音楽評論家の富沢一誠が、40代以上に聴いてもらいたい音楽を紹介する本「Age Free Music 大人の音楽」をヤマハミュージックメディアから出版した。
富沢が提唱し、2009年から続くレコード会社16社による共同キャンペーン「大人の音楽」に連動した内容。大人が楽しめる音楽を業界を挙げてPRするという活動の趣旨や成果を紹介しつつ、美空ひばりの「愛燦燦(さんさん)」から植村花菜の「トイレの神様」まで、世代を超えて聴かれる新旧の名曲300曲を解説した。また、近年、中高年層を中心に人気を上げた歌手の秋川雅史や秋元順子らのインタビューも織り込んだ。
富沢は「深刻なCD不況が続く一方、少子高齢化が進む今、シニア世代が楽しめる音楽を提唱し、そこからヒットを生んでいかないと、日本の音楽業界に未来はない。そんな危機感がこの本の出発点」と話している。税抜き2500円。
(2012年1月12日
読売新聞)
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