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ドイツと私

ドイツ生活3回目、ドイツ初上陸は30年前。
今まで知らなかったことや考えても見なかったこと、再発見することはまだまだ!

ドイツ語 流行語

2015-03-16 | ひとりごと

言葉は生きている。

 
いや、まさしくそのとうり。
 
方丈記にあるように『よどみに浮かぶうたかた』のように、できては消えしている言葉はたくさんある。 それよりもはるかに長い時間をかけてだけど、言葉はどんどん進化して行く~。
 
流行語としていたるところで耳にした言葉が何年かして、気が付いたらもう誰も言わなくなったものもあれば、いつしかついに広辞苑にとり入れられる言葉もある。
 
気をつけていないと、『ナウい』なんて言ってしまったら『歳がバレちゃうよ~!』と言われるか、『は???』である。
 
ドイツ語でも同じ現象はあるわけで。
 
たとえば、この4−5年前から在ドイツのトルコ人の若い人達のドイツ語をわざとまねてしゃべるというのがはやっていた。
 
Voll krass, eh!  とか Alder!(Alter!)うわ~すごい! まったくもう!みたいなかんじ。 krass は本来『ひどい』などの意味だけど。
Ich schwör! なにか断言する時についでに言うかんじで使う。 ドイツ語だと『誓う』という意味だから。
ちょっと怒ってるかんじで、トルコ人男性がしゃべっているかのようにしゃべるのが特徴。
 
トルコ系ドイツ人(トルコ系2世)でお笑いの世界で有名なタレントが何人かいて、その人達の『自虐的なギャグ』から広まったのじゃないかと思う。
自虐的というのはつまり、彼らの親や祖父母の世代の人の多くはドイツ語ができないままドイツに出稼ぎに来ていたのだけども、
その自分の親であるトルコ人のトルコなまりのドイツ語をまねして笑っているわけ。
これをやっているのがタレントがトルコ人だから、あっという間に人気が出た。
これがドイツ人のタレントだったらこんなに人気は出なかったに違いない。
 
車のナビの言語をこのカナキッシュドイツ語に変えるソフトも販売されているほど。
 
 
いずれにせよ流行語を作るのはいつの時代もどこの国でも若い人たち。
 
最近この4−5年くらいティーンエイジャーの子供たちがよく使う言葉でちょっと気になるもののひとつが、
 
Als ob! 
である。
 
本来なら『あたかも~のよう』と訳されるのものだけど。
『まさか~!』という意味で使われている。
 
最初これを我が家の子供たちが使っているのを聞いたとき、『それ間違えた使い方になってるよ!』と注意をうながしたのだけど、全然相手にしてもらえず。
 
最近大人も使っている(ついでに私も使っている)chillen    英語のchillをドイツ語読みにした動詞で『リラックスする』。
これはいつしか広辞苑入りかも。
 
やっぱり英語の影響は強い。
『nicht wirklich』は普通にドイツ語だろうと思っていたら、これも英語の『not really』をドイツ語に変えた新ドイツ語であるとのこと。
なるほど~!
 
最近ヒマなので、こんなことばかり考えている今日この頃でした~。。。
 
ついでに、ドイツでトルコと言えばDöner、なので写真をwikiから拝借!
おいしそ~! 見てると食べたくなってくるな~
 
 豚肉を串刺しにしたものをグリルしたものを
サラダとガーリックヨーグルトソースとパンに詰めて食べる。
 
Döner in für Deutschland klassischer Form
 
 
 
 こんなタイプもあるけど、
 Dürüm-Döner
 
 
やっぱりこのタイプがいちばん!
 Döner in Gobit-Brot
 
 
 お皿でおしとやかにレストランでも
 Döner Kebab auf einem Teller
 
 
 でもやっぱりお持ち帰りのこのタイプがかぶりつけるからおいしい!
 Döner im Fladenbrot und typischer Papierverpackung zum Verzehr
 
 

私の泣けた曲 教会音楽編

2015-01-21 | ひとりごと

ついでにもうひとつ私の泣けた曲の歌詞を紹介しておこう。

去年のうちの子供たちの学校の校長先生の送別パーティーのために発足したPTAコーラスで歌った曲だった。

アイルランドの教会音楽がオリジナルとのことで、

去って行く人の歩んで行く道が(神様によって)守られていますように、なるべく苦の少ない道であるように、願う歌詞である。

 

私はこの曲を聴いて、またしても息子のことを考えざるを得なかった。

我が家は無宗教主義であるので、教会には関係ないから、『神様(キリスト)』のくだりには違和感はあるけども。

これから我が息子(もちろん娘もだけど)が歩む道が、どうぞ平坦な道でありますようにと、

もう祈るしかない状況だから...と、

ウルウルしながらコーラスの練習をしたものである。

コーラスの本番の時には、私の他にも涙ぐんでいる人がいた。

でもそれは校長先生が去ることに涙ぐんでいたんだろうなぁ... 私と違って...

親って、本当に大変ですわ

 

Text zum Lied „Möge die Straße uns zusammenführen“

1) Möge die Straße uns zusammenführen und der Wind in deinem Rücken sein.
Sanft falle Regen auf deine Felder
und warm auf dein Gesicht der Sonnenschein. Und bis wir uns wiedersehen,

halte Gott dich fest in seiner Hand. Und bis wir uns wiedersehen, halte Gott dich fest in seiner Hand.

