ウエステックがスローガンとして掲げている事があります。
リーフレットも作っていますし、機会ある毎にお見せするように
しています。展示会の会場の受付の後ろにも、大きな看板を
掲げています。

これは看板にするために、もしくは1枚のリーフレットにするために、
1ページにまとまる文面で書いています。
実はこれだけでは書き足りない事がありますので、
以下に補足します。
ウエステックは、お客様の生産現場の作業効率を上げる事を
目的としています。極端な話をすれば、整列機を使わなくても
効率が上がるのであれば、それでも構わないと考えています。
実際、治具だけで効率UPがはかれた件も有り、治具だけでも
売っていますし、整列機を買って戴いても、全く効率アップが
はかれないと判断された場合は、お断りする事さえ有ります。
これは、お客様に対しても言える事です。実際にお客様の工場に
伺った時に目にする生産現場が、必ずしも作業効率第一に
なってない場合が意外とあります。
特に、自動化されているラインで、そういった事例を
見掛ける事がまま有ります。
本来は自動化する事で効率アップをはかる事や
省力化が目的ですが、結果的にあまり成功しているとは
思えない場合があります。
自動化を達成した会社が生き残れるのならば、
お金のある会社が勝つ事になります。
もちろんそういう場合も多いですが、
そうでない会社でも立派に健闘している所が有ります。
製造業の命題は、市場が要求する技術・価格・納期に
対応する事ですが、自動化は手段であって目的ではない事は、
誰でも理解していながら、往々にして、自動化が目的となり、
自動ラインが完成すると安心してしまう傾向が有ります。
以下に、自動化にあたり、注意すべき点をまとめてみました。
自動化については様々な本が出版されていますが、
弊社の意見も参考に為れば幸いです。
1:自動化が目的となっていない事。
2:製品の性能・品質及び安全面から必要とされる自動化は
迷わず実行する事。
3:セッティングを除き、完全無人化が可能な事。
または1人のマシンオペレータが複数台を操作できる事。
4:他の生産方式と比べて明らかに生産効率が良く、
かつ大幅なコストダウンができる事。
5:自動化で稼働後、納期短縮ができている事。
6:セッティング及びメンテナンス要員を複数確保できている事。
7:同一製品が5年以上流れ、購入機械の償却は2年以内に終わる事。
現実問題として、自動化の成否は、購入する側の技術力で
決まる場合が多いです。
更に言えば、自動化の成否は、技術と経験の積み重ねのみで
決まると言っても過言ではありません。
その場合でも、欲を言えば、過去の実績品の単なる踏襲に
収まらず、少しばかりチャレンジ精神が有った方が、
更なる効率アップの道も開けます。
実際のところ、高価で性能の良い自動機は多いですが、
安くて良い自動機は少ないので、今までうまく行っていた
方法を踏襲するのは確かに安全ですが、同じ動きをする機器
各々のコストダウンもさる事ながら、自動機全体を俯瞰し、
コストダウンできる箇所や機構も見付けられると、
大幅なコストダウンにつながる場合もあります。
さて、晴れて自動化を行なったとしまして、それだけで
安心してはいけません。注意事項がまだまだ有ります。
1:生産よりも自動機を動かす事が目的となっていないか。
2:市場の要求よりも、自動化ラインに合わせた商品設計を
していないか。
3:生産がストップしても、高価な自動化ラインを捨てる事が
できなくなっていないか。
4:セッティングやメンテナンスが自社で出来ず、
その度に費用が発生していないか。
5:稼働後も不良率が高かったり、チョコ停が多くて、
改造を繰り返す事になっていないか。
自動化は、自動化しなくても利益が予測でき、
自動化する事により、更に儲かる場合に行いたい
ところです。
逆に言うと、完全自動化以外、利益が確保できない製品の
自動化は、できる事なら避けた方が無難です。
一方、ウエステックの装置や治具は、自動化とは違い、
作業者を中心とし、生産効率を優先させたシステムです。
導入コストが低いだけでなく、治具を増やしたり
作業者を増員する事で、簡単に生産能力を上げられます。
一時的な増産などが生じた時でも、簡単に生産能力を
