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来年4月から小学校では新学習指導要領(全国の学校が教育課程を編成する際の基準:約10年ごとに改訂)が完全実施されます。各校では昨年・今年の2年間にわたり準備してきました。様々な学習会・講演会が開かれ先生方は研修を深めてきています。
今回の改訂は「ゆとり教育からの転換」といわれ,教科書が厚くなり授業時間数も増えます。具体的にあげると
① 1年生の授業がすべて5時間授業になります。(現在は週1回は4時間授業です)
② 2年生は6時間授業の日が1日あります。
③ 教科書のページ数が4教科(国・社・算・理)全体で約28%増加します。
・例:6年算数(上・下)206ページ⇒284ページ になります。
4年生以上の学年の授業時間数は変わりがありません。今でも教科書をこなすのに苦労している現状から,来年度はなかなか大変な感じがします。学校では如何に能率よく効果的な指導をしていくか工夫が求められています。それと同時に今まで以上に家庭での教育が必要とされているともいえます。ともかく,子どもたちに確実に学力を身に付けさせることが何より大事なことです。