ドイツと私

ドイツ生活3回目、ドイツ初上陸は30年前。
今まで知らなかったことや考えても見なかったこと、再発見することはまだまだ!

日本の高速道路で覆面パトに捕まってきました。

2013-04-08 | 日本へ里帰り

 BW州のイースター休みが2週間あったので、ほぼ2年ぶりに子供達と3人で日本へ帰っておりました。

あっという間に過ぎてしまった2週間。

ドイツにいると毎日ブス~っとして引きこもり主婦の私ですが、日本にいた2週間はおしゃべりをしているか、買い物をしているかのどちらかで、とっても楽しく忙しい時間を過ごすことができたのです。

しかし!

楽しいことばかりではなく、高速道路で覆面パトカーに捕まるというあまりよろしくない経験もしてきました。

 

と言いますのも、

 

まあついついと言いますか、うっかりスピードが出てしまい、

バックミラーに何やら赤いランプがピカピカするのが見えたと思ったら、

その車は次の瞬間私の車の真横に来ていて、

見ると、ヘルメット着用の怪しげな2人の男が私の方に向かって前方を指示しているのでした。

仕方なく指示通り路肩に停まり、うなだれてヘルメットおじさんの方へ歩いて行ったわけですが。

とりあえずは免許証を見せろと言うので、日本の免許を提示したところ、『ご住所はこちらでよろしいんですね?』と言われ、『いいえ、違いますけど。。。?』とかなりナイーブに答えてから、すったもんだが始まったのです。

つまり、日本に住民票がない状態の私は免許証に記載する住所がないということだから、私の免許は無効であるのではないかと、ヘルメットおじさんは主張するのですわ。

しかも、これが無免許運転ということになると50万円の罰金で、数週間後に警察へ出頭しなければならず、ドイツへ帰国することもできなくなるかもしれない。。。などとヘルメットおじさんは言い始めるしまつ。

でも、私の免許は免許だし、有効期限も過ぎていないので、何の疑いもなくフツーに運転していたので、腑に落ちないし~。

『だから、いったいどうしろって言うわけ~~~?』と切れそうになったところ、

『同乗者は免許は持っているのか?』とヘルメットおじさん。

同行していた姪は『持ってますけど、ペーパーです』と言うと、

『じゃあ、運転を代わってもらいなさい、そしたらこのまま行っちゃっていいです』ですと。

結局は、運転したくないオーラいっぱいの姪を、ヘルメットおじさんと一緒になって説得することとなり、

不幸中の幸いと言うか、最終的に今回は見逃してもらうことになったわけだけど。。。

 

それにしても疑問は残る。

って~ことは、ですよ、海外に引っ越した人が日本に一時帰国したときは免許がないってことになる訳ですかね?

国際免許証? 

私のようにドイツの免許証を持っている人なら、翻訳証明を携帯していればよいと言うのは知っていますがね、でも日本の免許しか持っていない人はどうするんですか?って話。

でも、これが例えば、日本の免許証の住所が正しいと答えていたなら罰金を取られたのだろうかと。

 

 それはともかく、今度日本に帰るときには免許証のこと細かくチェックして行かないと大変なことになるかもしれないと言うことを学習できた今回の日本里帰りでございました。

人生いくつになっても学習でございますね~。。。

 

  


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