4日間の戦いをフジがフルカバーしてくれたので、久々に満足してテレビ放映を見れた。特に1番ホールから何組かを映すやり方は、記憶が正しければCSで始まったものである。スタートからよく知らない選手が続々登場し、新人発掘には実に嬉しい放送スタイルだと思う。今秋私事だが引っ越すので、またCSを契約しようかと思っているが、地上波が詰まらないニュースばかりでお茶を濁す傾向にある今、ますますCSのコアな番組が見たくなってくる。今週のサントリーレディースオープンは、これまた久々に日本勢の活躍がゲームを盛り上げてくれた。こうでなくっちゃ週末が暇で暇で、リンダ困っちゃう!(失礼しました)
2日目にカンスーヨンが飛び出して、イボミやキムハヌルの常連組を追いかけ、有村智恵と共に堀琴音や福田真未といった若手が伸びてきて混戦模様。3日目に7アンダーのビックスコアーを出した服部真夕も優勝争いに加わる展開は実に面白い。昨日は最終日でじっくりテレビ観戦を楽しんだが、青木瀬令奈と吉田由美子とイボミがトップを猛追して三つ巴の戦い、勢いは完全に三人に絞られた。密かに応援している青木瀬令奈がなんと優勝争いをしているなんて、もうテレビに映りまくりで狂喜乱舞・酒池肉林の大サービスである。申ジエが伸びてきたが都合良く失速、イボミ・青木・吉田の三人はピンに絡むショットを連発してファンを沸かせる。こんな試合運びはしばらくぶりであるが、トップのカンスーヨンが交通事故の後遺症からかスコアを伸ばせず、ヘロヘロの中でなんとかイーブンを保っている。驚きの緊張感が最後まで続いて、これなら女子ツアー人気も安泰だなと一安心である。なにより、申ジエや上田桃子のような面白くないテレビ映りの悪い選手が余り活躍しなかったのも好感が持てた。
青木瀬令奈はニューフェイスで馴染みがないように思う方も多いかと思うが、実はステップアップツアーの頃から私は注目していて、身長153センチと小さくて飛距離も余り出ず、 アプローチとパットで上位に食い込む勝負師という印象が、ルックスの可愛らしさとのギャップで、一気にファンになったのである。トップツアーに出るようになったが新しいコーチと出会い、飛距離をなんと30ヤードも伸ばして、俄然優勝を狙いに行ける位置に入ってきたのでもう嬉しくなる。菊地絵理香・香妻琴乃と、それに最近ようやく復活の兆しが見えてきたアンパンマンこと比嘉真美子と組み合わせて「新四天王」と私は名付けている。とにかく勝負師なのに女性週刊誌の表紙を飾ってもいいくらいの可愛らしさが堪らないところが「女子ツアー」の面目躍如である。
スイングは色々だが、この三人テンポが速くて小気味いい。最近ルーティーンがどうこうと言ってやたらとプレーの遅い選手が目立つが、それでペタペタとピンに絡むのならまだしも、グリーンに乗るのもやっとというんじゃねぁ。おまけにズボンで顔もへちゃむくれといった日にゃ、スコアだけ良くても女子ツアーにはお呼びでないのである。見てくれは無視して実力で勝負というんなら、アメリカツアーで野村敏京みたいに、ガチンコ勝負の世界で頑張ってみるといい。女子テニスもシャラポワが出てから人気が上がったし、卓球だって愛ちゃんが出てから盛り上がって今じゃメジャー級の選手層である。やはりスポーツはスターが出てこないと、単なる愛好家のサークルで終わってしまう。申ジエ・アンソンジュ・上田桃子・穴井詩なんてのが死闘を繰り広げたって「蛇とマングースの醜い戦い」、誰が勝っても見たくもないね。
その点、青木と吉田は表情も正反対で好対照、そこにイボミが王者の貫禄を示しつつ最後にミスをして「これはもしかして、、」とドキドキした。カンスーヨンの最後のパットは、微妙な距離の難しいライン。朝からいっぱいいっぱいでなんとか耐えてきた最後の18番で、二打目に乗ることは乗ったが20メートルもあって「ヤバい状況」、ファーストパットは、まだ2.5mの入れごろ外しごろのパットが残った。ドラマのお膳立ては作ったみたいに最高である。もし外せば4人のプレーオフ、私もそれを願っていた。しかしカンスーヨンは、実はアメリカツアーでも一勝してる強者なのである。2日目に8アンダーを出したのが嘘のように3日目4日目とパープレーの絶不調。この日に唯一のボギーを打って、最後のホールで外せばプレーオフなんて、誰が描いたか知らないが面白すぎるゼイ。青木も吉田も何度かチャンスはあったが勝ちきれず涙を飲んだ。でも、カンスーヨンが最後のパットを入れた瞬間、何故か私はホッとしたのが自分でも意外だったのである。彼女は勝つに値する、そういう必死さと清々しさとの同居した感情が一度に解放されて、質の良いスポーツならではの満足感=カタルシスの中にゆったりと身体を浸して満足したのである。
