風のぱれっと  (ぱれっとパート2)

きれいな色をのせてみよう
受験生の母 かけだし川柳 父と母のこと 読書 など

ディア・ライフ アリス・マンロー著 新潮社刊

2014-04-15 09:58:08 | 読書


アリス・マンローは1931年にカナダで生まれ「短編小説の女王」と評される作家。
本書は2013年 ノーベル文学賞受賞作。

全14編、短編ですからひとつひとつのお話は長くはないのですが
推敲を重ねる作家らしく
彼女が考え抜いた結果がひとつの言葉になって出てくるので
どうしてどうして“読み飛ばす”訳にはいきません。

一日に一つのお話…
言葉の意味を探る楽しさ!

読み終わると不思議な感覚に…
なぜか、子供のころのことや、母のこと
若かったころのこと、
いろいろなことが、自然に思い出されてきたのです。
それは、記憶の底からふつふつと湧いてくるという感じで
無理やり思い出そうと努力するというのではありません。

そう言えば…あんなこともあった こんなこともあった 
と、自然に、次から次へと…

当時はわからなかったけれど、
あれは、こういうことだったのかもしれない…などと

お奨めです。   











咲きました

2014-03-28 20:36:19 | 受験生の母


咲きました  

泣けてきます。
不思議ですねぇ…


花はまだ?

2014-03-26 20:58:15 | 受験生の母


花粉対策のマスクをしていても
強く香ってくる沈丁花。
寂しそうな名前ですな、でも、芯が強い感じ…

15年も続いていたパソコン倶楽部が幕を閉じました。
もともと「地域の初心者の方々のお手伝い」という目的で
始まった集まりでしたが
パソコンも普及して、お役御免というところです。

今年になって終わりが見えてきて
ちょっと落ち込んでいました。
2,3年のうちには仕事も定年になるし
そのあと、なにをしよう…

なんとかロス、かな? 
軽いウツ状態だと思う。

気持ちは落ち込んでも
仕事は忙しいし
つれあいの健康もきにかかるしで
思う存分落ち込めない。

このブログだって、愚痴っぽいこと甚だしい!
どうぞご勘弁を。

早くお花見したいよ~!



昨日東京は桜が開花しましたが
ご近所の仙川沿いでは、あと一歩という感じ。

一方、咲き始めたらもうこんなに満開なのが雪柳。
おいでおいでと風に揺れて
私をどこへ誘ってくれるの?


まつがいがいっぱい

2014-02-04 15:39:25 | その他


気温の上がり下がりの激しいこと…
今日のこの天気では、梅もさぞかし…などというのは梅に失礼なのかもしれません。
深大寺近辺で2日撮影。

糸井重里さんの「ほぼ日刊糸井新聞」ご存知ですか?
そのなかに「いいまつがい」というコーナーがあって爆笑ものです。
ヒマなとき、落ち込んだ時、優越感に浸りたいとき?
和みたいとき、ま、いつでもいいんですが…

しかし、怒涛の年末年始
寄る年波が拍車をかけて、まつがいだらけの今日この頃です。

写真を撮るとき「はいチーズ」などと言いますが
「ウニとカニ~」も今風だよ、などと教わって
さっそく言った言葉が… 
「ニラとカニ~」
お正月早々、全員大爆笑の記念写真となりました。

  

「迷宮」(めいきゅう)と書いてラビリンス
「子守唄」(こもりうた)と書いてララバイと読ませる…
テレビ欄でみつけた「名探偵コナン」の映画のタイトルは
「14番目の標的(ターゲット)」とありましたが
思わず口から出たのは「14番目のヒョーゲット」(だったらしいのですが)
息子が吹き出しても、なんで笑っているのか、訳を言われるまでわかりませんでした。

  

2月2日は日曜日で、深大寺の節分会がありました。
成田山にはとても及びませんが
境内で毎年豆まきやら地元の子供たちの太鼓などが披露されます。
小さいながら結構な人出で、まかれる豆をゲットするのは大変です。
帰宅して、我が家でもさっそく豆をまきました。
しかし…

節分って2月3日だったのねぇ…
ま、いっか…


謹賀新年

2014-01-03 20:17:51 | その他


明けましておめでとうございます。

我ながらずいぶんと長い間投稿しなかったなぁと驚いています。
気を取り直して、仕切り直し。

11月に怪我をして、骨折してないと言われたまではよかったんですが
一向に良くならなくて
立ったり座ったりするたびに激痛!
一歩歩くのもままならず、
それでもレントゲンには変化なし…

