昨日、2週間ぶりに日本へ「帰国」してきました~
とても悲しいニュースを目にしました~
私の上海時代のときのアイドル~
竹脇無我さんがお亡くなりになりました。。。
今でも鮮明に覚えています。
80年代前半、上海で見た白黒のテレビドラマ「姿三四郎」、
竹脇無我さんが上海の街角で、みんなのアイドルでした~
竹脇無我さんの声を吹き替えした声優まで、
一躍スターになったくらいでしたね~
私が日本に来るきっかけのひとつは、
「姿三四郎」=竹脇無我さんに会いたい!!
来日20周年後の初「帰国」の後、
20年前の「来日」のきっかけとなった方が
お亡くなりになったニュースを知る。。。
その衝撃は、ことばで表せません。。。
この20年の間、竹脇無我さんの写真が飾ってある、
日比谷や世田谷にある「きくかわ」と言ううなぎ屋さんに
良く行きました。
行く度に、必ず私のアイドル写真を撮って、
懐かしい思い出と一緒に帰るのです。
正直、竹脇無我さんのご年齢は不詳でした~
テレサ・テンさんが年齢不詳でしたのと同じ感覚・・・
要するに、彼たちは、私にとっては、
アイドルで、遠い、神のような存在だった、
違うかもしれませんが、日本のみなさんにとっての
「美空ひばり」「石原裕次郎」さんのような存在?
今風にいうと、吉永小百合さんのような存在?
トイレもいかない、ご飯もたべない、仙人のような存在でした~ テレサ・テンさんは、実際に日本でも活動していたと聞いたとき、
驚いたのと同じく、、、
竹脇無我さんは、まだ67歳の若さで、、、 たくさんの夢と勇気を与えてくれた
「姿三四郎」=竹脇無我さんに、
感謝を込めて
心からご冥福をお祈り致します。
お昼をとったあと、再び黄龍への旅へ出発!
黄龍(こうりゅう、HuangLong)は、
九寨溝(きゅうさいこう、JiuZaiGou)と同じく
世界遺産に登録されている中国の最も有名な景勝地の一つ。
やはり、水の色は青く、自然の奇跡としか言えないほどの
美しい景色に、酸素たりなくなっていることも忘れてしまう、、、
すでに酸素が足りてないのですが、
美しい自然の前では、やはりこの笑顔です☆彡
笑顔の後、酸素を抱きしめる☆彡
黄龍では、車道がないため、上りはロープウェイ、
下りは木製の遊歩道を使って、徒歩のみの移動になります。
上りはあっという間でしたが、
下りは、なかなか目的地に辿り着かなく、、、
2時間以上もかけて、景色を見ながら、やすみながら、酸素を取りながらで、
やっとゲットでした~
下り道の途中で俯瞰美しい池たち~
「楽園の碧いティアラ」と私から名づけました~
奇跡の光
天國の鏡
蒼の涙
黄龍では、標高が高いうえ(4500m)高低差が大きく、
さすがに、家族全員、ホテルに戻っても、
酸素びんを離せられず、決して快適な旅とは言えなかったのですが、
「一生、忘れられない旅でしたね~」と家族一同、口を揃えてます~
たくさんの思い出と酸素びん一本ずつを胸に、
8月18日の午前中九黄空港に到着。
最後の一息酸素を吸って、
上海への直行便に乗りました。
神秘的ずっと憧れの四川成都と九寨溝、黄龍の旅を無事終えました。
たくさんの感謝を込めて☆彡
8月17日、朝はゆっくりできました~
ホテルで朝食を満喫した後、黄龍へ向かいました。
途中、チベットならではの薬草のお店に寄りました~
日本ではサフランと言う中国高原薬草「蔵紅花」
日本でもおなじみの「冬虫夏草」
薬膳料理によく使われてます~
私の家では、良くスープに入れていただいてます~
私のオリジナル曲のタイトルにもなっていた「雪蓮」
海抜4800m以上の雪山に密かに生息している
美しい白い蓮の花ですが、
乾燥させると、天然の朝鮮人参をはるかに越える
効用の高い薬草となっています。
今度「雪蓮」を演奏するとき、
一層親しく感じるに違いありません~
薬草のお店を出て、黄龍へ向かう途中、
お昼を取りました~
おなじみの「麻婆豆腐」!
からっっっっっっ!!
お昼をいただきましたお店☆彡
さて、黄龍への旅を再び出発!
