明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ワイン探訪記(1)

2019-02-10 23:14:15 | 生命・健康・医療
これまで日本酒をいろいろ飲んでは旨い酒を探し求める生活だったがこの間、ふとワインを飲むことにしてから「ワインの奥深さ」にハマりそうである。最初何の気なしにセブンイレブンでヨセミテ・ロード250mlを飲んだが、何となく水っぽかったので、次は「ロジュ・マゼ カベルネソーヴィニヨン」をチョイス、1000円以下だがセブンイレブンの1押しと書いてあったので買ってみた。流石に1押しだけあって普通に飲める。普通というのはアルコールが効いていい気持ちになるということで、美味いかどうかというのとは関係がない。まあ単に水っぽくないと思っていただければ良いと思うレベル。それでも一応ワインの感じは伝わって来た。日本酒では旨い酒に巡り合った時は「やっと見つけた!」というような幸せな気分になったものだが、ワインは初心者なのでそれほどの感動はもちろんない。まず「ブドウの種類」から覚えなければいけないのだ。いわゆるカベルネソーヴィニヨン・メルロー・シラーズといった品種の事である。それから産地は、フランスのボルドー・ブルゴーニュ・シャンパーニュ、イタリアのトスカーナ・ピエモンテ、スペインのリオハ・ベネデス・アンダルシア、ポルトガルのドゥロ・マディラ、その他にドイツ、カリフォルニア、オーストラリア、チリ、アルゼンチンなどがあるらしい(ネットで調べた)。これも日本酒では県があって、それぞれ特徴があるのと同じである。

で、ワインを行き当たりばったりに飲むのではなく、順序立てて覚えながら飲むことにした。何でも一流を目指すには「それなりの方法」が必要なのだ。これはゴルフでも同じことである。ちなみにゴルフは今日も練習に行ったがそこそこ打てていて、初速が出ないので球に力がないが「いい感じ」の当たりが連発である。ポイントは「トップで右のお尻を突き出し」て右股関節を「くの字」にし、背骨を「右に向けて前傾」する。左肩を右足の前まで捻り、左手を思いっ切り「後ろに伸ばし」て打つ姿勢を取ったら、右腰をそのままにして「左腰を開いて」・・・と、説明は長くなるのでここで止めておくが、何事も理論的に組み立てていくのが私の性分なのである。そこでワインもまず大まかな「味の区分け」を掴んでおこうと考えた。まずはぶどうの種類、最初はカベルネソーヴィニヨンからである。言い忘れたが、ワインは「赤」と決めている。勿論、白やロゼも好きなのだが先ず「赤から」というのが私の研究のやり方である。理由は、やっぱ白より赤のほうが偉そうだし、なんかワイン通かな、と思ってのことである。まあ、ミーハーだね(この言葉も昭和だが)。

ワインと酒は同じ醸造酒だが、原材料の中に糖分が入っているワインと違って日本酒では酵母により米から糖分を作り出す工程が必要になる(これを糖化という)。ワインを単発酵、日本酒を複発酵と言うらしい。ビールも同じく糖化工程が必要なのだが、糖化と発酵を別々に行うので単行複発酵・それを並行して一緒に行う日本酒を並行複発酵というらしい。呼び方が全然しゃれてなくてダサいのだが我慢するとして、製法については興味はそれほど無く、要するに作り方がどうのというより「材料がブドウか米か麦か」の違いと理解した(これじゃ調べた意味がない!)。米は発酵だけでは「甘みが出ない」ということである。ま、そんな事はどうでも良い。ワインは日本酒と比べると糖分が少ないのか、飲んだ時でも「酔いが首くらい」までしか上がってこないのが特徴だ。日本酒は飲み進めると「目の下」あたりが「ぽわーっと」酔ってくる感じである。だからワインのほうがクールで酔いの回りが遅いかと思うとアルコール分は同じくらいあるので、どちらを飲んでも「やっぱり酔ってくる」のは間違いない。ただ、ワインの方がベタつかない分だけ「サッパリしている」とは言えそうだ。日本酒よりワインの方が健康(特に心臓病)に良いという情報があるが、これは眉唾として聞いておくことにする。日本酒にもアミノ酸が大量に含まれており、健康に良いというのは互角だろうと私は思っている。まあどちらも飲みすぎないのが条件の話だが、健康の件は余談と受け取っておくのが賢明だ。健康はもっと、別の方法で達成するほうが確かである。

まだロジュ・マゼを半分しか飲んでないのに、今日マミーマートで「テンプラニーリョ種のドラゴン」と言う赤ワインを買ってきた。税込み998円である。私はいつもクレジット払いでしか買わないので、金額が少ない時は追加で酒を買うことにしていたのだ。私のワイン探訪の道は何千とあるワインを系統建てて選び分けるためにまず「ブドウの種類」から入っていく、という「筈」だったのにもうテンプラニーリョとかいうわけのわからない種類を買ってしまった。何ということ!。これじゃ行き当りばったりの「ド素人」と変わらないではないか。こんなんじゃワインを一通り覚えるまでには何年もかかって飲み続けなければならなくなってしまう。私がワインを覚えて少しは好みの味が分かるようになる頃には、肝心の体がアルコールを受け付けなくなるやも知れず、また日本酒に戻ってくるという計算も「夢に終わる」かも知れないのだ、これは困った。出来れば夜寝る前に酒を飲み(日本酒かワインか分からないが)、楽しい夢を見ながら生涯を終えるのが私の長年の願いなのだ。西行のように「桜の下にて春死なん」というわけには行かないだろうが、どちらにしても安らかに死にたいものである。それに引き換えて、病院でチューブにつながれたまま死ぬというのは、全くもって味気なくってゴメンだね。だから寝る前の酒は「幸せな気分」の象徴でもある。そう言う事だから出来ることなら1000円の安酒じゃなく、せめて2、3000円位はする「高級な酒」が良い、なんて思ったりしているわけだ。私としては、死ぬときくらいは「通らしく」ありたい(願望である)。

話がどうも暗くなっていけないが、私は今の処「すこぶる元気」である。今日も目一杯ゴルフの練習で体を動かしたので調子がよく、ワインもいつもより「多め」に飲んでしまった。どうも日本酒よりは「酔いが醒めるのが早い」ような気がするが、これは体調に依るのだろう、今日は格別気分が良い。そう言えば、明日は憲法記念日で休みである。連日のゴルフ練習場通いも悪くない。ワインのアルコールは腹の方は収まったが、「耳たぶ」がまだポッポと熱くなっているのは、すっかり醒めたようでまだ酔いが抜けてないらしいのが心地よい。今思いついたが明日のゴルフは「キャメロン・チャンプ」をテーマにして、マイスイングを極めることにしよう。もちろん原英莉花でもいいし、エイミー・コガでもいい。まあ「お手本選び」は私の勝手であるが似ているかどうか・・・。ここではっきりしておきたいのだが、私のゴルフ道は「格好だけ」がモットーである(宣言してしまいました)。

閑話休題、今思い出したが、ワインボトルの形で「中身が分かれている」というのをどこかで読んだ気がして、何かフルボディとかライトボディとか関係があったかどうか、これからネットを検索して見ることにしよう。とにかく、「ブドウの種類・フルボディ・国と地域」で大体の味の傾向を覚え、それから2つ位に絞り込んだら「値段と生産者=ブランドの特定」で私好みのワインを選び出していこうという計画である。まだまだ始まったばかりだが、ワイン探訪記とでも題してこれからシリーズ化しようと思っているので、宜しければ「読者ボタン」をお願いします。では又次回。

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