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ドイツと私

ドイツ生活3回目、ドイツ初上陸は30年前。
今まで知らなかったことや考えても見なかったこと、再発見することはまだまだ!

花を愛でる

2015-07-13 | 日記

最近ちょっと日本のテレビを見なくなっていたんだけど、

『月曜から夜更かし』という番組を見てから『マツコ』にはまっている。
 
最近大人気であるらしいマツコ。
マツコの出る番組がなぜゆえこれほど視聴率があがるのか、なんていう記事も出るくらい。
 
さて、その『月曜から夜更かし』で取り上げられたテーマで
 
『年をとると花を愛でるようになる』
 
というのがあった。
 
そのタイトルを見ただけで、『なるほど~!』と思っちゃったんですな。
 
 
街でのインタビューで、『花に興味なんかないし~』と言っている若い女性と、『きれいな花を見るといやされるわ~』と言っている年配の人。
 
むむ~、とっくに『花にいやされるチーム』に入っちゃっている私である。 
 
 
『庭に植えたバラの花がきれいに咲いたね~!』なんて夫と二人で感動しているわけだから、ものすごくうなずける。
 
確かに、例えば夫と知り合った若かった頃、ふたりできれいな花に感動していた記憶はどう考えてもない。
 
『花の名前はよくわからないんだ』と豪語(?)していた夫も、そういえば最近よく花の名前を口にするようになった。
 
庭の手入れをいそいそとやってくれるのは夫である。
 
先日などは『庭仕事が楽しくて、いやされた~!』なんて言うしまつである。
 
さらにですね、人が花にいやされるようになるのは平均で40代に入ってからくらい、とのこと。
 
いや~、これにもぴったりマッチしてますわ~。
 
ってことは、私たちはごく平均的な中年っていうことなのね...
 

電車でお目にかかる人々

2015-07-08 | 日記

 

またまた変な人に遭遇してしまった。
 
夏休み前の最後のVHSの日本語講座が終わって、漫画大好きな若いオタク系の生徒さんたちに『よい夏休みを!』と挨拶してからS4に乗り込んだ。
 
電車はいつもより混んでいる。
 
Sバーンは二人ずつ向き合って計4人で座るボックス席みたいになっている。
混んでいるから空いている席はないように見えたのだけど、ひとつだけ空いている席があるのに気づいて、その席にめがけて直行した。
 
ずーっとスマホから目を離そうとしない若い女性が窓際二座っていて、その隣に陣取ることができた。
私の目の前には美人の30代前半くらいの女性が座っている。
そのとなりには若い男性がいて、彼は窓の外をずっと見ている。
 
なんかヘンだなと気がついたのは、乗ってからのこと。
私の前に座っている美人女性のどこかから、何やら液体がたらりと落ちるのが見えたような気がした。
 
『ん?』と思っで目の前の女性に視線が行く。
女性は濃い色のジーンズをはいていた。そのジーンズの太ももあたりに濡れた跡が見える。
 
『えっ?』と思ってよく見ると、膝の上においてある黒いリュックにかけた手の指からタラリと液体が落ちるのが見えた。
 
『な、なんで指から液体が? この液体はいったい何?』
まんと、何のためなのかわからないんだけど、要するにつばを指ですくって床に落としているのであった。
 
『えーっ?? ちょ、ちょっとー!』 思わず私は自分の足をひいた。
 
その行動は長くは続かなかったものの、時々親指と人差し指ですくったつばをピーンと床に飛ばすんである。 
目の前に座っている私は気が気じゃあない!
私の隣のスマホの彼女、いくらスマホに夢中でも、気がついているはず! なのに、スマホ女はまったくの無関心のようである。
窓をずっと見ている男も同じく知らん顔。
 
ってことは、その美人女性の奇妙な行動に目が釘付けになったのは私一人。
 
だいたい電車が混んでいたのに、この席だけが空いていた、っていうところがそもそもヘンだったのか。
 
 
つばを飛ばすのをやめたと思ったら、今度は目をつぶった。
そしてその顔に笑みをうかべている。
ちょっと、やっぱり不気味。
 
まるで今にも声を出して笑い始めるのじゃないか、と思われる一瞬もあり。
夢でもみているんかい?...、が彼女は寝ているのではない。
 
そしてまた目を開けた。
でも今度はこちらに視線が向けられている。
その表情は先ほどとはうって変わって無表情である。
無表情なのはさらに不気味。
もしかしたら、視線はこちらを向いていても私の存在は彼女の目に入っていなかったのかもしれない。
 
この人、もしかしてラリってる?
 
なんだか、身の危険さえ感じられる。
 
それとも、時々あくびをしているところを見ると、単なるお疲れなのか?
 
身なりはというと、あくまでもフツーの人である。どちらかというとおしゃれに多少気を使っているというタイプで清潔感もある。
それにつばを床に落とすっていう行動はどう考えても合ってない。
 
 
気がつくと、左隣の4人がけの席が空いた。
 
若干、身の危険を感じていた私は『席かわった方がいいかな?』と思い悩んでいると、つば落とし美人は次の駅で電車を降りていった。
しかも電車を降りて行く彼女は意外に普通のテンポであった。
駅の階段を下りていく彼女が見えたけど、まったくもってフツーの人そのものであった。
 
