W.C.カラスの駄々漏れ日記

駄々漏れに日記をつけています

140310

2014-03-12 12:00:00 | 日常
労働 雪が少し積もる。事務所へ一応行ってみたが激しく降り続いているので中止。

車検に出してあったアルトと代車のアルトを交換引き取り。

私はCDデッキを付けたのだった。

元々のスピーカーが良くないので実にチープな音。
まあチープなのも時によいものだ。

ポータブルレコードプレイヤーは実に味わいがあったりするではないか。

音楽を聴いたり寝たりのんびりとできた。

夕刻
もう一度事務所へ出向き今期の契約す。
条件変わらずだったが実績によって余剰精算金は変わる。

多分増えるよりも減る可能性高し。

どんどん悪なる法華の太鼓。

今日もいろいろ決まる。

東北ミニツアーの概要大体メドがたつ。

初日、一関か石巻、二日目仙台、三日目山元町でフリーライブ。

山元町の企画をしてくれるひととはTwitterでつながった。

前にも書いたが私はSNSでの交流も重要だと考えている。

ろくすっぽ文章も書けないような輩ばかりだなぞ毒づく頭の硬いヒトもあるが、寛さんのいうようにそこには人間の根元的欲求が噴出している場合もあるし言葉にしても先述の頭の硬い人たちよりもうまいニュアンスの伝えかたを発明したりもしていると思ったりする。

どの領域にもいいものもあれば悪いものもある。

自分の嗜好に合うものしかいらないなら読書やCD鑑賞でもしていればよい。

いろいろなものを浴みてこそ自分の立ち位置が見極められるだろう。

ツールは使いようである。

少し説教臭かったか。

プリーチンブルーズ

ロバートジョンスンのプリーチンブルーズはジェイムズブラウンのようだと去年の暮れにあるきっかけで30年以上聴いて初めて思った。


そういうことで私は地震、津波による大被害に遭った地に5月の下旬に行く。

地理的な距離以上のある種遠くまで行くような気がする。

夜 鶏鍋にうどん、餅等入れる。炭水化物ばかりではないかと家のものたち云う。

だが喰らったらうまかったようだ。

ボクシン

荒川仁人とホルへリナレス。日本のジム所属の二人アメリカでの対決から

予想された展開。
スピードに勝るリナレスのパンチが的確にヒット。凄まじいコンビネーションブローである。

だが荒川なんともないようなそぶりで当たりはしないが打ち返していく。

変わらず終盤まで。荒川もはやその根性とタフネスは天才だとさえいってもよいだろう。
最終盤さすがに荒川もぐらつきを見せ始めたが最後まで手を出し続け終了のゴング。

よい試合である。
が勝てる感じがほとんどない試合でもあった。

しかしもしかするとと一縷の望みはリナレスのあごが弱いのもあって僅かながら感じさせ終始目が離せないプロフェッショナルな試合であった。

いつか世界タイトルをとるようなことになれば私は茫々たる涙を流すであろう。
私は夢見ている。

つぎがこれまた私が大ひいきのメキシカン、アルフレッドアングロである。

愛称はペッロ
アナウンサーは闘犬だみたいに云っているが実際は犬っころほどの意味だそう。

計量に犬を連れてきており相手のスーパースターサウルアルバレスとの掛率の差がとてつもなく大きいことに思うところあるようで暗い表情を浮かべ悲壮感たっぷりな様、おまけに犬っころを連れておりその様子に私は爆笑した。

彼は以前に身体をツートーンカラーにして出てきたこともある。Tシャツの日焼け跡だ。世界タイトル戦ではあまり見かけない。

いかつい顔つきをしているがそういう間の抜けたところが実に愛嬌があって好きだ。

ナチュラルにそのような人であると思う。
首輪を外され。
試合開始。

1ラウンド初っ端から猛烈な攻撃にあいはやくもふらふら。

いつものことだが今回はさすがに保たないのではないかと思った。

相手はアルバレスである。アングロが鈍重にさえみえる。

そういうアングロも元オリンピアンで期待されてデビュー。タイトルを保持していたこともある。

強い相手としかやっていない。

どこかの国の誰かのように勝てそうな相手とはやらない。

常に客が喜ぶようなマッチメイクに応じる。金も入るしね。
プロたがら当たり前のこと。

打たれっぷりがまた派手である。
顎を必死に引いてはいるがパンチが強いのだろう顔面が再三空を向く。
犬の鳴き声が聞こえる。
どうやらアングロ陣営セコンド近くに犬を連れてきたようだ。
主人の身を案じてかそれとも加勢しているつもりなのか盛んに吠える感じが実にブルージーである。

しかしながらこの選手そこからが強い。

ふらふらのまま強いパンチを繰り出せる。闘争心が全く衰えないどころかふらふらになればなるほど加速していくようでもある。

ある意味これはアングロのリズムの試合だ。
最近楽勝の試合なぞ皆無。常に強烈なパンチを浴びてふらふらだ。

相手とテクニック、スピードに差があればテクニックなぞ関係ない状態に持って行けばよい。打たれても密着、打ち合いに持って行けばよい。
アングロは接近するのは実にうまい。
すっと入っていく。
打たれてはいるが彼の距離でもある。

以前には密着もみあいクリンチの中で至近距離から相手を一発で沈めたこともある。まさにテクニックも何も関係ない状態。彼の真骨頂をみた思いだった。

タフネスとパンチ力だ。

アルバレス終盤いらつく。いつもなら一発で沈めてきたパンチ。何発当たっても倒れないどころか打ち返してくる。
プライドも傷ついたのだろう。彼はスーパースターだ。
一発でしずめなければならない。

ついにアングロいいラウンドを作りポイントをとったであろう。
もしやの予感も湧き観衆沸く。
しかしながらやはり凄まじいパンチは止まない。

十回強烈なアッパーが入り。天井を向くも全くふらつきをみせない。凄い。
と思う間もなくレフェリー割って入りストップ。
アングロ怒る。
観衆もブーイング。

しかし、完全に入り込んでいた私も我に帰って考えてみれば過酷なこの状態をアングロに課せ続けるのは余りにも身勝手な話であると思った。ボクシングとはそのような残酷なものではあるが。今でこそそればかりではないだろうが金のある人が他に稼ぐすべの無い人たちを闘わせて喜んでいるという構図だ。


私はレフェリーを支持する。

少しでも多く彼の試合を見続けたい。

結句彼は早い回でたおされるのではないかという私の心配をよそに彼自身にとっては不本意なストップまでたち続け打ち返し続けた。

思えば初めてバイユーゲイトに行った夜ゆうさんに好きな選手は誰かと訊かれ現役ならアングロだと答えたのだった。

歴代ではデュランと答えたが彼は現役引退をまだ公言していないのではないか?
いやしたんだったか?

ペッロは傷口をペッロにペロペロ舐めて貰ったに違いないだろう。

寝る。