宝石商のメイド 4巻
漫画、やませちか
宝石漫画。
夜会でのエリヤの活躍が新聞に載り、
お客さまが押し寄せるローシュタイン。
整理券を配って対応することに。
戸惑っていたエリヤですが、
受け入れて嬉しく思います。
閉店準備をしていたら
整理券の持った人が遅れたから駄目ですよねと
やってくる。
快く迎え入れると、
その方は宝石を扱った小説を書いてる作家で
エリヤが大好きな作家さんだった。
（その本を最初にくれたのはご主人様）
お互いにサインをお願いすることに。
小説と宝石話で盛り上がる3人。
エリヤをモデルとした児童書で
彼が有名になるのは少し先のお話だそうです。
お店が繁盛しても嬉しくなさそうなご主人様。
なぜなのかエリヤは聞くことにします。
話してくれた過去のお話。
ご主人の本当の家族は亡くなってました。
そして、本当の父親も宝石商で
お客様を大事に接客することをモットーとして
ご主人様の理想であり尊敬する父親だった。
しかし、お店を叔父（父の弟）に譲ると
叔父は金儲けに走りダイヤモンドの詐欺にあい
借金を作り逃げてしまいます。
ご主人様はすでに今の両親に引き取られて
ましたが、その時のことがあるから
自分で現場まで行って石を選び
お店は信用できる1人さえいればいいと
思ってローシュタインを経営している。
だから繁盛しすぎて注目を浴びて
色んな人たちが投資話やら2号店やら
色んな儲け話を持ち込んでくるのが
嫌だったようです。
角が立たないように断るのも大変なようで
下手なことをしたら
今までしてきたことも出来なくなるのではと
不安になってたようです。
エリヤはご主人様の思うままに経営してほしい
と伝えます。
ご主人様も吹っ切れたようでよかった。
ローシュタインの繁盛は続き
整理券ではなく予約制となります。
常連さんが家出をして自分のとこにきた
お孫ちゃんと来店。
ジュエリー職人の父親を継ぎたいのに
双子の兄がいるからお嫁にいきなさいと言われ
家出してきたようです。
彼女はエリヤに弟子入り志願して
しばらく働くことに。
そして彼女の双子の兄は
継ぐのが嫌だと家出。
こちらは当てもなく家出する無謀さん。
たまたま拾ってくれた新聞記者さんに
こちらはこちらで弟子入りします。
そして、地道に取材しているのを見て
色々と思うところが出来た様子。
そして、ローシュタインに取材に来て
再開する双子はお互いに思ってたことを吐露。
お兄ちゃんはお兄ちゃんで出来の良い妹に
焦りを覚えてたんだね。
そして、妹ちゃんは兄よりも上手く出来なきゃ
継がせてもらえないと必死だったんだね。
ということで、2人で継ぐ決心をして
家出は終了するのでした。
そして、エリヤは故郷から戻ってきてという
手紙が届きます。
（会いに来てという意味と捉えた様ですが）
休暇を貰って行くことにするエリヤ。
というところで物語の続きは以下次巻。
その後に番外編が入ってました。
エリヤに宝石を選んで欲しいと言って
あなたに会いに来たのだと嬉しそうなご婦人。
ご主人様のお母様が内緒で予約して
1人旅してやってきたのでした。
（旦那さんは足が悪くお留守番）
息子が買い付け帰りに家に寄った時に
エリヤの話をよくしてるので
会いたかったそうです。
そして、会えて良かったと言われて
嬉しそうなエリヤ可愛い。
お母様が来てることにビックリなご主人様。
3人で夕食をする約束をして
嬉しそうで良かった良かった。
という幸せな番外編でした。
エリヤちゃんの表情が豊かになってきたような
気がします。
次巻も
エリヤちゃんが微笑んでいられますように。