2) Führe die Straße, die du gehst, immer nur zu deinem Ziel bergab.
Hab', wenn es kühl wird, warme Gedanken und den vollen Mond in dunkler Nacht. Und bis wir uns wiedersehen,
halte Gott dich fest in seiner Hand.
Und bis wir uns wiedersehen,
halte Gott dich fest in seiner Hand...

Irisches Segenslied
Text (nach irischen Vorlagen) 

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Welt Kuscheltag 世界ハグの日

2015-01-21 | ひとりごと

 

テレビのニュース番組を見ていて知った。

今日は『世界抱擁の日』なんだそうである。

最近やたらと『○○の日』というのが多いとは思っていたが。

 

動物のボディコンタクトというのは大事なんだそうで、身体的だけでなく精神的にも抵抗力を促進する効果があるらしい。

なんとかというホルモンが作用しているとのことで、なるほどとうなずける。

 

例えば悪化した親子関係も、こういうことを心がけていれば少しはよくなるんだろうか?

今日からさっそく試してみることにしよう!

『ミョーにベタベタしてくるママ、気持ち悪いんだけど』なんて言われちゃうかな?

 

 

 


ドイツ歌謡曲で泣けた 

2015-01-21 | ひとりごと

 

去年だったか、スーパーにお買い物に行くため乗っていた車のラジオからドイツ語のロックっぽい音楽が流れていた。

なにげなく聞いていたその歌の歌詞を聞いていると、我が息子の顔が思い浮かんできて聞き入ってしまった。

駐車場について車のエンジンをとめて聞いていて、涙があふれてきた。

 

父親が不良息子に『どうしてお前はそうなんだ』と嘆いているという歌詞。

家の息子は不良息子ではないけど、私の大きな心配である。

息子の将来のことを考えると夜寝ているときも不安で目が覚めて、気分が悪くなってしまうことさえある。

学校の成績だけでもまともならと思うんだけど、やる気ゼロ。

試験で3がとれたら喜ぶくらいのありさまである。

 

そんな中で私の耳に入ってきた曲が Heino というおじさん歌手の、Junge という曲。

Ärzte というバンドもカバーしていてそちらもヒットしていたらしい。

簡単なドイツ語だし、興味がある方は読んでみて!

『小さい頃はかわいい子だったのに』というところが共感できる~!

 

Junge Songtext

Junge, 
warum hast du nichts gelernt? 
Guck' dir den Dieter an, 
der hat sogar ein Auto 
Warum gehst du nicht zu Onkel Werner in die Werkstatt? 
Der gibt dir 'ne Festanstellung 
(wenn du ihn darum bittest) 
Junge 

Und wie du wieder aussiehst 
Löcher in der Hose 
Und ständig dieser Lärm 
(Was sollen die Nachbarn sagen?) 
Und dann noch deine Haare 
Da fehlen mir die Worte 
Musst du die denn färben? 
(Was sollen die Nachbarn sagen?) 
Nie kommst du nach Hause 
Wir wissen nicht mehr weiter... 

Junge, 
Brich deiner Mutter nicht das Herz 
Es ist noch nicht zu spät 
Dich an der Uni einzuschreiben 
Du hast dich doch früher so für Tiere interessiert 
Wäre das nichts für dich? 
Eine eigene Praxis 
Junge... 

Und wie du wieder aussiehst 
Löcher in der Nase 
Und ständig dieser Lärm 
(Was sollen die Nachbarn sagen?) 
Elektrische Gitarren 
Und immer diese Texte 
Das will doch keiner hören 
(Was sollen die Nachbarn sagen?) 
Nie kommst du nach Hause 
So viel schlechter Umgang 
Wir werden dich enterben 
(Was soll das Finanzamt sagen?) 
Wo soll das alles enden? 
Wir machen uns doch Sorgen... 

Und du warst so ein süßes Kind 
Und du warst so ein süßes Kind 
Und du warst so ein süßes Kind 
Du warst so süß... 

Und immer deine Freunde 
Ihr nehmt doch alle Drogen 
Und ständig dieser Lärm 
(Was sollen die Nachbarn sagen?) 
Denk an deine Zukunft 
Denk an deine Eltern 
Willst du, dass wir sterben?

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いきなりの冬

2014-12-28 | ひとりごと

2−3日前まで暖冬だと言ってたのに、

庭のバラがまだ咲いていて、思わず切り花にしていたのに、

 

いっきに冬景色となった。

 

 とりの餌も補充しなくちゃ!

 

今の外気温は、うちの東側にある温度計でマイナス2度。

雪は積もってるけど、ドンヨリと暗い。

 

さて、雪かきでもするか!

 


Pegida? 何それ?

