胡錦涛：経済下降の圧力が増大しており、さらに内需拡大が必要

　今、中国も世界経済の影響を大きく受けて、成長率が落ちています。大量の輸出に頼ってきたのだから当然ですが、中国の内需拡大政策が成功するかどうかは、世界や日本にも大きく関係します。ただ就職状況も厳しく、人々は節約をしているので簡単ではありません。

　胡錦涛総書記が23日午後の中共中央政治局の集団学習会で、「当面、世界経済の情勢は厳しく複雑である。国際金融危機はまだ底が見えておらず、我国経済に対する下降の圧力が増大している」と述べた。

　しかし「我国経済発展の基本的情勢に基本的変化はない。我国の工業化、都市化の急速な発展情勢にも根本的変化はない。我国が発展する外部環境も根本的な変化はない」

　だから「さらに有力な措置を取り、国内需要、特に消費需要を拡大し、経済成長を高めなければならない。情勢をよく見て、科学的な意思決定を行い、周到に手配し、しっかりと仕事をし、引き続き経済をうまく、速く発展させなければならない」と強調した。