福島原発
福島県産のコメから放射性セシウムが検出された問題で、農林水産省は28日、食品中の放射性物質の新規制値となる1キロ・グラム当たり100ベクレルを上回り、500ベクレル以下だった市町村について、収穫後に全袋検査を行うことなどを条件に今年の作付けを認めると発表した。
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同省は昨年末、現行の暫定規制値である同500ベクレル超の地域については作付けを禁止する方針を決め、同100ベクレル以上の地域について対応を検討していた。汚染状況の調査や地元自治体の意見を聞くなどした結果、これらの地域についても原則として作付けを制限するものの、全袋検査のほか、市町村が田畑の管理などを行える場合に限って作付けを認めることにした。検査終了まで出荷を制限するなどの対策も取ることで、新規制値を上回るコメの流通を防ぐとしている。
対象となるのは福島市など県内12市町村と宮城県白石市の一部地域。12市町村の2011年産米の生産量は計約3万1000トンに上り、福島県産全体の約1割を占める。
(2012年2月28日19時05分
読売新聞)
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