スペインの長期金利の指標となる10年債の利回りは12日、急騰(価格は下落)。
一時6.8%を超え、1999年のユーロ導入後の最高を更新、同国の財政危機は一層深まった。
欧州連合(EU)のユーロ圏諸国は9日、スペインへの支援を決めたが、政府の借金がさらに増えることなどが嫌気された。
12日にはイタリアの10年債利回りも1月下旬以来約4カ月半ぶりに6.3%を超えるなど、市場の不信はイタリアにも波及する勢いを見せている。
(共同)
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