ドイツと私

ドイツ生活3回目、ドイツ初上陸は30年前。
今まで知らなかったことや考えても見なかったこと、再発見することはまだまだ!

馬の次は卵ですか?

2013-02-26 | ドイツの話題

ま~、食品関係の話題の多いことと言ったらありあません

馬肉スキャンダルがまだニュースで騒がれているのに、今日の新聞のトップニュースは卵のビオ偽装ですと

          

食品の安全性が疑われてメディアを通して一般市民が右往左往するという事態が過去1年だけでも何件ありましたっけ

ドイツはなにかと話題を提供してくれる『Stunftung Warentest』(企業との癒着がないことを祈るぞ!)がメジャーだし、テレビ番組でも『Markt-Check』は視聴率いいみたいだから国民の関心も高く情報も早い。 

(日本でも『暮しの手帖』と言ったかな? 雑誌で商品をチェックするっていうのありましたよね? もうない?)

今回の馬肉スキャンダルのニュースはイギリスで始まったものだけど、初めて知ったのは、馬肉が牛肉のなんと5分の1の値段で流通しているということ

 

馬肉なんて牛肉と違って食肉として飼育されているわけじゃないから、流通している量も限られているはず。

5分の1の値段ということは、それだけ市場に需要がないからということなのでしょう

 

ところで私の夫は馬刺が大好きで、日本にいる時馬刺がメニューにあると大喜びしていた

ドイツに帰って来て、夫が『日本にいたときに食べた馬刺がおいしかった~』と自慢げに話すと多くのドイツ人は一瞬目がテンになる

娘がまだ小学2年生くらいのときだったか馬が大好きな頃があった。(なぜかこのくらいの年齢の多くのドイツの女の子が夢中になる傾向がある

雑誌などで馬の写真があると『かわい~』と感激している娘の横で夫は『おいしそ~』と言っては娘に怒られていた。

 

ちょっと前にとなりの州のとある村のお祭りに行ったとき馬肉屋(?)がスタンドを出しているのを見つけた。夫の姿が見えなくなったと思ったら、さっそくステーキにする肉を買って戻って来た。 

自宅で馬肉ステーキというのは初めて。馬肉ってクセもなくにおいもなく低脂肪でしかもやわらかくておいしい。食べる物にはうるさい息子も絶賛していたし。

その時『意外と高くなかったよ、牛肉よりは高かったけどね』と言って喜んでいた夫だっただけに、この馬肉のニュースを見たときの彼の目はテンになっていた

馬肉スキャンダルに関しては、私は『チンするだけ』の食品はあまり買わないから、どちらかと言うと傍観者の立場で報道を見ていたけど、

卵に関しては私もおおいにだまされてるかも

パンやケーキを作ることが多いから卵はかなり消費している。しかも私が買うのはいつもビオの卵。

ビオの卵は10個でだいたい2.60ユーロ。ビオじゃない卵よりも1ユーロくらい高い。

これがもしビオじゃなかったら、いったい今までどのくらい偽装業者にもうけさせていたのだろうか?と思うとやっぱり腹が立つ

どこの業者の卵が偽装の疑いがあるかと言うのはまだ報道されてないから、わかってないけど、

私の買っているビオの卵はアルディのもので、黄身が普通の卵と少し違う(色が薄くてシャカシャカしてもなかなか潰れない)。だからきっとビオですよね~?。

 

クリスマスの前に少し騒がれたアドベンツカレンダー。12月1日からクリスマスまで毎日チョコレートが出て来る仕組みのカレンダーが話題になったのも記憶に新しい

アドベンツカレンダーのチョコレートはほとんどが古新聞をリサイクルして作った箱にアルミやフィルムに包まれないで直接入っている。 新聞に使われるインクに発がん性物質が入っていて、チョコレートのように油脂分の多いチョコレートなどはこの発がん性物質を吸収しやすく、しかもアドベンツカレンダーは生産がすでに半年前くらいから始まっているので、その長い間倉庫に眠っているという。

特に発がん性物質が顕著に検出されたメーカーの名前が報道された。安価なメーカーばかりでなくLindtも入っていた。

その報道が発表される数日前に、実は私もアルディにてアドベンツカレンダーを購入していた

子供達に知らせると、娘は『別にそのくらい大丈夫じゃない?』と言う。反対に息子は『そういうチョコレートは食べたくない』と言う。

次回アルディに行ってみると例のアドベンツカレンダーがあったワゴンはすでに空になっていた。

レジに並んで自分の番が来たときに店員さんにとりあえず聞いてみた。

『アドベンツカレンダーの発がん性物質のニュースを見たから、今度返品していいかしら? レシートはもう捨てちゃったんだけど』

すると彼は『ニュースの報道って何のことですか?』と言う。

今度は私が目がテンになる番だった。『あなたニュースとか見ないの?』と心の中であきれていると、

そこでレジで私の後ろに並んでいた主婦が口をはさんできた。

『私もそのニュースは見たわ~。でもアルディの名前は出てなかったわよ!』

『いや~、そうおっしゃられましても、ちょっと心理的にやだわ』と言うと店員さんは

『じゃあ、今度いつでもいいから持って来て下さい。すぐに返品受け付けます。レシートなくてもいいっすよ』

ということで『さすがアルディだわね』と安心して家に帰った。

しかしその後、『いつでもいいよ』と聞いて安心していた私はすっかり忘れていて、2週間くらいしてからやっと持って行くこととなった。レジで事情を話すと『レギュラープライスで買ったんですか?』と聞かれ、『あー、そうですよ、たしか7.99ユーロだったかな』と言うと、『残念ながらアドベンツカレンダーは半額で販売していたので返品するとしてもレシートがないのなら半額分の返金しかできません』とのこと。