右半身を打って
右足で階段は登れませんし
自転車のペタルも踏み込めないし
それどころか、簡単な方向転すらできない
まるで昔のロボットのようにぎくしゃく…

さすがに3週間仕事を休みました。

4週間目にとった写真でやっと骨折が判明。
フィギュアスケートの高橋大輔選手と同じ『骨挫傷』というもの。
ずっと首を傾げていたセンセイも感無量というおももち。
骨がずれていなかったので
自宅療養ですみましたし、
激痛をこらえながらも、自力でトイレに行ったりしていたので
却って早く治ったのかな?とも思っています。

それにしても高橋選手、骨挫傷からひと月後に全日本に出場なんてびっくりです。
私とは年齢が大違いですが
私が「スポーツでもなんでもやっていいよ」と言われたのは
怪我をしてから5週間後でした。



一難去って

2013-11-07 11:07:50 | その他


仙川公園の桂が色付き始めました。
落葉した桂の葉を見ると、その薄さといい大きさといい
どうも、薄焼きのおせんべいを思い浮かべてしまいます。

今年は残暑、台風、秋がなくて、冬、みたいですが…

最近、ちょっと重い荷物を移動させるのに
一人では無理だったので二人で台車に乗せたら
ぎっくり腰ではないけれど背中を痛めてしまいました。
娘はここぞとばかりに「もう年なんだから」とニヤニヤ。
「それを言うな」と、カッカするわたし。

ああ、それなのにそれなのに
一難去って、また一難 
昨日仕事中に、他人の足に蹴躓いてころんでしまいました。
頭は打ちませんでしたが、右半身をしたたか打ち
時間がたつとともにどんどん痛みがひどくなって
2時間もたつとまともに歩けなくなってしまいました。

骨折していたらどうしよう…
不安な時間を過ごした後で
レントゲンに異常なし、と言われた時うれしかった~  

一晩経った今は痛みどめが効いて
へっぴり腰ながら歩けるようになりました。

一時はもう歩けないのかな、とか
仕事を辞めることになるのかな、とかいろいろ考えました。
普通に歩けるってすごい。 








ばいきんまん

2013-10-15 18:53:07 | その他


キンモクセイって形よく選定されているのを見慣れていますが
これはたぶん一度も植木屋さんの手がはいっていないようです。
中央高速の脇で空の高みを目指しています。

台風26号の心配をしてTVをつけたら
やなせたかしさんの訃報が目に飛び込んできて
すっかり忘れていた20年も昔のことを思い出しました。

息子の幼稚園の卒園行事で、いわゆる謝恩会ですが、
母親たちが出し物をやることになり
なんとアンパンマン体操
それぞれがキャラクターに扮して舞台狭しと踊ったのです。
で、わたしはばいきんまんでした。

黒いTシャツに黒いタイツ。
小さな羽を背中に、頭に角をとりつけたカチューシャ、
黒い太いしっぽをお尻につけて、
このしっぽを作るのがなかなか大変でした。
カクッと曲がっているところを作るのと
お尻にうまく付かなくて…

配役は立候補だったような気がしますが…
目立ちたがりだったんでしょうかね?
なり手が無かったような気もします。

ばいきんまんってアンパンマンをのぞけば主役みたいなもんです!
メカにめっぽう強くって
どきんちゃんにめっぽう弱くって
めげない…
ばいきんまんあってのアンパンマンってところかしら…
(やなせさん、ゴメン)

音楽が鳴り出すといっしょに体操をはじめる子もいて
出し物は大成功を収めたのでした。

あまちゃん効果

2013-09-26 20:41:18 | その他


雨が上がった後も、桜の葉が降ってきます。

つれあいが仕事帰りにハイテンションで電話をしてきて
「今日さ、フジテレビに取材されちゃった」
なぬっ!  

「で、いつ放送されるの?」
「知らないよ、言わなかったもん」
「ちょっと、そこんとこ大事でしょ!」

電話を切って、一人で笑ってしまいました。
「ちょっと、そこんとこ大事でしょ!」って
『あまちゃん』の春子さんそのまんまの口調だったから…

最近では珍しく朝ドラが面白くて、とうとう録画でみんな見てしまいました。
春ちゃんのようにずばずばとものが言えたらいいなあと
ちょっと羨ましく思っていたので
ついに春ちゃんが乗り移ったのではないかと思っています。

ついでに?あのエネルギーも欲しいな!