それとも私の目の錯覚だったのかしらん?  ...んなことないか。
 
 
まったく電車の中にはいろんな人がいるんだなあ、もう。
 

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2015-06-25 | 日記

うちの中国人の留学生がきのう中国へ帰っていった。

まる5ヶ月うちで預かったというわけ。
 
正直言って『めんどくさいな~』と思ったこともしばしばありましたよ。
でも後半はあっという間でしたわ。
 
我が家は、息子と私がしょっちゅう険悪ムードなので、彼女が『まったくも~!』と思っていたことも多かったとも思います。
 
まあ、それでも私はできる限りのことはやってあげたつもり。
 
娘ととっても仲がよくて、娘と一緒に過ごす時間は少なくとも楽しかったもよう。
 
 
フランクフルト空港へ行くバスの乗り場まで車で送っていくつもりにしていたんだけど、
 
『友達が送ってくれるから、電車で行きます』ということで、マーバッハの駅まで友達二人と娘と送っていった。
 
すでにウルウルしちゃっている彼女、『ありがとう』と言ってくれた。
 
いつもピョンピョンしているかんじの元気でおもしろい子であった。
 
私もつられてセンチメンタルになっちゃったりして。
 
 
バス乗り場まで送っていった娘が帰ってきた。
 
『どうだった?』と聞いてみると、
 
バスが発車するまでの間、4人で別れを惜しんでやっぱり泣いていたらしい。
 
それを見たバスの運転手が、『もうみんな乗っちゃって一緒に行けば~!』と言われて、笑ったらしい。
 
うんうん、わかるよ~!
 
 
すると娘は、
『でもねママ、今年のクリスマスにはまたうちに来たいって言ってるの。 ね、いいでしょ?』ですって!
『マジ~?でもせいぜい1週間くらいでしょ?』と言ってみると、
『2週間くらい!』ですって...
 
ま、いいんだけどさ...
 
これで終わりじゃなかったわけね...
 
 
 
 

見てしまったネコババ現場(たぶん)

2015-06-25 | 日記

電車に乗ると人間ウオッチングができておもしろい、なんて思っていたんだけど、

今日目撃したのはなんというか、その、あまり見たくないものであった。
 
というのも、
シュツットガルトの中心街へ行くのに乗る電車S4。
私が乗り込んだ一番前の車両のちょうど私が座ろうと思っていた4人がけの席に中年の女の人がすでに一人で座っていた。
しゃきっとしたかんじの私よりもちょっと年上くらいの彼女は青と白のピンストライプのシャツと紺のブレザー。
大きめのバッグが横においてあって、エルメス調のシルクのスカーフがちらりとのぞいている。
目をつぶっているので、そうとうお疲れのようである。
ドイツの電車ではあまり見ない光景である。
 
そんなわけで私はその場所はあきらめて斜めむかいの席に座った.
女性は進行方向を向いていて、私はその斜め前方の進行方向右側の壁側の席で、
その女性の席がちょうどよく見える位置だった。
 
4駅行ったところのLBで、彼女は自分が降りる駅についたことにやっと気がついたのか、少々慌て気味にスカーフをバッグから取り出して首に巻き、その後早足で電車を出て行った.
それと入れ替わりに、こんどは60歳代くらいの女性が空いた席をねらったように乗り込んできた.
その年配の女性が座ろうとした瞬間、座席と座席の間にかなりの厚みのある四角い黒い物があることに気がついた。
財布が落ちていたのだった。
 
どう考えてみてもあのブレザーの女性のもの。
 
次の瞬間そのばあさんがそれを手に取るのを見て、
さっきの女性は今おりていったばかりだから、電車の入り口あたりから『忘れ物ですよ~!』とでも言うのだろうとおもいきや、なんと、
自分の持っていたハンドバッグじゃなく(ハンドバッグはファスナーを開けないといけないタイプだったからか?)、もうひとつ持っていたパンパンに詰まった買い物袋に急いで押し込んだんである!
 
ちょ、ちょっと待ってよばあさん! その財布は絶対にアンタのじゃあない。
 
私はつまりこのばあさんがネコババする現場を目撃しちゃったわけである。
 
そういうことするんだ~、このばあさん!
 
一見そんなことをしそうなばあさんじゃないと思ったのに、である。
でもそのネコババ現場を目撃しちゃったら、急にずるがしこいばあさんに見えてくる。
 
 
人間ウオッチングとはいえ、こういうのは見たくなかったな。
 
そのばあさんは、あたりを見回すなんてことはいっさいしなかった。
ばあさんの視線は拾った財布から買い物袋、そしてそのあとは何ごともなかったかのように、別の袋から出した雑誌に移動してそのまま、動く気配はない。
 
斜め向かいのよく見える席からその一部始終を私が見ていたわけだから、ふつうなら『誰かが見ている』ことはわかったはずである。
しかも、そんな犯罪(ネコババは犯罪です)を犯そうとしている訳だから他人の視線が気になって当然のこと。
なのにそのばあさんは慌てる様子もなく、ごくごくフツーにしている。
いや、周りにいっさい目を向けようとしないのは、必死でフツーにしているしていたからなのかもしれない。
または、よっぽど度胸がいいばあさんなのか?
 
さて、その一部始終を見ていた私。
どうしよう?
 
すぐに立ち上がって、そのばあさんに
『今あなたのやったことは犯罪です! でも今すぐに出してその人に連絡してあげてください! そうすれば犯罪ではなくなります.それだけでなく、きっとその人は喜んであなたはとてもいい気分になることでしょう。さあ!今すぐにそのお財布を出しなさい!さあ!』
 
な~んて言っている私を想像してみたのだけれど、できるわけない。
 
それに、もし言ったとしてもばあさんは
『これは私が落とした財布なのだ!』としらを切ったに違いない。
『あんたにそんなことを言われる筋合いはない』なんて言っちゃってたかもしれない。
逆に名誉毀損だなんて騒がれちゃうかもしれないもんね。
 
さりげなくそのばあさんの横に座って、耳元でささやいてみようか?
『私はずっと見てましたよ~ん』
それでもってニヤッと意味深に微笑んでみるんである。
なんちゃって、そんな役者じみたことは私にはとうていできない。
 
それなら、ばあさん本人じゃなく、第3者に言ってみるのはどうか?
たとえば私の真向かいに座っている中年男性。
またはそのばあさんの真向かいに座っている若い女性。
 
『私ね、見てたんです、あのばあさんがお財布をネコババするところを!一緒に解決してくれませんか?』なんて。
 
だいたい、どうして私以外に誰も見ていなかったんだろうか?
いや、見ていたんだけど、私と同じで何も言えなかったか、それとも『めんどくさいことに関わりたくない』から無視しているだけなのか。
 
