昨日行われた東京都知事選、小池氏が3選を果たしました。始めは小池氏対蓮舫氏の一騎打ちのように言われていましたが、選挙活動が進むにつれ、石丸氏の勢いが増し三つ巴となりました。結果は2位は石丸氏、3位が蓮舫氏と意外な結果になりました。小池氏は291万票でしたが前回より74万票も減っていましたので、圧勝と言えるかは微妙です。前回のように無党派層からの得票が伸びなかったことが原因では。知事も3期目ともなると慣れで都政を進めてしまわないか。また、批判に対しては無視するのではなく、真摯に対応することが求められます。例えば学歴問題や神宮再開発事業などです。2位は石丸氏が165万票、3位の蓮舫氏が128万票でした。今回の選挙のスターは間違いなく石丸氏でした。既成政党に飽き足らないいわゆる無党派層に一番食い込んだのが石丸氏でした。You TubeやⅩを積極的に活用した結果がこの得票数に結び付きました。また選挙活動を手伝うボランティアが全国から5,000人もいたそうです。こう考えると、これからの選挙活動に大きな示唆を与えている気がします。もう一つ驚いたことは、投票率が60%を超したことです。
さて、翻って本市の市長選、今秋に行われます。立候補を表明したのは、自民党の前市議会議長の近藤ひさよし氏、市議の長坂なおと氏、それに現市長の浅井由崇氏です。近藤・長坂両氏は40代です。普通でいえば2期目を目指す現職が強いはずですが、必ずしもそうは言えないか。新アリーナの問題もあるし。都知事選ではないが、やはり新しい人にやってもらいたい気がしますが。今後公約も発表されますが、それを見て考えたいと思います。