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Everyday is a Special Day.

英語、日本のドラマ、日々のあれこれについて熱く語ってます。

映画感想2つ

2005-07-13 14:24:20 | Review
スピルバーグの「War of the Worlds」を見に行きました。邦題「宇宙戦争」で日本でも公開されているようですね。
原作はH.G.ウェルズの古典SFだそうです。何度か映画化もされていてパニック映画としても古典なのかな?
100年くらい前の原作だそうなので、どうしてもストーリーが古くさい雰囲気。一応、舞台は現代のニューヨークなんだけど、出てくるエイリアンの造形とか地球征服とか、私が子供の頃にイメージしてた宇宙人、なんですよね。でも、原作のイメージを壊しすぎるのも考え物だし、これはこれでいいのかも。
お話は超単純。英語が分からない私でも理解できちゃいます。宇宙人が攻めてきて、家族を守るため逃げまどう主人公。うーん。パニック映画の王道。
どーして、彼ら家族だけ助かるんだよっ?!なんで町が壊されても主人公の車だけ無事なんだよっ?!ありえねー!!
と一緒に行った友達と突っ込みつつ、怖がらないといけないシーンで笑っちゃいました。
でも、町が壊されていくシーンとか迫力たっぷり。逃げても逃げても追ってくるエイリアンにもドキドキ。そこらへんはさすがスピルバーグ。
なんだかんだ言いつつも最後まで飽きずに見られました。

トム・クルーズ演じる主人公の娘役の子の迫真の演技に感心してたのですが、有名な「ダコタ・ファニング」という子役だそうです。顔はあんまりかわいくないけど、確かに演技力はすごい。
いつも映画を見に行くと映画生活というサイトで他の人の感想をチェックするのですが、やっぱりこの映画、酷評されてますね。確かに日本で1800円も払って見に行ったら、私も怒ったかも?アメリカでは$6なので、2時間楽しめればいっか、という感じ。日本ももっと映画料金が安くなればいいのにね。

そうそう。すっかりここにupするのを忘れてたけど、「ハウルの動く城」も数週間前に見に行きました。日本語版を見たので完全に理解できるはず。。。だったのに、映画が終わっても謎が残りまくり。
「映画生活」をチェックしたら、やっぱり他にもそういう人が多かったみたいで安心。
動くお城の映像はキレイだったし、ハウルもかっこよかったし、風景などもどこか日本を思い出させる感じで懐かしかった。
でも、あの安易な終わり方は何なの?なんでソフィーは年取ったり少し若返ったりするわけ?ソフィーとハウルはなんで簡単に恋に落ちるわけ?ハウルのころころ変わる性格は一体何?他にも説明がつかない細かい部分が山盛りで消化不良な気持ちになりました。
でも、これは宮崎駿監督作品にはありがちなんだよね。私にとっては「千と千尋」もそうでした。「細かい部分に拘らず雰囲気を楽しむのが宮崎作品の良さ」と言われたらそれまで。でも、ストーリーがきちんと構築されていないとその世界観に浸れない私には、どうも合わないみたいです。言いたいこと=テーマが全然伝わってこないよ。「トトロ」みたいにストーリーらしいストーリーがない作品は好きなんだけどなぁ。

なんて言いたい放題書いたけど、アメリカで久々に見た日本語の映画だったのでうれしかったのも確か。映画の中で雨が降る音が、日本を思い出させてめちゃめちゃ懐かしかった。ここは雨が滅多に降らないので。。
あと、以前見た映画評で酷評されてたキムタクの吹き替え、私的には合ってると思いました。カルシファー役の我集院達也氏も良かった。若い頃のソフィーの声はちょっと無理してる感があったけど、おばあちゃんの時は合ってました。

Movie "Star Wars Episode3", "Titanic"

2005-05-30 14:40:45 | Review
最近、毎日のようにサンダーストームが来ています。
空が一瞬明るく光ったかと思うと、バリバリバリバリッ!もの凄い音とともに雷が。
雨の量も半端じゃないです。文字通りバケツをひっくり返したような勢いで、白くかすんで前が見えなくなるくらい。
日本と比べると迫力が桁違い。アメリカの自然のすごさを感じる瞬間でもあります。でも、1時間もすれば、「さっきのはなんだったの?」というくらい、穏やかな天気に戻ったりして。
私はサンダーストームが好き。汚い物を全部洗い流して、新しくしてくれる感じがするから。そして、雨は日本を思い出させてくれるから。

