私たち夫婦は日本で知り合ったのでございます。
何のドラマもなく、ごくフツーに社内婚 いや、それはさておき、
夫は大学卒業後に入社して1年くらいで日本に駐在することになった。故郷を長期で離れたことのなかった彼は、
『母の手作りのお餅が食べた~い』といつも思っている私に対抗して、
夫の場合はシュヴァーベンの郷土料理(ヌードル)である『ママのシュペッツレが食べた~い!』気持ちを募らせていたのだった。
私は当時シュヴァーベンについての知識はほとんどなく、シュペッツレが食べたいと言う彼の情熱にも『あ、そうですか』と、特に興味も示さなかったのだけど。
それならばと『え~い、自分で作ってしまおう!』と料理の経験は皆無なのに決意することとなった彼
義母はまな板みたいなボードと金属のへらで、シャッシャッと見事なスピードで太すぎず細すぎずのシュペッツレを作るのだけど、夫の場合はなんたって初めての挑戦なので、まずはシュペッツレを作る器具を使ってみることにした。
でもそれはうまくいかず。。。 あとでそれはシュペッツレの仲間の『Knöpfle』を作る器具であったことが判明。こちらの方が生地がゆるい。
シュペッツレといっても種類があるのだけど、夫が食べたいのは当然ながら『おふくろの味』で義母が作るやつ。
で、結局義母に『板とへら』を用意してもらい、挑戦することにした。
最初はちょっと人様にお見せできないような代物だったのだけど、最近はちょっと慣れて来た感が出て来た。
まあ、それでもコシに関しては、義母のにはかなわないですが。
それでも時々私に『君も一度挑戦してみたらどうだい?』なんて、エラそうに言っていたこともあったな。
まー、それ以来我が家では、
夫に台所は任せられない私(だってムダな動きが多すぎる。。。)なのだけど、シュペッツレだけは彼の仕事。(あ、後片付けもいつもやってもらってますけど~)
夫は、『今日はシュペッツレを付け合わせにする料理(肉料理ですね)を作る』と言うと少年のように喜んで、
ソムリエ気取りで地下のワイン棚に行ってワインを選び、
ビストロの給仕さんがつけているようなエプロンを腰に巻いてガゼンはりきっちゃいます!
そして、『シュペッツレは私の仕事!』と彼はこだわる
生地を作るのもかたくなに手作業にこだわる。
ハンドミキサー使えば早いのに。。。
この時だけは私が横でアドバイスしようとしても『いやっ、これでいいんだ!』と急に頑固になる。
。。。とワイングラス片手に、使命感と責任感に燃える夫なのであった
ちなみにこの夫のマストアイテムでありますエプロンは、ドイツ学園の最大イベントオクトーバーフェストでシュヴァーベン屋台を担当していたときに業者から宣伝用にもらったもの。大事に使っております。
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