goo blog サービス終了のお知らせ 

ドイツと私

ドイツ生活3回目、ドイツ初上陸は30年前。
今まで知らなかったことや考えても見なかったこと、再発見することはまだまだ!

出張マウルタッシェン教室

2013-03-02 | ドイツのこれは便利!

 

先日お友達のY子さんのところにマウルタッシェン作りを実演しに行って来た

 

 

マウルタッシェンは作るのに多少時間がかかるけど作業自体はそれほど難しいことでもない。

手間がかかるとすれば材料を細かくみじん切りにするかおろし金でおろしてしまうかなんだけど、私の場合は便利なフードプロセッサーであっという間でございます

  もちろんメーカーはボッシュ

私の持っているのはフードプロセッサー、ミキサー、ハンドミキサー、ハンドパン捏ね器がすべて一つのモーターでできるもので500ワットのキッチンツール。

ほとんど毎日と言っていいほど活躍してもらっております

一番出番が多いのはフードプロセッサーで、マウルタッシェンやハンバーグ、ミートソースに入れる野菜をすべてこれで細かくするとあっという間。 うちの息子は12歳にもなって未だに野菜やキノコ類が嫌いだけど、これですべて解決できる

ミキサーは、ドイツではStabmixerとか Mixstabとか呼ばれる物で日本でもテファールが出していたな、名前は忘れたけど。 子供達が赤ちゃんの頃は離乳食を作るのに使っていたけど、ワット数の高い物を使えば果物や野菜をペースト状にするのもあっという間。 私はこれでディップやカボチャスープ、さらにサラダのドレッシングを作る。タマネギ、人参、セロリと醤油とオリーブオイル、塩、コショウ、砂糖などの調味料を入れてあっという間においしいとろみのあるドレッシングができる。オイルの代わりにヨーグルトを使うとさらに低カロリーになりますしね

パン生地を作るときにあると便利なのが Knethaken というやつ。 日本ではパン教室で習った通りにいちいち手でコネコネしていたけど、これを使えばパン生地もあっという間

パンを作るときに欠かせない道具がもう一つある。

 

ビニール手袋 

これは実を言えばですね、日本のサロンドプロ白髪染めに添付されているビニール手袋でございます

 

パン生地は機械で捏ねるけれど、最後はやっぱり手で生地の表面をつるんとさせるために手で丸める。(愛情も練り込まなければね)でも私の手は温かくて手にくっついちゃってとってもやりにくい。日本のパン教室ではそれでも素手でがんばっていたけど、この素材のビニール手袋を使えば全く問題なし。ライ麦なんか特にべたべたしていて扱いが大変だけど、この手袋で楽チン

 

手間がかかるから作るのが面倒だと思っていた料理もこういう便利な器具があれば以外と楽しくなっちゃうので、オススメですぞ

 


ドイツ(海外生活・情報) ブログランキングへ   にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

 

Brot-Backmischung ドイツパンミックス

2012-12-26 | ドイツのこれは便利!

ドイツには長年お世話になっている。

しかしながら、日本にいてもドイツにいても、ドイツの黒パンが食べたいと思ったことは正直言って人生一度もない。 

日本で育った私の場合、どこにいても『食べたいな~』と思うのはなんたって銀シャリとかうどんですから。

 

ドイツでは夕食はパンとチーズやソーセージ類といういわゆる『冷たい食事』が一般的だ。

理由の一つとしては、

『暖かい食事』= 『肉料理』= 高カロリー 

だから『暖かい食事』は1日1回でよいという概念がある。

そんな訳で、ドイツの食生活には『冷たい食事』のパンはなくてはならないものなのだ。

代表的なドイツパンとは白パンよりはるかに健康的と言われる黒パンBauernbrot(田舎パン)とか Roggenmischbrot(ライ麦パン)あたりだろう。

 

先日ブログ先輩のりすさんも書かれていたので大いに共感したが、私の義母も2週間に一度くらいの頻度で2キロの粉から4つのBauernbrotを焼く。 2キロのパン生地を作るにはやはり大型のパン捏ねマシーンが必要となり、これまたりすさんのお義母様と同じくうちの義母も所有している。

義母の黒パンは自分のサワー種をいつも使い回していて市販の生イースト以外は正真正銘の手作りだ。

ドイツに引っ越して来た当初は『冷たい食事』でなく、スープでもなんでもいいから暖かいものをとがんばって作っていた私だが、パンとソーセージを並べるだけだから用意が楽チンだということと、子供達が卓球クラブから夜8時過ぎに帰って来る日にはさすがにパン食にすることにした。

そこでこのさいだから私も義母のサワー種をもらい受け自家製田舎パンを焼こうと思い義母にそれとなく聞いてみると、

『パンを焼くには経験が必要よ』らしく、

『ほんとんど目分量だから』とのこと。

しかも私は一度に2キロも焼くつもりもない。

2人暮らしの2キロのパンだから、当然のことながら冷凍庫行きとなる。

いくらおいしいパンでも解凍されただけのパンは少々どころか非常に残念。

そこで水を加えて捏ねて発酵させて焼くだけのパンミックスを使ってみることにした。

実は日本に住んでいた頃ドイツからこれを持っていって作ってみたこともあって、経験不足により大失敗してからあきらめていたが、今度はまじめに取り組んでみた。

かなりたくさんの種類のパンがある。

 これはアルディで買えるBauernbrot

Kauflandにはもっとたくさん種類がある。

 

今日はジャガイモ粉を使用してあってクセがあまりないKartoffelbrot。

10分くらいコネコネして

2倍くらいに膨らんだら2時発酵させてまず230度で10分焼いてから180度に下げてさらに30分焼くと

こんなかんじに焼ける。今日は粉をはたいて3本切れ目を入れて焼いた。

 

パンミックスだと誰にもわからないくらいの出来上がり

自己満足に浸れる。 ふっふっふ

 

補足: たかがパンミックスだが、ベテラン義母の言ったとおり、満足いく結果になるまで水加減と捏ね具合、そして温度加減と焼き時間等の微調整のため5回くらいは試行錯誤することとなった。