なるほど~。そうだよね~。でもちょっとぐやじ~。。。と、まあそれはいいとしても。

 

新聞紙の印刷インクが発がん性ということなら、

マルクトで野菜を買うと新聞紙で包まれたりしてる。。。ってことは発がん性物質入り

こういうことはきりがないと言うのも確かなんでございますがね、外食すれば何を食べさせられているかわかんないでしょ。

 

まあ、こういう報道もどっちみちいつかは『のどもと過ぎれば』と言うことになるのでしょうしね~

 

 卵2個使用。デコは娘担当


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タイ人と間違われて

2013-02-22 | こんなことがあった

よく『中国人と間違われた』とかちょっと色黒タイプで目鼻立ちがしっかりした人なら『タイ人と間違われた』とか言う話を聞くことがある。 私は顔がのっぺり面なので、きっと中国人と思われているのでしょう。

だって、ここにいるとほとんど東洋人イコール中国人だから。

日本にいる白人イコールアメリカ人と思われるのと同じと夫は言うけど。

いや、のっぺりな私も『タイ人?』と言われたこともあった!

ドイツで滞在許可を申請するための証明写真を撮ってもらいに、夫の実家の近所の写真店に夫2人で行った時だった。(ということは16年くらい前か?)

『妻の証明写真が必要なのでお願いします』と夫がお店の人に言うと、その店員は私の方を見てからすぐまた夫の方に向かって『タイランド?』とニヤリとした。

このニヤリは間違いなく『カタログで?』というのと同じ意味だったに違いない。

あわてて夫は『い~え!日本人ですっ!』と『えっ? なんで?』との表情で返したけど、その後は3人とも無言になってしまった。

その写真店を出たらすぐ、『なに~?あの人~?』 『きっとカタログで見つけてきたと思われてたんだろうね』『いや、もしかしたら彼の奥さんがタイ人なのかもしれないよ』とかと話しながら帰ったと思う。

どうしても国内で出会いに恵まれないとかいう人たち、農家の息子とかね、がタイやフィリピンから女性を紹介してもらうというのが、その頃、というか少なくとも80年代はそうだったと思うけど、話題になっていたからだと思う。 それが本当にカタログで女性を選ぶのかどうかは知らないけど。

きっとこの写真屋もそんなことを想像したのだろうと私は思う。

日本でも、池袋のサンシャインのそばを通ると何度と聞いたことがある(これは90年代だったな)。よくは覚えていないけど、『外国人をお嫁さんにしませんか?』みたいなのがどこかのスピーカーから流れていた。

実際、どう見ても田舎のオヤジみたいな風采の人が若いフィリピン人と思われる奥さんを連れているのはよく見るし。

タイやフィリピンに旅行してもそういうカップルがいっぱい。

2人とも幸せならいいんですがね、でも時々どう見てもモテないタイプの白人のオヤジ一人と2人の若いフィリピン人の女性がホテルの朝食の席にいるのを見ると、ちょっと複雑な気が。

もしかしたら、この私もそんな風に見られているのか? 確かに証明写真の店のオヤジはそんな目で私を見ていたしな。

人づてに聞いた話だけど、ある村に住んでいた日本人女性。近所のオバサンたちから、『あそこのはカタログで見つけたお嫁さんだそうよ』と噂されていたらしい。それを聞きつけた彼女のお義母様は、『違うのよ、うちの嫁は日本人なのよ!』と言うと、今度は『あそこのお嫁さんは日本のカタログで見つけたらしいわよ』という噂に変わったらしい。

 
 忘れられないのは今から約20数年くらい前、ドイツから日本へ一時帰国した時のこと。

料金が一番安かったバンコクで1ストップのタイエアーで帰ることにした。

その前にシンガポールエアーで一時帰国したときにシンガポールで2日間くらい滞在して観光とお買い物ができて、とても楽しかったので、その時もバンコクで1泊することにした。

飛行機の私の席は窓側で、となりの席にはドイツ人オヤジが座っていた。

もうすぐバンコク到着くらいの時だったか、やたらと話しかけて来るようになった隣のオヤジ。長距離飛行機で見知らぬ隣人と会話が生まれるということはそれほど珍しくないことなので、最初は受け答えをしていたが、そのオヤジ、妙にニヤニヤしている。 へんな感じと思い、持参してた本で顔を隠すようにしてなるべく顔を見せないようにしていた。

私の前の座席にも気持ちの悪いドイツ人オヤジが座っていた。

そのオヤジもなんと、私と対面するように後ろ向きに座って(子供がよくやるような姿勢で)ニヤニヤしながら『Wie heißt Du?』などと言ってきた。

私はもう気持ちが悪いのと怒りでいっぱいで、だけど飛行機から降りることもできず、必死で持参していた本に顔を埋めて読むふりをしていた。

しばらくするとこんどは前の方から乗客に話しかけて回っているタイ人の『やり手婆さん』系の年配の女性がいることに気が付いた。どうやら男性乗客(たしか乗客の多くは男性だったか?)にだけ何か話しかけているようだった。

『Hast Du schon Freundin?』と聞いていた!

