昨日の記事のマラソンつながりで、今年の出雲駅伝を見た印象を書く。日本じゃマラソンよりも駅伝のほうが人気があって、「箱根駅伝」と「全日本大学駅伝」にこの「出雲駅伝」を加えて、日本三大駅伝と言うそうだ。その最初に行われるのが出雲駅伝で、来年正月の箱根駅伝の行方を占う意味でも重要な大会である。但し、箱根駅伝は関東の大学だけしか参加できないので、「全日本大学対抗選手権大会」が日本一を決めることになるのだが、記録を遡っても関西の大学が上位10校に入ったのは、1999年に「京都産業大学が5位」に入ったきりで、事実上は箱根駅伝が「日本一を決める大会」と言って間違いではない。だから、足に自信がある高校生ランナーは皆、関東の大学に入って箱根を走る、というのが目標だと言っても過言ではないのである。
で、箱根駅伝の話をすると、平成最後の箱根は「東海大学」が青山・東洋を逆転して優勝した。ちなみに我が母校「中央大学の優勝」は、平成8年まで遡らなければいけない(大昔である)。昨年までは青山が4連覇していて、その前は「東洋、日体大、東洋、早稲田、東洋、東洋、駒澤、順天堂、亜細亜」とあって、その前には「駒澤の4連覇」があるのだ。そして「順天堂、駒澤、順天堂」と来て「神奈川が連覇」してようやく「我が中央」となるのである。中央、長いこと勝ってないなぁ(ぐすん)。順天堂は昭和の終わりに4連覇した黄金時代があり、日体大も昭和44年から5連覇という輝かしい時代があった。勿論過去を遡れば、昭和23年・25年・26年・28年・30年・31年と中央大が優勝し、その上に何と昭和34年から「前人未到、栄光の6連覇」を果たしているのである!(おお中央よ)。17年間に12回の優勝というんだから「箱根駅伝の絶対王者」であり、「真の日本一」と言っても誰も文句が言えなかったのだ。
しかし「中央大学」は惜しくもシードを逃して、2020年の箱根には「予選会」から出るという没落・凋落に喘いでいる。同じく予選会から出る学校は、早稲田・日体大・日大・東京国際・神奈川・明治・国士舘・大東・城西・山梨学院・上武と並んでおり、予選会と言えども「厳しい状況」であることには変わりはないのだ。ああ中央よ、昔の「燦然と輝く栄光」を、今一度取り戻してくれ〜、、、。
まあ、無理を言ってもしょうがないので、話を出雲駅伝に戻そう。今年の出雲は國學院が素晴らしいレースを見せてくれた。最終ランナーに一位でバトンをつないだ青山が、見る見るうちに差を詰められて國學院があっという間に抜き去り、そのまま優勝。じつに鮮やかな逆転優勝である。國學院の「エース浦野雄平」は3区を走り、2位と惜しくも区間賞を駒澤の田澤に譲ったが、昔オリンピックで「マラソンを2連覇したチェルピンスキーの走り」に似た素晴らしいフォームで、如何にも馬力が有りそうな「天性の素質」を感じさせる選手である。彼の特徴は「腿が高く上がる」力強いフォームで、他のランナーが「蹴りを重視」した走りなのに比べて如何にも「グイグイ来る迫力」があるのだ。
5区の茂原大悟も走りのフォームが似ているので、多分「コーチの指導方針」であろう。それに比べて青山学院の走りは余り腿を上げない「蹴り」主体のフォームであり、解説者の話を聞いてみると「ピッチ走法とストライド走法」の違いらしい。國學院のアンカー「土方英知」は、第5区から駒澤・東洋・青山に次いで4位でバトンを受け取り、青山・東海と共にトップとの差「37秒」を追う3位集団を形成する。彼も「ピッチ走法」で、前を走る駒澤を逆転しての優勝は見事の一言に尽きる。私としては是非是非「中央」に勝ってほしいのだが、この先は「國學院」が「ちょっと目が離せない」チームになったようである。國學院、恐るべし!