本当に私だけが見ていたのだとして、それで誰かに助けを求めたとしても、きっとだれも相手にしてはくれないのが現実だろうと思う。
 
警察に行ってみる?
いや警察だってきっと『そんなヒマはありませんから』と取り合ってくれないだろうな。
 
 
とかなんとか考えているうちに電車は中央駅に到着。
多くの人がここで電車を降りるのに、ばあさんは降りようとしない。
その次の駅でもかなりの人が降りたが、ばあさんはここでも降りようとしない。
そして私の目的地に到着。
6時にVHSの予定なのに時計はもう5時57分をさしている。急がなきゃ!
私が電車を降りると、そのばあさんも降りた。
私は急がなきゃいけなかったので早足で歩きながら、でもやっぱり気になってそのばあさんがどちらの方向に行くのか見届けるべく(何の目的もないんだけど)時々後ろを振り返る。
ばあさんがホームに降りたまま立ち尽くしているのが最後に見えた。
 
いったいどこに行くつもりだったのだろう?
お財布を見つけたから予定変更したんだろうか?
ホームから動かないということは通常なら電車を乗り換えるためのはず。 でもばあさんと私が降りた駅は乗り換えの駅ではない。
じゃあなんで?
 
と、そこでまた別のことに気がついた。
もし電車の中でお財布を見つけて、ネコババしないで届ける場合、やっぱりそのお財布と一緒に電車を降りなければならない、ということになる。
だって電車には運転手が一人しか乗っていない訳だし。
ってことは、あのばあさんはもしかしたらその足で『落とし物預かり所』まで行ったかもしれないわけだ。
 
でも...
 
それからばあさんがどうしたのかは想像するしかない。
 
DBの『落とし物預かり所』に行ってくれている、と願うしかない。
 
 
 
まったくそれにしても、お財布を落としたのが私じゃなくて、よかった。
気をつけなくちゃ!
 
 

ドイツのスピード違反 (初めてでもないんだけど...)

2015-06-11 | 日記

うっかりまたやっちゃってた

スピード違反...
 
知らなかった、気がついてなかった、ぜんぜんわからなかった カメラが設置されてたなんて...
 
学校の休みで出かけていたあいだの郵便物が少したまっていたんだけれども、大事そうなものはとくにないと思い放置していた。
税務署とかから来る郵便物はいつもリサイクルの封筒でグレーっぽいやつだけど、その封筒はきれいな白のしっかりした封筒。
そんな封筒で来る差出人なしの郵便なんて、どうせ何かの宣伝とかに違いないと思っていたんだけど、まあそれでも一応あけてみようと開けてびっくり
 
バドミントンに出かけるときいつも通る州道27号線。
80キロ制限が基本なんだけど、老朽が疑われるということでほんの200mくらいだけ60キロ制限になっている橋みたいなところがあって、
そこの草むらの中あたりにきっと立ってたんだろうなぁ、トホホ...
 
『少なく見積もっても87キロで走ってたから27キロオーバーでしたよ!』って、
ご丁寧に写真付きの通知が来た。
 
白黒で画素数の少ない写真。
 
運転しているのは...まさしく私でございます、はい。
 
 
 
車が夫の名前で登録してあるもんだから、通知は夫宛になっていた。
 
『あなた(夫の)の名前で登録されている車を女性ドライバーが運転しているので、心当たりがあるなら誰だったのか、心当たりがないならない、を明記してこの通知がついてから1週間以内に返信するように!』
 
と書かれてある。
 
画素数の少ないマヌケ顔で私が女だとわかったんだから、ちょっと一安心(してる場合じゃないけど)。
 
しかし! スピード違反もそうだけども、その通知の日にちがなんと1ヶ月前!
つまりその通知はなんと届いてから1ヶ月くらい放置されていた...ってもちろん私の落ち度。
郵便物を全部チェックしてなかったのが悪いんだけど。
 
 
だ、だって、『どうせ銀行か、保険会社とかからの何かのお知らせだろう』と思い込んで、開封していなかったわけなんだもん...
 
だいたい差出人が書いてない郵便物が多すぎるし!
 
差出人の名前くらい書け!なんて、逆切れしたりして...
 
 
 
 
27キロオーバーがいくらの罰金になるのかしら~?
 
 
こんなとき、インターネットってほんとに便利。
 
市内の50キロ制限のところだったら100ユーロのところだったけど、そうじゃなかったから80ユーロの罰金。
 
さらにさらに!1点をいただいてしまうらしい。
 
うわ~ん、生まれて初めてのポイント稼いでしまった。。。そのポイントだけは稼ぎたくなかったけど...
 
しょうがないな、払うしかない。
 
 
 
 
 

クロストレーナーついに買ったど!

2015-03-16 | 日記
 

義父母が車輪のない自転車のペダルをこぐタイプのホームトレーナーを持っているんだけど、

『いや~、今日はいい汗かいた!』系の話は話題に出てきたことがないもんだから、

きっと宝の持ち腐れになってるに違いない!と思い、


『使わないんだったら、もらってもいいよ』と夫に言わせてみたところ、


 『いや、ま~、でも~、いつかまた使うと思うんだよね~』とあっさり言われて、私のもくろみが失敗してしまった。

え~い!じゃあ買ってしまおう!

 

日本のフィットネスクラブでは『トレッドミル』と呼ばれていたと思う。

日本にいるときは、これに1時間乗るか乗らないかくらいの運動のために週に2−3回はフィットネスクラブに通っていたのだけど、

レベルを50くらいに合わせて、テレビを見ながらせっせとがんばれば45分くらいは楽勝で、汗びっしょりで充実感たっぷり!

 

値段はピンキリで、ちょっと高いし場所もとっちゃうけど、Kettlerのちょっといいヤツを買った。

ちょっといいヤツを買ったら、フィットネスクラブにおいてあるものと同じでとってもよろしい!