小泉今日子さんのアイドルらしい歌も、薬師丸ひろ子さんの透明感あふれる歌声も
久しぶりに堪能しました。
アイドルを卒業して、着実に大きくなったお二人に拍手です。

              





7年後

2013-09-15 10:35:42 | ニュース


ポーチュラカ。
直径3センチほどの小さな花がたくさん咲きます。
赤、黄、ピンク、白の四色。
お日様と水が大好き。

最高記録は一度に110の花をつけました。
花骸つみは大変ですが数を数えながらのお楽しみ。
10月まで咲いてくれるそうで毎朝ウキウキしています。

いつも朝7時半ごろにはすっかり花開くのですが
今朝は台風のためでしょう、10時半というのに半開き。
紡錘形のつぼみのままのものも散見します。
(写真は今朝のものではありません)




2020年東京でのオリンピック開催が決まりました。
7年後、私は70才チョイ手前、
はたして何をしているでしょうか?

ここ2,3年、定年後の暮らし方をあれこれ考えていますが
はっきりと、未来を描けないまま、ずるずるときています。
それが7年と具体的な数字で言われて…

はたして生きているのかどうかも?
悠々自適とは程遠いものになりそうなことだけは確かです。
根っからのんびり屋で
いつも残り時間が表示されてからあわてて動き回るタイプ。
幸い、今まではケセラセラでなんとかなってきましたが…

閑話休題

前回のオリンピックのときは中1でした。
学校で国立競技場に連れて行かれて、ホッケーの試合を観戦しました。
なにしろ一番上の方の席で、選手が小さく小さく見えました。
この話を息子にしたところ、息子曰く
「北野武も国立でホッケーを見たって言ってるよ!」
ナニ?
ってことは、となりにいたのかも知れないってこと?!
びっくりですねぇ…
結局、どことどこの国の試合かも、
何対何でどこが勝ったのかもわかりませんでした。
これが私の唯一の「国立」体験。

またまた、息子曰く
「次も国立でホッケー見ようよ」 ン?
そういうことなら、ルールぐらい勉強しとかんとね。
でも残念なことに、ホッケーは国立ではなくホッケー場を作るんだそうで
65年ぶりの国立ホッケー再体験はかなわないようです。






ア☆ラ☆ス☆カ☆9

2013-07-29 20:50:20 | 季節・風景

ウチのクマです。
アラスカ土産の紅サケのぬいぐるみは
彼にぴったりのサイズで
名前はモンタ。
片時も手放したことはありません。









さてさて、あとはただ飛行機の座席に座っているだけ、と思いきや
最後の難問がありました。
それは『耳』







連日、離陸、着陸を繰り返し、そのたびに耳が痛い!
都庁、六本木ヒルズ、スカイツリー…
高尾山のケーブルカーでさえ、耳が痛くなった前科があります。
今回は高度10000メートル超えの上がったり、下がったり!
娘は平気なのに、なんでわたしだけ 
飲み込む唾さえ出てこない…
空港で耳鳴り対策として買っておいた飴がどんどん胃袋へ消えていきました。

この次飛行機に乗るときは
無理を言って、大ジョッキになみなみと水を用意してもらいましょう。
地に足が着いてから、2週間以上経ちましたが
いまだに思い出したように時々耳が痛くなるんです。

    

3泊で睡眠時間の合計が10時間というのは
時差ボケのためか?  寝坊恐怖症か?!
娘は移動時間に熟睡したようですが
“引率者”はまるで眠れず
そのせいかどうか
浮腫んでしまって、腕時計がぴちぴちで腕に食い込むしまつとなりました。
1キロ太って帰ったのはすべて水!?

霞ヶ浦が眼下に見えてきました。
最後の機内アナウンスが英語、日本語、中国語でありました。
「間もなく成田に到着いたします。到着時刻は定刻16時30分、気温35度、湿度が高いです。」
日本は猛暑…
私は耳が痛い!

    

アラスカに行ったというと驚く人が多くて
逆にびっくりしています。
星野道夫さんのように原野にテント生活をしてきたわけでもなく
植村直己さんのように雪山にのぼったわけでもないので…

なにはともあれ
誘拐されたり病気になったりせずに帰国できてよかったです。
ながながとお付き合いいただいてありがとうございました。   
アラスカのお話はこれでおしまいです。