悪女の定義 全147話
不安な事故で亡くなった芙美は
漫画、Min
原作、Sora
脚色、Yuns
不安な事故で亡くなった芙美は
別の世界の悪女シャティに生まれ変わる。
わがまま娘のシャティは
皇太子レオのことが好きで
親の力でレジーナ(皇后候補)に選ばれていて
皇太子の恋人アイリーンと
皇后の座を争うことに!
という転生悪女モノです。
芙美としてはレオのことは気に食わないけど
レジーナ候補を降りることは出来ず、
皇后になれなかったら
両親や兄や一族への影響は計り知れず
皇后の座を勝ち取るしかない!
と覚悟を決める。
周りに聖女のように思われてるアイリーンが
実は悪女でシャティを蹴落とそうとしていたり
レオも接してるうちに印象が変わり
何より芙美がシャティになってるので
賢く立ち振る舞えるレジーナになってるので
レオのシャティへの気持ちも変わっていく。
シャティ(芙美)は真面目で正義感が強いので
苦しんでる人を見過ごせないので
レオのことは気に食わなくても
元の世界の知識を使って
困ってる地域の人々を助ける方法を
考えて助言をし、
レオもシャティの助言を聞いて
政策を進めシャティのことが気になっていく。
シャティもレオに惹かれていくが
レオはアイリーンの恋人だと思うと
奪うようなことをするのに抵抗があったり
レオの本当の気持ちは何処なのか悩む。
実はレオとアイリーンは恋人ではなく
皇后として華やかに暮らしたいアイリーンが
政務に口出ししない皇后の方が
都合が良いだろうとレオに提案し
恋人として振る舞っていただけだった。
恋人のフリを解消しようとするレオだが、
アイリーンはレオが皇太子になれた
第七皇子の事故死は皇后(レオの母)の
陰謀であった証拠を持ってるとして脅す。
アイリーンを追いつめたいが
皇后を攻撃するのは自分にも害が及ぶしと
アイリーンの罪だけ暴く。
アイリーンがいなくなり
両思いになった2人ですが、
その時にシャティは
芙美という別人がシャティに入ったのだ
ということも全部レオに話し、
レオは好きになったシャティは
芙美が入ったシャティだから問題ないと
逆に誰にも言えず辛かっただろうと
気遣ってもくれます。
何とか落とし所がついたかと思ったが
皇后がシャティのことも
魔獣を使った事故で殺そうとしてたことを
知ってしまう。
このまま皇后を見逃せば、
シャティが皇宮に入った後も
ずっと命の心配をしなければいけないと思い
皇后の罪も暴くことにする。
裁かれる皇后。
皇后の一族は、
これによって落ちぶれることを防ぐため
シャティを誘拐し殺害をしようとする。
危機一髪でレオが助け、
シャティを蹴落としたい人たちは
全員処分することができる。
レオは皇帝となりシャティは皇后になって
めでたしめでたし。
お約束展開でありつつ、
キチンとしたストーリーで
シャティは気持ちの良い女の子で
読んでて楽しかったです。