ゴルフ練習日誌＝２０２３・８・２２（２１）考え方を修正する

ゴルフスイングの基本は、地面にあるボールにヘッドを「最大エネルギー」でぶつける事だと思う。だから最も力が入る態勢でインパクトしなくてはならない。その態勢には人それぞれ多少の違いはあるとしても、大まかな事を言えばほぼ「同じような形」になっているのではないだろうか。つまり、頭は「ボールの真上」にありグリップはその後方に残っていて、そして左脚は伸ばし左腰を引いて、左肩を目一杯下げて「左脇腹をグッと伸ばす」形だ。クラブヘッドに十分な助走距離を取って「さあこれから打つぞ！」と言う態勢である。

これが理想的なインパクト「直前」の形だと私は考える。

よくプロの分解写真などでインパクト後の形をみることがあるが、大事なのは「インパクト直前」である。ここが力が溜まっていなければ、インパクトで一気に解放することは出来ない。私はここが一番大事だと思っている。で、ここから左足を一直線に切り上げて上体のパワーを斜めに受け止め、高速軸回転でボールをヒットするのが「スイング」である。この時に上半身はインパクトの衝撃を跳ね返すために少し後方に下がるぐらいが正しい。所謂、大砲の発射の反動を逃がすショットバックのシステムである。飛ばし屋は総じてインパクトで右足側に体重が残る。この「迫力あるインパクト・スタイル」が私の理想なのだ。

ただ、力の無い女性や初心者などはややもすると「クラブを一本の棒のように腕から伸ばして」水平にボールに当てようとして上体を左に傾け、シャフト全体を「横に振る」ような動きに成りがちなので注意したい。これがアーリーリリースの最大の欠点である。インパクトでは、クラブは「腕と角度」が無ければならない。伸ばしてはダメなのだ。インパクトの最後の所は「ハンドファースト」だと言うことを忘れないようにしたい。

これで大体のスイングでのイメージは出来上がった。後はどれだけ下半身の回転力をインパクト及び飛距離に加える事が出来るか？、という「タイミング」を覚えることである。これをゴルフパートナーで試してみたい。

結果、どうなるかは次回のブログで。