コーヒータイム(与太話)
今週は年に一度の健康診断やら、社屋の設備移動などで、
ブログへの投稿がなかなか出来ない状況でした。
申し訳ありません。
さて、多様なネットメディアが発達した昨今、
いろいろなランキングなるものを見掛ける機会も
増えたかと思います。
宣伝ではなく、口コミや評価などが、
ナマの実態を伝えるものとして、
信頼性が有ると考えられています。
とは言え、飲食店の店主の知人連中が集まって
良い口コミを多数投稿したり、フェイスブックや
インスタグラムの「いいね」が売買されるように
なり始めている、というのを聞くと、
口コミが信頼できるのは最初の内だけか?
と思ったりします。
雑誌とかでも、行くべきお店10選やら、
都内のお勧め30店といった記事をよく
見掛けます。
内容によってはランキング形式になっている
記事も有ります。
ただ、ランキングは、その切り口やその時期の
風潮によって、かなり変わる場合があり、
紹介しているメディアの立ち位置によっても、
どこまで信頼して良いものやら分からない
ものも有ります。
さて、そういう中では信頼がおけると思われる
野村総研が発表した成長可能性都市ランキングが、
少し違和感のある結果になっています。
佐賀市が"都市の暮らしやすさ"部門の1位に輝いています。
生活費が全般的に安く、少ない経費で良質の住宅に
住む事ができることや、人口規模に対する医療機関や
飲食店の数が多く、地域の絆の強さなどが評価された、
との事です。
私は福岡県の久留米市に実家が有りますが、
両親は2人とも佐賀県出身。親戚の9割以上が
佐賀県に住んでいます。佐賀市内に住んでいる人や、
佐賀市内で勤務している人も大勢います。
高校時代の同級生にも、佐賀市内勤務している
ヤツがいます。
皆が口を揃えて言うのは、「佐賀の良いところは、
福岡が近い事」だそうです。
何か不便な事が有った時は福岡に行けば良く、
地理的に近いから行きやすい、それが佐賀が
良い理由?
佐賀は人口が少ないから、人口あたりの医療機関や
飲食店の数は確かに多く見えるかも知れないが、
数自体は少なく、飲食店は競争原理が働かないから、
値段の割には美味しくない所が意外と多い、
と言っていました。
実際、福岡に行くと、多くの飲食店がお客さんの
奪い合いをしている状態だから、お互い切磋琢磨し、
美味しい割に、下手をすると佐賀より安い店も有る、
との事でした。
また、いろいろな職種の会社や専門学校なども
福岡に揃っており、佐賀から通勤・通学圏内だから、
佐賀に住んでいる、という人も多いです。
実際、就職先や大学なども福岡の方が圧倒的に多いので、
若い人は皆福岡に出て行く、というのが実態のようです。
また、佐賀県は人口あたりの交通事故発生件数が
5年連続日本一だそうです。これは、電車の路線が少なく、
バスも本数が少ないので、自家用車を運転する
高齢者の割合が多いからではないか、
と言われています。
一方の福岡は車の運転が荒いです。
単純に件数で言えば、福岡の方が佐賀よりも
かなり事故は多いはずですが、人口あたりでは
佐賀の方が多いという事は、自分が交通事故に遭う
可能性は、佐賀の方が高い事になります。
実際、佐賀市内でも通勤時間帯以外だと、
車通りが少なくなる道も多いせいか、
車が横をギリギリ通り抜けられないような
位置を歩いているお婆さんとかも多いです。
後ろから近付いていると、なかなか気付いて
くれなくて、かと言ってクラクション鳴らして
ビックリさせるのもなあ、といった感じです。
信頼のおける所が発表したランキングとは言っても、
鵜呑みは禁物という事です。評価の切り口次第で、
幾らでも変わる、という事を頭の隅においておく
べきです。
かのリーマンブラザーズの元CEOも、
リーマンショック前は、権威のあるメディアから、
経済界の10傑みたいな、極めて高い評価を
得ていましたからね。
あ、別に佐賀の悪口を言っているわけではありません。
のどかで道は真っ直ぐで信号は少なくて、
良い所ですよ。
お墓参りに行く時、何キロも風景が変わらないので、
どこを曲がれば目的のお寺なのか、よく分かりません。
今はカーナビが有るので良いですが、
昔は佐賀出身の両親のどちらかを連れて行かないと、
目的地に辿り着けませんでした。
それを住みやすいと受け取るか、
住みにくいと受け取るかは、人それぞれだと
思います。
今週は年に一度の健康診断やら、社屋の設備移動などで、
ブログへの投稿がなかなか出来ない状況でした。
申し訳ありません。
さて、多様なネットメディアが発達した昨今、
いろいろなランキングなるものを見掛ける機会も
増えたかと思います。
宣伝ではなく、口コミや評価などが、
ナマの実態を伝えるものとして、
信頼性が有ると考えられています。
とは言え、飲食店の店主の知人連中が集まって
良い口コミを多数投稿したり、フェイスブックや
インスタグラムの「いいね」が売買されるように
なり始めている、というのを聞くと、
口コミが信頼できるのは最初の内だけか?