車輪のない自転車タイプなんかよりもずっといいよ!

 

Bildergebnis für kettler crosstrainer

ジョギングに行くよりも腰の負担が少ないような気もするし。

 

 

 


ドイツ新法案 Frauenquote 女性マネージャー率

2015-03-04 | 日記

 

Frauenquote と呼ばれる法案が本日可決した。

 
Freitag, 06. März 2015

"Historischer Schritt"Familienministerin Schwesig begeistert von Frauenquote in Aufsichtsräten

Familienministerin Manuela Schwesig (SPD) sieht in der Einführung der Frauenquote in Aufsichtsräten von Großunternehmen einen entscheidenden Fortschritt für die Gleichberechtigung der Geschlechter. "Wir machen in Deutschland einen historischen Schritt", sagte Schwesig zum Auftakt der Bundestagsdebatte zur Frauenquote. Eine Mehrheit für den Gesetzentwurf der schwarz-roten Bundesregierung gilt als sicher.  Ab 2016 soll in den Aufsichtsräten von börsennotierten und mitbestimmungspflichtigen Unternehmen eine Frauenquote von mindestens 30 Prozent gelten. Das betrifft gut 100 Großunternehmen. 3500 weitere börsennotierte oder mitbestimmungspflichtige Firmen müssen sich verbindliche Ziele für die Erhöhung des Frauenanteils in Führungspositionen setzen.

Quelle: n-tv.de , dpa

 

来年から上場企業はこの法案に従って企業の管理職レベルで最低でも30%は女性で成り立たなきゃならない。

つまり、10人の社長を含めて取締役のうち3人は女性じゃないとだめ、ってこと。

もしも女性でそのポストに見合う人がいなかったら、空席にしておくこと!というのが規則。

そうしなかったら最悪のケース罰金を払わなきゃいけないんだって。

 

この法案を可決させたのは若くて美人のファミリー大臣という役職を持つ主ヴェースィッヒ大臣。

前任の若い女性大臣が急にやめちゃって選ばれた人である。

Bildergebnis für familienministerin schwesig 
1024 × 768 - badische-zeitung.de 
 

 

ドイツはアンジー(アンゲラ メルケル氏の愛称)がもう長く首相の席にいるし、

政治でもって女性の管理職進出を推進するっていうのもまったくもって不思議じゃあない。

 

そのむかし、日本でも『ウーマンリブ』という言葉がはやっていたことがあったけど、

最近の日本ではどうなんでしょう?

 

その昔に世界中で当たり前だった男尊女卑のことを考えると、『人間みな平等』と日本国憲法にもあるように、男女同権が普及することはとってもいいこと!

とってもいいこと、なんだけども、心配なこともある。

ひとつは管理職においての女性の占める率を3割と決めてしまうと、それでなくても低くて困っている出生率がさらに下がってしまうだろうということ。

さらに懸念されていることは、その管理職のポジションに見合う女性がいなかかったら空席にしておくことが企業にとってはマイナスの結果を出してしまうことになりかねないということ。

女性マネージャーの枠だからといって、そのポジションに適した男性社員が追い出されてしまうこともあるだろう。

それはそれでまた逆に差別ということになるだろうし。

 

男女同権、私は大賛成!

女性だからという理由だけで、優秀な人材にお茶当番だけをやらせるというのはゼッタイにあってはならないと思う。

ただ、猪突猛進的にむりやり法案化するのはちょっとすっきりしない気もする。

男でも女でも、性別に関係なく、適材適所を正しく判断していただいて、政治家の後押しが要らないくらい、みんなが納得できる社会になんとかならないものだろうか。。。

 

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中国人留学生のその後

2015-02-25 | 日記

中国人の女の子が来てから1ヶ月が経とうとしている。

明るくていい子ではある。

なんか、いつもぴょんぴょんしてるかんじの子である。

 

さらによくしゃべる。

しゃべるのだけど、中国語か英語かしかできないから、私としてはけっこう大変である。

我が家で英語が一番達者なのは夫。

その次が娘。

英語はとっくの昔にあきらめちゃった私にとっては、けっこうなチャレンジである。

とはいえ、16歳の高校生であるし、いくら英語の成績がいい子でも語彙には限りがある。

しかも、しっかりした子ではあるけれども、大人としゃべるようにはやっぱりいかないわけで。

だから、彼女はうちの娘とおしゃべりしているのがいちばん楽しいようである。

 

しかし考えて見ると、である。

6ヶ月のあいだ面倒を見るというのは、やっぱりちょっとシンドイ。

一部屋を与えてあげていて、食事や身の回りのことはすべて私の仕事である。 朝昼晩の3食!

『我が子と同じように扱って下さい』と学校から言われているのだけども、かといってお使いを頼む訳にもいかず。

 

今1ヶ月経とうとしているところなのに、カレンダーをめくっては『あ~、あと5ヶ月かぁ~』とため息が出てしまう。

もちろん、食費や光熱費も計算してみたことはないけど余計にかかる。

せっかくドイツに来たんだからと、観光に連れて行ったりするのも、費用を請求するわけにもいかない。

その他の留学生を預かっている家族で1週間のスキー旅行の費用を負担してあげているところもあるとのこと。

ドイツ人でけっこう太っ腹なのかしら?と思ってしまう。

ドイツの電車やバスは運賃がけっこう高いのだけど、電車乗り放題の定期券まで学校から支給してもらえているらしい。

至れり尽くせりじゃありませんか!

細かい話になってしまうけれども、そういういろんな負担のことに対して、感謝の気持ちが見られるか?と聞かれれば、正直言ってない。

なんだか、いろいろやってもらってるのが『あたしだけじゃないし~、あたりまえなんじゃない?』と思われていては、困ってしまう。

でもって、それじゃあうちが何か見返りがあるか?というと、はっきり言って、ない。

負担だけでなんである。

1ヶ月、まあせいぜい3ヶ月くらいまでならね、と思っちゃうな~、正直言って。

 

こうやっていろいろ考えていると、だんだんイライラしてくるからやめとこ。

 

 


我が家がホストファミリーに!

