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農村の民家でカラーテレビ製造

2009-03-19 | Weblog
 カラーテレビなんてそんなに簡単に作れるものですかねえ?色んなメーカーのテレビの部品を集めてそこそこテレビが見えるようにするには相当の技術がいると思うんですが・・・。

 買う方も、値段が200~300元/台だと当然ニセモノと分っているはずですが、でもちゃんと映らなければ買うわけがありません。どの程度のものだったのか、ちょっと興味があります。

 50~80元の価格で古いテレビを買い、分解してから部品を寄せ集めて組立て、東芝、康佳など有名ブランドを付けて販売する。3月10日午後、西安でカラーテレビ製造の巣窟を取締り、現場で作り直しされた各種テレビ12台を押収した。

 当日、住民の通報を受けて工商職員が西三爻村の民家に踏み込むと、空き地には回収してきたテレビ、ブラウン管、スピーカーなどの古いものが無茶苦茶に積まれ、壁の隅には30台余りの真新しいテレビの外箱が置かれていた。

 ここを借りていた王某は50~80元で付近から古いテレビを回収し、新しい外箱に組立て、ブランドマークを貼り付け、さらに製品説明書、合格証を合わせて、200~300元/台で農村の市場へ売っていた。