2014-12-23 | ひとりごと

 

最近ニュースでよく耳にする PEGIDA

Patriotischen Europäer gegen die Islamisierung des Abendlandes の略号とのこと。

 

昨日の月曜日もドレスデンで17500人が参加した最大デモがあったらしい。

予想ではこの『月曜日デモ』は今後拡大するのではと言われている。

『もうこれ以上イスラム国からの難民を受け入れるな!』という看板を揚げているらしいが、その中には極右翼や反EU派である政党の支持者も少なからずいるということで、現在ドイツではトップテーマとなっている。

それに反抗して、ミュンヘンでは『人種差別反対!』のデモも同時に4500人参加で行われた、というのも事実。

 

そう、ドイツはいつも注目されている。

ナチスの負の遺産でもって常に頭の隅っこにある『右翼』。

25年前に東西ドイツが統一されたが、それによって増加した東側での高い失業率がネオナチを助長してしまっている形だ。

しかしながらドイツは世界的に経済大国であって、中東から来る政治難民を近隣国よりも多く受け入れなければならない立場でもある。

中東、例えばシリアからの難民はみんなイスラム教であるので、『ドイツのイスラム化反対!』と言うことらしいが、それにドイツ極右翼が便乗しているというところが、ドイツ政府としてはだまって見ているわけにはいかず。

 

デモのプラカードの中に、

Ja! zur Wahrheit!

というのがニュースのビデオに映っていた。

善人を装っているのはやめて正直になろう!というようなメッセージなのだろうか?

税金は難民のために使う前にドイツ国民のために使え!みたいな。

 

さて今後どうなって行くのか?

いずれにしても、外国人の私としては気になるところである。

 

 

 


にわか一人暮らし

2014-12-22 | ひとりごと

今年も暖冬のドイツである。

 

12月19日で学校はおしまいとなり、

夫と息子は義姉家族といっしょにオーストリアへスキーに出かけている。

スキーがどうしても好きになれなかった娘は、コンスタンツの友達のところへ出かけている。

つまり私は一人で留守番をしているわけだ。

去年まではスキーと言えば家族4人で出かけていたけれど、今年は別行動。

娘はスキーが何回やっても好きになれないらしいし、私も実は今まで『スキーに行きたい!』と真剣に考えてみたことはない。

というわけで、スキーのやりたい人はどうぞお出かけください、と家族別スケジュールとなったわけだ。

 

夫はもともと手がかからないタイプだし、子供たちの世話もすることもなくっているしで、

『一人を謳歌しよう!』などと意気込んでいたけれど、やっぱり一人だと退屈である。

 

誰もいないから家が散らかっているわけでもなく、洗濯も一度で終わっちゃったし。

近所のショッピングセンターにでも行こうかなとも思ってみたけど、特に欲しいものもない。

どうやら私は『やらなくちゃいけないこと』が必要らしい。

 

ドイツでは最近63歳からでも年金をもらえるように議会で決まったけれど、皆さん何をして暮らして行くつもり?

1年中遊んで暮らすわけにもいかないでしょう?

そういえばルフトハンザのパイロットは50代で定年してもいいという取り決めを再実施するように、今年はもう何度もストライキをしているけれども、50代で定年って、何か別のことをチャレンジしたいとかそういうことなのだろうか?

 

一人だと退屈な理由のひとつが台所に立つことも少ないということ。

私一人だけだから、白いごはんと昆布の佃煮だけでジューブンでございます!

最近韓国産コシヒカリを購入して大満足しているし。 松竹オンラインでセール中で、10キロ40ユーロ也。

おいしい!

 

夜8時15分からのテレビがドイツでは『ゴールデン番組』なわけで、本日はZDFでコメディードラマがあって『面白そうだな』と楽しみにしていたのに、

ウドユルゲンスというシャンソン歌手が80歳で急逝したとかで、そのドラマはキャンセルとなり、ウドユルゲンスの特別メモリアル番組となるらしい。 ファンの人にとっては残念かもしれないが。

私としては全く馴染みのない人なので、興味はなく。

だから、やっぱり日本のテレビでも見るとするか。

 

そうこうしているうちにそとは薄暗くなってきましたしね。

冬至。。。は昨日。

これから少しずつ明るくなって行くのだと思うと、少しホッとします~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


それぞれのクリスマス

2014-12-18 | ひとりごと

クリスマスまであと1週間となってしまった。

クリスマスは家族で祝うのが主流であるドイツ。

この時期は、家族や友人にあげるプレゼントを購入するのに奔走させられるのが、季節の行事のひとつといいますか。

毎年テレビや雑誌で聞くのは、

『今年こそ余裕をもってプレゼントを早めに用意しましょう!』

でも、やっぱりほぼ間違いなく、締め切り寸前までかかってしまうのがオチである。

 

さて、うちもご多分に漏れず今年も家族、つまり義父母と義理姉の家族4人とで合計10人で義父母の家で集まることになっている。

私の両親がドイツにいないから関係ないけど、夫婦の両親が健在ならば、24日と25日で両方の実家に呼ばれる、というのが一般的だろう。

 

義父母は気を使ってか、

『無理に来なくてもいいのよ、それぞれの家族でクリスマスをしてちょうだい』

と言っている。

が、それでもやっぱり義父母のところに行く。

だって、ごちそうになれるわけだし。。。

 

私は今回デザートを持参することにした。

何にしよう? 日本風にするかドイツのレシピにするか?

 

ところで、今日のニュースを聞いてびっくりした。

(またサッカーの話題で申し訳ございませんが

香川選手のいるドルトムンドのエースである超有名なマルコロイス選手のニュース。

なんと無免許運転で54万ユーロの罰金を払うことになったそうだ。

『えっ、今なんて言った?』と、耳を疑ってしまった。

 

700万円くらいかな~? 今のレートで換算すると。

それが、なんと彼はそもそも免許を持っていないということがわかったからなんである。

面白いことに、免許持っていないのに今まで5−6回スピード違反で罰金を払わされていたそうだけど、無免許だったというのは発覚したことがなかったらしい。

『まさかロイスが無免許のはずがない』と誰も疑わなかっただろうし。

しかもドイツ車オペルのCMに出ていたりもしているらしいから、関係者もさぞびっくりしたでしょう。

 

なんだか、『みんなから信頼されるヒーロー』的なイメージを持っていたファンがたくさ~んいるロイスくん、

もしかしたらこれで株が下がっちゃったかもしれない。

まあ、かわいそうと言うか、自業自得というか。

それとも、やっぱり神様はちゃんと見ているのだろうか?