当時まだ若くてナイーブだった私、やっと状況が把握できたのである。

もう私は本当に泣きたくなるくらい気持ちが悪く、早く着陸してくれ~!と願うのみだった。

やっとの思いで着陸したとき、シートベルトのサインが消えたと同時に席を立ち通路に出ようとした私だったが、隣の例のオヤジは席にふんぞり返ったままで動こうとしない。

『すいませんけど、出たいんですけど!』と言うと、そのオヤジ、

『じゃ、出れば?』と言ってやっぱり動こうとしない。

しょうがないのでそのオヤジの膝の上を飛び越える感じでやっとこさ通路に出られ、逃げるようにして飛行機を出たのであった。

まったくもう、と思いながらタクシーでホテルまで到着した。

まだ時間があったので、フロントで観光ガイドの予約をした。

私はてっきり客を数名集めて出発するガイドだと思っていたので

集合時間にフロントに行ってみたが誰もいないようだったので聞いてみた。

すると『女性の方には男性のガイドがつきますので、しばらくお待ちください。』と言う。

『女性の方って、私一人なんですか?』と聞くと、『そうですけど、なにか?』とのこと。

『ふ~ん、そうなんだ、私一人なんだ。』と思って待っていると若い男性が近づいて来て、その人がガイドだとわかった。

それほど時間があった訳でもないので、どこを観光したのかもう覚えてはいないけど、感じの良いガイドだった。

そしてホテルまで帰って来た時、そのガイドは私に『もしよかったら僕の彼女も一緒に3人で夕食をご一緒しませんか』と言ってきた。

というわけで、彼の彼女が働いていると言う日系のデパートへ彼女を迎えに行った。可愛らしい女性だった。

その3人でデパートをちょっとだけ散策してから夕食をとり、『いい人もいるんだな』と思いながら無事ホテルへ戻ることができた。

ホテルに戻ると、部屋のドアに何やら封筒が挟まっていた。

開けてみると、それは『若い男性紹介します』という広告だった。

そうなんだ。。。なんだかなあ。。。早く帰りたいなあ。。。

その後のバンコクから日本、日本からバンコク経由ドイツまではどうだったか覚えていないので、ごく普通の空の旅だったのでしょう。

 

そういえばここまで書いて思い出したけど、結婚したときだったか、義母と2人でメッツィンゲンの Hugo Boss へお買い物行ったことがあって、そこにいた中年のオバサンの店員が(私にじゃなく)義母に話しかけて来て、『(お宅のは日本人なの?)うちの嫁はタイ人よ。でも私は彼女のこと好きだわ』とかいう話をしていた。このオバサンは何が言いたかったんだろうと。やっぱり、カタログ感覚だったのかなあ? 

いや、しかしですね! 私たち夫婦の場合はカタログ婚ではないのは明らか。

だって夫は私よりも5歳年下で、身長はドイツ人男性の平均よりも高いし、すらっとしたタイプでお腹も出てないし、ブロンドで(義父は早くからツルツルだけども)まだハゲてない(ちょっと最近寂しくなってきたけど。。。)! (日本にいる時広告のモデルになったことも!1回だけね)

オバサンをわざわざカタログで選ばないでしょ。

  

現在はネットで奥さんを選ぶらしく、夫の友達で一人います。 

彼はスイス人で良家の息子で学歴もあって会社での地位もあっての、いろんなことをよく知っているから話してもとても楽しい人。。。なのに、身長はあまりなく、年々洋服のサイズが上がっていて、髪も結構寂しくなっちゃってという3拍子そろっちゃってる人。 彼はネットでロシア人を2回目の挑戦でめでたくゲット! 1回目に挑戦した時の彼女は『まるでバービーみたいな女性で、僕にはとてもあわない』だったそうでお断り。聞いてみるとこのロシア人女性のお姉さんも同じくネットを通じてスイス人のご主人をめでたくゲットできた人だとか。

当事者の2人がそれで幸せならばそれでいいんですが。

逆に夫の会社の同僚の男性で、同じくネットで知り合ったロシア人女性と結婚したのに、滞在許可をとったあとすぐに逃げられちゃったというかわいそうな人もいるらしいので、山あり谷あり、人生いろいろですわな。

 

 タイから持って来たぞうさんもドイツでさぶそ~ 

 


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ああ、日本人

2013-02-19 | 日本と日本人


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日本を離れていると日本のことがとっても気になる

日本国内のことももちろんそうだけど、海外での日本イメージなどのこと。

つまりこちらで報道されている日本関連のニュースにはアンテナがピピッ反応する。

 

新聞やインターネットのニュースなどで、見出しに『Ja』この2文字があると、『ん?Japanか?』と、探知機のように反応してしまう。

でもそのほとんどは、『Jahr』 とかだったりして。。。

まあ、これくらい日本の話題に関しては私自身がピリピリしていると言う証拠でございましょう。

 

海外で日本人として生活しているとやっぱりどうしても気になることは確か。

日系企業の軒並みの営業不振から、トヨタの未だに続くリコール報道、はたまた自民党政権カムバックや、原発問題、等々。

政治経済関連は、なにやら暗いニュースばかりではないですか

 

少し前のノーベル賞受賞はちょっとウルウルするくらい嬉しいニュースでありましたが

 

オリンピックの時期は特にピリピリしてしまう。ドイツにいると日本が出場する種目は残念ながらあまりテレビで放映されないので、日本のネットニュースで注目選手を事前にチェック! そしてその注目種目がドイツのテレビでもしかしたら放映されるかチェック! 放映されなかったらその時間にネットで速報をチェック!。。。。と、いちいち一喜一憂してしまう。 

 

それでもやっぱり特に気になりますのは、サッカーの日本人選手の活躍なのでございます

私の住んでいる地元ではシュツットガルトVFBに岡崎選手と酒井選手ががんばってくれている。

酒井くんに至ってはは日独の血を引く選手なので、なんか自分の息子くらいに思えたりして。

でもお二人とも最近調子があまりよくなくて、心配しております。

月曜日の新聞には必ず試合の評価などがのっているのでチェック!

