●今年も、さるお方から、柿が届きました。
“さる”お方とは、仕事でお付き合いのある某会社の会長さん。
そうなんです。仕事の発注元から、折々にお届けものがあるんです。
普通は逆です。恐縮なんてもんじゃあゴザイマセン。
やれ、ぶどうだ、柿だ、みかんだ。
いつも、こだわりぬいた逸品を、産地直送で送ってくださいます。
当初、めったにお目にかかることもないし、それほど頻繁にお仕事で関わる訳でもないし、なにゆえ、私ごときに...と、不思議に思ったものです。
でもね、今は、素直にありがたく頂戴しております。
なぜなら。
その会長さん。この後、私がお送りする“お礼状”を楽しみにしていらっしゃるんですって。
もちろん、イラストと、(ひとこま絵日記でご承知の)あのヘタクソな書き文字の、無礼千万なシロモノです。
......何が功を奏するか、解らないものですね。 遅くならないうちに出しておきましょ。
●この丸い入れ物に入って届く柿は、十九号柿といって、とても珍しいものらしいです。
糖度24度と甘い。大きさもまちまちで、昨今のキズひとつない、作りもののような柿とは、いささか趣を異にしておりますが、まったく種がなくて、食べ易いし、美味しいんです。
種がないから、サラダにして食べたりします。
●ただし、足が早いから、早めにあちこち、お裾分け。
なおちゃん、ゆりさん、待っててちょーだい!
お好きですか?
柿が赤くなると、医者が青くなるというくらい栄養価も高いんですよね。
19号柿。
大きな柿です。色も濃くて、いかにも丹精込めて育てられたなと思わせてくれます。
じつは、私も柿大好きなんですけど、ある頃から体質が変わってしまって、沢山食べるととたんにお腹が痛くなってしまうんです。冷えるようで.....。実に残念無念デス!
但し、とにかく甘くて美味い。
真田幸村で有名な和歌山の九度山の柿農家では、出荷用品種とは別に自家用に1本だけ19号を植えてる家が多いんだとか。
その九度山の選果場隣接の売店で写真の入れ物に入ったのを売ってました。