ドルトムンドは、まあ日本のプロ野球でいうと、阪神みたいな存在である。

無敵のバイエルンの次に勝ちが見込まれているチームである。

それが今年はあまりにも成績が悪く、1リーグから追い出されそうな雰囲気なんである。

在籍しているチームがそんな苦しい状況で、その中でも活躍していたロイス君。

これがまた、けがで療養中の身であったわけだけど、嘲笑や同情、世間のコメントは複雑である。

『これでやっと点がとれたじゃないか!』(ドルトムンドに勝ち点がないから)とか

『減点になってもいいじゃないか、減点しようにも点がないんだから』とかね。

ドイツのジョークというのはこういうニュースをネタに作られることが多いから、きっとこれからしばらくはロイス君関連のジョークを聞くことになるでしょうねぇ。。。

 

あ~、それにしても調子の上がらない香川君である。

私としてはこちらのほうが気になる。。。

かわいそうだな~香川君。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日々の健康に感謝!

2014-12-17 | ひとりごと

またしてもご無沙汰していました。

ちょっとぼーっとしている間に、もう年末

 

我が家は二人の子供が11月27日と12月6日が誕生日で、

最近は、というかドイツに引っ越してからと言うもの、なぜかクラスメートとか友達とかを呼んだりしなくなった。

 

でも今年は12月6日の娘の誕生日が土曜日だったので、数少ない親戚を呼んで総勢14人の宴会を開催した

前菜にエビとアボガドのちらし寿司と、みそダレでつくった冷しゃぶサラダ、そしてココナッツチキンカレーと手作りナン。

まあ、みんな喜んでくれたのはよかった。

それにしても、まるでレストランの女中のようであった私。

子供のためにと必至に、まぁ我ながらよくがんばった。

ちらし寿司はミツカンのレトルトを使ったけれど、その他はいちから手作り。

とは言え、前の番から準備ができたから、こんなメニューならわりと楽勝。

一番手こずったのはナンをのばして焼くところ。

暖かいのを食べてもらいたいのに、一度にたくさん作れないというところ。

まあこれはご飯でもよかったなと。

 

そんな今日この頃だったのだけど、昨日またやらかしてしまった。

肉離れ

ぐやじぃ~~~~

せっかくバドミントンを楽しんでいたところを、バツッと来ちゃった。

これで2回目だから、即アイスノンを持ってきてもらって自分で手当したけど。

家に帰ってからはソファーにひっくり返って日本のテレビを堂々と視聴していたけど。

夫が子供たちに『ママが何もできない状況だからいろいろ手伝ってあげるように!』

と言ってくれたけど、

今日は娘はフランスのエルザスに遠足に行っていていないし、息子も部屋に引きこもっていて出てこないし。

ま、いっか

 

なんたって来週からバドミントンができないのが、ぐやじ~~~!

私の生活はバドミントン中心にスケジュールができていると言えるくらいなのに

 

さらに、今まで練習してきていたPTAコーラス部の発表会、昨日と今日の2日間に出られない。

でもこちらは笑える。

この日のために練習していたわけで、月曜日はリハーサルだったのに。

ったくもう!

きっと今頃『あれっ、ここいた東洋人のお母さんがいないわね』なーんて言われちゃっているのかな。

それとも、だれにも気づかれていないか?

ま、いっか

 

しかし、木曜日は楽しみにしていたお友達とのお食事会、でもこれには絶対に行くぞ!!

杖をついてでも行くぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日本人と異文化

2014-08-13 | ひとりごと

私が住んでいるのは10軒からなるコンパウンドみたいな家。

テナントはなく我が家も含め全員がオーナー。

いつかも書いたけど、ここに住んでいるのはイギリス人、ナイジェリア人、ルーマニア人、フィンランド人、あとはドイツ人。

あ、ちなみに私はもちろん日本人なので、とってもインターナショナル。

 

『外国に旅行などする時には日本人の代表として行くのだと思うくらいの気持ちででかけるように!』

とのアドバイスをよく耳にする。

たとえばドイツ人にとって私は『日本人代表』なのかもしれない。

私も『日本人とはこういう人なのだろう』と思われているのかもしれない。 

まあ、たしかに文化とは『傾向』であって、

『○○人はこうだ』とか、ある一定のイメージがあっても、

どこにでもいろんなタイプの人がいるし、『日本人でもいろんな人がいる』のは当たり前である。

 

さて話は変わるけれど、私の住むシュヴァーベン地方で昔からある画期的(と私は個人的に思う)な習慣である

Kehrwoche 

平たく言うと掃除当番のことである。

シュヴァーベン人らしい(堅実でムダが嫌い)習慣だということで、よく話題になるテーマである。

そういう習慣が恥ずかしいと思う人が(自虐的なジョークを飛ばす人もたくさんいるし)いるからか、

最近のマンションだとこの掃除当番をなくして管理人を雇うというところが増えてきた。

働いている人で時間があまりないという人にとってはそのほうがいいということか。

 

