お酒の話しでもしましょうか。

●ビールが好きですねえ。今はもっぱらビール一辺倒。（あ、うちで飲む時は、発泡酒です。ビールと発泡酒の味の違いなんて、私には判りません。）
適量は、350ミリ缶...１本。はい、それで十分です。ふんわか良い気持になってます。

●若い頃は（20代）良く飲みました。....飲めました。
注がれるままに、“なんぼでも”行けた気がします。だけど今は、外で飲んでも、中ジョッキ２杯が良いところで、やっぱり、年ですかねえ。

●ああ！何と言ったかなあ、あの会社。...今ふっと、思い出しました。

●フリーになって間もない頃。
今と違って、パソコンなんてありません。携帯電話もなければ、ファクシミリも存在しなかった時代です。電話でお呼びがかかると、何はともあれ、打ち合わせに出向きます。
悠長で、良い時代でしたねえ。

六本木にあるそのオフイスは、とんでもなく忙しい会社で、いつ行っても誰かいるんです。
急ぎの仕事を頼まれて、「いつでも良いから持って来て。」と言われて、それならばと朝の８時頃に持って行ったら、それでもちゃんと担当者が出てきましたっけ。ステテコに腹巻き姿で......。

さて、ある日の夕方近くに呼び出された私、何はともあれ、はせ参じました。
打ち合わせ用の大きなテーブルに陣取って待っておりますと、担当の部長が、各々の前に空の湯のみ茶碗をポンポンと置いて行くんです。そうしておいて、机の下あたりから一升瓶を持ち出すと、トクトクと、注ぎはじめましたねえ。
「お茶....代わり.....かい！！」
そこにいた数人の、だ～れも、異論を唱えるもの無し。いたって普段通りのなり行きと言わんばかり。その後に、ちゃんと打ち合わせの資料やなんかも、配られたりして.....。

●今にして思えば、『その中に私がいたという事』『私は一応女性であるということ、』『成りゆきからして、誰もその事実を認識していなかったということ』.....。なんだかなあ～～～！

●そうそう、そういう事があった後、親戚が送ってよこした『身欠きにしん』を差し入れしたら、御大、めちゃめちゃ喜んでいましたっけ。