つづく
九寨溝から降りて、少しホテルで休んだら、
また夜の宴へ出発~
まずは、チベット族の人々の日常を体験するという意味で、
実際に彼達の家へ訪問、更に夕食をいただく、、、
下記の写真は、その訪問先の家で出されました晩餐。
左は青稞酒というお酒
青稞は、日本語ではハダカムギといいます。大麦の仲間?海抜高いところでよくみられる麦の一種らしく、
青稞酒は、アルコール度数低いと言われていましたが、飲んでいてやはり心臓がバクバクになりました~
右は酥油茶というお茶
チベット族の人々が日常に飲むバター茶。
高原では、野菜がほとんど取れず、このバター茶は代わりにビタミン補給の役目らしく、
ハイヤーの運転手さんがチベット族で、
「酥油茶おいしいよ~!高山病にも効くから是非飲んで!」と勧められ、
一生懸命試したのですが、
やはり、、、
ま!
ず!
い!
チベットには住めないな~
晩餐のメインディッシュはこの地方で自然に放牧されている「ヤク」という「子牛」
味は~?ちょっと食べづらい硬い肉でした~
私たち食事をしながら、おもてなしをしていただいているこの家族の皆さんが
次から次へと歌や踊りやの楽しいパフォーマンスを披露してくれました。
本当に多才なご家族でした~
CDも出されているようです~
晩餐を終え、まだ明るい、
みんなこの家の庭に集まって、一緒に踊りました~
ちなみに、
この地方に入ると、さまざまなところで、色鮮やかな旗がたなびいているのを見かけます。
万国旗のようですが、万国旗ではありません。
チベット仏教独特の祈りの旗のようです。
タルチョ~祈祷旗といい、旗には経文が書かれていて、
風に吹かれる度、経文が読まれていると言われてます。
旗は五色あって、黄(地)・緑(水)・赤(火)・白(風)・青(空)
物質の5元素を表しているそうです。
宴のあと、
またチベット族の独特なショーの会場へ
夜はこの地方の古来の民俗音楽と踊りを楽しみたいです~
「琵琶弾き語り」!
凄く現代的な響きのタイトルですが、
この地方の古来の楽器琵琶を伴奏楽器として
山唄を歌うのです。
素朴な声、マイク無しで聴きたいな~
ちなみに、ここで弾かれている琵琶はとてもシンプルで、
弦は3本しかないです。
チベット族の色鮮やかな民族衣装のショー
男はみんな格好良く~
女はみんな綺麗~
これはショーを見た一番の印象?
ほとんどチベット族らしく、、、
うん~チベットに住みたいな~
うん~住めない~~
しかし、
男はみんな格好良く~~
こんな男も登場しました~
チベットで一番の巨人~2.1メートル!
持っているチベット刀もなんと1・8メートルある!
最後に、若い男性歌手が感情豊かに「母よ」を歌い、圧巻でした。
九寨溝の夜、成都と同じく、エキゾチックな雰囲気溢れるショーで幕を閉じました~
つづく
8月16日の早朝6時半の便で、九寨溝へ飛びました~
九寨溝の空港についた瞬間、酸素が足りない!!!
心臓がバクバク、呼吸が、、、あ~~
高いところに来ちゃいましたな~という感じでした~
この空港、海抜約3500メートル!
すぐに、ハイヤーの運転手さんから「紅景天」という「高山病」に効く飲み薬をいただき、
やっと落ち着きました~
ホテルに向かう途中、運転手さんから:
「このへんは四川大地震のときに、大変被災した場所の一つでした~」
「国からの応援で、今はすでに新しい建物を立て、以前よりも綺麗です!」
ちょうど朝登校の時間でしたので、車と同じ道で、
子供たちが登校の様子を発見、危なくないですか?運転手さんに聞きましたら、
「ここの子供たちは、もう慣れてます~」「大丈夫ですよ~」
車走ってるうちに、
真ん中の黄色車線、関係なく、こちへ行ったり、あちへ行ったり、
対向車と真正面で走りながらも、クラクションをバンバン鳴らして、前へ進む、、、
そんなに車の運転ができない私でも、右足を突っ張りながら、
頭が、また酸素不足状態になりました~
写真は、結局一枚も撮れて無い状態でした。。。
2時間半ほど車にのって、九寨溝のすぐ近くのシェラトンホテルに到着。
家族と一緒に少し休んだら、憧れの九寨溝へ出発!
このへんは、チベット族などの人々が昔から居住していて、
「九寨溝」の名は、チベット族の村(山寨)が九つあることから
付けられたもののようです。
水がとってもきれいで、透き通って、
「人間天堂」(世の楽園)と言われるのも分かります~
五彩池というところの前で、一枚!!
今は夏ですが、
秋になると、紅葉がいっぱいで、
透き通る青い水面に紅色の紅葉の姿が映り、
青空と白い雲と黄色土と彩り満載で、
「五彩池」と名付けられました。
つづく