感想:終わる世界とバースデイ その1

2019-03-24 17:59:46 | ゲーム(VITA)




ネットに書かれた「世界が破滅する」という予言。
見た人間は誰も信じてはいなかったが、
他の予言の書き込みが的中していくにしたがって
世の中に不安が蔓延していく。





自分はエロゲーにもライトノベルにも詳しくないが
たぶん一定数の割合で「終末系」の作品が存在するんじゃないかと思う。
分類すればディストピア系とかポストアポカリプス系とかあるんだろうけど
ここで言うのは世界の終末からは逃れられず、
残された時間をヒロインとどう過ごすか、というお話。



ルートごとに世界が破滅する理由は様々で
謎のウイルスだったり謎の氷河期だったり。
とはいえ完全に諦めているわけではなく、
主人公たちが結成する「対策協議会」での日常がストーリーのメイン。




主人公の死んだ親友の妹、入莉。
兄の死がショックで主人公を兄だと思い込んでいる。
極度の弱視。泣きゲーだと五感の欠落って結構あるよね。




夏越。典型的なツンデレ。
自分では「ミカ」を名乗っているが本名は大天使(みかえる)。
なんか不安になる立ち絵だ…。





柊。読みは「ひらぎ」。
厳格な図書委員ではあるがラノベオタク。
パロディ元のラノベが古すぎて草。




引きこもりニートの成子。
対策協議会での情報収集担当。
ネットに毒されてるだけあってネットスラングがうっとおしいw




ストーリーの最中でも各キャラのSNSでのつぶやきが挿入される。
うぜえw でも結構楽しいw





甘々なパッケージに誤魔化されてしまいそうだが、
内容的には鬱展開多め。


ていうか




乳首消し忘れてるじゃねえか!!
エロゲの移植として致命的ミスw

先日Switchのスーパーリアル麻雀で配信停止の騒ぎがあったが
このゲームはうまいこと逃げおおせたな!!


とは言ってもエロには丸っきり期待するだけ無駄で、
本番シーンはまるごとカットされてるし
事後なのに服を着込んでるという不合理。

エロシーン自体は別にいらないが、せめて雰囲気は残せよ!!





ひととおりのキャラ別ルートが終わると真ルートへ突入。

原作の発売が2012年なのでブーム真っ盛りだったのかもしれんが
オチが「ループ物&仮想現実物」ってなあ!!


そんなベタな内容ながら、それでも面白かった!!
ネタがネタだけに設定は相当に無茶苦茶だけれど
それを押し通すだけの語りの巧さ。

色々な面白さの味わえるよくばりセットなノベルゲーでした。


■■■現在の進行状況■■■

真ルートクリア

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