今回の北海道大地震では、大規模発電所で広い地域を賄う「システムの脆弱性」が問題視されていた。一箇所で全部を賄うシステムは、一度拠点がダメージを受けると全域に被害・停電が出てしまうのは当然である。その弱点がモロに出ていたのが今回の地震であった。いろいろ意見はあるだろうが、もう国民は、ライフラインぐらい自分で何とかすることを目指していかなければ、災害大国日本では生きていけないと思うべきなのだ。電気・水道・ガス・食料と、生きていくために必要な条件を最低限クリアするために、我々は何を買っておくべきか?
そこで災害用必須準備品を考えてみた。
1 スマホ
何はなくとも、まずスマホである。当然のことだが、スマホがあれば情報を得ることができる。今や情報は「命をつなぐために必要」である。そのためにも電源は必須、モバイルバッテリーは「マスト」である。しかし家に置いてあるだけでは万一の時に持ち出せなく使えないから、少なくとも3、4日持たせる容量で持ち歩ける重量がベストだ。私はANKERのPOWERCORE 13000を80%充電して持ち歩いている(100%だと劣化が早いらしい)。Amazonにはソーラー充電のものもあるので、今度買い換える時には試して見たい。
2 電気
日常使う電気は簡単なソーラーチャージャーを使おう。照明器具はUSBランタンで十分明るい。USBだからモバイルバッテリーでも使えるが、何でもかんでもというのでは肝心なスマホを充電する時にバッテリーが持たないということもある。それでスマホ以外の用途にソーラーを利用する。雨の場合は使えないのでモバイルに頼らざるを得ないが、それ以外なら「何日でもOK」だから災害時には心強い。小さいサイズの持ち歩きテレビなら、ソーラーチャージャーと充電バッテリーがあれば機能するのだから、必要なものは足りる。スマホでもワンセグテレビは見られるし、ネットテレビも増えている。SNSも有効だが、テレビで広範な情報を仕込んでおくと「デマに惑わされることも減る」から大事である。電気は情報の源であると同時に、真っ暗の夜に「明かり」を与えてくれる。
3 水
電気が大丈夫となると、次は水である。携帯浄水器はアフリカ難民用をテレビで見たが、簡単に泥水を無害の水に変えてくれるから頼もしい。持ち歩けて重さも大してないから、災害救援が難しい状況では強い味方になってくれる。水さえあればタイの洞窟で生き延びた子供のように、1週間以上は生きられるそうだ。空気以外では水が一番、後はひたすら救助を待つだけである。なお、この携帯浄水器がどこで買えるかについては、現在研究中である(なんだよ!)。
4 トイレ
基本的な要件で大事なのが「案外頭にないけどトイレ」である。野っ原にでも投げ出されない限り、都会ではトイレに困ったらどうしようもない。生きていれば「どうしてもトイレ」に行かなくてはならないのである。家庭にある水洗便器は、流さなければ悲惨なことになる(想像するだけで頭がおかしくなる)。そこで非常時のために「風呂に水を貯めておく」こと、とテレビで何かの番組で言っていた。お風呂を使う時は流してしまえないいので、いつも満々と水を張っておくといい。「そんな無駄なこと」とバカにするかもしれないが、「備えあれば憂いなし」である。もちろん他に水を貯める方法があれば、それに越したことはない。が、くれぐれも「バケツ2、3杯」などとケチなことは言わないように。水道管の復旧には、最低でも2、3日はかかると覚悟しよう。
5 ガス
イワタニのガスボンベとコンロが便利である。もちろんプロパンガスが使えれば問題はない。が、今は都市ガスが引いてあるところも増えているので、ガス管が地割れなどで使えなくなるとやっかいだ。私のアパートは都市ガスだと思っているが、実は一箇所でプロパンを何個か並べて使用している場合が有るので、本当の所は分からない。地震で倒壊すると「都市ガス以上に復旧に時間がかかる」場合も考えられそうだ。手軽に持ち運び出来るという点では、「ガスボンベ+コンロ」が一番だろう。何にせよ、余り「煮炊き」しないのでそれほど心配はしていない。無ければないで何とかなるし。
