ふりかけ/B定食

基本は日記。思いつくまま、気のむくまま。ふたを取るまで中身が見えないから、定食というより、“どんぶり”ですかね。

置き薬。

2007-11-27 09:32:09 | Weblog
●では、気を取り直して、もう一度.....。

●それにしても、このところ、ちまたに薬屋さんが溢れてると思いませんか? ドラグストアと称する大型店鋪が、通りの左右にドンと建っていたりするんですもの。あれで、商売が成り立って行くのか...、余計な心配をしたくなります。
(そのせいか、昔ながらの薬屋さんというのは、めっきり少なくなったような。あっても、人の出入りを目撃することが、ほとんどありません。ま、薬屋に限ったことではありませんが。)

そんなご時世にもかかわらず、うちにもあるんですよ、“置き薬”。
数日前に、精算と補充をしたばかりです。


昭和の時代。まさに“三丁目の夕日”の時代。どこの家にもあったはずです。『越中富山の家庭薬』とか書かれた木造りの引き出し式の薬箱。大切に、タンスの上なんかに置かれていたものです。
【グーグルで検索して写真みつけてきました。勝手に使わせてもらいます。ごめんなさい。)
これです、これ。うちにあったのは、左側でした。子どもは、おみやげにもらえる四角い紙の風船が楽しみでしたっけねえ。

●さすがに今ではプラスチックのボックスですが、健在です。
うちの場合は、風邪薬、胃薬を中心に、7~8種類も入ってますかしら...、でも、それで充分。いざという時に、結構役に立ってくれています。
具合が悪くなる時って、夜中だったりするんですよね。コンビニに薬をという論争がありましたけど、解ります。それに、本当に具合が悪い時に、誰が好き好んで、薬のためにわざわざ外へ出たいものですか。だから、置き薬。 コンビニより置き薬ですね。

とりあえず間に合わせておけば、翌日病院に駆け込むもよし、“石を投げればドラッグストアのガラスにぶち当たる”昨今ですから、もっと症状に合ったものを買ってくるも良し。虫に食われて、夜中に痒くて痒くて....って時なんか、とにかく薬箱の中の“かゆみ止めのチューブ”で救われるんですから。

●あ、ただし注意しなければいけないのは、やって来る営業マンの中には、見事なセールストークの持ち主が多いので、うかうかしてると、口車にのせられて、高いサプリメントやドリンク剤や、はては入浴剤なんかを買わされてしまうこともありますからね。要らない時は、『要りません!』とハッキリ断りましょう。


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7 コメント

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あったあった! (チュウちゃん)
2007-11-27 12:19:48
うちにもあったぞ左側の薬箱。

中学生時代に短期間だけ買ってたので紙風船のありがたみは薄いのですが、
頓服薬とか熊胆円とかケロリンとか赤玉・・・レトロな名前とパッケージが興味深かったな~

うちの方にはなぜかないんです、ドラッグストア。
だからふりかけ屋さんち近くのスギ薬局までいきます。あそこは安いしクーポン券で10%引きは魅力だもん

栗田美術館をトラバさせていただきました。また行ってみたいのよ
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おおぉ~!! (二夜)
2007-11-27 12:49:15
(*^-^)/\(^-^*)ナカマ!

我が家は未だに置き薬派です。
もちろんプラスチックの箱に変っていますが、昔の箱もどこかに残っているはず・・・。
「赤玉」は今でも「旅行の友」となっています。

見事なセールストーク>そうそう。これが曲者ですよね。ハハはこの間「十六穀回復米」なるものを買っておりました。まぁ、美味しかったから良いのですが・・・

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Unknown (ふりかけ屋)
2007-11-27 13:47:57
チュウちゃん。

トラバ、ありがとうございます。

私なんて、たまには龍が丘のカワチやサンドラッグまで足を伸ばすことがありますよ。スギ薬局って、Quizモールの中に入ってるとこかいな? ...私も時々行きまっせ。
ほんとに薬を買うことって、めったにないんだけど...。


二夜さん。

え~~っ! 古い置き薬の箱、あるんですか?
それはすごいなあ。
そうそう、“赤玉”とか“トンプク”とか、“ケロリン”とか、今でもパッケージの絵柄が頭に浮かびますものねえ。
おっと、赤玉とか、熊の胃とかは、今でも入ってるなあ。(驚)

実はねえ。私もこの時、↑薬草の入浴剤買っちゃったんです。
納得ずくで買ったから良いんですけど、20包で4000円だって。
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お答えします (こきりこ)
2007-11-27 23:45:18
ってだ~れも聞いてないよなー・・
富山の薬はいまやモンゴルにまで発展しています。
この間テレビで見たけど遊牧民達がとても喜んでいるそうな。
先用後利といい、使った分だけ後で支払うという大変合理的な商売です。
先日うちでも近所の売薬さんが来て入れ替えをし、600円払いました。たった600円で気の毒でしたが・・
なんせ職場に薬屋さんがあるのでついそこで買ってしまいますよね。
なので、昔から売薬を生業としていた人たちも少なくなってきたとか。
でも、いざというときあったら便利なのです。
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納得! (ふりかけ屋)
2007-11-28 08:45:25
本場富山のこきりこさん。

なるほどねえ。納得ですよ。薬そのものの品質が高いこともあると思いますが、あの支払い方法は独自のもの。遊牧民の方立ちにはまさにピッタンコ。入れ替えにむこうから来てくれるのもグッドですものねえ。

はい、我が家もたまには、お支払金額0円ってこともあるんです。なんだか気の毒で....。そのせいか、業者さんんがどんどん潰れて、会社名がコロコロ代わって、薬箱の表のシールがどんどん分厚くなってきてます。
10円饅頭同様、なんとかがんばって、この制度続けて行ってほしいです。
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Unknown (金さん)
2007-11-28 10:55:12
消えた記事を追ってやってきました。

実家の薬箱は左の木のやつだよぉ。今だ現役。
さすがに薬屋さんはこなくなったので、買ってきたのを入れてますが、実家で頭痛といえば、「オブラートでけろりん」ですぜ。いまだに。
子供の頃、紙風船欲しくて、薬屋さんくるとわざとチョロチョロ顔出したなぁ。

我が家にも置き薬屋の箱あるけど、引っ越す時になんか持ってきちゃってそのまんまだわ。
これって、けっこう泥棒なのかも。タラリ。
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実はうちも...。 (ふりかけ屋)
2007-11-28 20:19:55
金さん。

実はね、うちにはもうひとつプラスチックの薬箱があるんです。やっぱり引っ越しの時、古巣から持ってきたものです。
ちゃんと連絡して、新しい住所も伝えたのに、結局その業者さん、待てども暮らせども来てはくれなかった。(その後電話もしたんだけどなあ。)

そういう訳で、その箱、中身の薬もふくめて、全部頂いてしまったんですけどね......。やっぱり泥棒? タラリ。

金さんの時代も、紙風船あったんですねえ。私の時代で終わりかなって思ってましたよ。
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