2015-01-31 | 日記

とうとうその日がやってきた。

 
明日の朝11時にうちにやってくるらしい。
 
7月いっぱいまでのバッチリ6ヶ月間、16歳の中国人の女の子を預かる。
 
これから半年は5人家族となるんである。
 
ちょっとドキドキ。
 
過去にフランス人、アメリカ人の女の子を預かったことがあるけれど、1週間、3週間と短い滞在期間だったから、まあ楽勝。
無口な子を預かると気を使っちゃって大変だけども、このくらいの歳の子供たちは緊張しているからか無口がちな子が多いのかもしれない。言葉の壁もあるし。
 
さて今回はいかに?
 半年ってやっぱり長い。うまくやって行けるのかしらん?
 
うちで中国人の女の子を預かることが決まったのはほぼ1年前。
娘の編入されているインターナショナルクラスで受け入れる留学生を預かるというプログラム。
中国人と聞いて夫は『反日の家族の子じゃなきゃいいんだけどね』と少し心配していたけれど、彼女は日本が好きなんだそうで、よかった。
 
9月からこちらに来ていて、今までは別のホストファミリーのところにいた彼女。 
生粋のシュヴァーベン家族のところにいたんだから、きっと中国のご飯が恋しいんじゃないか?
私にできる中華料理ってなんだろう?
16歳とはいえまだ子ども。ホームシックもあるんだろうな。
私のことをお母さんの代わりみたいに思ってくれるだろうか?
 
などなど、いろいろと考えてみる。 
これから半年間仲良くできれば、まだ行ったことのない中国に遊びにいけるかな? なんて調子のいいことまで考えてみたりして。
 
そんな明日が楽しみなような、不安なような。。。
 
 

親の心子知らず 

2015-01-22 | 日記
先日の『世界ハグの日』、悪化した親子関係をもしや少しでも和らげられるかもと薄い期待のもと、ものすごく久しぶりに息子をハグしてみた。
 
『はいはい、もうわかったから!』といちおう対応してくれたが、すぐに離れようとする息子であった。でもそれを見て気が付いた。
私が家族で一番チビになる日はそれほど遠くない、と思ったのはほんの数ヶ月前のことである。
息子は私のイメージよりもはるかに背が高くなっているんである。
あらぁ、今までぜんぜん気が付いてなかった。思春期なんだなぁ。アタマの方も著しい成長を見せてくれるといいんだけどなぁ。
そんな親の願いはことごとく切り捨てられているのが実情である。
 
 
冬休み中にオーストリアのグレッチャーにスキーに行って初日のうちに左親指を骨折してギプスをはめていた息子。
4週間になったらギプスはとれるよと言われていた。
実はその4週間後というのが今日だったのだ。
 
ギプスをはめられた当時はちょっとした『男の勲章』をもらったみたいな気分だったのだろう、ビミョーに機嫌がよくふだんよりも少しだけおしゃべりになっていた。
冬休みも終わり、学校が始まった初日はクラスメートから bewundern されたんだと言ってちょっと嬉しそうに帰ってきたほど。
 
しかしそれから2週間もすると今度はギプスが煩わしいものに変わってきて、1週間前くらいから『2週間後の今日はギプスがとれる!』と心待ちにするようになった。
まあそれもそのはずで、だんだん薄汚くなってちょっと匂うようになったギプスとそれがこすれて皮膚が一部かぶれてきたりと、いいことはひとつもない。
 
そうして迎えた今日である。
 
『一人で行けるから』と言っていた息子だったが、近所の外科病院まで私も自転車でついて出かけることにした。
初めて行く病院だったので、ちょっと探してしまったが無事到着。
少し待たされたあと受付を終わり、あとは待合室で雑誌でもながめて待っていよう、と腰を下ろそうとしたら私が受付から呼ばれた。
 
なんで息子じゃなく私が?何か問題?
『オーストリアで診察した外科からもらった診断書ありますか?』
ギプスをとるだけに来たと思っていたからそんな書類は持参していない。それがないとできないの? 予約の電話をしたとき念のため聞いておけばよかったと後悔。
『どんな処置をしたのかわからないと万が一のことがあったときに責任問題となって困るんです』なるほど。
 
書類は家にある。だから医者が待ってくれるのなら一度家に戻って持ってくることはできる。
書類がないから今日はギプスはとれない、今日はもう時間も遅いし、他の患者もいるし、また予約とって出直してきて!なんて言われたりなんかしたら、息子がどんなに落胆するだろう。そんなことを想像すると恐ろしく、なんとか家に戻って来るしかない! しかし時はもう夕暮れ。ここの医者も何時まででも待てるわけでもないだろうし。
 
『とりに帰ってもいいですか? 30分くらいあれば大丈夫かと思います』なんて、所要時間のサバを読んでしまった。
 
その時点でもう私は大パニックに陥っていた。
『人を待たせている』というのは私にとって限りなく申し訳なく、すぐパニックになってしまう。
しかも30分だなんてギリギリの時間を告げてしまったし、これで大幅に遅れてしまうようなことがあれば迷惑をかけることになる!
私はもう有言実行の責任感のかたまりになっていた。
 