6 最後に食料
即席カップ麺でいい。お湯がないのにカップ麺だなんて?と思った人はテレビを見てない人だろう。カップ麺は「水だけで十分おいしく食べられる」そうである(私自身は試していないが、そもそもカップ麺は塩分が多いので・・・)。バリエーションの問題があるとしても、救助は来るまで生き延びるには十分である。ビスケットのどを保存してるよりずっと「皆に喜ばれること」請け合いである。
ついでだが、寒さに耐えるにはどうすればいいか。幸い今回は夏だったので問題はなかった。これが冬真っ只中の場合は、燃料不足が命に関わってくる。私の場合は電気毛布が使えないと、寒くて眠れないのでなおさらであるが。まあ、住所が柏なので今は心配してないにしても、奈良に引っ越したら考えなきゃならないかもね。どちらにしても「寒いところには住みたくない」で片付く問題である(北海道の方には申し訳ない)。雪がコンコンと降り積もる豪雪地帯で今回のような震度7クラスの地震に遭遇したら、・・・取り越し苦労は性に合わないのでやめときます。
以上、災害用準備品のリストでした。一度考えておくべきですね。ちなみに住居と家財道具は「断捨離」を済ませてあるので、津波で流されても困るものは何一つないのでした。住居はアパートでいつでも引っ越しできるし、パソコンのデータは「icloudに保存してある」から心配ない。現金はここ何年も「キャッシュレス生活」でいこうと決めているので問題ない。少しカード類の再発行手続きが面倒だが、スマホの「パスワードキーパー」に全部記録してあるので、これも大丈夫である。テレビでカード類は災害時に役に立たないと言っていたが、いずれQRコードの時代になって「スマホで決済」ができる日もすぐそこまで来ているのだ。綺麗サッパリ全滅したとしても、せいぜい200万もあれば、新生活が始められる。それも被災者救済金が出れば「補填も可能」で、むしろ新品が買えるからハッピーである。
それもこれも自分の生活を見直して、必要最小限のものだけを限定して持つ「断捨離」のお陰である。実はこれが災害を乗り越える上で、一番大事なことではないだろうか。自分を身軽にしておけば、葬式だって「焼くだけ」である。皆さんも一度じっくり考えておこうではありませんか!
そこで災害用必須準備品を考えてみた。
1 スマホ
何はなくとも、まずスマホである。当然のことだが、スマホがあれば情報を得ることができる。今や情報は「命をつなぐために必要」である。そのためにも電源は必須、モバイルバッテリーは「マスト」である。しかし家に置いてあるだけでは万一の時に持ち出せなく使えないから、少なくとも3、4日持たせる容量で持ち歩ける重量がベストだ。私はANKERのPOWERCORE 13000を80%充電して持ち歩いている(100%だと劣化が早いらしい)。Amazonにはソーラー充電のものもあるので、今度買い換える時には試して見たい。
2 電気
日常使う電気は簡単なソーラーチャージャーを使おう。照明器具はUSBランタンで十分明るい。USBだからモバイルバッテリーでも使えるが、何でもかんでもというのでは肝心なスマホを充電する時にバッテリーが持たないということもある。それでスマホ以外の用途にソーラーを利用する。雨の場合は使えないのでモバイルに頼らざるを得ないが、それ以外なら「何日でもOK」だから災害時には心強い。小さいサイズの持ち歩きテレビなら、ソーラーチャージャーと充電バッテリーがあれば機能するのだから、必要なものは足りる。スマホでもワンセグテレビは見られるし、ネットテレビも増えている。SNSも有効だが、テレビで広範な情報を仕込んでおくと「デマに惑わされることも減る」から大事である。電気は情報の源であると同時に、真っ暗の夜に「明かり」を与えてくれる。
3 水
電気が大丈夫となると、次は水である。携帯浄水器はアフリカ難民用をテレビで見たが、簡単に泥水を無害の水に変えてくれるから頼もしい。持ち歩けて重さも大してないから、災害救援が難しい状況では強い味方になってくれる。水さえあればタイの洞窟で生き延びた子供のように、1週間以上は生きられるそうだ。空気以外では水が一番、後はひたすら救助を待つだけである。なお、この携帯浄水器がどこで買えるかについては、現在研究中である(なんだよ!)。
