『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

「戦争と平和(1)」

2014年02月23日 | 読書・映画・音楽
戦争と平和〈1〉 (岩波文庫)
トルストイ
岩波書店


高熱から立ち直るのが遅れましたが、どうにか熱は下がったものの、夜間は喘息で苦しんでいます。
インフルエンザでもないあの高熱(40度)はいったいなんだったのでしょうか?

さて、そろそろ世の中は花粉症の季節へと突入するころです。
冬から春は皆さん気持ちが明るくなるようですが、中学生の時に突如として罹った花粉症(当時はアレルギー性鼻炎と呼びました)により、小生にとって喘息の冬と花粉症の春は忌むべき季節なのであります。

『戦争と平和(1)』を読み始めました。長編小説で過去に途中玉砕したことのある、トルストイの大作を再度攻撃。
てなわけで、『戦争と平和(1)-(6)』を一月半かけて(予定です)読んでいきましょう。

小学生の頃、大学に通う従姉妹に「おまけ」のようにくっついてこの映画を見に行き、話としては全く何が何だかわかりませんでしたが、
ピエールとナターシャという名前は頭に残っていたのと、ナターシャ(多分)が台の上に乗ってボリスにキスをする場面があったことだけは覚えていました。
なぜなら、この場面の時に、映画館の場内がざわめいたからです。若き日のオードリーではなかったかしらん。

高校生の時に再度挑戦するも、次から次へと登場する人物の名前を覚えられずに敢え無く粉砕。
大学生時代には、うっかり間を数ヶ月開けてしまったために、それまで読んだ話がどういう話だったのか頭の片隅からすっかり消えてしまい、これまた玉砕。

いよいよ満を持して突撃しましたが、まずは幸先良く、一冊目を陥落せしめたり。
話は、これは長くなりますので割愛です。

トルストイの書く小説の始まりは「アンナカレーニナ」においても特徴的ですが、この「戦争と平和」においても特徴的です。
特に主人公でもない人物の会話の途中から物語が始まります。
それと、トルストイは描写が上手いですね。(翻訳者の腕前が高いということもあるでしょう。)
ニコライが戦争のさなか虚無状態になって第一巻は終わります。

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