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北方領土現地視察に行きました。百聞は一見にしかず。

2024年08月13日 | ワジチャンのつぶやき
東京都のある企画で、社会科教師として視察に参加させていただく機会を得ました。
冒頭写真は納沙布岬です。この日は晴れて島を望むことが出来ました。

「四島は一括返還でなければならない」 「沖縄や奄美や小笠原は住民の追い出しをしなかった。そして返還されたのだ」
「返還されて80年近くすむロシア人を追い出すつもりはない」

数々の言葉が心を揺さぶり、来なければ分からないことがたくさんありました。

一時、二島返還やむなしという空気が漂っていたことを思い出しました。しかしそれでは・・・・・。

写真に少し解説を加えて報告といたします。











初日の一番最初に訪れた「羅臼国後展望塔」は霧のため、島や海を見通すことは出来ませんでした。
元島民の話もなかなか聞けなくなる昨今、ビデオに収めるということも大切なことと思いました。







現地の知床未来中学校では、どのように北方領土の学習を行っているのかを教えていただきました。





2日目の朝、少々早起きをして羅臼の海岸近くをランニング。
昆布漁をしている船を見かけました。この漁も結構命がけで、中間線を越えると確実に拿捕されるそうです。





この視察では、バスを利用して各地に連れて行っていただきました。2日目の最初は野付半島です。







ココでは、キタキツネにも出会えました。













徐々に天候も回復に向かう気配の中、次の見学地へ。



次はニホロというところへ。日本と北海道とロシアをつなぐという意味で「ニ・ホ・ロ」と名付けたそうです。







元島民に方の生の話を聞く機会を得ることが出来て、勉強になったという言葉ではまとめられない、様々な思いが駆け巡ります。
本当に貴重な機会です。



道の駅スワンを経由して、納沙布岬へ。



上の写真は「四島(しま)の架け橋」というもので、アーチの下には灯がともっています。





この灯は、沖縄から持ってきたということです。返還された沖縄の希望をこちらにもという思いからです。



北方領土資料館でも詳しい説明をうけました。







自然豊かな北海道では、先ほどのキタキツネだけでなく、タンチョウやエゾシカとも出会えました。

そして最後に釧路に向かう途中の道の駅や車内からも、綺麗な風景が見られました。







最後は釧路の夕陽に別れを告げて羽田に戻りました。



貴重な体験を、現場で少しでも生かせるように精進いたします。



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