コートをハンガーからひったくるやいなや、お尻に火がついたロケットのように病院を飛び出した。
初めて行った大きな病院で入り口がどこかわからなかったから、私たちの自転車を停めておいたところはビルふたつ向こうの裏でここから一番遠い場所にあった。
走ってたどり着いた時にはすでに5分を経過していた。
さらにこんな時に限って、2台の自転車は息子の鍵ひとつで結ばれている。私のじゃないから鍵のダイヤル番号を知らない。
まずい! 5分かけて走ってきた道をまた往復していたら10分の時間のロスになる! このまま走って帰ろうか? それとも駅まで行ってタクシーをひろうか? でも駅は家の方向ではないし、そこまで行くにも私の遅い足で走るとして最低5分はかかる。それなら直接家に帰る方が早い。。。などなど、3秒くらいの間にいろいろなことが頭をかけめぐったが、
ばかだなあ、息子は携帯を持ってるんだから電話して聞けばいいじゃん、と遅ればせながら思い出す。
パニックだと思考能力も低下してしまうんである。
さて息子に電話して番号はわかったが、次なる問題はその番号をどこにあわせればいいのか。
イライラしながらひとりで四苦八苦していると、病院の関係者らしい女性がたまたま現れた。
ワラをもすがる思いの私は『どーやって開けられるの~??』と彼女に助けを求めて、やっと鍵をはずすことができた。
『息子の鍵だからよくわかんないんですわ~!』とぶつぶつ言いながら自転車にとび乗って、『この人大丈夫かしら~?』と心配そうに見送ってくれた親切な見知らぬ女性をあとにして家路を急いだ。
 
病院から我が家までは少し道路をくだったあと交通量の多い道を横断すれば、ずっとなだらかな上り坂である。ふだんなら自転車を押して歩くところである。
でも、今日の私には時間がない。
親子関係がうまくいってなくても、こんなとき親は我が子のためなら、どんな坂道でもこんな坂でも自転車こいでがんばるんである。
無償の愛だなぁ。。。こんな親の苦労を息子はわかっているんだろうか? わかってないだろうな。。。
 
息は切れまくりである。 自転車はいちおうこいではいるが歩いているスピードと同じである。
私の前にタラタラ歩いている親子がいたが数メートル後ろまで来ると私のゼイゼイに気が付いて振り返り、この世の終わりみたいな形相で自転車をこいでいるおばさんを見てすぐに道をあけてくれた。
 
それでも最後の坂はさすがに自転車から降りる。
 
息も絶え絶えでやっと我が家に到着。ドアの鍵を開ける私の手はガタガタと震えている。
気温3度くらいなのに、額からは滝のような汗が流れている。
 
でもちょっと待って! その問題の書類はいったいどこ? どんな書類? 封筒とかに入ってるの?
 
そういう書類の整理はふだんすべて夫まかせにしているのが悔やまれる~。
 
夫に電話してみたが、すぐに電話に出ない。 それでもしぶとく待ってやっとつながったが、夫は超小声で『今ミーティング中だから!』
でも『あーそーですか、じゃあ後ほど』などと言っている余裕は私にはない。
病院の書類がいる!どこにあるの?すぐに教えて! しどろもどろでしかしゃべることのできない私。
『わかった、とりあえず落ち着いてくれ!』といまだに超小声だったが、状況をすぐに把握した夫はミーティングの参加者から『???』の視線をあびながら冷静に説明してくれた。
 
ミーティングにいる他の人たちに迷惑をかけてることはわかってるけどしょうがない!
そのおかげで無事に書類を見つけることができたんだから。
 
 
時計を見ると病院を飛び出してから30分を過ぎている。
病院へ自転車で戻ることはさすがの私も断念して車に乗り込んだ。車なら5分あればつけるはずである。
30分くらいで戻って来れると断言した私だったが、それが40分になっても許してもくれるだろう。ベストは尽くしたんだし。
もうすぐ到着だ! さあ、この交通量の多い幹線道路をこえたら病院はすぐ左手にでてくるはず!
なのに、坂を上ってもその先に行っても、さっき自転車で行ったときの道が出てこない。
え~、なんで~? もしかして私キツネにだまされてる~? んなわけないよね~と考えながらUターン。
いや、でもこのへんにあるはずなんだけど、おっかしいな~とまたさらにUターン。
そこで初めて道を一本間違えていることに気づく。
またしても交通量の多い道路にでるはめに。
その道路に出て右だったのか左だったのか?ちょっと不安になったが右で正解!
やっと病院の駐車場までたどりついた。
 
一般訪問者用の駐車場は有料となっていて、病院関係者の駐車場は建物のすぐ近くに位置している。
まよわず病院関係者の駐車場へ車をとめる。もしおこられてもこの際だからいいや!
 
ドイツ映画で見た『ラン、ローララン!』のごとくずっと走っていた私だったが、息子の待つ病院へ無事到着することができた。
それにしてもA4の紙1枚、3行ほどで書かれた診断書。たったこれだけのためにどれくらいのエネルギーと神経を費やしただろう。
書類を渡して待合室に入ると、
待合室で待つ息子のとなりあたりの席にいたオバサンから『自転車で帰ってきたの?』と聞かれた。
私たちと同時に受付をすませたオバサンである。
 
やっとのことでいばらの道を乗り越えてきた安堵感で、いまだ興奮さめやらぬ私はそう話しかけられて、『よくぞ聞いてくれました!』と、堰を切ったように一部始終を話していた。
もう調子に乗っちゃって、ミーティング中の夫の話まで持ち出して笑いを誘うサービスも忘れなかったし。
たまたまそこにいるだけの見ず知らずのオバサンに。
待合室はその他の患者さんとその家族もいて、みんなこちらに注目していた。
調子に乗ってペラペラしゃべっているのは私一人。
話し終わって我に返ると待合室はまたシ~ンと静まり返り、人々はそれまでながめていた雑誌にまた視線を戻す。
 
そんなことにもおかまいなく、一部始終を話し終えてすっきりした私は、携帯電話で遊びながら待っていた息子の横に座った。
すると息子はあきれた顔でちらりとこちらを見て、
 
『あのさ~ママ、恥ずかしいんだけど』
 
 
とバッサリ。。。
 
まったくもう、親の心子知らずである。
 
 
 
 
 
 
 
 

拡大鏡で現実と向き合う

2015-01-11 | 日記

 

Ich bin auch nicht mehr die (der) jüngste...

なんて時々言いますわね。

いつまでも若いと思っていたら大間違い!

