ドイツと私

ドイツ生活3回目、ドイツ初上陸は30年前。
今まで知らなかったことや考えても見なかったこと、再発見することはまだまだ!

中国人留学生のその後

2015-02-25 | 日記

中国人の女の子が来てから1ヶ月が経とうとしている。

明るくていい子ではある。

なんか、いつもぴょんぴょんしてるかんじの子である。

 

さらによくしゃべる。

しゃべるのだけど、中国語か英語かしかできないから、私としてはけっこう大変である。

我が家で英語が一番達者なのは夫。

その次が娘。

英語はとっくの昔にあきらめちゃった私にとっては、けっこうなチャレンジである。

とはいえ、16歳の高校生であるし、いくら英語の成績がいい子でも語彙には限りがある。

しかも、しっかりした子ではあるけれども、大人としゃべるようにはやっぱりいかないわけで。

だから、彼女はうちの娘とおしゃべりしているのがいちばん楽しいようである。

 

しかし考えて見ると、である。

6ヶ月のあいだ面倒を見るというのは、やっぱりちょっとシンドイ。

一部屋を与えてあげていて、食事や身の回りのことはすべて私の仕事である。 朝昼晩の3食!

『我が子と同じように扱って下さい』と学校から言われているのだけども、かといってお使いを頼む訳にもいかず。

 

今1ヶ月経とうとしているところなのに、カレンダーをめくっては『あ~、あと5ヶ月かぁ~』とため息が出てしまう。

もちろん、食費や光熱費も計算してみたことはないけど余計にかかる。

せっかくドイツに来たんだからと、観光に連れて行ったりするのも、費用を請求するわけにもいかない。

その他の留学生を預かっている家族で1週間のスキー旅行の費用を負担してあげているところもあるとのこと。

ドイツ人でけっこう太っ腹なのかしら?と思ってしまう。

ドイツの電車やバスは運賃がけっこう高いのだけど、電車乗り放題の定期券まで学校から支給してもらえているらしい。

至れり尽くせりじゃありませんか!

細かい話になってしまうけれども、そういういろんな負担のことに対して、感謝の気持ちが見られるか?と聞かれれば、正直言ってない。

なんだか、いろいろやってもらってるのが『あたしだけじゃないし~、あたりまえなんじゃない?』と思われていては、困ってしまう。

でもって、それじゃあうちが何か見返りがあるか?というと、はっきり言って、ない。

負担だけでなんである。

1ヶ月、まあせいぜい3ヶ月くらいまでならね、と思っちゃうな~、正直言って。

 

こうやっていろいろ考えていると、だんだんイライラしてくるからやめとこ。

 

 


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