明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

(金)運動:ゴルフ、スイング理論の探求(5)タイトリストのU510を試す

2021-03-26 22:53:29 | スポーツ・ゴルフ

実は随分前に要らなくなった818H1の5U25度と712中空アイアン4U24度を売却し、その代わりに新しい中空ユーティリティのU510の4番22度を注文しようと思ってゴルフパートナーへ行った。ところが店の在庫にU510の3番20度があって、注文する手間より即買える現物に心が動き、そのまま購入してしまった。飛距離のカバーエリアが中途半端だが、今持っている818H1ユーティリティの代わりに使えるかも知れないということで、ドライバー9.5度・スプーン16.5度・そしてU510の3番20度というラインナップにして、取りあえずバッグに入れておいた。本当は5番アイアン27度が今の所150ヤードしか飛ばないので(実に情けないが事実だ)、それとU510の間を埋める「160ヤードと170ヤード」をカバーするクラブが欲しいのである。問題は150ヤードを6番アイアンで届かしたいのだが、まだアイアンの飛距離が伸び悩んでいて届かない。ドライバーはだいぶ飛距離が伸びたと思うのだが、アイアンのスイングがまだ模索中で固まっておらず、今ひとつ思いっきり振れていないのが飛距離不足の原因だと思っている。これが解消されれば4番25度も使えるだろうし、5番も160ヤード位は飛んでくれる筈だから飛距離のギャップも解決するというわけだ。まあ安定して飛距離が出るようになった段階でもう一度「飛距離の階段」を作り直し、その時に必要ならば818H1の21度をバッグに戻し、ボールのライなど状況によってU510と使い分けても良いと思っている。本音を言えば4番アイアンの距離をキチンと打てるクラブが欲しいのだが。マッスルバックの4番は流石にシャフトも長く、フェースも立っているのでちゃんと当てて、しかもしっかり距離を出すのはとても難しい。出来れば「易しめの中空アイアン」が良いんだけど、タイトリストにあるのかなぁ?。今度ゴルフパートナーに行ってAP3かT400かVGか、どれか買ってみて試してみることにしようと思う。正直に言えば4番を練習に使うことで、「5番160ヤード」をコースで使えるレベルに仕上げたいのである。ああ、先の長い話だ。まあ、とにかく今日はU510の試打インプレッションを書いてみる。

①打感・・・今まで712Uを打っていたが、なんだか「真っ芯に当たっている感覚」がなかった。勿論、本当に当たってない可能性が相当高いのだが、まあそれは言わないことにしておこう。4番アイアンではそれなりにフェースに食い付いて当たっている感じが得られる「時も」あったのに、712Uでは「その当たった感触」がとうとう分からなかったのである。結局それが理由で売却したのだが、易しく打てるユーティリティとしては「難しすぎる」と言わざるを得ない。ところがU510は1発目の最初っから「バキッという安っぽい音とボールを飛ばしてる感触」が手に伝わって、「これですよ、これこれ!」と嬉しい結果になったのだ(ウホホーイ!)。しっかりと芯を食った「会心の当たり」というほどのもんじゃないが、それなりに「当たってる」感じが大変気に入った。これでこそ、困ったときのお助けクラブ「ユーティリティ」の真骨頂である。つまり、難しい状況からある程度「安心して距離が出て」失敗がなく、次のショートアイアンが楽に打てる所まで運んでくれる、というのがユーティリティの役目なのだ。このU510は確かに使える!

②操作性
タイトリストらしく、普通に構えるとフェースがちゃんとスクウェアになっているところは、さすが安全・安心の設計思想だ。このニュートラルなところが私がタイトリストを使い続ける理由でもある。一時期PINGの黒いヘッドが特長のアイアン型ユーティリティを使ったことがあった。勿論私のスイングが悪かったのだが、最初からフェースが左を向いているスライサー向けのユーティリティだったので左へ巻き込むような打球が止まらなくて、若いゴルフ仲間に速攻であげてしまった。スイングが出来上がっていなくて右に左にと方向が定まらない人の為に「楽に真っ直ぐ打てる」という謳い文句のクラブは、私のようにひたすら正しいスイングを作り上げることだけにすべてを捧げている「スイングおたく」には逆に無用の長物なのである。その点U510は、簡単に飛距離が稼げるけれども「キチンと打つ」必要がある、という私好みのユーティリティなのだ。もしアダム・スコットのような世界一のスイングで完璧に打てば、280ヤードは朝飯前に飛ぶクラブである。だが私は練習場で打ってみた感じでは「せいぜい180ヤード」といったところだろうか(情けない!)。それでも取手桜が丘ゴルフクラブのような短いパー5では、十分活躍できる重宝なクラブであることは間違いない。

③飛距離
一応私のホームコース(と勝手に言っているだけ)取手桜が丘ゴルフクラブを例に取れば、レギュラーティからドライバーが220ヤード飛んでくれれば、パー4なら大体140ヤードでグリーンに届く計算である。つまり150ヤードの距離がキッチリ打てれば、ユーティリティはおろか「5番アイアンでお釣り」がくるコース設定なのだ(だから私は気に入っている)。何を隠そう、私がハーフ41を出したのは、他でもない「このコース」なのだ!(ウッソーっ!!)。勿論脳梗塞になる前だったので、今では「自分で語り草にしてる」のだが、あの時は150ヤードのセカンドを4番アイアンで確実にグリーンオンさせ、バーディ外しの楽々パーを重ねてスコアメイクしたのである(ちょっと自慢)。それはさておき、ドライバーが大分「飛ぶ」ようになって来たので、2打目を乗せる攻め方が現実味を帯びてきたと思う。これでようやく150ヤードから170ヤードがコース攻略の「キモ」として浮上してきたのだ。私は昔っからドライバーは曲がらないで打てた。昔は飛距離も出てたが肝心のアイアンが「全然飛距離が出ない」クセがあって、いつもスコアメイクに苦労していたのが笑える。スイングが「アッパー」で天ぷら気味に上がりすぎて、結局120ヤードが8番アイアンで届かないくらい酷かったのである。とにかくその頃は、今のように YouTube で気軽にレッスン動画が見られるといった環境ではなかったので、訳もわからず無闇に球を打ち続ける日々が続いていた。今にして思えばもう少しハンドファーストに打てれば、十分「上のスコア」が望めたのにとちょっと悔やんでいる。

まあ愚痴はその位にして、今練習しているスイングはドライバーに関しては「ほぼ満足」していると言える。アイアンに関しては、インパクトを「ハンドファーストに当てる」イメージでクラブを振ることで、今後良くなって来ると思っている。イメージはグリップを前に出すのではなく、「ヘッドを球に当てる」ことである。つまりインパクトのイメージは、身体を開いて「ヘッドをガツンと球に当てる」ことに集中すること。それだけで、インパクトに「力が加わる」と思う。後は球を真っ直ぐ飛ばすだけである(これはもう少し練習が必要だと思うが)。とにかく思いっきり球にヘッドを当てる形が見えて来たので、6番で150ヤード飛ばす日もそう遠くないと私は思っている。何と言っても今日の収穫は、U510が私のバッグに加わったことなのだ。このユーティリティは武器になる!


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