旧2000系の廃車が進む中、N2000系もついに1本目の廃車が発生
2097Fが横瀬へ向かいました。
VVVF試験車であったため、2097Fに続いて次もN2000系が廃車がされていくことは考えにくく
例外として他のN2000系より先に廃車が行われたとみるのが妥当かと思います。
廃車を目前にしても、4年前の101系の時のように
半ば狂ったように追いかける熱意は無論なかったのですが
見慣れた顔が去っていくとなると記録せずにはいられませんでした。
僕の中の「2000けい」は
いつの間にか数が減ってしまっていたN2000系の3色LEDが
西武線から消えてしまうのも撮影に出向いた理由の一つです。
西武線最後の“3色LED”を纏った2000系であることと
何より2097F、“VVVF試験車”であること
その2点を意識しつつ、残しておきたかった姿を追った
2097F廃車までの1か月弱の記録です。
*
手始めに、とりあえず編成を撮っておきました。
フルカラーLEDの編成が増えてしまっても、
やはりこの姿がもっとも2000系らしいなと思ったり。
*
音を聞けばすぐに編成が分かる、そんな車両でした。
2197号車。
*
パンタ未削減車だったため8両編成で8個のパンタグラフを搭載していた同編成
こうして見ると並ぶパンタグラフにも迫力があるものです。
*
高校に入ってからは通学でもお世話になった「保谷行き」
2097Fが入線してくると、わざわざVVVF搭載の2両目まで移動したのも過去の記憶に。
最後に乗車したのは9月22日の5734電車でした。
西武らしくないVVVFの音をたてて走る車両がいなくなってしまうのは
どこか寂しいものがあります。
*
2097Fは9月27日に小手指→横瀬で回送
このまま姿を消すものと思われます。
まだ車両が残っているうちに横瀬まで会いに行きたいものです。
解体線にN2000系...というのはなかなか現実としてのみ込めそうにありませんが、そんな光景もいつしか当たり前になってしまうのでしょうかね。
相互リンクの件、ぜひお願いします。いくつかブログをお持ちのようですが、こちらはどれをリンクしたらいいでしょうか?
3色LEDを撮るのは一つのテーマだったので、各写真でしっかり止めるよう意識しました。
1つずつなのであまり大きな印象を以て感じることはありませんが、いつの間にか黄色い電車も希少になってしまっているのでしょう。
聞いた話によれば日曜日の野球臨時の快速池袋行が最終運用になったそうで...
幕時代は全く知りませんが、黄色い幕車でVVVFというのも違和感がありそうですね。
話は変わりますが、私もブログリンクさせて頂いてもよろしいでしょうか?。
写真もすべて3色LEDがきれいに写っていて、ついついそこに目が行ってしまいます。
暗い背景が多い中、2枚目の写真が現役時代の疾走を感じさせます。
西武の代名詞ともいえる黄色の車両がまた1つ、消えていくことに淋しさを覚えます。お疲れ様でした。
2097F、ついに横瀬に逝ってしまったんですね…
先週土曜には元気な姿を見たので今週また会えるかと思っていたのですが…
私が2097Fの存在を知ったのがかれこれ20年程前。
以来通学から通勤までよくお世話になり、ずっと気に入っていた編成だけに大変残念です。個人的には昔の幕の時代の頃が好きでした。
2000系の中でも二番目に新しい編成だけに勿体無い気もしますが、やはり制御機器の保守に手間がかかったのでしょう。
当然さよなら運転などがある訳もなくひっそりと消えて行く2097Fですが、私の中ではいつまでも忘れる事の無い編成です。
さようなら、そしてお疲れさまでした。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ずっと2097Fを追って撮影されていましたからね、とても悲しいことでしょう。
小さい頃から3色LED表示は見慣れていたのでその消滅はなんだか不思議な心持ちです。
きいただけですぐ編成が分かる三菱VVVFのあの音も、もう聴けないと思うと寂しいです。
本当にお疲れ様、ですね。
西武池袋線 きまぐれ撮影記をこちらのブログのブックマークにも追加させていただきました。もしよければ、旧ブログへのリンクをこちらに変えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
確かに2000系といえば、「オレンジ色の行先表示をしている黄色い電車」のイメージがありました。特に池袋線の各停と言えば、そのイメージでした。
黄色い電車なのにLED表示なのがなんかいいと思って3色のN2000系が好きになりました。
それがどんどん減ってしまって、とうとう消えてしまったのは非常に残念です。
2097Fは黄色い電車なのにVVVFなのもよかった感じがしました。各停でVVVFの黄色い電車と言えば、基本的に2097Fのみでしたから。
今まで本当にありがとう、さようなら2097F。そしてお疲れ様でした。