しかし! 我がコンパウンドでは『みんなで協力しよう!』と掃除当番制をとっている。

コンパウンド内の共同私有地をほうきで掃くのを、1週間ごとに10軒が交代して行う。

そしてそれは共同のゴミ置き場にあるカレンダーに名前が書き込まれている。

そして昨日の夕方、うちの呼び鈴を押す人がいるので出て見ると斜め向かいに住むイギリス人のマシューが立っていた。

彼はうつむき加減に『ボクバカだったんだよね~』と英国なまりのドイツ語で話し始めた。

『何を言いにきたんだろう???』と思いながらきいていると、要約するとどうやら

『今週掃除当番表を見間違えて通路を掃除してしまった。本来ならばおたくの担当なのに。8月と9月を見間違えてしまったのだ。だから来月の自分の担当の週に自分にかわってお宅が掃除をしてくれたまえ』

という。

 

ふ~ん、イギリス人はこういうときこういうふうに話し始めるのかなぁとあとで思ってしまう。

それにしても、これが私だったらどうするだろう、と考えてみた。

きっと私だったら、通路の掃除なんてそれほどたいした労働でもないし、一応本当の担当の人に『もう掃除はしてあるよ』と連絡はしに行くと思うけど、だからって『来月あんたかわりにやってくれよ』なんて言うだろうか。

それから二言三言話しているとマシューは

『ま、ボクが来月もう一回掃除してもいいんだけどね』と結局言い出した。

『だったら最初っからそう言えば?』と心の中で思いつつ、『でも、とりあえず私がやるってことにしておくわ。忘れてなかったらね』と答えておいた。

 

イギリス人ってけっこう心が狭い、っていうか細かい? なんて思ってしまう。

それともこれはマシューだけ?

 

そしてまたある日。

マシューの隣りに住むナイジェリア人のジェフが共同の生ゴミ専用のゴミ箱を洗っているところに出くわした。

働くドイツ人の妻をサポートすべく、彼は働き者の主夫である。

『あれっ、今週はたしかうちのとなりの(ドイツ人家族の)ラルフが担当のはずだよね?』

ときいて見ると、

『そう、でもうちのゴミ箱も洗わなきゃいけないから、ついでにやっておいてあげようと思ってさ』

と、いつものようにニコニコしながら答えるのである。

生ゴミ専用のゴミ箱の洗浄は、通路の掃除なんかに比べるとはるかに人が避けて通りたいような仕事である。

にもかかわらず、ジェフ、ほんとうに親切でいいヤツだな~!

と感心してしまったのである。

 

ナイジェリア人はみんなこんなにニコニコ親切でいい人なんだろうか?

それともジェフがたまたまいい人だったのか?

異文化の人々と関わると、常にこんなことを考えている私なのである。

 

 

ところで、

先日『Wer wird Millionär?』 というドイツで有名なクイズ番組で優勝して賞金を受け取った女性ジャーナリストが書いた本を友人にプレゼントしてもらったので読んだ。

2010年にクイズで優勝し、そのお金で1年間かけて12カ国で1ヶ月ずつ生活してみるというのが彼女の目的で、その12カ国の中には本来ならば日本も入っていた。

しかしながら彼女は東京行きを断念することとなる。 なぜなら旅行を開始したのが2011年だったからだ。

中国に滞在して、次のフライトやら滞在先やらを決め、あとは東京へ飛ぶだけ、という時に例の地震が日本を襲った。

報道は錯乱していて何がどうなっているのか、誰が何を知っているのか知らないのかわからないまま、いつのまにか世界中でこの地震のニュースは被害者の人たちの苦悩などよりも、原発の話題に集中していた。

8千キロも離れたドイツでも『ヨウ素』のサプリが薬局やドラッグストアから姿を消したり、放射能測定器も売り切れ続出、という事態。

そして日本行きを断念してホノルルに飛ぶという決断を下した。

ところが、彼女はやっぱり日本を素通りできなかったんである。

ビザの取得手続きを成田空港でする必要があったからなのだけれども、その数時間の成田での滞在中に彼女は日本人のすばらしさを体験するんである。(すごいぞ!ANAのファーストクラスラウンジのスタッフの皆さん

なんと言いますか、インターネットでクリックするだけの作業なのに手こずった彼女をお茶を出したりしてサポートしてくたあと、

『必要なものはすべてそろいましたね。でもひとつだけ足りないものがあります』

と言ってANAのスタッフは『Dear Mrs....muth, Have a nice Flight!』と書かれた手書きのカードと折り鶴と、5個くらいの機内で配られるキャンディを彼女にプレゼントする。

それにいたく感動した彼女は嬉しくて泣き出してしまうのだ。

『こんな心の温かい人々に会わずして行ってしまってもいいものなのだろうか? このまま東京に残ろうか?』と思ったくらいだそうだ。

 

このくだりを涙しながら読んだ。

冷静に考えてみると『とても気のきくスタッフだったんだな』とも思えるし、

『あまり忙しくないから、そんなこともできたのかもしれない』とも思える。

だけどですよ、こういう気配りは例えばここドイツなどでは考えられないのは事実なわけで。

『人を気遣う』という能力はやっぱり日本人の『傾向』であると思う。

多くの日本人がそうなんだわ。そうでしょ?

