明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ、勝手にハンドファースト(12)ようやくハンドファーストまで後0.5歩に迫る!(マジかよ!)

2022-12-18 18:50:00 | スポーツ・ゴルフ

今回は予期せぬスケジュール変更のため、自主練を止めてレッスンを受けた。

私はゴルフパートナーのインドアのレッスンプログラムに申し込んだ時、最初は専属の先生のレッスンを受けたのだが、一人は若い先生で、余り押し付けとか自己主張もなく、いい感じだったがその分「成る程!」と感心するようなアドバイスも無く、指導の経験も余り無い風に見えた。

もう一人は年配でやたらと細かく「自分の形」を言ってくる傾向にあり、生徒の「何処が一番問題か」を考えてそこから直していくのではなく、目につく所を片っ端から言ってくる「理論なし」の典型だった。私が先生は YouTube とかは見てますか?と聞いたら、「あんなものは見てません」と得意気に言ってきたので、これは「話が合わない」なと感じて、全て自主練に切り替えたのだった。

自主練は火曜と金曜で、9月以降全部で20回程行っていた。ところがゴルフパートナー側のレッスンプログラム変更で、自主練が一日減って火曜日だけになったのだ。これは自主練の生徒数が少ないか、又は先生が多くなりすぎてレッスンを増やしたか、である。とにかく他に手立ては無く、しょーがないので金曜日は先生にレッスンしてもらう事にした。私は余り人から「あれこれ言われるのが嫌いな性質で、たいがい「ムカッとする」タイプなのである(世間によくいる我が儘な生徒で、結果上達しない人が多いそうな・・・トホホ)。

何となく気は進まなかったがレッスンを受ける以上は何か「治したい点」を言わねばと思い、以前からの目標の「ハンドファーストに打つこと」を言ってみた。先生は「はいはい、そうですか」と、如何にも手慣れた風で答え、早速私のスイング映像をチェックする。サッと画面を確かめると、やおら私の方を向いて「腰が回ってませんね」と鋭く指摘した(あちゃー!、もう分かったちゃったのぉ?)。

「分かってるよ!」と言いたいのを我慢して、中々思い通りには行かないと言うと、先生は私のインパクトの形を直しながら、「これで、腰の回転を意識して振ってみて下さい」とアドバイスしてきた。腰は目標方向を向く位回して、肩も45度は回す感じだった。これは元々私が思っていた理想形に近いフォームである。勿論、スイングはインパクト迄に色々やることがあって、その結果がインパクトなわけだから、むしろインパクトは「スイングチェック」として考えるべきだろう。腰が回れば腕が前に出て、当然だがインパクト時のヘッドは遅れてハンドファーストになる、という理屈である。

レッスンはこういう風なインパクトに「するには・・・」という教え方が、生徒は聞きやすい。目的と手段を分けて「理論的に」説明するのが一番だ。先生の中にはグリップはこう、バックスイングはこうと、初めっから「やり方」だけ教えて、後は生徒任せなのが多い。

ゴルフのレッスンで生徒が聞いてくる質問のうち、一番多いのが「タメはどうやって作るんですか?」だそうだ。私も前の先生に同じ質問をしたが、先生曰く「リリースを我慢する」だったので、即先生をチェンジした記憶がある。勿論、タメが出来てないとハンドファーストにはならないので重要な要素ではあるが、タメを「手首で作ろうとする」のは間違っていると私は思っていた。私は「インパクトのイメージ」を変えることで、タメが出来るんじゃないか?と思っているのだが、まだ実際には出来てない。この辺が悩みである。

とにかく、ちょっとだけしか会話しなかったが、ハンドファーストに打つためには腰の回転が必要だと理路整然と説明するあたりで、「この先生とは話が合うかも?」と感じたのである。多分、私の質問が明確だったので、先生の対応もシンプルだったのだと思う。が、それにしても「私の課題の一つ」である腰の回転を一発で指摘してきたのと、インパクトの腕の形を「これが一番力が入るんです」と物理的な裏付けから説明するあたり、「意外とやるなぁ」と思わせるに充分だった。

その後、「腰の回転」を注意してしばらく練習したら、少しは腰が回るようになって来て、先生が「随分良くなりましたねぇ!」などと練習の成果を褒めてきたので、内心は「誰でもそうなるさ!」と天邪鬼が出かかったが、何とか我慢して「それじゃ練習を続けます」と流しておいた。

私は天性の「感じ悪ぅ〜」な生徒で、自分がやろうとしていることを、如何にも「先生が発見した欠点」の如く言われるのがどうにも我慢できない「扱いにくい生徒」なのだ。実にしょーもないクサレである。

まあ、私の悩みは「タメが出来ない」こととインパクトで「シャフトと左腕が真直ぐ」になり、グリップの位置も「右股関節の前」でボールに当たっていることである(ボールが真っ直ぐ行かないとか、飛距離が足りないなどは、取り敢えず置いといても・・・)。要するに「見た目のカッコ良さ」にばっかり焦点があたっている。

この点については先生は色々原因はあるが、まず腰の回転が「先だ」と言うので、言われる通りにした。回転不足は私も感じていることなので、一応練習することには反対はしない。それでこの日は黙々と腰の回転に注意して、たっぷり練習してから家路についた。

・・・・・・・・・・

ところが家に帰ってから YouTube でハンドファーストの動画をみていたら、またしても「ちゃゴルTV」で新しいヒントを見つけたので書き留めておきたい。

それは
① 手首を柔らかくしてグリップスピードを最大にすれば、「自然とタメ」が出来る。つまり物理の慣性の法則で、グリップに引っ張られたシャフトは、自然と後ろに残る、という説明である。
・・・これは、インパクトでは「ヘッドを戻さない」ってことになる?!。はたしてこれで、ポールは遠くに飛ぶんだろうか?

② 右手の肘を伸ばしてインパクトすれば、腰の回転が充分なら自然と「グリップ位置」は左股関節の前に来る。
・・・確かに理屈ではその通りだが、肘を伸ばしたら「その後でリリースする」のは無理なんじゃないの?

てある。悩みは更に深くなるみたいだ。

腰の回転については引き続き練習するとして、その回転とシンクロするようにして「腕を振る」練習をしてみようと考えている。その時、どうやって「手首の角度を保ったまま」、つまり、「リリースしないで」インパクトするか、を試してみようと思う。思うに「体をピィーンと伸ばし」て、最大出力した状態でヘッドをボールに当てるのか?、それとも体を最も力が入る態勢でまずボールに「ガツン」と当て、それから「エイヤッと放り投げる」ようにして飛ばすのか?、どっちが「より遠くに飛ぶか」の検証である。

私は今までは、体をピィーンと伸ばして当てていた。多くのアマチュアも私と同じに、インパクト時に体をピィーンと伸ばして飛ばしている(伸びあがっている、とも言うが・・・)。果たしてこれが効率の悪い打ち方かどうか。

今はこれが、ハンドファーストで打てるかどうかの分かれ目、になるような気がしている。



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