 左の端っこにちらりと酒井選手が。。。前回の試合はやっと勝てた

 

先日も、酒井選手がブンデスリーガでデビューした時のようなスピードもスタミナも今は見られなくなった、まるで『あれは幻だったのか』みたいなコメントが新聞に書いてあった 確かに最初の頃はチームも好調だったし、酒井くんも毎回評価点2をもらっていたよね。テレビのスポーツ番組にも出たりして注目されてたし。ドイツ代表に選ばれてもおかしくない、とかなんとか騒がれるくらいだったのになあ。。。

近所にVFBの酒井君のユニフォームを着てる子がいるくらいVFBファンにとって希望の星だったのになあ。(これを見た時は私も心の中で『ありがとう!』と叫んだわけでございます)あ~、この子はきっといい子に違いないなんちゃって。

なんとしても次は印象的な活躍がないと

 

ドルトムントからマンUに移籍した香川君の活躍も大変気になります。だってドイツでもかなり有名人ですから。マンUに移籍するときにドイツの一部メディアが『(ドルトムントで活躍した後プレミアリーグへ移籍してずっとベンチを温めることになったシャヒンというトルコ人と同じように)ベンチを温めて終わりになるのがおちか?』なんて失礼なコメントをしているのを見ちゃったから、よけい気になる 

先週のレアルとの試合も不発で、先発だったのに途中交代。 その時のリポーターも『存在感なしの香川が交代するのは当然』なんて言ってた。注目されていた試合だっただけにかわいそ~ (先発の回数はシャヒンよりも多いぞ

 

 

オリンピックとか国を挙げてのスポーツイベントならば、日本人に限らず自分の出身国の活躍は気になるとは当然のことでしょう。 ドイツ人の夫でも然り。

ただ、私の場合応援するのは本当に日本だけ。夫がドイツ人だからといって、ドイツがメダルを取ったりしてもさほど嬉しくもない。 去年のサッカーのヨーロッパ杯でもドイツがポルトガル(だったっけ?)に勝った時も、パブリックビューイングにいて、夫も含め回りがみんな盛り上がっているところで、私一人ぽつんと 

そんな私を見た夫は『なんで喜ばないの~~~~?』って。

あ~ごめん、ごめん! 今度から喜ぶふりするほうがいい?

 

私は了見が狭すぎるんですかね~。

 

夫は私とはかなり違う。

夫は日本や日本人が活躍すると少年のように喜ぶ

私と同じようにサッカーの日本人選手の活躍で一喜一憂する。

アテネオリンピックの平泳ぎ決勝で北島選手が金メダルを取ったときにはウルウル涙目でこの時も少年のように歓声をあげて喜んでいたし

 

2年前の地震の時もテレビで津波の映像を見るといつも口を一文字にして涙目になっていた夫の姿も忘れられない。 その光景を思い出すと今でも泣ける私だけど。

 

というわけで、来年のサッカーのワールドカップが楽しみ~

日本人で集まってパブリックビューイングに行くぞ ブラジルかあ~、時差はどうなんだ?

えっ 日本は出場まだ決まってないの 

 

 

 


日曜日と祭日

2013-02-17 | ドイツ文化

『ドイツ人は散歩が好きだ、何かあるとすぐに散歩に行きたがる』と多くの日本人がコメントしている。

 

散歩は健康にいいからよいではないですか、と思う。

とは言っても、それはドイツでは『他に特別にすることもないから』というのも大きな理由ではないかとも思う。

 

だいたい私なんかそうだけど、ヒマだったら『ちょっとお買い物にでも行こうかな』と言う気分になる。

でもドイツの日曜日や祭日なら不可能。 それはドイツでは日曜日と祭日は働いてはいけないという法律があるから。

店舗開店法と言うのでしょうか。

つまり日曜日と祭日はドイツではショッピングは基本的にできない。

観光地のお土産物屋や空港や駅などのキオスク、ガソリンスタンドのショップなどのは例外でオープンしているが、それはもちろん、ショッピングを楽しむというものではない。

 

これは、キリスト教の聖書にある『週の7日目は安息日』なので、休まなきゃあいけないからという理由から

 

理由はどうであれ日曜日と祭日はショッピングができない法律がある以上、日曜日がヒマならば友達を呼んでパーティーを開くか、映画館にでも行くか、どこかのカフェに入るか、サウナにでも行くか(今日日曜日また行って来た)、一日中ゴロゴロしているか、、、さもなくば、散歩でもするかとなるわけですわ

 

しかしですね、もしこれが日曜日も日本と同じようにお店がオープンしているとすれば、きっとドイツの景気ももっとよくなるんじゃあないかと思うんですが、どうでしょう?

