua]でひとまず区切りだと思うので、展開と言っても…Fate stay/night[Realta Nua]が初めてFate/stay nightをプレイしたときの衝撃を超えてくれればと。
後は現在展開中のFate/Zeroの続きを早く読みたいのと、ネットラジオFate/stay tuneが長く続いて欲しいな(笑)
その後は是非『月姫』のリニューアル版をお願いしたいですね。もちろん完全新作も楽しみにしています。