だから、やっぱり日本人でよかったなと思ってしまった。

 

ドイツに帰国してこの本を書き上げた彼女は『日本には必ずいつか行くつもり』なんだそうである。

 

 

 

 

 


サッカーおしまい

2014-06-25 | ひとりごと

サッカーは残念ながらおしまい。

昨日のコロンビア戦、

前半は『も、もしかしたら?!』と思ったけど、後半は屈辱的でしたね。

イラついたのは試合そのものだけではなかった。

昨日の試合は日本と同じCグループのもうひとつの試合ギリシャ対コートジボアールが同時進行で、

テレビ中継は日本ーコロンビア戦は普通のチャンネルで中継されず、

ZDFinfo という姉妹チャンネルで、私たちはパソコンで見ていたわけだけど、

ZDFではハーフタイムの解説トークにはヴェルケという人気解説者とオリバーカーンのコンビで行われている。

でもZDFinfoではメインストリームじゃないからか、

見たこともない解説者と見たことも聞いたこともないサッカー選手のOBが二人と何者なのかわからない金髪女性が出演していて、

ハーフタイムの時点で前半は日本の方が優勢だったのはデータで見ても明らかなのにもかかわらず、

日本のことはいっさい想定外というスタンスのトークで

家族ほぼ全員でイラついた

まったくもう!ばかにしている

何者かは不明の金髪の女性がチャラチャラしていてなおかつ『0対1でコロンビアっていう展開を想像してたけどねー!』とか言っちゃって、もーぐやじ~!

岡崎が顔に肘鉄をくらわされて倒れているのにイエローが出ないって言うのも腹が立ったし

日本人で集まって応援しよう!なんて思ってたけど、時間がぜんぜん合わないからこれも実現せず

 

明日はドイツーアメリカの試合である。

アメリカの代表監督は元代表のクリンズマンだからここドイツではものすごい話題となっている。

しかもキックオフも夕方6時からで、全国民が子供たちと一緒に盛り上がれるちょうどいい時間。

天気予報も全国的に晴れとなっていて、ZDFの天気予報のおじさんも『完璧!』と踊りだしそうな勢い。

 

ふ~ん、そうなんだ。

ま、せいぜいがんばってください。

あしたアルバイトが入っていないのが残念だわ

 

 

 

 


もうすぐイースター

2014-04-10 | ひとりごと

 

世間はもうすぐイースターのようす。

こちらでは四季折々の行事のひとつ。

クリスマスの次くらいのイベント。

 

四季折々の行事も残念なことに、子供たちが大きくなると普段は忘れちゃっている今日この頃。

わがBW州ではイースター休みが2週間、ということがなければ完全に忘れちゃってるかも。

幼稚園や小学校の時にはね、イベントとしていろいろなことがあって、親もお手伝いしたりしてけっこう忙しかったものだけど。

 

最近はスーパーとかのお店の飾り付けを見て、

『あーそうか、もうすぐイースターなんだなぁ。。。』

と思うくらいなもの。

イースターは日本人の私にとってそれほど意味のあるものでもないし。。。

なんて、ちょっとさみしすぎ?

 

イースターといえば卵とウサギ。

クリスマスの時はサンタ、イースターの時はウサギ。

でもってチョコレートのメーカーは大忙し。

 

 Lindtのコーナー

 Milkaのコーナー

 

イースターには卵に色を塗ったりして飾る習慣がある。

 こんなゆで卵も売ってて、

ゆで卵ってそんなに日持ちするんですか? ちょっと気持ち悪くない? とても買う気にならないんだけど。

 

 これなら1年中売ってますけど。

 

でまあ、その卵やら子供たちへのちょっとしたプレゼントやらを、例えば庭とかにかくしておいて、子供たちに探させて大人は喜ぶ、なんてことも数年前まではやっていたな。

子供が小さければ、あんまり難しいところに隠しておいて見つけられないというのもかわいそうなので、ちょっと見えるくらいに隠したり、大人の方もいろいろと気を使う。

探している時、子供がかくしてあるプレゼントの近くに行こうとすると

Warm, warm, warm.... と言ってあげたり

逆にそこから離れて行ったりすると

Kalt, kalt, kalt... と言ってあげたりしてけっこう楽しかったな。

子供たちも、ゆで卵じゃあ反応しないだろうけど、プレゼントが隠されているわけだから、必死で探す。

 

今年のイースターは娘が不在だから、息子のみ。

卵かくしておいたら、彼はまだ探すかな~? 

 

  

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いきなりサッカーの話題

2014-04-10 | ひとりごと

またしても

Bayern München の勝ち。

まったくもう

 

昨日はチャンピオンズリーグのバイエルンマンチェスターユナイテッドの試合だった。

マンUでは香川君が(悔しかったので最後まで見なかったけど)フル出場していたのに。

ベンチにも入れてもらってなかったかわいそうな最近の香川君だったので、ちょっと驚いたけど。

やっぱり、見せ場のないまま終わってしまった感ありあり。

あ~、かわいそうだなぁ。

 

それよりも、バイエルンがずっと勝ってるっていうところが、どうしても許せん

これって、日本の野球で巨人が負けると喜ぶ人がいるっていうのと同じ現象。

『なんでもいいからバイエルンが(巨人が)負けてくれるといい』みたいな雰囲気あり。

調子に乗っている人がつまずくのを見て心の中で喜ぶという心理は人間の本能なんですな。

バイエルンの選手ってみんなエラそうな態度に見えるのは気のせいだろうか。

 

しかし!

