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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

「ZOZO」はゴルフファンへの素晴らしい贈り物

2019-10-24 20:49:03 | スポーツ・ゴルフ
タイガーと松山のガチンコ勝負、と思ったがタイガーが出だしで3連続ボギーと「どうしたんだろ?」と、試合に不穏な空気が流れる。やっぱタイガーも手術とか調子が今ひとつとか、全盛期のようなド迫力のバーディラッシュは期待できそうもないな、と少し可哀想な気もして来た。日本の試合で招待選手としてプレーするのとは違って、「ZOZO」はアメリカPGAツアーの試合である。タイガーといえども、真剣勝負の試合では「楽々バーディ」とはいかない。この試合がツアーのスケジュールの一つというだけで選手の「真剣度」が伝わってきて、試合が「ピリッ」と締まってきているのが分かる。

ところがタイガーが3連続バーディを決めるあたりから調子が上がってきて、観客もようやく元気な応援で盛り上がってきた。松山がトップに立ち、カメラがずーっと追いかける展開は「テレビ放映的」にも理想の展開だ。この組はアダムとスピースが一緒に回っているが、残念ながら調子は今ひとつでボギーが先行する。そんな中でタイガーには「べったり」カメラがついていて、これはこれで日本のゴルフファンとしては「目の保養」ではないだろうか。最初のホールは池に入れたりしてドキドキさせられたが、途中で立て直して5ホールあたりからはバーディチャンスにピッタリつけるショットを連発する。流石にタイガーである、そのまま終わってしまっては如何せん「どうにも絵に」ならない訳だ。

日本で初めての「PGAツアー」ということで期待は大きかったが、「ZOZO」の身売りなどもあり、正直ちょっと心配はしていた。しかし「8万枚」のチケットが完売と観客は相当ヒートアップしている感じで、平均1日2万人の大ギャラリーである。なる程、テレビで見る観客動員は「オーガスタ以上」の雰囲気で大成功ではないか。まあ、ZOZOの前澤前社長も色々不評ではあったが、ゴルフに関しては「素晴らしい大会」の置き土産を残してくれたと評価したい。そんなことを考えていたら、タイガーがまたバーディで「トップと一打差」に迫ってきた。観客のどよめきが半端なく凄い!

最後は9バーディ3ボギーで「タイガーがトップ」という、観客の反応を考えれば「これ以上ない」理想の展開で初日は終わった。ゲーリー・ウッドランドが1位タイにいるが、松山も1打差の3位と絶好調だ。石川遼と星野陸也が2アンダーの7位タイとまずまずの位置で頑張っている。注目選手の一人の「マシュー・ウルフ」とバッバ・ワトソンと小平智が14位で、こちらも中々頑張っている。小平はタイガーと一緒の組なのでちょっとオマケ的にテレビに映っていたが、レッキとしたツアーメンバーで、ショットも調子良さそうだからいい所まで行くかも。

ガルシアとジャスティン・トーマスが25位、トミー・フリートウッドが33位、トニー・フィナウとパトリック・リードとローリー・マキロイが47位。マキロイが47位というのは、私としてはちょっと不満である。ジェイソン・デイとアダム・スコットが58位と不調だが、ジョーダン・スピースが63位と沈んでいるのが心配だ。グラム・マクドウェルが11オーバーで78位最下位なのは可哀想としか言えないが、まだ1日目だから盛り返してくる可能性は充分あるから期待しよう。私としてはマキロイが2日目に爆発して、タイガー・マキロイ・松山で最終組、なんて展開を期待するのだが・・・。

それにしてもタイガーがバーディを決める度に観客の大歓声が沸き起こり、ゴルフが「こんなに楽しいんだってこと」を思い出させてくれる一日となった。ZOZO万歳である。組み合わせでタイガーか松山の組に入ることがカメラに映る条件だから、3日目からの勝負の行方にも目が離せない。こんな大会が日本で行われていると、流石に今週ばっかりは、女子ゴルフも全く影が薄い(私は珍しいことだが女子ゴルフを見ていないのだ!)。しかし松山は、日本中のゴルフファンの期待を背負って重圧に苦しむどころか、「いきなり3位を取ってくるところ」などは「さ〜すが」である。私には完全復調なように見えるが、またお決まりのコメントで「良いのか悪いのか、わかんないっス」なんて言いそうだから、一応「カツカツ3位」ということにしておこう。これで明日・明後日と上位に踏ん張ってくれれば、充分最終日に面白くなりそうである。「そうなって欲しいよね〜」・・・。

ZOZOを観ていたら「またまた」ゴルフへの熱が燃え上がってきたので YouTube で三觜TVをチェックしたら、「クラブヘッドのアタッキング・アングルを緩やかにする」というキーワードが出てきた。これはダウンブローに入りすぎるのを治すためだそうだ。が、私はそもそもダウンブローには打てないので、そういう心配は全然ないと思って見ていたのだが、クラブが鋭角に入っているために「ダフると突き刺さる」のだと三觜先生が話していた。私はその言葉を聞いた瞬間、「そうだったのか!」と膝を打ったのである。我が意を得たりとはこのことだ!。早速クラブを引っ張り出してスイング軌道を再確認する。こないだから「上から打ち込まねば」と必死に練習していたのだが、上から打ち込むと「インパクト・ポイントが一点になってしまう」ことが問題である。今のスイング理論から言えば、緩やかなダウンブローが理想なようだ。その為には「右肩が超下がったスイング」をすること、と三觜先生は解説している。果たして私にそんなことが出来るだろうか?。答えは明日、双伸ゴルフ練習場で試せばわかる。どんな球が出るかな?・・・。胸は期待でいっぱいだが、いつもヘロヘロ球かシャンク連発で「見事に裏切られる」のがオチなのだ。私のスイング道は「永遠にループ」しているらしい(あぁ、無残!)。

最後に、今日の smartnews から「タイガー」の一言。彼は練習する時に「いつもフェースの中心に当てるよう心がけている」そうだ。確かに正確なスイングは、「真っ芯」に当たってこそ、初めて出来上がるものである。では、「打球の中心」はおろか、端っこだってまともに当たらない私は「いったい、どうすればいいんだろう?」と考えてみた。「中心に当てる」とか考えれば、ますます「当てに行くスイングになって、腕が縮こまる」のは目に見えている。誰か、私に本当の解決策を教えてくれ〜・・・。

答え:まず、「振り切る」ことから始めよう、だそうだ。

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