一般人で月曜から金曜日まで働いている人にとってみると土曜日にショッピングをする以外にないわけで

だから土曜日のショッピングセンター等の混みようといったら

 

ただし、日曜日に関してはこの法律も21世紀の今日ではいくらなんでも時代に即していないという意見もあり、最近では1年に2回くらい日曜日でもお店を営業してもいいですよという規制緩和されている。

これが Verkaufsoffener Sonntag 『日曜営業日』でございます

 

土曜日はというと、いまでこそ平日の営業時間と同じだけど、

私がドイツに住んでいた約30年前の記憶だと、土曜日と言うのはスーパーだろうが、デパートだろうが、何だろうが一律店舗営業は午後2時までだった。 当時は月に一回だけ土曜日(第一土曜日だったか?)に午後4時まで営業してもいいよというのがあった。 Langer Samstag 『長い土曜日』 と呼ばれていた

Langer Samstag は特別に混んでいたように記憶している。

しかも限られた時間内でお買い物を『やっつけなかればならない』ので、だれしも目を血走らせていたような気もする。

今考えると笑えてしまう。

 

この『長い土曜日』という習慣もいつしか毎週土曜日は午後4時までが一般的となり、それが今となっては平日と同じ開店時間が許されることとなり現在はすでに死語となっているわけですが。

 

でもこの頃の名残とも言えると思うけど、日曜日と祭日で連休になってしまうことがあるが、その前の土曜日のスーパーの混みようといったらすごいし、まるで食料危機でもあるのかと思えるくらいの勢い。

こういうときには夫に必ず聞かれる『2日分の食料品は確保してある?』

まったく、笑えてしまう。

 

 

いずれにしても、日曜日にショッピングができないということに日本から来た私たちはまずは慣れることが必要

食事の支度中にうっかり塩とか砂糖とかがきれていて、それが日曜日だったなら、近所に借りに行くか、ガソリンスタンドに買いに行くか、もしくはあきらめるしかない

友達の話によると『ワインが切れたから貸して!』とやってくる近所の人もいるらしい。しかもその人から貸したワインを返してもらったことはないとか。。。。 まあこれは極端な例ですけど。

 

そういえば、もう一つ店舗営業のびっくりすることがありました スーパーとかはこの例ではないけれど、個人経営の商店が平日でも12じから2時までお昼休みだから店を閉めるということ これは人口1万5千人くらいの村に限られると思うけど。

それにしても、これにはさすがの私も『まったく、あんた達、やる気あんのか』と言いたくなってしまう。

イタリアとか南の方に行くとお昼休みって言うのは一般的だけども。シエスタとか言っちゃって。

ドイツから日本に帰っている時、例えば12時くらいに郵便局に行こうとした時『昼休みなんてないよね?』と念を押してしまったりするくらいのトラウマになっていたりする。

 

日曜日や祭日にお店を開店することはなぜゆえに聖書が禁じてるからと言って許されることではないとは、資本主義の世の中で、なんと言いますか、少し信じられない。

 

それでも最近はやっぱりおかげさまでと言うか、慣れてきた

今度日本に帰ったときに『日曜日に店が開いているのがうっとおしい』なんて言っちゃうかもしれないなあ

 

 

 

 


Nescafe Dulce Gusto その後

2013-02-16 | 日記

やっぱり

さんざん悩んだわりには、宣伝マンの振る舞ってくれたカフェマキアートであっさり購入したカフェマシンのネスカフェドルチェグスト。

これに切り替えてから数週間しかたっていないのに。

 

決断力のない私たち。そして結局は土壇場で決断して後で後悔する私たち。

 

今回のカフェマシンもやっぱりこのパターンだったと言うしかないみたいで

 

『Nespressoやミル付きのマシンと違って掃除する必要がないところがいいんですよ~

というのが決断したプラスポイントであったが、実際に使ってみると、こ例外にプラスポイントが見つからない訳なんです

 

まずはカプセルがNespressoよりもほぼ2倍くらいでかい、つまりゴミが増える。 だからカプセルをいちいち分解して処分することに。

マキアートなどを作る時はさらにミルクのカプセルも必要なんであるが、泡がしっかり立たないのですぐに消えてしまい、これって普通のカフェオレですか?ってなかんじになってしまう。

そして Nespressoの方が美味しい

 

そして極めつけはなんとスーパーのペニーマルクトに行ったとき見つけてしまいました

同じマシーンがなんと60ユーロでセールになっているのを (色は違うけど)

ぐやじ~~~~~

も~~~~~~~ショック

 

やっぱりこんなことならNespressoの方にしとけばよかった~

 

いったいどうしたら今後このような失敗がなくなるのでしょうかね~?