と思ったりします。
雑誌とかでも、行くべきお店10選やら、
都内のお勧め30店といった記事をよく
見掛けます。
内容によってはランキング形式になっている
記事も有ります。
ただ、ランキングは、その切り口やその時期の
風潮によって、かなり変わる場合があり、
紹介しているメディアの立ち位置によっても、
どこまで信頼して良いものやら分からない
ものも有ります。
さて、そういう中では信頼がおけると思われる
野村総研が発表した成長可能性都市ランキングが、
少し違和感のある結果になっています。
佐賀市が"都市の暮らしやすさ"部門の1位に輝いています。
生活費が全般的に安く、少ない経費で良質の住宅に
住む事ができることや、人口規模に対する医療機関や
飲食店の数が多く、地域の絆の強さなどが評価された、
との事です。
私は福岡県の久留米市に実家が有りますが、
両親は2人とも佐賀県出身。親戚の9割以上が
佐賀県に住んでいます。佐賀市内に住んでいる人や、
佐賀市内で勤務している人も大勢います。
高校時代の同級生にも、佐賀市内勤務している
ヤツがいます。
皆が口を揃えて言うのは、「佐賀の良いところは、
福岡が近い事」だそうです。
何か不便な事が有った時は福岡に行けば良く、
地理的に近いから行きやすい、それが佐賀が
良い理由?
佐賀は人口が少ないから、人口あたりの医療機関や
飲食店の数は確かに多く見えるかも知れないが、
数自体は少なく、飲食店は競争原理が働かないから、
値段の割には美味しくない所が意外と多い、
と言っていました。
実際、福岡に行くと、多くの飲食店がお客さんの
奪い合いをしている状態だから、お互い切磋琢磨し、
美味しい割に、下手をすると佐賀より安い店も有る、
との事でした。
また、いろいろな職種の会社や専門学校なども
福岡に揃っており、佐賀から通勤・通学圏内だから、
佐賀に住んでいる、という人も多いです。
実際、就職先や大学なども福岡の方が圧倒的に多いので、
若い人は皆福岡に出て行く、というのが実態のようです。
また、佐賀県は人口あたりの交通事故発生件数が
5年連続日本一だそうです。これは、電車の路線が少なく、
バスも本数が少ないので、自家用車を運転する
高齢者の割合が多いからではないか、
と言われています。
一方の福岡は車の運転が荒いです。
単純に件数で言えば、福岡の方が佐賀よりも
かなり事故は多いはずですが、人口あたりでは
佐賀の方が多いという事は、自分が交通事故に遭う
可能性は、佐賀の方が高い事になります。
実際、佐賀市内でも通勤時間帯以外だと、
車通りが少なくなる道も多いせいか、
車が横をギリギリ通り抜けられないような
位置を歩いているお婆さんとかも多いです。
後ろから近付いていると、なかなか気付いて
くれなくて、かと言ってクラクション鳴らして
ビックリさせるのもなあ、といった感じです。
信頼のおける所が発表したランキングとは言っても、
鵜呑みは禁物という事です。評価の切り口次第で、
幾らでも変わる、という事を頭の隅においておく
べきです。
かのリーマンブラザーズの元CEOも、
リーマンショック前は、権威のあるメディアから、
経済界の10傑みたいな、極めて高い評価を
得ていましたからね。
あ、別に佐賀の悪口を言っているわけではありません。
のどかで道は真っ直ぐで信号は少なくて、
良い所ですよ。
お墓参りに行く時、何キロも風景が変わらないので、
どこを曲がれば目的のお寺なのか、よく分かりません。
今はカーナビが有るので良いですが、
昔は佐賀出身の両親のどちらかを連れて行かないと、
目的地に辿り着けませんでした。
それを住みやすいと受け取るか、
住みにくいと受け取るかは、人それぞれだと
思います。