フジテレビは最近ドラマもバラエティも低迷していて見るものがなかったが、ゴルフの中継は他局に比べて少しはマシかもしれない。ゴルフは見に行くもの体験するものなんて偉そうに言ってくれる識者がのさばっているからダメなんであって、もっとガンガンテレビ放映し、「テレビなりのゴルフの楽しみ方」を追求するようでなくては、これからの発展は難しいと思う。青木瀬令奈、今度は優勝だ、待ってるぜ~
2日目にカンスーヨンが飛び出して、イボミやキムハヌルの常連組を追いかけ、有村智恵と共に堀琴音や福田真未といった若手が伸びてきて混戦模様。3日目に7アンダーのビックスコアーを出した服部真夕も優勝争いに加わる展開は実に面白い。昨日は最終日でじっくりテレビ観戦を楽しんだが、青木瀬令奈と吉田由美子とイボミがトップを猛追して三つ巴の戦い、勢いは完全に三人に絞られた。密かに応援している青木瀬令奈がなんと優勝争いをしているなんて、もうテレビに映りまくりで狂喜乱舞・酒池肉林の大サービスである。申ジエが伸びてきたが都合良く失速、イボミ・青木・吉田の三人はピンに絡むショットを連発してファンを沸かせる。こんな試合運びはしばらくぶりであるが、トップのカンスーヨンが交通事故の後遺症からかスコアを伸ばせず、ヘロヘロの中でなんとかイーブンを保っている。驚きの緊張感が最後まで続いて、これなら女子ツアー人気も安泰だなと一安心である。なにより、申ジエや上田桃子のような面白くないテレビ映りの悪い選手が余り活躍しなかったのも好感が持てた。
青木瀬令奈はニューフェイスで馴染みがないように思う方も多いかと思うが、実はステップアップツアーの頃から私は注目していて、身長153センチと小さくて飛距離も余り出ず、 アプローチとパットで上位に食い込む勝負師という印象が、ルックスの可愛らしさとのギャップで、一気にファンになったのである。トップツアーに出るようになったが新しいコーチと出会い、飛距離をなんと30ヤードも伸ばして、俄然優勝を狙いに行ける位置に入ってきたのでもう嬉しくなる。菊地絵理香・香妻琴乃と、それに最近ようやく復活の兆しが見えてきたアンパンマンこと比嘉真美子と組み合わせて「新四天王」と私は名付けている。とにかく勝負師なのに女性週刊誌の表紙を飾ってもいいくらいの可愛らしさが堪らないところが「女子ツアー」の面目躍如である。
スイングは色々だが、この三人テンポが速くて小気味いい。最近ルーティーンがどうこうと言ってやたらとプレーの遅い選手が目立つが、それでペタペタとピンに絡むのならまだしも、グリーンに乗るのもやっとというんじゃねぁ。おまけにズボンで顔もへちゃむくれといった日にゃ、スコアだけ良くても女子ツアーにはお呼びでないのである。見てくれは無視して実力で勝負というんなら、アメリカツアーで野村敏京みたいに、ガチンコ勝負の世界で頑張ってみるといい。女子テニスもシャラポワが出てから人気が上がったし、卓球だって愛ちゃんが出てから盛り上がって今じゃメジャー級の選手層である。やはりスポーツはスターが出てこないと、単なる愛好家のサークルで終わってしまう。申ジエ・アンソンジュ・上田桃子・穴井詩なんてのが死闘を繰り広げたって「蛇とマングースの醜い戦い」、誰が勝っても見たくもないね。
その点、青木と吉田は表情も正反対で好対照、そこにイボミが王者の貫禄を示しつつ最後にミスをして「これはもしかして、、」とドキドキした。カンスーヨンの最後のパットは、微妙な距離の難しいライン。朝からいっぱいいっぱいでなんとか耐えてきた最後の18番で、二打目に乗ることは乗ったが20メートルもあって「ヤバい状況」、ファーストパットは、まだ2.5mの入れごろ外しごろのパットが残った。ドラマのお膳立ては作ったみたいに最高である。もし外せば4人のプレーオフ、私もそれを願っていた。しかしカンスーヨンは、実はアメリカツアーでも一勝してる強者なのである。2日目に8アンダーを出したのが嘘のように3日目4日目とパープレーの絶不調。この日に唯一のボギーを打って、最後のホールで外せばプレーオフなんて、誰が描いたか知らないが面白すぎるゼイ。青木も吉田も何度かチャンスはあったが勝ちきれず涙を飲んだ。でも、カンスーヨンが最後のパットを入れた瞬間、何故か私はホッとしたのが自分でも意外だったのである。彼女は勝つに値する、そういう必死さと清々しさとの同居した感情が一度に解放されて、質の良いスポーツならではの満足感=カタルシスの中にゆったりと身体を浸して満足したのである。
フジテレビは最近ドラマもバラエティも低迷していて見るものがなかったが、ゴルフの中継は他局に比べて少しはマシかもしれない。ゴルフは見に行くもの体験するものなんて偉そうに言ってくれる識者がのさばっているからダメなんであって、もっとガンガンテレビ放映し、「テレビなりのゴルフの楽しみ方」を追求するようでなくては、これからの発展は難しいと思う。青木瀬令奈、今度は優勝だ、待ってるぜ~
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