窓のこちらで…

日々思ったこと、読んだもの、作ったものを綴っています。

『おまけのこ』畠中恵

2007-12-05 16:36:39 | ★積み上げて…(本)


はい!<しゃばけシリーズ>第4弾『おまけのこ』畠中恵(新潮文庫)です。

久しぶりに<しゃばけ仕様>のブックカバーも登場させてみました^^。


しゃばけはつい最近、TVでドラマ化されましたよね。
原作を読みながら、自分の中で作られたイメージがあったので、ドラマ化されたらどんな感じになるんだろう…と、楽しみでもあり、ちょっと心配でもあり^^;…だったのですが、ドラマ化されたものも、とてもよかったと思いました^^。

映像って凄いですね。
今回この『おまけのこ』を読んでいるときも、頭の中では今回演じていた役者さんが動いていました。

・・・・・・・・・・

『おまけのこ』は短編5編からなっています。
・こわい ・畳紙(たとうがみ) ・動く影 ・ありんすこく ・おまけのこ

こわいに登場する妖の狐者異(こわい)は、自分に似ていて…
自分の中にある、好ましくない部分を見ているようで、へこみました。

畳紙では、屏風のぞきが活躍します。
(私の中では、屏風のぞき姿の宮迫さんが動いていました^^;)

動く影は、5歳のときの一太郎(若だんな)が走っています。

あまけのこでは、ひとり(一匹?)の家鳴が、図らずも;ちょっとした冒険(?)をすることになります。
相変わらず、家鳴はかわいいですよー
いっぱいなでなでしてあげたくなります^^。
(私の中の家鳴の姿は、柴田ゆうさんのイラストのままです)

・・・・・・・・・・

『おまけのこ』の巻末に、ドラマで<仁吉>を演じている谷原章介さんの解説が載っていました。
谷原さんの解説は、<しゃばけ>の魅力がとってもわかりやすく書かれています。
私も何度もうなずきながら読みました。

ぜひ、巻末の解説も読んでみてください。

・・・・・・・・・・

このあと<しゃばけシリーズ>は『うそうそ』に続きます。
『うそうそ』も文庫化されるのを楽しみに待っています^^。


(『しゃばけ』の記事はこちら)
(『ぬしさま』の記事はこちら)
(しゃばけ仕様のブックカバーの記事はこちら)



最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見ました! (リコ)
2007-12-05 20:13:24
ドラマ、私も見ましたよ~
あの、江戸を再現したCG に感激
本当に映像の力ってすごいですね
キャストも、心配したよりずっと違和感がなくて、すっかりはまり込んで見ていました

しゃばけブックカバー、ほんとにカワイイッ
返信する
おもしろそう (akanegusa)
2007-12-05 20:33:55
wataさん、こんばんわ
いつも面白そうな本を読んでるのですね。
返信する
リコさんへ (wata)
2007-12-06 09:40:30
キャスト、違和感がなかったですね^^。
一太郎と佐助のお風呂の向こうとこっちでの会話のシーンもよかったなぁと思いました。
そんないいシーンなのに、一太郎の入浴シーンについて、水戸黄門で有名な由美かおるさんの入浴シーンのように、第2弾第3弾と続いていったりしてね、なんてパコと話しておりました。

ブックカバー、他の本でも使っているのですが、やっぱりこのシリーズが一番しっくりします^^。
返信する
akanegusaさんへ (wata)
2007-12-06 09:57:22
おはようございます^^。
お天気はいいけれど、今日も冷えてますね。

毎日、何かしら読んでいます。←なので家事がおろそかに…^^;

このシリーズも楽しいですよ。
よかったら読んでみてください^^。
返信する
鳴家 (みのり)
2007-12-06 22:31:45
しゃばけ視ましたよ~
鳴家がファンシーすぎましたね。
私も本の挿絵の方がしっくりきますよ。

「おまけのこ」では畳紙好きですねぇ。
そのイメージだと宮迫さんのはちょっと小汚い感じで(失礼)
もうちょっと色男っぽくてもいいかなって思いました。

「うそうそ」はまだ読まれていないのですか?
今までとは違った感じで、とても楽しいですよ。
返信する
みのりさんへ (wata)
2007-12-07 08:58:25
家鳴の姿はまさにファンシ~過ぎた感があったような…もっとオジサンっぽいイメージだったもので(笑)
でも、動きは可愛かったですね^^。

畳紙のお話、いいですよねぇ。
>小汚い…(ぷぷっ
私も、屏風のぞきはもうちょっと優男でイメージしていたのですが、宮迫さんのインパクトが強くて;私の頭の中ではあの屏風のぞきが動いています;;;;
宮迫さんのアレって、浮世絵で描かれた男のイメージからきてるのかしら…

『うそうそ』まだなんですよぉ。
文庫化されるのを待っているんですけど、まだまだ先になりそうですよねT.T
>今までと違った感じで―
早く読みたいなぁ。
返信する
家鳴りがすき (やなり)
2007-12-08 17:52:30
TVの家鳴りは人間が機械をつけて動いた感じですねバーチャル何とかで。とても色っぽいので もう少し出てほしかった
あれがふつうのCGならとても技術が発達したのかなと思う、昨日PCがクラッシュして泣いている家鳴りでした
返信する
やなりさんへ (wata)
2007-12-09 09:50:03
なんとも凄い技術ですね。
つくられた方たちに拍手です。
家鳴がそれぞれ違った可愛い動きをしていて…あっコケた;あっ落ちた;跳ねてる跳ねてる^^と言いながら見ていましたよ。

PCちゃんがヘソを曲げちゃったのですね。
PCちゃんのご機嫌がなおりますように^^!
返信する
ビデオにとって観ました (モリー)
2007-12-09 20:32:56
私も、自分が想像していた登場人物と、TVの人物を比べながら観てました~。
江戸の町並みやお店の様子が、あぁ成程~と思いました。
イメージが違ってたのは、栄吉と、見越しの入道かな。
息子も、「見越しの入道、ただのじいさんじゃん。」
って。
鳴家も、本の挿絵が自分のイメージに定着してしまってるので、CGは可愛らし過ぎた感じです。
また冬休みに読み返してみようかな。
返信する
モリーさんへ (wata)
2007-12-10 16:44:40
やっぱり比べて見ちゃいますよね。
栄吉…、なるほど~^^。
そう言えば、読んでいたときは、がたいのいい四角っぽい子をイメージしていたかなぁ…(四角っぽい子って?…^^;
家鳴は、柴田ゆうさんの挿絵をうつして、チクチクステッチしたせいか、あの姿に思い入れがあるんですよね…いつまでも、あのおじさん風の家鳴のままです^^。
しゃばけもぬしさまへも今は友人のところにいっています。
戻ってきたら、また読んでみたいです。
返信する

コメントを投稿