明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの気付き②

2019-01-20 21:34:35 | スポーツ・ゴルフ
ゴルフスイングを極めようと練習しているのだが、その出来は一進一退である。コーチがいないから仕方ないとは思うが、居たらいたで言う通りにしないだろうから、どちらにしても上達するのは難しい。そこで自分の気付いた点を書き留めることにしたのだが、やたらと気付いてばっかりなのが問題だ。「こんなに気付くって、変じゃないの?」と心配になる。本来は、たまに一つ二つ気づく程度で正常ではないのか。あまり多いということは、「全然スイングが出来てない」という可能性も、ある。もしかしたら「とんでもない勘違いをしている」かも知れない。今度友達と一緒に練習する予定なので、間違ってるかどうか聞いてみたい。友達の見立てが「あっている」ならばいいのだけど、彼も私のゴルフ仲間で100切りは果たしたが90手前でうろちょろしている「途上のゴルファー」なので、実は「同じく悩める仲間」なのだ。だからイマイチ心もとない。本来はスイングの根本から順を追ってワンステップずつ階段を登るようにしたいのだが、今理想のスイングに「どのぐらい近づいてるのか」が分からない。これが一番困った点である。道筋さえ間違ってなければ上達速度は遅くても併記なのだが、一度ちゃんとしたレッスンを受けてみようかと思ったりしている今日この頃である。「ライザップ」、効果が出てるみたいだけど高いんだろうなぁ・・・。最近、筋力トレーニング(自宅でちょっとした自重筋トレ)を始めた効果が出たのか距離が伸びて来たので、少しはスイングも良くなっているように感じるのだがどうだろう。ゴルフスイングほど自分の思っていることとやっていることが違うものはないと言うから、また一からやり直しなんてことにならなけりゃいいが、・・・悩む悩む。

とにかく悩んでいても仕方がないので、今日も練習場に行った。日曜なので込んでいる。少し待って打席へ入った。いつものようにスマホを置いて、気付いたことをどんどん書いていく練習スタイルだ。下記はその内容である。

1 バックスイングから切り返しの時に、左手をアドレスのまま左脇を締めた形からどうやって打つ態勢に移行するかというのが悩みだったのだが、トップで左手首を手のひら側にちょっと倒すことでタイミングが取りやすく、スムーズに振り下ろせた。これでクラブが開いて降りてきて、インパクトでしっかり返すと「より強い球」が打てる筈である。ただし、ヘッドが開いたままだと「右にすっぽ抜ける」確率が増えるので、どうやって右手を確実に返すか、新たな悩みである。ゴルフは一難去ってまた一難、の繰り返しだ。

2 左への体重移動だが、今までは左脚の上まで腰を移してから振っていたが、それは移動しすぎだと言うことが分かった。移動しすぎるとインパクトで下半身が止まってしまい、結果として上半身が飛球線方向へ突っ込む悪癖が出てしまう。下半身の体重移動はちょっとキッカケ程度にして、インパクトの流れで左脚に乗るのが正解だと思う。こうすると体重移動もスムーズにいけて、球も体重の乗った強い球になるようだ。飛距離も伸びている。

3 グリップをハンドダウンではなくハンドアップに握ると、左手首がインパクトで手の甲を地面に向けやすい。言い換えると「手のひら側に折る」ハンドファーストの形がやり易い。これをするボールコンタクトがシャープで重くなるように感じた。ただ、すぐに忘れるのでセルヒオ・ガルシアみたいなアドレスを頭に描くといいかもしれない。彼のアドレスはやや後ろに重心があり、両手を「吊り気味」に構えている。ハンドダウンの選手もいるので、多分好みなのだろうがやっているのがガルシアだけに魅力的である。

4 ダウンスイングでクラブが倒れてないと、スイングプレーンがアウトから入ってきて引っ掛ける。クラブを寝かせて左手をボールに向けて引っ張ると、上手くタメが出来てスイングスピードが上がった。これは「1」と同じことだが、ダウンからの左手の引っ張りを「より意識」しなくてはならない。この引っ張る時に少し沈み込んで前傾姿勢をキープするとクラブが浮き上らなくて上手くいく。

5 右手は指に引っ掛けて「人差し指の根本」で支える。親指は使わない。そのままグルンと振る。右手を深くしっかり握ってしまうと、ハンドファーストができずにダフってしまう。

6 インパクトに合わせて「お尻を後ろに突き出す」ようにすると、何となく安定した強い球が出るように思えた。お尻が前に出ると上体が伸び上がってトップやダフリが出る。お尻は真っ直ぐ後ろに引くほうが良いみたいだ。上体が突っ込むと言うのを何とか直したいのだが、インパクトで「上体がボールの真っ正面」になると突っ込みやすくなる。上体はボールより「右」にあるのが正しい。

と、以上である。今日はある程度飛距離が出たので満足だった。なんだかんだと言っても「飛距離」が一番である。後半、前の打席に「大学生みたいな若いグループ」が入ってきて、まあ飛ばすこと飛ばすこと。呆れるぐらいにパワーが物凄くて尋常ではない。スイングも絵に描いたように綺麗で、競技ゴルフをやっているのは間違いない。9番アイアンで150ヤードのネットに当たっているので、私の6番アイアンより「段違いに飛んでいる」わけだ。ここまで飛ぶと逆に「何とも思わない」から不思議である。「こんなに飛んだら楽だろうなぁ」と私なら思ってしまうのだが、飛べばいいと言うわけではないのがゴルフである。彼らも悩むことがあるようで、スマホで動画をとってはお互いフォームを研究していた。いろいろなレベルのゴルファーがいて、それぞれに練習メニューがあって苦労している、と言うのがゴルフというスポーツの奥深さである。この多様性があるからゴルフは楽しい。

今日は誇らしい気分で演習場を後にした。今夜はお酒が美味しい筈である。

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