明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

blackberry で文章入力する至福の時間

2018-10-24 22:08:41 | 科学・デジタル
BLACKBERRY での文章入力は得も言えないほど快適である。勿論この「ハードキーボード」が欲しくて買ったのだが、段々慣れて指の感覚も正確になり左右の指使いも自由自在になって来て、最近ではブラインドタッチなどができるようになりつつあるのだ。正にスマホ史上最強、入力することが一層楽しくなった。まだ発展途上なので色々と不満・不具合があるが、ハードキーボードの持つ魅力は何モノにも代えがたいので充分満足なのである。今回は BLACKBERRY での日本語入力ということに絞り、良い点と悪い点を書き出して「買おうかどうしようか」と考え中の皆さんに、購入する時の判断の参考になればと「ユーザーレヴュー」をお届けしてみました。いまは KEYOne より新しい KEY2 が発売されていて、キーボードが更に扱いやすくなっているそうだ。こちらは私がまだ買っていないので、レヴューはお預けである。

何れにしても「文章作成に割り切ったスタイル」、つまり画面がもっと小さくて昔の CLASSIC とか Bold9900 みたいなデザインのモデルが出ないかな、と待っているのだが難しいかも知れない。が、とにかく画面が大きいので「バランスが頭でっかち」になり本体を持っているのが不安定で困るのだ。出来れば画面を今の半分くらいにして、キーボードに「カーソル」ボタンと「CTL」ボタンを追加し、数字キーを上段にもう一段加えれば完璧である。文章入力専用モデルであればWEB画面もそれ程大きい必要はなく、文章の参考情報を知るために見るぐらいだから、いっそ今流行りの「カード型携帯」みたいにして「携帯ワープロ」にしても良いかも知れない。だが、これだとメールや WEB の検索とかアドレス・パスワードなどなど、何をするにもまたあの不愉快な「ソフトウェアキーボード」を入力しなくてはいけなくなってしまう。私がソフトウェアキーボードを嫌いになる理由は唯一つ、年を取ってきたお陰で「画面タッチ」の反応が悪く、そのせいでミスタッチが多くなってきて我慢がならなかったのである。ちゃんと所定の場所を押しているのに反応がないときの「怒り」というのは、相手が iphone であっても同じなのだ。やはり BLACKBERRY はスマホでなくては用が足りない。ただちょっと大きすぎるので、往年の(私も1個持っている)Classic モデルの Android 復活版を期待したい。まあ、時流に合わないから無理かもね。

それでは以下に BLACKBERRY の良い点悪い点を順に書いていこう。書いてある機能は全て AQUAMOZC のアプリで手に入れたものである。

1 カーソル
文章入力に必要なものには色々有るが、まずカーソルを自由に動かす機能である。まあ BLACKBERRY にはフルスクリーンのタッチ式キーボード機能(画面の代わりにキーボードをスリスリするとカーソルが動く)が有るというのだが、私のはどうも上手く機能しない、というか全然動かないので仕方なく「画面タッチ」で大まかなところにカーソルを移してから、「0」キーか「SIM」キーで左右に動かして(←とか → とか)目的のところへピンポイントに合わせている。一文字修正したいときなどにタッチスクリーンをどうにかするというは私には困難で「何回もタッチし直して」やっと修正していたので、これで凄く楽になった。ちなみに文字を消すのに BACKSPACE しか使えないのが何とも辛くて、Windows みたいに DELETE キーを使えないものかと思う。MAC ノートもそうなので、やはりそれ程困ってないのだろう。私はガンガン打っていて修正したい時「頭から修正しながら、いらないところを消していく」という方法がいいので、消したい箇所は「後から考えて思いつく」場合が多いのです。そうすると途中で「やっぱいらない」と気づいた場合、消したい箇所の「最後の文字の後ろ」かでカーソルを移してから「前に向かって消す」事になり、なんか不便です。それにカーソルを動かさずに「長押しして消せる」から、「あっ」と言って「消し過ぎちゃう」ことが無いのも嬉しい。まあ Andoroid が基本システムに採用していないのだから、ないものねだりである。

2 カット&ペースト
これも不可欠な機能だが、KEYOne ではどうも出来ないらしい。やむなく画面で「範囲選択・カット・ペースト」をやっている。実にやりにくいのでなんとかしたいのだ。だが KEY2 でも「3キー同時押し」という「難しい方法」で出来ると言うが、もっと簡単にならないものだろうか。例えばカーソルが現在有る位置で「始点」を設定、というのを CTL+Q キーに割当て、そこから範囲設定する「終点」まで SIM キーまたは CTL+BNM& キーで動かしていき、それでカットやコピーや貼り付けを CTL+WER で操作する、とかにしてくれれば最高なんだけど。今はやむなく画面を長押しして、それで画面に出てくるポップアップの「カットとかコピー」を選んで実行しています。せっかくハードキーボードがあるのだから、是非実現してもらいたいものである。