今度は全日本で「浦野」がどんな走りをするのか、大いに楽しみになって来た。一方、来年正月2日にスタートの「箱根駅伝」だが、今回の台風で結構被害が大きかったらしくて心配である。私としては災害募金をするぐらいのことしか出来ないのでなんだが、各方面の努力により「何事もなく無事開催」出来ればいいのだが。それで正月にはまだ大分早いけど、近くの「柏神社にでも」お参りしておこうと思う。箱根駅伝が中止にでもなったりしたら、朝から飲みながらテレビに噛り付く「正月のメインイベント」が無くなって「気が抜けちゃう」からね。
とにかく、中央は「予選会」を突破すること!
で、箱根駅伝の話をすると、平成最後の箱根は「東海大学」が青山・東洋を逆転して優勝した。ちなみに我が母校「中央大学の優勝」は、平成8年まで遡らなければいけない(大昔である)。昨年までは青山が4連覇していて、その前は「東洋、日体大、東洋、早稲田、東洋、東洋、駒澤、順天堂、亜細亜」とあって、その前には「駒澤の4連覇」があるのだ。そして「順天堂、駒澤、順天堂」と来て「神奈川が連覇」してようやく「我が中央」となるのである。中央、長いこと勝ってないなぁ(ぐすん)。順天堂は昭和の終わりに4連覇した黄金時代があり、日体大も昭和44年から5連覇という輝かしい時代があった。勿論過去を遡れば、昭和23年・25年・26年・28年・30年・31年と中央大が優勝し、その上に何と昭和34年から「前人未到、栄光の6連覇」を果たしているのである!(おお中央よ)。17年間に12回の優勝というんだから「箱根駅伝の絶対王者」であり、「真の日本一」と言っても誰も文句が言えなかったのだ。
しかし「中央大学」は惜しくもシードを逃して、2020年の箱根には「予選会」から出るという没落・凋落に喘いでいる。同じく予選会から出る学校は、早稲田・日体大・日大・東京国際・神奈川・明治・国士舘・大東・城西・山梨学院・上武と並んでおり、予選会と言えども「厳しい状況」であることには変わりはないのだ。ああ中央よ、昔の「燦然と輝く栄光」を、今一度取り戻してくれ〜、、、。
まあ、無理を言ってもしょうがないので、話を出雲駅伝に戻そう。今年の出雲は國學院が素晴らしいレースを見せてくれた。最終ランナーに一位でバトンをつないだ青山が、見る見るうちに差を詰められて國學院があっという間に抜き去り、そのまま優勝。じつに鮮やかな逆転優勝である。國學院の「エース浦野雄平」は3区を走り、2位と惜しくも区間賞を駒澤の田澤に譲ったが、昔オリンピックで「マラソンを2連覇したチェルピンスキーの走り」に似た素晴らしいフォームで、如何にも馬力が有りそうな「天性の素質」を感じさせる選手である。彼の特徴は「腿が高く上がる」力強いフォームで、他のランナーが「蹴りを重視」した走りなのに比べて如何にも「グイグイ来る迫力」があるのだ。
5区の茂原大悟も走りのフォームが似ているので、多分「コーチの指導方針」であろう。それに比べて青山学院の走りは余り腿を上げない「蹴り」主体のフォームであり、解説者の話を聞いてみると「ピッチ走法とストライド走法」の違いらしい。國學院のアンカー「土方英知」は、第5区から駒澤・東洋・青山に次いで4位でバトンを受け取り、青山・東海と共にトップとの差「37秒」を追う3位集団を形成する。彼も「ピッチ走法」で、前を走る駒澤を逆転しての優勝は見事の一言に尽きる。私としては是非是非「中央」に勝ってほしいのだが、この先は「國學院」が「ちょっと目が離せない」チームになったようである。國學院、恐るべし!
今度は全日本で「浦野」がどんな走りをするのか、大いに楽しみになって来た。一方、来年正月2日にスタートの「箱根駅伝」だが、今回の台風で結構被害が大きかったらしくて心配である。私としては災害募金をするぐらいのことしか出来ないのでなんだが、各方面の努力により「何事もなく無事開催」出来ればいいのだが。それで正月にはまだ大分早いけど、近くの「柏神社にでも」お参りしておこうと思う。箱根駅伝が中止にでもなったりしたら、朝から飲みながらテレビに噛り付く「正月のメインイベント」が無くなって「気が抜けちゃう」からね。
とにかく、中央は「予選会」を突破すること!
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