蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

深緑のプライド

2023-11-05 21:43:52 | ラグビー
「明日、県決勝を観に行ってくるわ」
昨晩、妻にそう伝えると
「それって高校野球1年生大会の決勝?」
と返ってきました。
県決勝とは、高校ラグビー花園予選の決勝です。

この日、競技場に到着して慌てて中に入ると、そこは若狭側の応援スタンドでした。
辺りを見渡すとラグビー部の応援に駆け付けた野球部員達の姿。
そして、その保護者達の姿。
私にとってこの上にないほど縁のある集団がそこにはありました。
高校野球をしていた長男坊が繋げてくれたこの縁。
こうした人達が観戦席を空けてくれましたが、この日だけは自身が居座る所ではない事は承知していました。
私が向かった先は反対側の陣営。
深緑を身にまとった応援団の数は、あちら側よりもやや少ない印象でした。

毎年この日だけは、行くようにしています。
応援スタンドで懐かしい先輩や後輩と会えるのも楽しみの1つ。
この日もそれは叶いました。
今年は若狭東と敦賀工が合同チームを編成。
単独校の若狭に挑みました。
昨秋の新人戦、今春の総体は若狭が優勝。
若狭有利がこの日の大方の予想だったのかもしれません。
野球部の大声援を背に試合は予定通り開始。
試合は合同チームが終始で主導権を掴んでいました。

30年前に私が身にまとったユニフォームを今の高校生達がそれを身にまとって闘っている姿を見て時代の流れを感じました。
深緑のプライドー
それを魅せてくれました。
後輩達の聖地花園での躍動を心から願っています。
コメント
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