今年はなっかなかつまずかないバイエルン。

去年はドルトムントのチームワークのよさにやられちゃってたのに。

ドルトムントには香川君もいたしね。

 

バイエルン、ホントにハナモチならない。

強い選手が出ればどんどん買っちゃって。

お金に物言わせるみたいなところもハナモチならない

 

もうすぐサッカーのワールドカップです。

なんとかどうにか勝ち進んでもらいたい日本 

 

サッカーの話題が増えそうな予感。

楽しみ~

 


ドイツ人ウォッチング

2014-02-27 | ひとりごと

しばらくのご無沙汰でした。

 

ところでサッカーの話なんだけれども、昨日はドイツブンデスリーガのシャルケスペインのレアルマドリードの試合があった。

テレビ放映されていたのに出かけていたので残念ながら見ることはできなかったが、6対1でシャルケは完敗であったらしい。

うわ~、でも今年は絶好調のロナルドがいるレアルと、ちょっと前まで1軍から外れるんじゃないかと心配されていたのが最近ちょっと調子が上がってきたシャルケの試合だから、レアルが勝って当たり前みたいな状況。

それでも6対1ってのは、ちょっとあまりにもかわいそうな気が。

ちなみにシャルケと言えば内田君。 名前を最近聞かないなと思っていたら、なんと肉離れだったんですね。

早くよくなれ~! 

 

さて、変わりまして本日はドイツ人ウォッチングの話題。

昨日の夜私はシュツットガルトから電車で帰宅してきたのですけれども、

地下鉄ウーバーンの中で華奢でかわいくて若い女性に突然話しかけられた。

『ニホンジンですか?』と。

いきなり『ガイジン日本語』で聞かれた私は、

『ん? 今の日本語だった?』と理解できるまでに0.1秒くらいはかかってしまったけれど、

『はい、ニホンジンですよ!』と答えると、その可愛らしい彼女はものすごく嬉しそうにして

『私は日本語を勉強しています~!』と言う。

そんなに嬉しそうにしてくれて、しかも日本語を勉強してくれているだなんて、もう私としてはとっても嬉しくなって、躊躇なく彼女のとなりの席に移動した

しかし私の地下鉄の乗車時間は2分間のみ。でもその2分間で彼女はスペイン人で、日本語を勉強しているかたわらスペイン語を教えていて、最近スペインから彼氏もドイツに来たということを話してくれた。 

なるほど~、こんなに太陽のような明るい印象の若い女性がドイツ人ではないということにミョーに納得。

しかし、そのあたりまで聞いたところで私は残念ながら乗り換えで地下鉄を降りなければならなかった。

本当に残念だったわ~。

こんな経験は初めてだったので、それからとってもいい気分で次の電車に乗り換えた。

 

次の電車はエスバーンという市内から郊外へ走る電車である。この電車で約30分乗車するのだけど、

私の向かいに、これまた20代前半くらいの若い女性が座っていた。

こちらの彼女はさっきの地下鉄の彼女とはガラリと違うタイプ。どこから見てもドイツ人の無愛想な若者である。

もちろん彼女は日本語などいっさい無関係の人のはずであるので、当然のことながら向かいに座っている東洋人のオバサンには一目もくれはしない。(くれないほうがいいんだけど)

全体的に黒っぽいいでたち。 黒いフェルトのデジグアールっぽいデザインのセミロングコートとオレンジのタイツと黒ブーツ。

黒い帽子を深くかぶっていて真っ黒の前髪はパツッと一直線に切られている。

黒ぶちの角張っためがねと、黒い指先をちょん切った手袋をはめて、小説の単行本を読んでいた。

膝の上には、彼女が中学生くらいの時から持っているのではないか、と思われるくらいのヨレヨレで薄汚れた水色でポケットがほつれちゃっているリュック。

そこで気が付いたのだけど、なぜか彼女はスマホを覗き込んではいなかったということである。

 

最近ドイツの電車に乗ると、若者なら必ずと言っていいほどスマホを覗き込んでいる。

かくいう私も時々スマホを見るが、これは娘か夫からSMSが入っている時のみである。

いったい皆さん何をなさっているのだろう??? これはもちろん日本でも同じことであるけれど。

 

さて、3駅くらいを通過したあたりで、彼女はそのヨレヨレリュックからリンゴを出して食べ始めた。

お腹がすいていたのか、結構なスピードでむしゃむしゃと食らっていた。そのまなざしはどこを見るでもなく一直線に前方を向いている。 まるでロボットが食べているかのようである。

あまりにも豪快な食べっぷりなので、ときどきリンゴのかけらが飛び散っていた。それでも彼女はやっぱり気にもせず一心不乱にまっすぐ前方を見つめたまま食べている。

あっという間にリンゴは彼女のお腹の中に消えていった。

もちろんリンゴの芯ともどもである。

タネの周りの固いところ、歯に挟まったりはしないのだろうか? タネをかじっちゃったら気持ち悪くないのか?などと心配になるが、 

ま、そういうことは夫に聞いてみることにしてと。

リンゴを食べ終わったと思ったら、ゴソゴソとリュックの中から何やらビニール袋のようなものを取り出した。

何かと思ったら手巻きタバコセットだった。

ホホー、タバコですか。今から巻いておいて電車を下車すると同時に火をつけるということか。

ってことはもうす下車するということであろうと、思っていたのもつかの間、もうひとつリンゴを持参していたことを思い出したようで、2個目のリンゴをかじり始めた。

こちらのリンゴにはしっかりした枝がくっついている。

彼女はもしかして、この枝をも食べてしまうのだろうか? と少し心配しながら見ない振りをしながら見ていた私。

2個目のリンゴもさっきと同じくらいのスピードで平らげる彼女。心配されていたリンゴの枝がゴミ箱の中に投入されたのを確認。

いや、まさかね、牛じゃないんだから、枝は食べないわね。(牛も食べないか?)

