明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

今夜はアクション映画で、スカッと決めよう!

2016-10-23 23:00:56 | 芸術・読書・外国語
ジェイソン・ステイサムのブリッツを見た。数年前トランスポーターで鮮烈なテレビデビュー(映画は色々出ていたようだが僕は知らなかった)を果した俳優であり、いま男を演じさせてナンバー1のカッコイイ俳優である。顔は悪人面で頭は禿げてて、お世辞にも見栄えがいいとは言えないが、アクションには滅法強いし頭も悪くない。身長178cmでやや低めだが、画面ではそれを感じさせない。ネットで調べるとイギリス人だ。そういえばアメリカの悪デカと違って、暗めの生活感がイギリス的である。

クリント・イーストウッドのダーティハリー、ブルース・ウィリスのダイハードと並ぶスーパー刑事のド派手アクション物は、見た後に必ずと言っていいほど気分が高揚して肩で風を切る歩き方になるので、無用なトラブルを避けるためには、家の中でじっとしているのが身を守る為にも良いと思う。この作品も予想にたがわず思いっきりスカッとしたエンディングで、日曜の夜に見るにはうってつけである。

ジェイソン・ステイサムの魅力は、なんと言っても暖かい人間味だろうか。クリント・イーストウッドもそうだったが、弱い者真面目に生きる者がその僅かな幸せを悪に奪われたとき、彼の怒りは爆発する。悪を徹底的に打ち破るステイサムの爽快なアクションは、実際も格闘技や戦闘術を訓練している人でなければ出来ない迫力と技のキレがある。この辺の演出は、さすがハリウッド系の映画はぬかりが無い。男が男に惚れるという(今ではゲイの独壇場になりつつあるオネエ系の悲しい恋物語ではない)、真の男の映画である。私も出来たらこういう男に生まれたかったと誰しも思う男が、ジェイソン・ステイサムその人である。まじカッコイイ!!

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