『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

「黄昏の光と影」

2014年04月22日 | 読書・映画・音楽
黄昏の光と影
柴田 哲孝
光文社


「戦争と平和」を読んだ勢いで、一気呵成にトルストイの「復活」に入るつもりでいましたが、まあそう慌てずに、その前に、少し寄り道をしようとて、アガサクリスティの作品を一つか二つむのと、国内物から切り込みの鋭いものがないかと作品を探していましたら、偶然かつ幸運にも柴田哲孝の書籍にぶつかりましたので、大型連休をはさむ4月半ばから5月半ばはこれでいきましょう。

そんなわけで、前回の「異聞 太平洋戦記」に続く第二弾として「黄昏の光と影」を読みました。

チラと中身を見たところ、昔小生が住んでいた石神井公園、中村橋といった懐かしい地名が出てきましたのと、岐阜の柳ヶ瀬、劇場通り、日ノ出町とかが出てきた瞬間に速攻、「衝動買い」。
単純な理由で本を買うものです。

で、買って正解!

推理小説ですから、中身については読んでいただいた方が良いので触れませんが、点と点が線でつながり、やがて面になるという展開は、やはり面白いですね。地道な聞き込みと経験から来る独特の勘。「足で稼ぐ」捜査スタイルは今も警察の基本だと思いますが、一方で最新科学捜査も進んでおり、例えば顔の復顔も、生前の顔に極めて近いところまで復顔できると相当なレベルまできているのですね。

そんなわけで、少しの間は、アガサクリスティと柴田哲孝の作品を読んでみましょう。

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