結局そのちょっといかつい感じの彼女は私の同じ駅で降りて行ったのだが、私よりも先に降りて行った彼女の座っていた席にちらりと目をやると、そこには1個目のリンゴについてたのであろうと思われる枝が落ちていた。

ま、いいんだけど。

やはりゲルマン人には『人に気を使う』とか『人様にご迷惑をおかけするのはよくない』などという考えはいっさいないというイメージである。

 

それにしてもこの二人の対照的な若い女性。

ま、片方は日本語に興味があるということで状況がかなり違うこともあるが、オーラというか、その人からにじみ出るものが全く違うんである。

帰宅してから夫にこの話をした。

もちろんドイツ人はこう、スペイン人はどう、とは言えない。

しかしながら、よく言われることは『ワインが育つ地方出身の人は明るて陽気な人が多いし、ワインができない地方出身者は逆にとっつきにくい人が多い』ということである。

 

なるほど~、そう言われるとそんな気もして来るぞ~。

出身地を知るということはドイツでは大事な情報なのかもしれない。

今度から聞いてみることにしよう。

『あなたの出身地にワインはありますか?』

多少の心構えができるかもしれない

 

 

 

 

 


ドイツ語ペラペラですか?

2014-01-24 | ひとりごと

 

4年くらい使っていた無地良品のはかりの電池が切れた。

と思ったら、電池を入れ替えてみてもうんともすんともなく、やっぱり壊れていたらしい。

な~んだ、日本の乾電池が寿命が長いと喜んでいたら、日本のはかりの寿命の短さに、けっこうショック。

デザイン的にそれほど気に入っていた訳ではないので、まぁいっか。

でも新しいはかりは必要なので、気を取り直してさっそく買ってきた

 

買ってきたのはドイツのメーカー "SOEHNLE"、ドイツの『タニタ』みたいな有名なメーカーのもの。

白いのが無印良品のもの。忘れちゃったけど2千円くらいした。 SOEHNLEは18ユーロだった。しかも5年間保証。

やっぱり壊れてよかったわ、なんちゃって。

末永くおつきあいよろしくお願いしますねっ。

 

さて、この新しい相棒のはかりでお友達をメロンパンを作っていた時のことである、

『ドイツに住んでるんだから、もうドイツ語はペラペラなんでしょ~?』と聞かれて困る、

という話を聞いた。

 

まあ、海外に住んでいる方はどなたもこのテの質問には幾度となく出会うことがあることでしょう。

この話を聞いて私はまたひとしきり考えてみた。

聞いている人はいったいどういう意味できいているのだろうか、が気になるのである。

私が聞く方の立場だったらどうだろう、ということも考えてみる。

そして、たとえばドイツ人同士の会話ならどうなっていたことだろう、ということも。

だいたいにおいて、『ペラペラ』とはいったいどういう定義なのだろうか、などなど。。。

いずれにしても『はい、いいえ』で答えられる質問ではない。

答える側としては、

『いいえ、ドイツ語はまだまだだと私は思っています』と、自分にキビシいという人もいれば、

『ちょろいよ』なんて考えている人もいるだろうから、これまた難しい。

 

。。。なんてことを考えて『ドイツ語はペラペラなの?』という質問をした人に対してくどくど言っても

『いや、あの、ですから、そんなに深い意味で聞いたんじゃなくて、日常生活に問題がない程度はできるのか、ということが軽く知りたかっただけなんですけど。。。』

と気まずい空気が流れる、というのが落ちである。

 

軽く聞かれていることはわかっていても、その言葉にこだわればこだわるほど『軽々しく聞いてほしくない』気になるのである。

そうじゃありませんか?

 

で、その『ペラペラなのか』質問はドイツ人同士はどういう会話となっているかというと、

よく聞く質問は、ごく単純に Sprichst du Japanisch? である。 そこに『ペラペラ』という形容を使う人はあまりないと思う。

夫の場合はこの質問にあうと、『それは妻に聞いてくれ?』と言って逃げる。ずるいぞ! 

質問を振られた私は、ここでもやっぱり困ってしまう。

これは私が『ドイツ語ペラペラ?』と聞かれているのとほぼ同じで、『自己評価』を迫られているわけである。

 

語学とは言葉、つまり語彙と文法の知識はもちろんのこと、文化や習慣、さらには『場数を踏む』という経験など、様々な要素の集合体である。 

だから終わりなき格闘なんである。

だから面白くもあるわけで。

こんなことを言っているとまたもや、『重箱のすみをほじくってる~!』と言われそうなのでやめとこっ

 

ってなわけで、お互いがんばりましょう

 

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