 

いつも『目だけはいいの』とエラそうに言っていた私だったけど、そんなことを言っていたのももうはるか昔。

40代前半からすでに始まっていた老眼。目がいい人にありがちなんだそうで。

でも、この老眼のすすみようといったらハンパない。

まずは眼科に行ってみてもらったところ、『ごく普通の老眼だから、市販の老眼鏡でじゅうぶんですよ』と言われ、いちおうもらった眼鏡の処方箋も使うこともなかった。

最初は Pylones のかわいいデザインの老眼鏡を持っていたけど、

最近はdmというドラッグストアでひとつ6ユーロくらいとか、アルディで2ユーロ(!)とかで売っている老眼鏡を買っている。

『買っている』っていうくらい、まるで消耗品のようなもんである。

落としたりすればすぐに壊れちゃうし、洗面所、寝室、台所、車の中、等、いたるところにおいておかなければならないからである。

老眼って、近くが見えないだけで、遠くは見えるワケなので、眼鏡をかけたりはずしたり忙しいんだもの。

しかも、日中の明るい時は+1.5くらいでいいものが、夕方暗くなると+2.5を使わないとよく見えない。 寝室においているのは+3の眼鏡である。

 

車の運転、とくに夜の運転は疲れる。知らないところにナビを使っての運転はそうとう疲れる。

だから、夜の車の運転はなるべく避けている。

 

そういったわけで、少し前から拡大鏡を使うようになっていた。

というのも、ふだん適当にメイクをしていて、ふと老眼鏡で鏡を見た時にあまりの厚化粧にびっくりすることがあったからである。

よく見えていないことに気が付いていなかったわけだ。

よく見えないのは新聞やパソコンの文字だけじゃないっていうことにも気づかされた。

 

それでもって、私の持っていた拡大鏡は3倍のものだったのだけど、

先日、とある大手の家具屋に行った時5倍、7倍、10倍の鏡がおいてあった。

さっそく10倍の拡大鏡で自分の顔を見てみたら、

うわ~~~~~~

あまりのデコボコ、シミだらけ、ゆがんでしまった毛穴、、、こ、これがあたし?

もう、大、大、大ショック~!

 

東洋人女性は『実際の歳より若く見える』とよく言われる。

私も自分の歳をおしえると、たいていは『え~っ、ほんと~?』というリアクションが帰って来る。

(もしかしてお世辞なのかもしれないけど)

だから、そんな状況にあまやかされていたのかもしれない。

 

だから、そんな厳しい現実と向かい合わなければ!と思い、このたび7倍の拡大鏡を購入してみた。

 

受け入れなければならない現実かぁ...

 

 


いきなり冬

2014-12-29 | 日記

先週の天気予報や近所の人から聞いたマイナス10度とかなんとかのうわさ...

きっと何かの間違いだと思いまったく信用してなくて、せいぜい標高の高い地方の話だろうと思っていたけど、

今朝8時頃に起きてみたら、

うちの家の東側においてある温度計を見るとなんと!マイナス6度!

ま、まじ?

 

外に出なければどのくらい寒いのかわからなくて、外気の温度計を見てはじめてびっくりする。 

ちなみに1階のリビングの室内温度は21度となっている。

室内で21度なら、何もしないでぼーっと座っているとちょっと寒いけど、家事をしているとシャツ1枚でじゅうぶん。

 

ドイツの住居は私の知っている限り、いちばんぜいたくだと思う。

家が新しければ新しいほど建築材料とかも進化しているし。

たとえばうちの窓ガラスは3重層になっていて(一般的には2重だけどうちは新築なので)、断熱材は20センチ程度の樹脂、まあ発泡スチロールである。 

家が完成した年の冬、家を建てた業者が温度によって色が変わるカメラで、家から暖かい空気が外に漏れていないかチェックしていたな。

断熱がしっかりしていると省エネ効果もさることながら、なんたって快適である。

我が家は小さい家だけど地下を入れると4階建て。

暖房は各部屋にあるがいつもスイッチを入れた状態にしているのは1階の全面床暖房と、お風呂場の床暖房、そして階段の下。

寝室で暖房を入れることはほとんどないけれど、それでも18度くらいはあるから。

ホントー、快適。

 

それにしても日本にいたときのことを思い出す~。

夜寝るとき1日中人気のなかった寝室は冷え冷えで、おいてあった温度計は9度とかだったな~。確か外の気温が5度くらいはあったと思うんだけど。

さすがにエアコンを入れてとりあえず温めたっけ。 電気毛布も絶対必需品だったしね。

朝起きて1階のリビングに行くと吐く息が白くなるという寒さ。

築10年くらいの鉄筋コンクリートの家だったのに窓は1枚ガラスのサッシで結露ビショビショ。

石油ファンヒーターが懐かしい...なんちゃって。

やっぱりドイツの家がいちばんいいな。

 


ドイツの夏2014

2014-08-13 | 日記

うわ~、すっごいごぶさたです

時間の経つのが早いことといったら、も~ハンパない。

いつも忙しいわけじゃないんだけどな。

 

南ドイツの夏休みが始まってはや2週間が経とうとしています。ほんと、あっという間。

今回ドイツに引っ越してきてから3回目の子供たちの夏休みキャンプ旅行。

娘は今年は夏休みが始まってすぐにクロアチアへ出発。

その娘が帰宅するのがあさって、という日に旅行会社からメールがあり。

『旅行の思い出がすばらしいものである』というのが今回は残念ながらあてはまらないかもしれません、

なんていうことが冒頭のところに書いてあって、3ページにも及ぶ長文。

『すでにお子さんから連絡のあったご両親もいらっしゃるとは思いますが』なんていうのも目に入る。

『え~、なになに~?どゆこと~? 何があったの~?』と急いで老眼鏡を探して読んでみると、

参加者がノロウィルスにやられたとのこと。

参加者55人のうち22人ですと。

ノロウィルスって、たしか何年か前からニュースに出て来るようになったあれですよね?