3 自分用辞書または定型文機能
アプリの aNdClip という定型文を履歴で取っておく機能が出ているようであるが、それはそれで活用できれば上級者になれるのだが、私はまだまだレベルが低いのでそこまでは必要ではない。ただ歴史上の人物などの漢字変換を「簡単にMY 辞書へ記録」(つまり単語登録)機能があれば非常に助かるのである。いまあるのは面倒なシステムから呼び出して「最初から変換をもう一度やり直して登録する」スタイルの単語登録なので「面倒すぎて使えない」のだ。変換する前に「辞書に登録したい文字」が有る場合は「変換前に CTL+T あたりを押す」ことで登録準備をし、それから「正しい漢字が表示された段階で」CTL+Y あたりで「変換前のヨミ」と「それが変換された漢字」を同時に単語登録するのである。普通は変換してしまうと範囲選択が消えて確定してしまうが、CTL+T を押した時は消えずに「事象登録」できてしまうという手順。これなら何時でも何回でも登録が簡単に出来る。ヨミが短く出来ないのがタマにキズだがまあいいだろう。あるいは単登録画面に切り替わることも考えたが余計面倒になると思ってやめた。BLACKBERRY は文字を打つことに特化しているスマホなので、ヨミが多少長くてもそれほど気にはならないと思う。

4 変換文節切り替え
変換文節の切り替えは AQUAMOZ で簡単に出来る。例えば「しんだいしゃたのむ」と打って変換すると「死んだ医者頼む」と出たりして「寝台車頼む」とするためには寝台車をまず入力して、それから「医者頼む」と打つ必要があった。まあ私はこの方法で凌いでいたが「個人名」(歴史上の人物名などは読みと漢字が一致しない場合がとても多い)の入力には苦労していた。KEYOne では「左シフト+K」で範囲が動かせるらしい。しかし、こまめに変換していれば問題ないから私は前からの方法で逐次変換している。多少遅くてもこれが確実である。確実であれば、後から変換文節を移動したりするよりも結局は早い。

5 英語・カタカナ・大小変換機能
たまに英語表記だったりカタカナ表記だったり、文章の都合で必要な場合が出てくる。私は日英切り替えをせずに日本語モードでそのまま「英単語など」を打ち、それから CTL+POIU で変換している。大文字で全角にしたい時は「日本語の候補」から(例えばNHKというように)選ぶことにしている。大概はこれで済む。まあ、それほど重要な機能ではないとも言える。やはりカット&ペーストと単語登録が欲しい。仕方なく同じ言葉を何回も打っているが、この AquaMzoc の作者さんに頑張ってもらって、BLACKBERRY を最高のスマホにしてもらいたいものだ。

まあズラズラと書いたが、正直言って「とても素晴らしい」スマホである。ハードキーボードに魅力を感じている「文章入力マニア」にとって、世界に一つしか無い「出来の良いキーボード」が BLACKBERRY なのである。一時は倒産しそうな悲惨な状態だったが、ハードウェア部門をTCLにライセンス移譲してソフトウェア会社として生きる道を選んだ時点で、一応「経営的には安全な会社」に BLACKBERRY は移ったといえる。だが人気に陰りが見えてくれば、いつまで続けるか「はっきり言って不安」である。そこで小さい画面の文章入力専用スマホを早めに出してもらい、何時廃盤になっても良いようにして欲しいというのが私の唯一の願いである。早く出して欲しいなぁ。

最後にMVNOのSIMを入れるに当たり、選択の幅が当初(3年前)より広がっているのではないかと思い、改めて調べてみた。

通話だけ出来て容量は1Gもあれば充分、というモデルで有名所では2、3に絞られるようだ。電話以外はデータ通信で WEB でもメールでもなんでも出来ちゃうので、普段はデータ通信( WIFI )を使うことにし、電話の時だけ LTE を使う。だから1Gもあれば充分なのである。いずれ小さな画面の打ちやすい機種が出たときの為にいまから調べて置こうと考えている。YOU TUBE をみたり地図を調べたり WEB の NBAバスケットの試合を見たりする時には ipad4を用意しているので、スマホとipadとの2台持ちである。まあ電話とUQモバイルのルーターで7000円位、これで MAC と PCを合わせて4台の機器を使っているのだから安いものである。私にとってはこの態勢はとても気に入っているにで、しばらくは私のブログも BLACKBERRY に頼ることになりそうだ。

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