 

 

形はかわいいんだけど。

 

 

 

 

 


マインツのファッシングに行ってきた。

2013-02-13 | ドイツ年中行事

ファッシング

早く冬が終わればいいのにな~、という思いで行うお祭りとのこと。

ドイツ各地で行われる仮装行列のお祭りでございます

数えきれないほどの仮装チームが参加していた。すごいっ

 

私が住んでいる南ドイツ地方でおなじみのタイプ

 

こんな感じの仮装が多いけど。

 

今回やって来たマインツあたりでは

こんなかんじのが多くて。

 

こんなのもありますし、

 

ヴェネチアっぽいのも。

 

この日の温度はほぼ0度。 気合いで寒さも吹っ飛ばす

 

山車というのでしょうか、いろんなスタイルの車が何台もあって、キャンデーやチョコレート等のお菓子を振りまいて行く。ボーッとしているとあめ玉があたって『痛っ』なんてことにも。ドーナッツやパン、ソーセージまで振りまかれる。どれももらって嬉しいって言うほどのもでもないけど、な~んか集めたくなる。あめ玉はパスしたにもかかわらず、持っていたビニール袋はあっという間に満タン

時事風刺の巨大人形をあしらった山車がかなりありまして、ニュースなどを聞いていなければよくわからないということに。

 

いや~、なんだかんだと結構楽しかった

あんまり寒くて風邪を引いた私だけど。。。

 

こういうパレードが各地で開催されておりまして。

ステージではやっぱり政治や時事問題を風刺した漫談みたいなものもある。マインツやケルンのものはテレビでも放映される。

仮装って楽しいものなんですかね? コスプレが人気があるのもこういうことなのか?

 

私の住む村でも昨日パレードがあったけど、わざわざ行くほどのことでもないかと。

来年はプチ仮装にもう少しだけ気合いを入れてみようかな?

 

 

 

 

 

 

 

 


Gourmet Theater - Palazzo グルメシアターパラッツォに行って来た!

2013-02-09 | グルメ

ドイツに来てからというもの、ど~も引きこもりになってしまっている

気のせいか笑うことも少なくなってきたような気が。。。いかんいかん!

 

そんな私を心配してくれる夫がパラッツォに予約を入れてくれていた

 

パラッツォは簡単に言うと楽しいショーを観ながらおいしい食事に舌鼓を打つというもの

食事はハラルドヴォールファールトというミシュラン三ツ星シェフ監修

どんなものなのかとても楽しみだった

 

子供達は2人とも卓球のトレーニングの日。

2人の夕食はパンとハムソーセージ

私たちだけグルメディナーというのはちょっとかわいそうと思い、お詫びの印にチョコムースを冷蔵庫に用意しておいた。これで我慢してちょと。

今日はパパとママは帰りが遅くなるから、遅くとも夜10時になったら就寝するようにと。

 

行く途中で事故渋滞があって、ハラハラすることがあったものの無事ポルシェアリーナの横にあるパラッツォに到着。

暗闇に浮かぶ赤いライティングされたテント! テント 

ちょっとだけシルクドソレイユみたいな感じ。

中に入っても薄暗いまま。。。

 

夫がクロークにコートを預けに行っている間、『みんなそれなりにおめかしして来てるんだな~』と思いつつ、きょろきょろしているとバーのあたりからな~んか視線を感じるなと思いきや、なんと義父母とその友達夫婦が4人でこっちを見ていた

『え~~~~?なんで~~~~?』 

知らなかったのは私だけだったらしい。私だけキョトンとしていてみんな大笑い

6人席だったのでついでに誘ったとのこと。なるほどね。

で、6人そろったところで着席。

 

 会場もやっぱり薄暗いまま。

こんなに暗いんじゃ、おめかしする意味はあったのか?と。

いや、おめかしは自分のためにするものか?と自問自答してみたりして。

 

開演は7時半。

開演してしまうと写真撮影は禁止となる。

これほど薄暗いと老眼の私には眼鏡がないと何も見えないぞ~

前菜、スープ、主菜、デザートというコースメニュー 

                         料理はパンフレットの写真と全く同じ。

 

前菜は美味しかった。サーモンのお刺身が美味。

その次のエビとホタテがプッリプリで、リゾーニパスタとタイカレースープが超おいし~~~~~~~

これには感激しました。

そのあとの牛フィレステーキは普通。赤ワインソースが私には少ししょっぱすぎ。

デザートはちょっと懲り過ぎでイマイチ残念。手間ひまかかっているはずなのに、もったいない。もっとシンプルな物がよかったのになあ。

 

食事はショーの中で完璧に計算された絶妙なタイミングで運ばれて来る すごい

少なくとも100人以上の席は埋まっていたはずなので、この人数に同じタイミングで料理を出すだなんて、本当にあっぱれでございます

しかもショーをやっているアーティストまでもがお料理を運んだりしていて、なんかとても親近感が持ててグー

ショーはサーカスのアクロバット的な出し物がメイン。でもその合間にはコミカルなショーと生バンドの演奏と女性ボーカル。 

どれも本当~に楽しくて、涙が出るほど大笑いしてしまうところもあり

いや~、本当に楽しかった

 

料金が結構かかるけど(飲み物を入れて2人で280ユーロでございました)、その代わり、大、大、大満足で普段のストレスなんかす~っかり忘れてしまって、あっという間の3時間半でございました。

久しぶりに大笑いする私を見て夫も満足げだったし。 

よかった、よかった

パパ、ありがと~

 

パラッツォは6年くらい前に始まったものらしい。毎年冬期限定で毎年違うアーティストで開催されるとのこと。

来年も行けるかな~

 

 

 


Fladenbrot とかFlammkuchenとか

2013-02-08 | ドイツのおいしいもの

息子の歴史の授業ではローマ時代から中世あたりのことが目下のテーマらしい。

先週この歴史の授業の宿題として、その時代に人々が行っていたことを何か家で実際にやってみなさいというのがあった。

例えば、その頃の料理を作ってみるとか、ゲームを作ってみるとか、などなど。

 