たしか日本のどこかのホテルで感染したニュースがあったよね?

乾くと微粒子になって感染するとか。。。?

とりあえず、感染した子供たちはすぐさま隔離されて状態もよくなっているし、旅行は日程を予定通り終了して明日の朝ドイツの戻るらしい。

なるほど。そうなっちゃったものはしょうがないんだけど、

でもうちの娘はいったいどうなっているの?

さっそく問い合わせて見ると彼女はセーフ。

さすが 少なくとも生後15年間は、弟がインフルエンザにかかってタミフルを飲んでいても風邪も引かないくらい丈夫な娘である。

それでも感染して症状が出るまでの時間があるから油断禁物ですが。

 

息子の方はというと、きのう黒い森まで送ってきたのだけど、天気予報が今日からずっと雨の予想

しかも寒い!

黒い森は標高も高く温度も3度くらいは低い。 まあ、だから避暑地として人気があるところなわけだけれども。

寒いというのはちょっと、かわいそうだなあ。

マウンテンバイクで野山をかけまわるというのがメインイベントなんだけども。

雨だと中止なのかな、、、でも、しょうがない。

 

どうやら今年は湿気の多いドイツである。

なんか日本にいたときのことを思い出す。

いや、日本はもっとハンパなかったですよね。

多少湿気があっても夏はやっぱりドイツの方が過ごしやすいわ~

今日みたいに夏でも寒くなることがあるっていうのが玉にキズかなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 


サッカー ドイツ初戦

2014-06-17 | 日記

昨日はW杯でドイツポルトガルの試合があった。

ドイツはサッカー国で今年も優勝候補、そして『今年は優勝できる』と自信満々であるし、

ポルトガルは世界最高プレーヤーでしかもイケメンと言われているロナウドがいるから、

緊張する試合だったはず。

それなのに結果は0対4でドイツの圧勝。

試合終了の後すぐ私たちの住む村でも、車のクラクションを鳴らして走る音が少しだけ聞こえていた。

 

たまたま会社の夕食会でシュツットガルト中心街にいた夫から電話があり、

『いやぁ~、もうすごいお祭り騒ぎでさ~!君たちも来ない?』

と、上機嫌である。

宮殿広場の前あたりでパブリックビューイングがあったのだろう。

 

それにしても醒めちゃっている私である。

だって、ドイツが勝ってもそれほどうれしくないんだもの。

っていうか、どちらかと言うと負けてた方が面白かったのに、なんちゃって。

そんなこと言うとまわりからボコボコにやられそうだから、ここだけの話ね。

だって、サプライズがあるほうがなんだって面白いでしょ。

 

アメリカから来ている女の子はドイツのユニフォームを早速購入して喜んでいる。

楽しそうである。

たしかアメリカはガーナに勝ったと聞いたけど、そっちには興味はないようで。

 

ガーナと言えばボアテンという選手だ。

異母兄弟の兄がドイツ代表で活躍している。

ガーナとドイツは同じグループ。 しかもガーナのボアテンはフォワード、ドイツのボアテンはディフェンスである。

ということは、異母兄弟で競り合いになるかも。

これは見物です。

前回のW杯でも両人とも出場していたけど、兄弟マッチは実現しなかった。

でも今年は両方ともベンチスタートは考えられないし。

 

同じグループと言えばアメリカだ。

アメリカはもちろんサッカーはたいしたことないんだけど、アメリカの代表監督がクリンズマンというかつてのドイツ代表で、当時のW杯優勝に貢献した人。 

だから、こちらのドイツ対アメリカも見物です。

 

あ~、サッカーしか話題のない今日この頃です。

 

 

 

 


W杯の初戦

2014-06-15 | 日記

日本代表の初戦が終わった。

午前3時に娘に起こしてもらってまでして見たのだけど、

私が見ていなかったら引き分けくらいにはなってたかな、なんて。

いや、そんなことはないな。

たまたまラッキーなことに先制点を入れたまではよかったんだけど、最初から日本はやられ気味で、ドログバが入ってからもうレベルの違いが一目瞭然で、日本にはスピードもスタミナもないしテクニックも見られなかったし、どうひいき目に見ても退屈な試合だった。

その前のスペイン対オランダはものぜんぜん退屈しない試合だったしね。

それはコートジボアールからしても予想通りの展開だったのだろうなと。

 

試合開始の前に選手の紹介をするとき、実況中継の解説者は『香川については(ドイツでは有名なので)何も言う必要はないだろう』とか、『マインツで15ゴールを記録している岡崎』とか言ってくれちゃってたけど。

 

いやぁ、あれはもうボコボコにやられた形です。

素人の私が見ても明らかに日本の方がへたで、歯が立たないとはまさにこの状況。

ハーフタイムの時のテレビのコメンテーター、今日はARDだったけど、ブラジル人でかつてのシュツットガルトで活躍していた(今はブラジルで牛肉ファームを営んでいると言うおじさん)人は

『後半は(コートジボアールが)もっとエンジンをかけるはずだ』とか言って、コートジボアールの立場になっての発言で、『日本はまったくの圏外』というスタンス。

 

ちなみに試合後のドイツのメディアはどんなかんじかなと見てみると、ZDFのネットニュースではトップページにその他の2試合(イタリア対イングランド、ウルグアイ対コスタリカ)の結果のみが掲載されていて、

日本対コートジボアールの試合の結果は、わざわざスポーツニュースの『W杯』の欄に行かないと見れないという。

結局そういうことだよね。

チリ対オーストラリア戦もぜんぜん話題になってなかったしね。それと同じってこと。

ま、いっか。

スポーツの試合なんて、娯楽のひとつなわけだしね。

『流れに淀むうたかた』ですよ。

いや!でもW杯では何があってもおかしくないわけだから、もしかしてもしかする展開になるかもしれないぞ!

と思いつつ、次の試合も応援しましょう