『食堂かたつむり』 小川糸(おがわいと)著 ポプラ文庫
――同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。――(カバー裏あらすじより)
映画が、いよいよ明日から公開ですね。
映画の公開に先立ち(?)、小説の方も(半月ほど前に)文庫化されて、本屋さんに平積みされていましたので、買ってきました。
文庫には、<asta*>に収録された番外編の『チョコムーン』も収録されています^^。
糸さんの他の本も、早いところ文庫化されるといいのになぁ。
(ポプラ社さん、よろしくお願いします)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↑の写真ですが…
ちっちゃいながら、りっぱ(?)な<かたつむり>です。
夕方、「今夜は鍋にしよ…」と、1/4にカットされてスーパーで売られていた白菜を洗って切っていたときです。
上の方の葉っぱの凸凹に黒い点をひとつ見つけました。
よーく見ると、殻が2ミリほどのかたつむり。
殻に膜でフタをつくり、中にこもっていました。
丁度、少し前まで『食堂かたつむり』を読んでいたところだったので、なんだか縁を感じてしまいました。
さて、このかたつむり、どうしたものか…と。
気づいてしまったからには、水道でジャーっと流してしまうわけにもいかず…
ポイッと外に放り出すのも、この寒さではと心配になったり…
とりあえず、ひときれの白菜にのっけて置きました。
晩ごはんの片づけを終わらせて、「そういえば…」と件のかたつむりを見てみたら、殻から頭を伸ばしていました。
白菜を洗ったときの水で、目覚めたようです。
ちっちゃいくせに、なんとも一丁前なその姿。
可愛い^^。
こんな姿を見てしまっては、この生き物のこれからの処置に、より一層悩んでしまうでしょ;;;;
…というわけで、このかたつむりは今も我が家の台所にいます。
さて、どうしたものでしょ。
最新の画像[もっと見る]
- 手帳2017 & 此処という場所 8年前
- 九月の雨~ 8年前
- ありがとうね。 9年前
- ありがとうね。 9年前
- シンプル材料で<ショートブレッド>! 9年前
- 『おかしな遺産』シャーロット・マクラウド 9年前
- 『納骨堂の奥に』 シャーロット・マクラウド 9年前
- 『納骨堂の奥に』 シャーロット・マクラウド 9年前
- 『納骨堂の奥に』 シャーロット・マクラウド 9年前
- 『納骨堂の奥に』 シャーロット・マクラウド 9年前
私も聞いた事があります。
ただ実物の本は、見た事がありません。
未読本がまだ数冊も在庫があるので…
全く本屋さんに立ち寄っていないです。
たまには古本ではなく、新刊本も見たいです。
かたつむり…小さいですね。
外に、お仲間が出て来るまでは
わたさん宅に間借りするのは無理ですか?
飼育と冬越しの方法があったので、
ここに貼っておきますね。
http://ikimono.ciao.jp/katatumuri/katatumuri.html
私も読みたいなと思ってたところです。
図書館では既に借りられていましたが、予約しようかな。
ちっちゃなかたつむりの写真とwataさんのかたつむり君への思いが伝わってきて、wataさんらしい日記だなー、と思いながら読みました。
引越してから、一番近い本屋さんになかなか慣れなくて;目当ての本が探し難くて(それに品揃えがイマイチ^^;)困っています。
古本屋さん、好きですよ^^。
かたつむりのページ、見に行ってきました。
ありがとう^^。
暖かくなるまでウチに置いておくことにしました。
ご無沙汰ばかりでごめんなさい。
asta*で紹介されていた『食堂かたつむり』の紹介文から(私が)想像していたのとはちょっと違っていた内容でした^^;
ネタバレにならないように、ここまでにしておきますね。
かたつむり。
うっかり(笑)気がついてしまったから、流しに流すのもねぇ…^^;
春になるまで、ウチのコになってます^^。