昨日全国学力テスト、正式には全国学力・学習状況調査といいますが小学6年と中学3年全員を対象として実施されました。問題が新聞に載っていましたが、感じたことは問題文の分量が多く、また答え方も単純ではなくしっかり読んで考える必要があります。また、小学国語では、事実と感想、意見を区別して文章を書く力が求められています。中学では条件に従って考えを書く問題が出ました。考え書く力が求められています。これだけの問題を解くのに時間不足にならなかったかと思いました。
結果は7月ごろ出ますが、この調査の目的は教育の機会均等を目指すためのものであり、問題点を把握し学習改善を図るために行うものです。しかし、結果だけが注目されてしまいます。都道府県ごとの順位が大きく報道されます。ある都道府県あるいは市町村では成績向上のための対策をしているところもあるようです。本末転倒ですが、それが実情ともいえます。愛知県でいえば、昨年は小学校は国語・算数とも全国平均を下回りましたが、中学は全国平均以上でした。市町村別の成績も公式には発表されていませんが、都道府県によっては公表されているところもあります。各学校には詳細な結果が来ます。あまり細かな成績・順位を明らかにすると(保護者は願うかもしれませんが)過度な競争を生まないか心配な面もあります。始まって10年以上が経過しますが、検証し改良すべきところは直していくべきではないでしょうか。
例えば、富山県のような教育県でも
富山中部高校、高岡高校合わせると毎年20人以上の東大合格者がいますが、結局この子達は、富山には戻ってきません。よって富山県は発展せず、帰ってくるとしても、東大卒のネームバリューで、党派推薦の県・市町村立候補者として戻ってくるのみ。
テストの結果で、結局誰が穴を叩かれるか?それは教師ではないだろうか⁉️べりなんかとろうもんなら、どういう教育してんのや❗って言われるのがオチ。
父兄の中には、このテスト休ませる人も結構居るとか。
とそのものの在り方を考えるべきか?