4 トイレ
基本的な要件で大事なのが「案外頭にないけどトイレ」である。野っ原にでも投げ出されない限り、都会ではトイレに困ったらどうしようもない。生きていれば「どうしてもトイレ」に行かなくてはならないのである。家庭にある水洗便器は、流さなければ悲惨なことになる(想像するだけで頭がおかしくなる)。そこで非常時のために「風呂に水を貯めておく」こと、とテレビで何かの番組で言っていた。お風呂を使う時は流してしまえないいので、いつも満々と水を張っておくといい。「そんな無駄なこと」とバカにするかもしれないが、「備えあれば憂いなし」である。もちろん他に水を貯める方法があれば、それに越したことはない。が、くれぐれも「バケツ2、3杯」などとケチなことは言わないように。水道管の復旧には、最低でも2、3日はかかると覚悟しよう。
5 ガス
イワタニのガスボンベとコンロが便利である。もちろんプロパンガスが使えれば問題はない。が、今は都市ガスが引いてあるところも増えているので、ガス管が地割れなどで使えなくなるとやっかいだ。私のアパートは都市ガスだと思っているが、実は一箇所でプロパンを何個か並べて使用している場合が有るので、本当の所は分からない。地震で倒壊すると「都市ガス以上に復旧に時間がかかる」場合も考えられそうだ。手軽に持ち運び出来るという点では、「ガスボンベ+コンロ」が一番だろう。何にせよ、余り「煮炊き」しないのでそれほど心配はしていない。無ければないで何とかなるし。
6 最後に食料
即席カップ麺でいい。お湯がないのにカップ麺だなんて?と思った人はテレビを見てない人だろう。カップ麺は「水だけで十分おいしく食べられる」そうである(私自身は試していないが、そもそもカップ麺は塩分が多いので・・・)。バリエーションの問題があるとしても、救助は来るまで生き延びるには十分である。ビスケットのどを保存してるよりずっと「皆に喜ばれること」請け合いである。
ついでだが、寒さに耐えるにはどうすればいいか。幸い今回は夏だったので問題はなかった。これが冬真っ只中の場合は、燃料不足が命に関わってくる。私の場合は電気毛布が使えないと、寒くて眠れないのでなおさらであるが。まあ、住所が柏なので今は心配してないにしても、奈良に引っ越したら考えなきゃならないかもね。どちらにしても「寒いところには住みたくない」で片付く問題である(北海道の方には申し訳ない)。雪がコンコンと降り積もる豪雪地帯で今回のような震度7クラスの地震に遭遇したら、・・・取り越し苦労は性に合わないのでやめときます。
以上、災害用準備品のリストでした。一度考えておくべきですね。ちなみに住居と家財道具は「断捨離」を済ませてあるので、津波で流されても困るものは何一つないのでした。住居はアパートでいつでも引っ越しできるし、パソコンのデータは「icloudに保存してある」から心配ない。現金はここ何年も「キャッシュレス生活」でいこうと決めているので問題ない。少しカード類の再発行手続きが面倒だが、スマホの「パスワードキーパー」に全部記録してあるので、これも大丈夫である。テレビでカード類は災害時に役に立たないと言っていたが、いずれQRコードの時代になって「スマホで決済」ができる日もすぐそこまで来ているのだ。綺麗サッパリ全滅したとしても、せいぜい200万もあれば、新生活が始められる。それも被災者救済金が出れば「補填も可能」で、むしろ新品が買えるからハッピーである。
それもこれも自分の生活を見直して、必要最小限のものだけを限定して持つ「断捨離」のお陰である。実はこれが災害を乗り越える上で、一番大事なことではないだろうか。自分を身軽にしておけば、葬式だって「焼くだけ」である。皆さんも一度じっくり考えておこうではありませんか!
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