今日は「スターウォーズ エピソード3」を見てきました!日本では7月から公開らしい。
何を隠そう、私が初めて映画館で見た映画は「スターウォーズ」なのです。(多分)
無類のSF好きの父に連れられて、今はなき隣町の映画館に見に行きました。
その時も話題作でもの凄い混雑ぶり。今じゃ考えられないけど、立ち見になってしまいました。
字幕も読めないような年頃だったし、大人が前にたくさんいて、全然画面が見れない。
しかも、私は女の子。宇宙になんか興味がなくて。
父と弟は楽しんでいたみたいですが、私には「なんでこんなとこに連れてきたのよー。早く帰りたい」と、トラウマちっくな経験となってしまいました。
そのせいで「スターウォーズ」には長年いいイメージがなかったんだよねー。6作のうち、きちんと見たのは3作くらいかな。でも、内容も忘れちゃってるし、そんなに興味ないし。
でも、一応話題作だし、今回がシリーズ最終作、折角アメリカにいるし、ってことで、今日見に行きました。

内容は、それなりに面白かったです。エピソード2を見てなかったけど、なんとなく話は分かったし、台詞の英語も分かりやすかったです。(そもそも戦闘シーンばかりで台詞自体が少ない)
主役のヘイデン・クリスチャンセンは陰があるハンサムでそれがアナキン役にぴったり。奥さん役のナタリー・ポートマン、キレイだと思ってたんだけど、なんだか以前より美貌が衰えたような。。
オビ・ワン役のユアン・マクレガー、この間見たビッグフィッシュとは全然違う役でした。結構好きな俳優さんだったんだけど、やっぱり老けたなぁ。。としみじみ。まぁ老け役だったのもあるんだけど。
戦闘シーンや街のシーンなど、「スターウォーズ」の世界観が貫かれていて、細かい部分までのこだわりがファンには多分たまらないのだと思います。
私が子供の頃、映画って特別な物だった。そう、父親と立ち見でも見に行くような。そんな「特別」だった頃の映画を思い出させてくれる映画らしい映画だと思います。
DVDやビデオより映画館で見ることをオススメします。

家に帰ってからは、ちょうど「タイタニック」がTVでやってたので、見てしまいました。
うーん、やっぱり何度見ても泣ける。「いかにも!」って感じの映画なので、嫌いな人は嫌いらしいけど、3時間飽きさせず恋愛あり、冒険あり、パニックあり、人間ドラマあり、のてんこ盛りのおもしろさはさすがだと思うんだよね。
漂流しながら、ジャックがローズに「何があっても生き抜いて」って言って、その後ローズが気が付くとジャックが息をしなくなっているシーン。必死で助けを呼ぶローズを見ると泣けるんだよね。
以前は二人の純愛に感動してるんだと思ってたんだけど、今日見て意見が変わりました。
何があっても生き抜かなくちゃいけない、それを決意したローズの強さに感動したんだと思うんだ。
人間はどんなに辛くても悲しくても、それを乗り越えて生きていかなくちゃいけない時があって、そのために強くなる必要がある。
タイタニックの事故で亡くなったジャックのためにも、ローズは一人、その後の長い人生を生き抜いていかなきゃいけなかったんだよね。
そして、あのセリーヌ・ディオンの主題歌。あれを聞くとパブロフの犬状態で涙が。。。この映画で何度泣いたかしらねぇ。

…と、最近映画づいている私です。
リスニング力はまだまだ足りないけど、アクションやアドベンチャー物を選べば、台詞も少ないのでどーにかなります。ちょっと聞こえた単語で想像して大まかな筋は追えるし。
見に行く前に日本語の公式サイト等であらすじをチェックしてから行くのもテ。もともと映画は好きなので、これからもボチボチ見ていこうかと思います。

Movie "Sleepless in Seattle"(邦題:めぐり逢えたら)

2005-05-24 15:10:31 | Review
鼻水がまだまだ出るものの、風邪はかなり良くなりました。
今もかなりの鼻声。でもこの声がいつもより高くてかわいい感じで(自分で言うなよ!)好きだったりする。