1.5倍とか、2倍とか、好きに調整できます。
リーフレットも作っていますし、機会ある毎にお見せするように
しています。展示会の会場の受付の後ろにも、大きな看板を
掲げています。

これは看板にするために、もしくは1枚のリーフレットにするために、
1ページにまとまる文面で書いています。
実はこれだけでは書き足りない事がありますので、
以下に補足します。
ウエステックは、お客様の生産現場の作業効率を上げる事を
目的としています。極端な話をすれば、整列機を使わなくても
効率が上がるのであれば、それでも構わないと考えています。
実際、治具だけで効率UPがはかれた件も有り、治具だけでも
売っていますし、整列機を買って戴いても、全く効率アップが
はかれないと判断された場合は、お断りする事さえ有ります。
これは、お客様に対しても言える事です。実際にお客様の工場に
伺った時に目にする生産現場が、必ずしも作業効率第一に
なってない場合が意外とあります。
特に、自動化されているラインで、そういった事例を
見掛ける事がまま有ります。
本来は自動化する事で効率アップをはかる事や
省力化が目的ですが、結果的にあまり成功しているとは
思えない場合があります。
自動化を達成した会社が生き残れるのならば、
お金のある会社が勝つ事になります。
もちろんそういう場合も多いですが、
そうでない会社でも立派に健闘している所が有ります。
製造業の命題は、市場が要求する技術・価格・納期に
対応する事ですが、自動化は手段であって目的ではない事は、
誰でも理解していながら、往々にして、自動化が目的となり、
自動ラインが完成すると安心してしまう傾向が有ります。
以下に、自動化にあたり、注意すべき点をまとめてみました。
自動化については様々な本が出版されていますが、
弊社の意見も参考に為れば幸いです。
1:自動化が目的となっていない事。
2:製品の性能・品質及び安全面から必要とされる自動化は
迷わず実行する事。
3:セッティングを除き、完全無人化が可能な事。
または1人のマシンオペレータが複数台を操作できる事。
4:他の生産方式と比べて明らかに生産効率が良く、
かつ大幅なコストダウンができる事。
5:自動化で稼働後、納期短縮ができている事。
6:セッティング及びメンテナンス要員を複数確保できている事。
7:同一製品が5年以上流れ、購入機械の償却は2年以内に終わる事。
現実問題として、自動化の成否は、購入する側の技術力で
決まる場合が多いです。
更に言えば、自動化の成否は、技術と経験の積み重ねのみで
決まると言っても過言ではありません。
その場合でも、欲を言えば、過去の実績品の単なる踏襲に
収まらず、少しばかりチャレンジ精神が有った方が、
更なる効率アップの道も開けます。
実際のところ、高価で性能の良い自動機は多いですが、
安くて良い自動機は少ないので、今までうまく行っていた
方法を踏襲するのは確かに安全ですが、同じ動きをする機器
各々のコストダウンもさる事ながら、自動機全体を俯瞰し、
コストダウンできる箇所や機構も見付けられると、
大幅なコストダウンにつながる場合もあります。
さて、晴れて自動化を行なったとしまして、それだけで
安心してはいけません。注意事項がまだまだ有ります。
1:生産よりも自動機を動かす事が目的となっていないか。
2:市場の要求よりも、自動化ラインに合わせた商品設計を
していないか。
3:生産がストップしても、高価な自動化ラインを捨てる事が
できなくなっていないか。
4:セッティングやメンテナンスが自社で出来ず、
その度に費用が発生していないか。
5:稼働後も不良率が高かったり、チョコ停が多くて、
改造を繰り返す事になっていないか。
自動化は、自動化しなくても利益が予測でき、
自動化する事により、更に儲かる場合に行いたい
ところです。
逆に言うと、完全自動化以外、利益が確保できない製品の
自動化は、できる事なら避けた方が無難です。
一方、ウエステックの装置や治具は、自動化とは違い、
作業者を中心とし、生産効率を優先させたシステムです。
導入コストが低いだけでなく、治具を増やしたり
作業者を増員する事で、簡単に生産能力を上げられます。
一時的な増産などが生じた時でも、簡単に生産能力を
1.5倍とか、2倍とか、好きに調整できます。