明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

日本酒を飲み比べる家飲み編1「白鶴まる」

2019-04-17 19:53:53 | 生命・健康・医療
我々庶民の味方、紙パックの酒を飲み比べる企画を立ててみました。値段は500円から700円と手頃なものばかりなので、年金老人には財布に優しいというのが売りである。これから毎週1つのブランドを選び、それを飲んで何か書く、というスタイルでやっていこうと思います。記念すべき第一回は「白鶴まる、900ml」、オリジナル酵母と麹四段、うまみの調和と謳っていて、パックの上段には「心をまるくする一杯」と書いてあった。まあ、商品名が「まる」だからそれに引っ掛けて丸くするとやったのだが、このキャッチコピーは正直ダサい。白鶴の宣伝担1当者か広告会社か知らないが、もうちょっとマシな文句はなかったのかと言いたい。裏面の説明には味は甘くもなく辛くも無い中口で、やや淡麗寄りの「豊かなうまさとふくらみのあるバランス重視」の製品らしい。これも焦点がぼけた説明だが、まあいい。飲み方は常温以外ならバッチリと書いてある。最初は裏面に「向いてないよ」と書いてある常温で一杯飲んでみた。理由は酒が切れていたから、である。例によってスーパー「マミーマート」からいそいそと帰ってきた私は、タマゴとベーコンを焼き冷凍ギョーザをあっためてツマミを作り、早速「まる試飲」となった。印象は「ちょっとどぎついかな?」と、ややマイナスの評価。このレベルだと毎回愛飲するわけにはいかない。まあ、お勧めではない「常温」を承知の上でがっついて飲んだのが悪いので、「メーカーさんの言う通り」の味だったのだから次回は冷蔵庫で冷やして飲むことにする。初回の飲み味は「中くらい」としておこう。家飲みの目的は究極は「アルコールを飲む」であるから、こんなものと思えば目的は充分達成できた。私は病人なので一日グラス一杯と決めていたが、この日は200ml位飲んだかな。ツッコミを入れるところがない平板な無味無臭の酒じゃあ、ただのアルコールと変わらない。一応及第点としておこう。

ここで居酒屋談義を1つ、巷では「おでこを出すのが死ぬほど恥ずかしい」てなことをのたくっている女子が話題を集めているそうだが、ワタシ的には、おでこを出すとか前髪で隠すとかは「似合うか似合わないか」で決めるのが当たり前と思っていたので、死ぬほど恥ずかしいっていうから「へぇーっ」とびっくりしたのである。考えてみれば前髪をなくして全開する、という感覚は「パンツを履かないで外出する」みたいなもんかも、と想像してみた。とすれば「おでこ」というのは顔ではない、ということなのか。そういえば女子ゴルフの小祝さくらは、キャップをかぶっている試合中は可愛いなと思っていたのが、試合前のパーティなどの映像を見ると「おでこ全開」で、ちょっとおでこが「アンバランス」なくらい広いなと感じて「あれー?」と思った。意外におでこ広いな、である。彼女の場合は前髪があったほうがいいと思うんだけど、こればっかりは本人が決めることだから何とも致し方ない。テレビで医者が言うところによると、おでこを出している人は「男性ホルモン優位」な人だそうで、当然性欲も強いらしいから「闘争心が前面に出るタイプ」ということで、プロアスリートには向いていると言える。ちなみに女子ゴルフトップ5で言うならば比嘉真美子・上田桃子・鈴木愛はいずれも「おでこ」を出している。黄金世代で言うならば、こないだアクサレディスで優勝した河本結、それに小祝さくら・松田鈴英・原英莉花と、軒並みおでこ全開である。だが、こういう話は「そうか!」と早合点すると、意外と「ルールに合わない例」が出てきて、やっぱ関係なかったということになるもんだ。前週優勝の申ジエは前髪ありだし、私のお気に入りの菊池絵理香・青木瀬令奈・金澤志奈・堀琴音はバラバラである(これは関係なかった)。やはりおでこは成績とは無関係みたい(だよねー)。私が見るに、おでこを出すか出さないかは顔に対しておでこの広さのバランスがどうとかいうこともあるが、一番は、「目鼻だち」に自信を持っているかどうか、の違いであると喝破した。

前髪は顔の造作を「他人の視線からちょっと遮る」効果がある。いわばシースルーのカーテン越しに見ている感覚だ。相手がどうこう言うよりも、自分の気持が「モロに他人と直接向き合わないで済む」というのが本当のところじゃないかな、と考えた。まあ、どうでもいいことだが10代の女の子にしてみれば、人生の一大事ではある。そう考えると、若い男が前髪なんぞ気にして鏡を見入っているなんぞの場面は、日本の将来を考えると「なんだかなぁ」と思う。これ、年寄りの冷や水と言うんだそうだ。やはり男は「他人の目」よりも自分のやりたい事に熱中してもらいたい・・・なんて年甲斐もないことを愚痴ってしまった、いかんなぁ。ま、これは酒のせいということにしておこう。ちなみに、私は前髪を少なめにサラッと作っている女子のが好きです(というか、どっちにしろオマエの意見は聞いてない!)。

で本日、満を持しての再挑戦ということで飲んでみた。前回は常温だったのでよろしくなかったが、今回はキンキンに冷えた状態でグイッと飲む。流石にどぎつい感じはなくなって「多少まろやか」に変化した。まあまあいけるな、と思って飲んだがこんなものである。3日目に飲んだ時には「更にちょっと落ち着き」が醸し出されて、家飲み常備酒の雰囲気がグッと出てきた。中々の味である。4合瓶1500円を超える極上の逸品に比べればまだまだだが、足りない点は「うまい!」と思わせる何かが「無い」というだけである。まあ家飲みなら合格点はあげられるレベルではないだろうか。売上ナンバーワンとパッケージに謳っている実力は「可もなく不可もない」平均的な出来栄えで、失敗しない酒と言えば当たらずと言えど遠からず、である。会社からルンルンで帰ってきて何は無くともまず一杯、と言うような楽しみ方は「この酒には向かない」。これは家飲みのベースとして常備しておき、そのほかに「特別旨い酒」を嗜むと言った、いわば準備段階としては良いんではないか。まあ暇あり金あり仕事なしのワタシ的には、次は買わないかな、と本音で評価して「3」をつけました(5点満点)。決して悪い酒では無いと思う。燗にしたら又味が変わって旨いかもしれない。今度機会があったら試してみたい。

さて日本酒探訪シリーズ、次は何を飲むか楽しみに待ってて下さい。なお以前にワインによろめいた記事を書いていて友人のSN氏に「酒は止めたのか?」と聞かれたので、言い訳がましくあれこれ言うのもなんだから「戻った」とだけ答えたが、ワインは何となくアルコールがきつそうに感じたので酒に戻った次第。アルコール度数は大して変らないのだが、日本酒の方がチビチビ飲めていいかな、と思っています。そんな理由で、私は日本酒で行くことにしました。今度は酒に合うツマミの話など書いてみたいと思います。乞うご期待!

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