息子は、『料理を作る』に挑戦したいというので(一番簡単だと思ったのか)、クラスメイトと一緒にうちでやるからよろしくと。

『インターネットに中世のレシピなるものが多く出てるよ!』との先生のアドバイスがあったらしいので、さっそく調べてみた。

 

一番に出てきたのは『Gulasch(グーラッシュ)』。肉と野菜をパプリカベースのスープで煮込んだ料理。

赤パプリカの有名なハンガリーの料理だけど、オーストリアやドイツでもごく一般的な料理となっている。

しかしこれははっきり言ってボツ。 コストも時間もかかる。しかも子供達と? ムリムリ

 

その次に目についたのはFladenbrot。ごくフツーの基本のパン。

Fladenとは、柔らかい生地を平たい面においてペタンとさせた状態のもののこと。 Brotはパン。つまり丸くて平たいパンで、トルコあたりでよく食べられるやつ。

パンが誕生した時はきっとこの形だったのだと想像できる。

この基本のパン生地にCreme Fraicheというフランス語名がついた、サワークリームみたいなクリームを塗って、Speckというベーコンみたいなのを細かく刻んだ物と小ネギをトッピングして焼くFlammkuchenとほぼ同じ。

Flammkuchenとはフランスのドイツとの国境にあるアルザス地方の名物で、トッピングは同じだが生地にイーストは入らない。

だから薄くてパリパリの食感が楽しめるもの。Flammは Flamme (炎)

 

それはさておき、パン生地を先に作っておけば子供達はそれぞれ自分のフラーデンブロートを作ることができる。

材料も少ないし安上がり、しかも超カンタンってなわけで、即決。

『Mittelalterliches Fladenbrot』として出ているレシピなので文句はないはず。

 

 

基本のパン生地はやっぱり生イーストを使用。

綿棒を使って子供達はなんとなくそれらしく成形して

無事完成

これがおいし~~~~~~~

息子もクラスメイトも、ついでに娘と私も大満足で終了した宿題でございました

 

 


メロンパン作ります 

2013-02-07 | ドイツのおいしいもの

ドイツでは生イーストはスーパーで1キロの粉に使えるものが0.20ユーロくらいで買えるし(20円

生イーストの方がドライイーストよりもだんぜんおいしくなるの

生イーストは日本でも入手できたけど。。。自由が丘のクオカとかなら。。。でも量が多すぎて高い。

 

最近メロンパンが話題に上ることが数回あった。

友達のY子さんも大好きとのことなので、うちで作ることにした。

日本で通っていたパン教室でも実習したやつだ。

甘いパンにクッキーの生地を薄く伸ばしてくっつけて焼くだけのものだけど、見た目ほど簡単な訳でもない。

でもパン教室で作ったレシピだとクッキー生地がイマイチだったので、アレンジし直し。

 

 

小麦粉 Type550 300g の真ん中に穴をあけて半分の生イーストを割り入れて

50g 砂糖

50g ぬるま湯 を入れて、イーストが溶けて泡が出てきたら、

30g バター

4g 塩

1 卵

80g 人肌に温めた牛乳

を投入してコネコネする。

 そして待つと 

 

倍くらいの大きさになったらガス抜きをして丸めて放置。

その間にビスケット生地を

50g バター

50g 薄力粉

40g 砂糖

20g アーモンドパウダー

バニラシュガー をすべてボールに入れ、スケッパーで切っていき、そぼろ上になったら手早く捏ねて丸めて12個に丸める。

パン生地を12等分して丸めオーブンペーパーに並べて、クッキー生地をラップを2枚使って薄くのばした物をパンにかぶせて、スケッパーで筋模様をつける。オーブンを200度にあわせる。

パンが膨らんできたら、オーブンに入れて15分くらい焼く。

 

やっぱり焼きたてを食べていただきたい

 

ドイツにはシュトロイゼルクーヘンというお菓子がある。

これはこのメロンパンと全く同じ材料で作る。

同じパン生地を作ったら天板に生地をピザの要領でのばし、クッキー生地をそぼろの状態でパン生地にパラパラとかけて焼くだけ。クッキー生地はメロンパンよりも倍以上必要だけど。

メロンパンは丸めたりのばしたりと手間がかかるが、シュトロイゼルクーヘンなら、あっという間にできてしまう。

手間かからず、おおざっぱな、ドイツならではのレシピと思う。

同じ材料なら次は手間なしシュトロイゼルクーヘンにしちゃおう

 

 


ファッシング予行演習

2013-02-06 | ドイツ年中行事

ドイツの冬は長い。

今回の冬は特に日照時間が少ないような気がする。

毎日グレー。

朝ちょっと青空が見えたと思ったらおすぐまた曇りなんてことはしょっちゅう。

この時期に天気がよくないのは特別なことではなく、これが普通。

この退屈な時期をどうにかして乗り越えようとするかのようなタイミングでファッシングというお祭りイベントがある。

 

ファッシングといえばケルンやマインツが有名だろう。老若男女が仮装をして楽しむお祭り。

これもまたキリスト教関係のお祭りで、詳しくは知らないが『Fastnacht(断食の夜)』といって、何やら断食を始める前のお祭りらしい。 

私の住むドイツ南部ではこれがなまって『Fasnet』となる。

 

各地で大小さまざまな規模の仮装のイベントがある。伝統行事だから地方によって違うようだが、仮装してはしゃぐのが基本。

そして週末、うちの近所でもファッシング仮装行列イベントがあるという情報を得たので行ってきた。

それぞれの村にそれぞれの仮装衣装があり、近隣の58の村からのチームが参加するという。

 