明日、お客様が来るので午前中は掃除に洗濯と頑張りました。(って、週に一度じゃんっ!)午後から近くの公立図書館と春セメスター通ってた学校の図書館に行きました。
学校に行ったのは先生に用があったんだけど、生憎外出中で会えず。そのついでにどーせ暇なので、図書館で英語の勉強なんかしちゃいました。(自慢するな!)
学校の図書館をうろうろしてたら、日本語コーナーに吉本ばななの「キッチン」英訳版を発見。借りたかったけど、今は学校に通ってないからIDが無効でダメなのよねー。吉本ばなな、デビューした頃は好きだったんだ。「キッチン」を読んだときは、電車の中だったのに泣いちゃったんだった。後にも先にも電車で私を泣かせた本はこの本だけかも。
他にも「とかげ」や「NP」などもあって、なぜに吉本ばななだけがこんなにも充実してるんだろ?と疑問。

家に帰ってからは、公立図書館で借りた映画のビデオ「めぐり逢えたら」(原題「Sleepless in Seattle」を見た。クローズドキャプション付きで見たので、細かい会話以外の主要部分は分かったつもり。
がっ!私の感想を一言で言えば「あり得ない!!!」
だってさ、メグ・ライアン演じるアニーったら、長年の婚約者を捨てて、ただラジオで声を聞いただけの男トム・ハンクスに走っちゃうんだよ?「運命の恋」がどーとか言ってたけど、私にはただの現実逃避の夢を追いかけたいだけのオロカな女に思えたわ。
最後は二人がめぐり逢えてはいハッピーエンドって感じだったけど、アニーの婚約者から見たら全然ハッピーじゃないよ。脇役にしたって彼の立場が可哀想すぎ。
私は、「冬ソナ」を見てたときもそうだったけど(サンヒョクに感情移入)、振られた人に感情移入しやすいのよね。だって、私の現実生活ではモテモテのヒロインタイプじゃなかったからねぇ
いくら恋愛ドラマの主人公ったって、自分勝手に恋を追いかけていいなんてことはないだろー!(って、そう怒るほどのことでも。。)

監督、脚本のノーラ・エフロンといえば、「ユー・ガット・メール」「恋人たちの予感」なども有名。私は断然「恋人たちの予感」のが良かったな。(でもこの時の監督はロブ・ライナー)

Movie "Kingdom of Heaven"

2005-05-18 15:05:24 | Review
ううっ。風邪を引いて、土日は予定をキャンセルして寝ていたのに、熱は下がったもののまだ咳が治らない。元々喉が弱いので、一度痛めると長引くんだよね。。
しかし風邪引いてるのに、昨日も今日もふらふらと出かけてきた。今日はまた一日に3つの予定を消化。しみじみ私って寂しがりや。。。一人でいるのがすごく苦痛で、誰かといると幸せなのだ。
でも、その誰かも誰でもいいって訳じゃないから、そんな多くの仲間にここで会えたことに改めて感謝。

昨日は映画を見てきた。「Kingdom of Heaven」オーランド・ブルーム主演、リドリー・スコット監督。かなりの制作費を掛けたこととロケの壮大さで話題作らしい。日本での公開も始まってるみたいね。
私の感想は。。。テーマが十字軍の遠征で、キリスト教にはあまり興味がないし、世界史も高校で取って以来すっかり忘れてた私にはかなりねむーい映画でした。
たぶん、史実にのっとってきっちり描かれていて、キリスト教関係者は満足!なのかも。
でも、日本人で十字軍の遠征の詳細に興味を持ってる人って少数だと思うので、その手の人には登場人物たちの行動もイマイチ理解出来ないし、感動移入しにくいんじゃないかな。。
あっ、映像はとってもキレイだったし衣装とか舞台背景とかはすごく素敵でした。
まっ、私のpoorな英語リスニング力には、宗教用語や歴史用語がいっぱいのこの映画は難しすぎたので、内容も大して理解できてないと思います。日本語のサブタイトル付きで見たら、もっと理解できたのかも~。とちょっとだけ言い訳。
あっ、オーランドくんはかっこよかったです。でも、今回の彼はとっても凛々しくて、「ロードオブザリングス」の時のたおやかな感じのが好きな日本のファンにはがっかりかも?