蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

若狭がベスト8で敗れる

2019-07-21 22:43:01 | 野球観戦
101回目の夏。
若狭が敦賀気比に敗れた。
結果は3対8。
点数を奪われても、懸命に食らいついた。
最後の最後までいい試合をしてくれた。

ひと夏で地区大会を2度も観戦した経験はこれまでにない。
しかし、今年だけは特別と言える。
この日も、若狭側のスタンドには、保護者に連れられた中学生の姿を何人も目にした。

若狭高硬式野球部。
この1年間、知らぬ間にメンバーの名を覚えていた。
軟式出身者がその多くと聞く。
しっかりと鍛え上げられ、毎年この舞台へと立ち向かう。

そして、県内屈指の進学校でありながら、スポーツとの両立を貫く。
ここで野球がやりたいという想いから選手が集るようである。

昨年の夏は、あと一歩届かなかった準優勝。
今年は、同じ相手を前にしてベスト8で敗れた。

この日、エースが最後まで投げ切った。
難しい打球を4-6-3のダブルプレーで仕留めた。
シングルヒットの間、二塁から生還する好走を2度見た。

当然だが、3年生は敗れた日が引退となり、そこから数か月後には新入生がやってくる。
1年後、再び応援をしたい。
そう確かに願う。
                       おわり
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