今まで行ってみたこともなかった小さい村でそんなビッグイベントが本当にあるのか若干不安だったので、近所のお友達も誘って行くことにした。

 

家を出るときにはそれほど寒くはないと思っていたが、用心深い夫はズボン下をはいて行こうと言い、家族全員のズボン下を用意してくれていた。でも実際に着用したのは夫だけだったが。。。

午後1時半からだというので早めに行ってみるとすでにすごい人が道路の両側に立って待っていた。

時間になっても始まる様子はなくかなり待たされたが、ようやくめでたくパレードの始まり。しかしそのうちに風も出てきてあっという間に寒くなり、見学客の私たちは体を動かすこともなく、さぶっ ズボン下を着用しなかったことが悔やまれた

 

 

私の住んでいる南ドイツの、特に黒い森地方では、ちょっと不気味な形相のお面をかぶって奇抜な衣装が多く、時々見物客にもいたずらをする。いたずらをされる見物客はたいていは若い女性。

 

とあるチームはなんと、植木をネットで包む機械を持ってきていて、若い女性を包んでいた。

 本人はキャーッと本当にやめて~と嫌がっていたが、観客はみんな大笑い

抵抗する彼女はあっという間に機械の筒の中へ投入され反対側からネットに包まれて無事解放された。

ネットはすぐに破けてしまうので、ほぼ1分以内にはネットからも解放された彼女。

周りの観衆は大笑い

最終的には彼女も恥ずかしそうに笑っていたけど

 

ムチを地面に叩き付けて大きな音をたてるというのも多くある。かなり長いムチなので観客にあたりそうでちょっと怖い。

私たちにも『ちょっとやってみる?』と言われて近所のお友達がやってみたが、無理。

 

写真をいっぱい撮ったのに、カメラが高画質モードになっていたようで、画素が多すぎてアップできませんでした

 

ファッシングはオフィシャルには来週行われるイベント。このあたりでちょっと有名なRottweilのファッシングなどはなかなか規模が大きいらしく、いつか是非行ってみたい。

でも来週は私たちもプチ仮装して、頭でっかちのかぶり物で有名なマインツのファッシングに行ってきます

 

とりあえずズラだけでも買ってみました。 

   

 ペニーマルクトで4.99ユーロ也。


チャイニーズの寿司 in Bietigheim

2013-02-01 | 日記

週末うちから車で20分くらいのところにあるBietigheimへ夫婦で行った。

私が住む村よりは大きい村

仲良しにしてもらっている日本人の友達もいるので、私はわりと頻繁に行く。

もうちょっと近かったらいいのにな~。。。

 

それはさておき、少し前にその友達から寿司が食べられるアジアレストランができるという話は聞いていた。

で、そのお店ができてからその前を何度か通ったこともあるけど、入る勇気はなしだった。

メニューは中華料理と寿司。

寿司といっても、マグロとシャケのニギリと、鉄火巻きカッパ巻きシャケ巻き、太巻きくらいのもの。

 

週末、夫はその中華レストランを見るのは初めてで、メニューをひとしきり観察していた。

私は入るつもりはなかったので気が付かなかったけど、『食べ放題で一人10ユーロだよ!』とのこと。

 

ちょうどお昼時でお腹もすいてきたし、子供達は卓球に行っていていない。

ほんじゃ入ってみるか、ということになった。

 

店内は新しくて清潔なかんじで、なかなか悪くない。入ると『ニーハオ』と挨拶された。

席に通されると、『ここは初めて?』と聞かれる。 

私たちは初めてなので、どういうシステムなのか中国なまりのドイツ語で説明される。 しかもそのスタッフは夫の方に向いてしかしゃべっていなかったので、あとで『何ですって?』と夫に説明してもらうことに。

結構めんどうなシステム。持ち時間は2時間半。1回に5品オーダーできて、オーダーが出そろったところで、次の5品のオーダーを入れられる。で、5回のオーダーで終了。 

1品は回転寿司の1皿分の量。

あ~、そうなんだ。

私はとりあえずまぐろとシャケのニギリと、鉄火巻きとカッパ巻きをオーダー。

夫もマグロとシャケのニギリとサラダ、そして肉ラーメンをオーダー。

 

私の大好物の太巻きはかんぴょうや厚焼き卵などが入っているやつ。

でもここのはやっぱり ちょっと違ってました。

まあ、それでもいいです。

肉ラーメンは夫いわく、失敗。

私が一番おいしいと思ったのはエビのピリ辛ソース。写真は撮らなかったけど。

 

残念ながら、結局2回オーダーで終了した私たち。

何をオーダーしたかはすべて番号でやり取りされる。

運んできても『エ~っと、34番が一つ~、55番が二つ~、かな?』という感じで、

オーダーした客もすべての番号を覚えている訳でもなく、

『え~っと、34番は注文してないよ、でも36番がまだ来てない』みたいなことになっちゃって、

メニューの写真と番号をいちいち確認に時間がかかる。

4人のスタッフがいたけど、まことにスムーズに行かない

3回目のオーダーを入れたところで、ものすごく待たされることになっちゃって、

『もう帰ります』みたいなことに。

このシステム改良の必要あり

。。。というか、もともとそうしているのかな? そ、そんな

 

味はそんなに悪くはなかったと思うんだけどな。

でももう行かないかな。