星霜のアマゾネス 公式サイト
3DRPG+おさわりゲーとくれば俺のためのゲームだ!!
まずゲームを開始するとものすごく気になるのが。
キャラの名前。
「ガンタイ」とか「シンイリ」とかナメとんのか。
本名ではなくコードネームのようなものらしいが、
それにしてももう少しなんとかならなかったのかね。
買う前は自分で変更できるものだとばかり思ってたのに…。
まあ変更したところで「トルコ」とか「デリー」なんだけどさ!!
ストーリーは中学生が書いたの?と言いたくなるレベル。
シリアスでもギャグでもセリフのひとつひとつが中二臭くて耐えられん。
世界観の構築すらまともにできていないので、読むだけで脳がぐんにゃり。
雰囲気バラバラなキャラクターたちを見てもらえればその酷さが大体掴めると思う。
声優のチョイスはアニメで準主役クラスの人ばかり。
自分は色んなアニメを観るから知ってる人も多いけれど。
もうちょっと売り上げにつながる人は起用できなかったのかなー。
まぁ有名どころを揃えて売り上げがサッパリなゲームが多いことを考えれば
演技力さえあれば全然問題ないよね!!
でもゲンをかつぐためにも主役が藤村歩はやめようぜ…。
キャラの3Dモデリングについて。
3DSの時点でレベルが高くないのはお察しだけれど
遊んでるうちに慣れてくるし、戦闘時のテンポも思ったよりは悪くない。
ただし。
イベントやエロシーン含めて全て3Dキャラで押し通すのはどうなんだ。
みやま零のキャラデザがメチャクチャもったいない!!
本人の原画でなくてもいいから、せめてイベントグラくらいは
予算をケチらずに二次絵でやってほしかった…。
戦闘について。
パーティー全体の行動に使用する「AP」という値と、
キャラごとに攻撃に必要な「電池」の値があり、どちらが足りなくても行動不能。
最大6人パーティだけれど、1ターンに得られるAPが3なので行動が制限され、
全てのキャラをバランスよく戦わせる戦略が必要になる。
しかし。
戦闘バランスを考えたとき、装備の概念が無いに等しいのが問題。
各キャラの装備枠がひとつで、内容も「攻撃+10・守備-10」のようなものばかり。
結局、パラメータの上昇はレベルへの依存が大きく、
適正レベルを維持させるために敵から得られる経験値が
次のダンジョンへ進むごとに5倍くらいになるので自由度が低く
「遊ばされている感」が大きい。
上手くやれば戦略がものすごく面白くなるシステムだけに
これは非常に勿体無い部分だった。
で。
このゲームの最重要要素のエロシーンについて。
女の子型の敵キャラは、雑魚なら一定確率、ボスなら100%で「因子回収モード」に入る。
画面に表示された女の子の性感帯を見つけ出してタッチし、
制限時間内にできるだけポイントを溜める。
部位ごとにポイントの量が異なるので、いかにすばやく弱点を見つけだせるかがカギ。
タイミングよくタッチするとコンボによりポイントボーナス。
一応「触る」ではなく「見る」という設定なのだけれど
おっぱい揺れるのでどう見てもさわってますね。
こういうアホなシステムは個人的には大好きなのだけれど
前述のとおりポリゴンキャラが微妙なうえ、動きがグニャグニャしてるので
ミミズをつついてるような気分になってクソ萎えた。
結論。
総合的には時間つぶしに遊べる凡RPG。
ただし、公式サイトを見て購入しようと思った人の9割は肩透かしを食らう内容。
値崩れも早いと思うのでそれまで別なゲームを遊ぶことをオススメします…。